※この作品はR-18です。

もし学園のアイドルが俺のメイドになったら   作:みずがめ

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24 これが新体操部エースの実力

 帰宅した後も雨は順調に降っていた。

 

「こりゃあ一日中雨かもな」

「そうですね」

 

 すっかり暗くなった窓の外を眺めて呟いた。相槌を打ってくれたのは彩音だ。琴音はまだ帰ってきていなかった。

 メイド服に身を包んだ彩音はてきぱきと料理の準備を終わらせていた。後は琴音が帰ってくるのを待つだけである。

 彩音が来た当初は自分の食べたい時に食べていたのだが、琴音が来てからは三人で食卓につくことが常となっていた。元々親ともいっしょに食べることが少なかった俺である。これはこれで新鮮さを感じていたのであった。

 今では料理ができていたとしても三人揃わないと食べようという気になれないのだ。腹減ってんだけどさ。

 

 リビングで彩音とまったり過ごす。学校で一発やったから今はエロいことをしようとは思わなかった。しゃべりかければ普通に返してくれる。お互い口数は多い方じゃないのだろう。あまり会話の往復はないが、最初の頃に比べれば馴染んできたように思える。彩音がここに来た頃、自分からは用がある時以外は絶対に口を開かなかったからな。進歩していると考えていいのだろうか。

 そんな穏やかな空間を破るように携帯の着信が響く。着信音から電話のようだった。

 相手は琴音だ。画面をタップして電話に出る。ちなみに俺のスマホは最新型だが、彩音と琴音は店で一番安いスマホにした。ちょっとした格差であった。

 

「もしもし」

『あ、ご主人様。今家ですか?』

「そうだけど。どうかしたか?」

『あの、傘を忘れてしまって……。申し訳ないんですけど持ってきてもらってもいいですか?』

 

 窓の外を確認する。雨は弱まる様子もなく地面をこれでもかと叩いていた。

 

「わかった。じゃあ彩音を向かわせようか」

『いえ、あの……ご主人様に来てもらいたいんですけど』

「俺に?」

 

 なぜに? 疑問に思うが、外を見ると納得する。確かに雨が降っている上に暗くなっている。女の子を外に出すなんて危険が伴うだろう。

 

『あたし、今レオタード姿なんですよね。見たくありませんか?』

「……見たい」

 

 ここでようやく琴音の狙いに気がついた。電話を切ると出かける準備を始める。

 

「琴音からですか?」

「うん。傘忘れたから迎えに来てほしいって」

「もうっ、あの子ったら」

 

 そんなこと言ってますがね彩音さん。あなたも今日妹さんと同じことになってましたよ。まあ、姉として口をついただけだろうけどさ。

 

「それなら私が行きますよ」

 

 姉が妹のうっかりをフォローしようとする。だがそれだと俺と琴音の目的が果たされない。

 

「いや、いいよ。こんなに暗いし女の子が夜道を歩くなんて危ないしね」

 

 俺の言葉に「何言ってんだこいつ?」みたいな表情をされた。そりゃそうだ。夜間にメイド服姿で買い物に行かせたことのある男のセリフじゃないよな。

 それでも暗い上にこの雨だ。彩音は俺の説得に応じておとなしく待ってくれることとなった。

 

 

  ※ ※ ※

 

 

 うちの学園は部活動に力を入れている。それは中等部ももちろんのことで、琴音の所属する新体操部に専用の体育館があることからもうかがえる。

 さすが無駄に敷地を使っているわけではない。琴音に教えられた通りに進むと(体育館が多過ぎて案内してもらわないと辿り着けない)灯りのついた新体操部の体育館が見えた。

 琴音が言うには、他の部員はすでに帰ったとのことだ。顧問も今日は用事があるらしく先に出て行った。鍵は琴音に任せられていた。それでいいのか。俺に運動部のルールとか知らんけど。

 

「ご主人様っ」

「おおう」

 

 体育館に足を踏み入れると琴音が俺の胸に飛び込んできた。汗の甘酸っぱい香りがする。あれ、汗ってこんなにも良い匂いだっけ?

