※この作品はR-18です。

そうだ、勇者を喚ぼう ~亡国の王女の決断~   作:布施鉱平

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ロリーナの危機

 ロリーナ・ペ・ド・フィリアは不満だった。

 

 昨日、正男への復讐に失敗してからというもの、胸の奥にずっとモヤモヤした何かが渦巻いており、いくら正男を枝で叩いても、そのモヤモヤが消えて無くならないのだ。

 

 むしろ正男を見る度にモヤモヤは強くなり、ロリーナは自分でも理解できぬその感情に不満を募らせていた。

 

 いったいどうすれば、このモヤモヤを消し去ることが出来るのか。

 

 3秒ほど考えた末、ロリーナは気晴らしに散歩へ出かけることを決めた。

 

 王女だった頃にはひたすら王宮に引きこもっていたロリーナだが、王宮は広く、花や植物の植えられた中庭もあった。

 

 しかし宿の室内ではろくに歩き回る事も出来ず、植物といっても鉢植えの観葉植物が二つほどあるだけ。

 これではストレスが溜まるのも無理は無い。

 

 故にロリーナは、広々とした外を歩けば、幾分かでも胸のモヤモヤが減るのでは無いかと思ったのだ。

 

 思いついたら即行動に移すのが、ロリーナの良いところである。

 

 ロリーナは、正男が自分のスーツを犠牲にして製作した男装用の服を着て少年に変装すると、誰にも何も告げずに外の世界に飛び出した。

 

 森と違って空気が美味しいわけでも景色が美しいわけでも無いが、それでも部屋に閉じこもっているよりはずっとましだ。

 

 ロリーナは鼻歌を歌いながら無目的にとことこと歩き出し────

 

 

 ────そしてそれから10分も経たずして、ガラの悪い男たちに絡まれていた。

 

 

 当たり前である。

 

 ロリーナ一行が寝泊まりしている宿は、表通りから遠く離れた、一般人はまず近づかないような『いかにもな場所』に建っているのだ。

 

 そのいかにもな場所を、裕福そうな身なりの美少年が歩いていればどうなるか。

 

 拉致→レ☆プ→身代金という流れか、もしくは、

 

 拉致→レ☆プ→人身売買という流れかの二択である。

 

 つまりロリーナは現在、絶体絶命のピンチにあるわけだ。

 

「なんじゃキサマらは!」

 

 ロリーナは厭らしい笑みを浮かべながら近づいてくる男たちに対し、よく撓(しな)る枝を振り回して威嚇した。

 

 だが、それで引き下がるのは正男のような紳士くらいのものである。

 

 荒事に慣れた男たちに、そんな子供だましの攻撃が通用するはずもない。

 

「あっ!」

 

 あっという間に枝を奪われ、ロリーナは地面に押し倒されてしまった。

 

 男たちはニタニタと笑いながらロリーナを取り囲み、垢にまみれた汚らしいイチモツを晒す。

 

 そこでようやくロリーナは、男たちの目的を察した。

 

 自分に向けられる悪意を、欲望を理解した。

 

 王宮で生まれ育ち、革命の際には事前に察知して逃亡に成功していたロリーナにとって、直接そういった感情を向けられるのは生まれて初めての事であった。

 

 体が震えた。

 

 目に涙がにじんだ。

 

 そんなロリーナの様子を見て、嗜虐心を刺激された男たちのイチモツがいきり立った。

 

 

 …………

 

 

 ……だが、男たちは勘違いをしていた。

 

 ロリーナは生まれついての王族であり、そして生まれついての天上天下唯我独尊王女様だ。

 

 下賤(げせん)な男たちに組み敷かれ、穢れた欲望を向けられ、汚らしいイチモツを見せつけられたロリーナが感じたのは恐怖などでは無い。

 

 怒りだ。

 

 身を震わせ、目に涙を滲ませるほどの怒りが、ロリーナを支配していたのだ。

 

 故に、ロリーナは叫んだ。

 

 この身の程知らずのクズどもを誅伐せねばならぬと心に決め、彼女の忠実なる下僕の名を声高らかに呼んだ。

 

「マサオ~~~ッ!! さっさと来んか~~~ッ!!」

 

 

 ────その瞬間。

 

 

 まずロリーナに覆い被さっていた男が消えた。

 

 なんの前触れも無く、まるで最初からそこに存在していなかったかのように姿を消した男は、なぜか顔を陥没させた状態で近くの壁にめり込んでいた。

 

 そしてそれだけでは無く、地面に倒れていたはずのロリーナの姿すら、その場から消え失せていた。

 

 動揺する男たちの背後から、荒い息づかいが聞こえてきた。

 

 男たちが振り返ると、そこには────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────モコモコしたファンシーな腰巻きとベストを身につけ、ロリーナをお姫様抱っこの体勢で抱えたまま、恐ろしく大きなチ☆ポをギンギンに勃起させた、一人のおっさんが立っていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……話は五分ほど前に遡る。

 