 雨にも負けないような、太陽みたいな笑顔が俺を出迎えた。身につけているのは淡い桜色をしたレオタードだ。なんか今日の彩音の下着と同じ色に思えた。

 体育館を見渡すが、やはり誰もいなかった。誰もいない体育館って不思議な感じだな。

 ぱっと琴音が離れたかと思えば、くるりとターンを決める。ツインテールが円を描いて舞う。これだけのことで無駄のない動きだと感じた。別にスポーツのすごいすごくないってのはわっかんねえけど。

 

「どうですか?」

「うん。綺麗だ」

「えへへ。嬉しいな」

 

 はにかむ琴音が可愛い。俺は手を伸ばしてレオタードに覆われた胸に触れた。

 すりすり、すりすり。手を滑らせてみる。肌の感触はしないのにいつもとは違う興奮に突き動かされる。

 

「あん」

「ちょっと湿ってるな。新体操部って練習きついのか?」

「これでも新体操部のエースと呼ばれているんですよ。だから人一倍練習しないといけませんから」

「だからこうやって居残りできるんだ」

「ふふっ、あたしに感謝ですね」

「そうだな。しっかりお礼をしないとな」

 

 琴音を抱きしめるとキスをする。舌を入れるとすぐに絡ませてくれる。

 唾液を交換しながら互いに嚥下していく。そのまま尻を撫でるとレオタード越しに柔らかく弾力のある感触がした。

 

「ちょっとだけ琴音の演技を見てみたいな」

「え?」

 

 唇を離してそんなことを頼んでみる。彼女は意外そうに小首をかしげた。

 そこまでゆっくりする時間がないのはわかっている。だけどせっかく部活の後なのだ。少しだけどんなことをしているのか興味があった。

 

「じゃあ、ちょっとだけですよ?」

 

 そう言って琴音は体育館の中央に駆けて行った。

 そして演技が始まる。

 新体操というものを俺は知らない。目にする機会なんてなかったし、興味もなかったからだ。

 だけどこれは……。俺は琴音の演技に目を奪われていた。

 柔軟にしなやかに。彼女の身体が縦横無尽に踊る。さらにリボンやボール、棒などがアクセントを加えていく。

 華麗に舞う琴音。たった一人の観客のために彼女は踊る。

 舐めていた。まさか新体操がこんなにもすごいものだったなんて。ある種の感動すら覚え、俺は琴音の姿を目に焼き付けた。

 

「どうでしたか?」

 

 演技を終えた琴音が肩で息をしながら尋ねてきた。部活終わりで疲れているのに申し訳ない。けれど価値はあったのだと断言できた。

 

「すごかったよ。最高だ」

 

 惜しみない拍手を送る。賞賛せずにはいられない。

 学園のアイドルと呼ばれていた彩音。妹の彼女はそんな姉と比べて自分は、と口にしていたのを思い出す。

 でも、この舞台では琴音も立派なアイドルだった。きっと彼女の演技で力をもらった観客がたくさんいるはずだ。それこそアイドルと遜色ない成果だと言える。

 

「本当に感動した。琴音のすごいところを見れて嬉しいぜ」

「えへへ、ありがとうございます。ご主人様に褒められるなんて嬉しいな」

 

 照れた琴音が頬を赤らめる。汗が照明に照らされキラキラと輝いていた。

 

 

  ※ ※ ※

 

 

「ふわああっ、祐二様のが入ってきたよぉ」

 

 敷いたマットに寝かせて琴音に挿入していた。もちろんレオタードは脱がさない。股間を覆う布をずらしてチンポを突っ込んだのだ。

 

「琴音! 琴音! 琴音のすごいところ見てたらこんなにも興奮しちゃったよ」

「あぁん! 興奮してもらえて嬉しいです。ひゃあんっ!」

 

 新体操部のエース。彼女の演技に心奪われている男性諸君もさぞ多いことだろう。そんなアイドル的存在の彼女を犯すことができる。ご主人様の特権だな。

 正常位から腰を打ちつける。レオタードに包まれたおっぱいを揉む。くっきりと浮かんだ身体のラインが美しい。力を入れるとぐにゃりと歪められる。美しいものを汚す背徳感が背中をゾクゾクさせた。

 体育館にマットを敷いただけの空間。開放的過ぎる空間で俺達はセックスしている。こんなところでなんて……興奮しちゃうじゃないか!

 喘ぎ声は雨でかき消されるだろう。俺は周りに気を配ることなく琴音の身体を貪っていく。こんなところでヤッちゃうなんて俺もタフな心臓になったもんだ。

 琴音の足首を掴むと彼女の顔の横までもっていく。さすが鍛えているだけあって柔らかい。なんの抵抗もなかったことに感動を覚えるね。

 

「自分で足持ってろ」

 

 俺の言う通りに琴音は自分の両足首を掴む。マングリ返しって女じゃないとできないよなぁ。俺体硬いし。琴音の柔らかさは段違いだけどさ。

 手が空いたので琴音の尻を掴む。彩音ほどではないがほどよい弾力だ。もっと高く上げてやって俺のチンポを真上から叩きつける感じにする。けっこう体力を使うが快感もさらに上がった。

 

「あっ、あっ、あやぁぁぁぁっ! にゃああああぁぁぁぁぁぁっ!」

 

 琴音がよがっている。それにしても喘ぎ声に猫っぽさが混じるのはわざとなのだろうか? 本気で喘いでいるようにも聞こえるんだけど。うーん、どっちだろうな。

 

「にゃ?」

 

 まあいいやと思って一旦チンポをマンコから引き抜いた。琴音が呆けたように俺を見る。

 

「今度はこっちだ」

 

 俺は琴音の穴にチンポをあてがう。今度はマンコじゃない。水滴が流れ落ちるのが当然みたいに、琴音のアナルに俺のチンポが垂直に落ちていった。

 

「はあああああぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」

「うっ、きつ」

 

 ぎゅうぎゅうと俺のモノを締め付けてくる。すでに作り込まれているアナルは俺のチンポくらい簡単に飲み込んでしまう。

 奥まで突き込むと一旦動きを止める。根元から先端まで締め付けてくる。きついくらいだけど、動くとうねうねと柔軟に対応してくれる。動きやすいのにしっかり締め付けてくれるなんてこの肉穴はどこまで優秀なんだ。

 腰を上下に動かす。マンコを突いていた時以上に彼女は喘いだ。アナルの方が性感帯があるのだろうかと思うくらいだ。

 

「ふにゃああぁぁぁぁっ」

 

 チンポをアナルから引き抜く。すぐさまマンコにあてがうと突き込んでやった。

 再び上下運動をする。ぶっちゃけ膝とか腰とか痛い。それでも俺自身の快楽と、何より琴音のとろけ切った表情を眺めているととてもやめようとは考えられなかったのだ。

 マンコを何度も攻め立て、次はアナルへと攻めを変えていく。それを何往復か繰り返した。

 何度も往復を繰り返しているためか、マンコもアナルも、そして俺のチンポでさえも何かよくわからない液体がドロドロに付着していた。すべてが混じり合って何がなんだかわからない。

 だがそんな混合した臭いに俺は興奮していた。琴音も顔を真っ赤にして口をパクパクと開閉を繰り返す。自分達はちゃんと呼吸をできているのかすら怪しい。そう頭に過ったが運動を止めようとは思わなかった。

 きっと酸欠になりかけていたに違いない。どっちの穴に突っ込んでいるのかわからない状態で頭にもやがかかる。白くなった視界で腰の奥底から何かが弾けた。

 

 ドピュウゥゥゥゥゥ! ドピュドピュ! ビュルルルルルゥゥゥゥゥゥ!