 その日、正男は朝から憂鬱だった。

 

 言わずもがな、昨日正男とジャンヌの間に生まれた(?)、オナホ妖精(フェアリー)エロースの存在が原因である。

 

 オナホ妖精エロース(以下:フェロースと呼称)が、昨日飛んで出て行ったきり、まだ帰ってきていないのだ。

 

 別にフェロースの心配をしているわけでは無い。

 

 アレは頭がおかしいとは言え、歴(れっき)とした神……のはずだ。

 下界の生き物にどうこうできるような存在では無いだろう。

 

 心配なのは世の男たちである。

 

 正男も昨日味わったが、フェロースの膣(オナホ)は反則であった。

 

 ムチムチで、キツキツで、ヌルヌルで、そのうえ吸い付いて、絡み付いて、しゃぶり付いてくるのである。

  

『竿役おじさん』の肉体を持つ正男ですら、一分も持たないほどの名器だったのだ。

 

 普通の男であれば、間違いなく秒殺であろう。

 

 あんなモノを知ってしまっては、今後まともな性行為が出来るかどうか……

 

 故に、正男はこの世界に住む男たちの性癖が歪み、それが少子化に繋がっていくのでは無いか、ということを憂いていたのだ。

 

 突然拉致されて来ることになったとは言え、正男はすでに、この世界に骨を埋める覚悟を決めている。

 

 このままエロースを放置するのも後味が悪いし、ジャンヌの処女を奪ったうえに膣内射精(なかだし)を決めてしまっているし、何より、正男はロリーナの事を放っておけなかった。

 

 あの純粋かつ唯我独尊な幼女(に見える成人女性)は、正男がいなくなれば一瞬にして誰かの餌食になってしまうだろう。

 

 それを想像するだけで、普段は温厚な正男の精神が荒ぶり、心が怒りに燃えるのだ。

 

 これが正男自身の心がもたらした感情なのか、それとも勇者の力として与えられた『エロ同人の竿役おじさん』の影響なのかは分からない。

 

 だが、たとえそのどちらであろうとも、正男は自分で考え、そしてロリーナを守り抜くという事を決めたのだ。

 

 紳士である正男が、その決意を翻す事はあり得ないのである。

 

 ……と、正男が部屋で一人、エロースへの対処とロリーナへの愛情に思いを馳せていた、その時。

 

「~~~! ~~~!」

 

 正男が持つ能力の一つ『盲目のレ☆プおじさん』が、遠くから聞こえてきたロリーナの叫び声を感知した。

 

 普通の人間であれば気づくことも出来ないような小さな声だったが、異常な聴覚を持つ『盲目のレ☆プおじさん』は違う。

 

 ロリーナの叫び声の内容を一言一句間違うこと無く聞き取ったうえで、その声が発せられた場所も、現在ロリーナが置かれている状況も、周囲の音や男たちの声から瞬時に読み取ることが出来た。

 

 正男の中に、激しい怒りと焦りが生まれた。

 

 ロリーナに手を出す男は許してはおけぬ。

 

 だが、ロリーナが暴行されてしまう前に、ここからロリーナのいる場所までたどり着けるかどうか……

 

 そう、部屋を飛び出しながら正男が考えた時、

 

 

 正男の脳裏に、ある映像が流れた。

 

 

 それは『どこにでもいる引きニートだが、実は時間を停止してその中を自由に動き回れる超能力を持っており、その超能力を利用して、好みの女性を見つけては時間停止レ☆プを繰り返すおじさん』の姿だった。

 

 正男は迷うこと無く、その『時止めレ☆プおじさん』の能力を発動した。

 

 すると世界から音が消え去り、正男以外の全てのものが完全に動きを止めたではないか。

 

 これまでとはレベルが違う、凄まじい能力だった。

 

 少年漫画であれば、ラスボスクラスの敵が持つような力である。

 

 いったい世の同人作家たちは、どれだけ竿役おじさんをインフレさせれば気が済むのか。

 

 ともかく正男は、止まった時間の中を懸命に走った。

 

 いくつもの路地を駆け抜け、曲がり角を曲がり────見つけた、ロリーナだ。

 

 正男はロリーナを押し倒している男の顔面を全力で殴り飛ばした。

 

『サバイバル知識豊富な寝取りおじさん』の能力によって強化された正男の膂力は凄まじく、男は顔面を陥没させながら近くの壁まで吹っ飛んでいく。

 

 周りを取り囲んでいる男たちの事はいったん無視して、正男は地面に押さえつけられていたロリーナの体を優しく抱き上げると、安全な場所まで移動し、時間停止を解除した。

 

「お……? む、マサオか、よく来た。ほめてつかわす」

 

 お姫様抱っこの状態で抱えられたロリーナが、珍しく正男の事を褒めた。

 

 が、正男はそれどころでは無かった。

 

 時間停止は確かに強力な能力だが、だからこそ、凄まじい反動を正男に齎(もたら)したのだ。

 