 

 最大限の興奮の中、俺達は快楽の海に沈んだ。もううきあがれないんじゃないかと思えるくらいに精を吐き出した。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

 

 俺達の間には心地良い余韻だけが残った。この限られた空間に漂っていた。

 しばらくすると雨の音が聞こえてきた。どうやらいつの間にか聴覚をある程度シャットアウトしていたらしい。琴音の喘ぎと行為の音だけしか耳に届いていなかった。

 

「あー……」

 

 それにしてもやっちまったなぁ……。

 天を向いている琴音を見下ろす。恍惚の表情を浮かべる彼女の顔には白濁した精液がついていた。

 顔だけじゃない。淡い桜色のレオタードに点々と白いものが……、つーか精液が付着していた。いや人ごとみたいに言っちゃってるけど落ちるのかなこれ。自分でやっちゃったことながらけっこう心配になった。

 頭が真っ白になるくらい気持ち良かったからな。どこに出そうかとかまったく考慮していなかった。だからレオタードに集中砲火を浴びせたかったとかそんなことは断じてない。マットに飛び散ることなくすべて琴音にかかっているが決して狙っていたわけではない。ほんとのほんとだよ。

 まあ、でも、片づけはちゃんとしないとな。俺は汚れたチンポを琴音の口に突っ込みながらぼんやり思った。

 

 

  ※ ※ ※

 

 

「お待たせしましたー」

 

 片づけを終えて、着替えた琴音が出てきた。女子更衣室の前で待つというのは通りかかる人がいないとはいえ緊張するものだった。

 

「いいや、全然待ってないぞ」

 

 デートのお約束かよ、とか思いながらも言ってしまうのはそれほど言いやすいということか。だからこそのお約束。なんかデートしてる気分になってきた。これから帰るだけだけど。

 

「あれ? あんまり雨降ってないですね」

「そうだな」

 

 しとしと。いつのまにか小雨になっていた。家を出た時はザーザーって感じだったんだけどな。

 

「これくらいだったら傘いらないか」

「えー、傘差しましょうよ」

「まあ、琴音が言うなら」

 

 これくらいだったら俺は傘いらないんだけど。そう思いながらも彼女に持ってきた傘を差し出した。

 

「?」

 

 なぜに首をかしげる。意味がわからないので押しつけるように傘を渡す。琴音は頬を膨らませた。

 

「もうっ、こういう時は相合傘って決まってるじゃないですか」

「え、そんなん知らないし」

「相合傘してくれなきゃ帰らないー!」

「駄々っ子かっ」

 

 不毛な争いになりそうだ。俺は渋々ながら自分の傘を差した。琴音が俺の腕に掴まる。

 

「えへへー」

「何が嬉しいんだか」

 

 口ではぼやきながらも、俺の口元はにやけていた。こんなことをしてみたいという願望があるにはあった。それでもそんなものはマンガの中だけの出来事だ。別の世界線の出来事だ。いつしかそう考えるようになっていた。

 それがこうやって実現するとにやけずにはいられなくなっていたのだ。しかも本日二回目。セックスはいっぱいしてるのに、こういうところは我ながら初々しいと思う。

 すっかり暗くなった道を二人寄り添って歩く。どこのバカップルだよ。前の俺だったらそう毒づいていただろう。まさか自分がこういう立場になるとはな。彩音の時とは違った感動に震える。

 こんなことができるのは彼女達とメイド契約しているからだ。でも今は、純粋に優越感に浸っていたかった。

 段々と自宅が近くなっていく。残念に思いながらも帰らないわけにはいかない。ぎゅうっと強くなる琴音の感触をできるだけ意識から離そうとした。

 

「祐二! 祐二ぃぃぃぃぃ!!」

 

 名前を呼ばれて大層驚いてしまった。隣にいる琴音もどこから聞こえた声かときょろきょろして探している。

 しとしと降っている小雨程度ではあの声はかき消されないだろう。それほどの大声だ

。

 

「祐二ぃ! いるんだろ! 開けてくれ!!」

 

 なんか涙声だな。そして声の主とその居場所に見当がついてしまった。

 嫌な予感がしながらも自宅に近づく。

 

「うぅ……祐二ぃ……」

 

 我が家の玄関前。明かりがついているそこではくっきりと視認できた。できてしまった。

 そこには、パンツ一丁で泣き崩れている井出の姿があったのだった。

 

 

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