『エロ同人の竿役おじさん』の能力の代償────それはもちろん、性欲の上昇と強姦の衝動(ダークサイド)の誘惑である。

 

 正男は荒々しい鼻息を吐き出しながら、必死に自分を抑え込んでいた。

 

 チ☆ポはすでに限界まで勃起し、腕の中の幼女を犯せと叫んでいるが、こんな場所で、こんな状況でロリーナの初めてを奪うことなど正男には出来ぬ。

 

 故に正男は、滾りに滾った性欲と衝動を別の形で発散するべく、最後の理性でロリーナを優しく地面に下ろすと、雄叫びを上げながら男たちに襲いかかっていったのであった。

 

 

 






だいぶ正男の能力も増えてきたから、ここらでいったん生理……じゃなくて整理しとこうかな。

気にならん人は別に読まんでええで。


◇正男の能力『エロ同人の竿役おじさん』詳細。

1、『エロ同人の竿役おじさん』、愛と性欲の女神エロースに与えられた、全ての能力の基礎。

能力:エロ同人に出てくる竿役おじさんの能力は大体使える・精力の向上・チ☆ポの肥大化・性技(テクニック)の向上・強姦の衝動(ダークサイド)の誘惑


2、『サバイバル知識豊富な寝取りおじさん』、第四話「能力の覚醒」で発現。
『飛行機事故で無人島に漂着し、同じく漂着した修学旅行中の学生たちに最初は警戒されつつも、得意なサバイバルの知識で次第に信頼されていき、最終的には女子学生を全員寝取って快楽落ちさせ、無人島ハーレムを形成したおじさん』が原典。

能力:身体能力の向上・サバイバル知識(異世界向けに調整済み)・アウトドア適性・精神の強化(狩猟など)・道具作成(猟具、裁縫など)


3、『盲目のレ☆プおじさん』、第六話、「予期せぬ出会い」で発現。
『目は見えないが声だけで相手が美女かどうかを判断でき、わざと困っている振りをして声をかけてくれた女性を家に誘い込んではレ☆プし、それを脅迫の種として繰り返し肉体関係を要求するおじさん』が原典。

能力:聴覚の異常なまでの鋭敏化・音の反射で周囲の光景を脳内に精密描写できる


4、『ロリコン獣姦3Pレ☆プおじさん』、第八話、「黒い誘惑」で発現。
『表向きは普通のドッグブリーダーであるが、裏では犬に対して特殊な調教を施しており、散歩中に犬に興味を示した少女を「仔犬を触らせてあげるよ」と言葉巧みに家へ連れ込んでは、犬と一緒に仲良く3Pレ☆プするおじさん』が原典。

能力:目を見るだけで犬と心を通わせることが出来る・犬を調教してARD(アナル・レ☆プ・ドッグ)化することが出来る・普通に調教も出来る。


5、『MCお嬢様肉便器製造おじさん』、第十六話、「その名はポチ」で発現。
『一見するとお嬢様学園で用務員をしているただのおじさんだが、実は目を合わせた相手を瞬間的に催眠状態にする特殊能力を持っており、その能力で洗脳、認識改変、記憶の改ざんなどを行い、学園中のお嬢様を自分専用の肉便器に堕としたおじさん』が原典。

能力:目を合わせるだけで『女性』を催眠状態にすることが出来る・催眠状態にした女性に対し『洗脳』『認識改変』『記憶の改ざん』などが出来る。


6、『エロ医ロリショタ調教おじさん』、第二十二話、「ロリーナの復讐」で発現。
『普段は温厚な小○科医の先生として振る舞っているが、裏では無知なロリやショタに性的なイタズラをして快楽を教え込み、最終的に自らの従順な性奴隷として調教してしまうおじさん』が原典。

能力:性的に無知な相手に対し、最高効率で自分好みの性知識を教え込むことが出来る・外面の良い温厚な人間を演じることで、相手の警戒心を薄めることが出来る・医学の知識


7、『痴漢常習読心レ☆プおじさん』、第二十三話、「女神エロースの策謀」で発現。
『満員電車を狩り場とする痴漢の常習者だが、実は手で触れた女性の心を読み取る能力を持っており、痴漢した女性の秘密を握っては、その情報を利用して脅迫レ☆プするおじさん』が原典。

能力:女性限定だが、触れた相手の心の声を聞くことが出来る。


8、『時止めレ☆プおじさん』、第二十七話、「ロリーナの危機」で発現。
『どこにでもいる引きニートだが、実は時間を停止してその中を自由に動き回れる超能力を持っており、その超能力を利用して、好みの女性を見つけては時間停止レ☆プを繰り返すおじさん』が原典。

能力:時間を停止し、その中で自分だけが自由に動き回ることが出来る。ただしデメリットとして、理性を保てないほど『強姦の衝動(ダークサイド)』が強くなる。


…………改めて書き出すと、かなりチートですな。
時間を止めてその代償が『女性をレ☆プしたくなる』だけとか、クズが手に入れたら実質デメリットなしの能力じゃないですか。
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