「祐二くん、朝よ。……起きて」
ゆさゆさ。身体が優しく揺さぶられている。うっとうしいと感じながらも目を擦る。
まどろみからの覚醒。新しい朝か……眠い。
薄目を開けると目が覚めるような美少女が視界に飛び込んできた。まるで学園のアイドルのような美少女だ。つーかまさに学園のアイドル、藤咲彩音だった。
長い黒髪が似合う。メイド服が合わさるとなおさら。彼女のくっきりとした大きな目が瞬きする度に長いまつ毛が強調される。
学園のアイドルである彩音に朝起こしてもらえるだなんて、男子どもの夢、いや男の夢だろう。
そんなシチュエーションを体験している俺はといえば、二度寝の誘惑に襲われて意識を手放すかどうかのせめぎ合いをしていた。
「んー、眠ぃ……」
「起きないと遅刻するわよ」
そんな言葉では眠気はなくならないぞ。もっとこう、俺が起きたくなるようなフレーズってのがあるだろ?
まぶたが重い。できれば二度寝したいところである。
しかしせっかく彩音が起こしにきてくれたのだ。俺もわがままばかりを言ってはいられない。
目を閉じたまま布団をめくって下半身を露わにする。
「あ……」
彩音の息遣いが大きくなった。
彼女の目はばっちり捉えているだろう。何って? 俺の朝勃ちをだよ!
股間がテントを張っている。そんな男子の恥ずかしいところを、可愛い女子に見られている。ていうか見せつけている。興奮して目が覚めた。
だが寝たフリだ。ここは彩音のがんばりで起こしてもらわねばなるまいて。うむ、がんばれ彩音。
「ゆ、祐二様……。起きないんですか……本当に、起きないんですか?」
小声で、しかも呼び方まで変わった。彩音の心境はいかに。それを聞くのは野暮ってものだろう。
「朝のご奉仕で……起こして差し上げますね……」
良い答えである。心の中で百点をつけた。
俺の期待は膨らむ。股間はもっと膨らんだ。力んで痛いほどギンギンになった。
「失礼しますね……」
俺を起こしたいのか起こしたくないのか、とても小さな声だった。だが吐息の熱っぽさまでは小さくできていなかった。
とりあえず目を閉じて寝たフリを続行。どうぞやっちゃってくださいとご奉仕待ちのポーズである。
「んしょ」
下半身がひんやりする。パンツを脱がされたのだと理解する。彩音自ら脱がしてくれたのだと思うだけで興奮した。
「し、失礼します……ね」
彩音それ二回目。声が震えてますよー。
もう見慣れただろうにこの恥じらい声。たまりませんなぁ。
唐突に勃起した肉棒を握られる。優しくしっかりと。学園のアイドルの指が俺を気持ち良くさせようとしごいてくれる。
しばらく手コキのシュッシュッという音。それから彩音の息遣いが聞こえていた。さっきよりも大きく聞こえるのは気のせいか。
「あ……はぁ……し、失礼しますね……あ、んぶぅ」
チンポが温かくぬるりとした感触に包まれる。
彩音の口が俺のチンポを咥え込んだのだ。唾液たっぷりで滑りが良い。ほどよい圧迫感で刺激してくれる。
「じゅっぽ……じゅぷっ……んぶっ……」
ゆっくり丁寧に、フェラしてくれる。なんて夢心地な気分。夢みたいだけど、これ夢じゃないのよね。
朝フェラに興奮する。我慢せず解放感に身を任せて気持ち良くなった。
「んぶっ、んんっ、むちゅっ、んぼぼ、んずずー……」
フェラのスピードが上がる。テンポが良くリズミカルに顔を動かしているのが目を閉じていてもわかる。
普通にフェラしてくれるだけでも気持ちいいってのに、吸引までされるともうダメだ。丁寧なご奉仕フェラに呻き声を上げそうになる。
朝からガチガチになって敏感になっていたのだ。そう長くはもたなかった。
ドピュドビュドビュビュビュブビュルルルルルルゥゥゥゥゥゥーーッ!
解放感のある射精。朝一番の射精は最高ですなー。
すべてを出し尽くし、むくりと上体を起こす。目を開ければ、頬を膨らませてチンポを口に含んだままの彩音の顔があった。
白い肌が朱に染まっていた。彼女の目は閉じられており、長いまつ毛がふるふる震えている。
どうやら朝一発目の射精をすべて口の中で受け止めてくれたようだ。この健気さには胸を打たれるものがあった。
「彩音」
「ん……」
名前を呼べば目を向けてくる。うるうるとしたその瞳は、何かを期待しているように見えた。
「口の中のものを零さないように、見せてくれ」
「ん」
小さい頷きを返して、彩音はゆっくりと口からチンポを引き抜いた。中身を零さないように、唇をきつく締めて。そうやってチンポから引き抜くものだから快感が走ってしまった。
彼女は顔を上に向けて、口を開く。そこには粘ついた白濁液が溜まっていた。朝一番の特濃ザーメンだ。
大量の精液ばかりに目が行くが、唇にも糸が引くくらいついていた。形の良い唇を汚してしまった。それがまた興奮させてくれる。
それらを見ての感想。控え目に言って……めちゃくちゃエロい。
「……飲んでいいぞ」
普通なら非情な命令。でも彼女の反応は普通とは違うのだ。
彩音の目が喜びの感情を表した。それが答えだ。
「ん……んぐっ、んぐっ」
飲みにくそうに、だけど確実に喉を動かしている。学園のアイドルが俺の精液を嚥下していく。それも嬉しそうに、だ。
すべてを飲み込んだのだろう。彩音が微笑みながら俺へと顔を向けてくれた。
「あー……」
それから、俺が言わなくても自分から口を開いて何もない口内を見せつけてくる。赤い舌を動かし、精液が残っていないとアピールしている。ちょっと誇らしげだ。
「おはよう彩音」
「おはようございます……ご主人様……」
今さらながら朝のあいさつ。対する彩音は発情した表情だ。メスの顔……いや、従順なエロメイドの顔だ。
ご主人様にご奉仕するのはメイドの仕事だ。それに喜びを覚えてこそ一流のメイドと言えた。まあ俺基準の理屈ではあるが。
軽くお掃除フェラをしてもらう。スッキリしてようやく起床である。
……いや待て。
朝にスッキリさせなきゃいけないことはまだあるのだ。みんなもそうだろ? 俺は朝一番に済ませるね。今日は順序が変わってしまったが、起きたらしなければならないことだ。
「おい彩音」
立ち上がった俺を跪いた彩音が見上げる。
「上を向いて口を開けろ」
朝のご奉仕は終わったってのに、またもや命令を下された。それに怪訝な顔を見せることなく、言うとおりにする黒髪ロングのメイド。とても従順である。
再びズボンを下ろす。さっき出したばかりだってのにまたするのか? そんな疑問が彩音の顔にあった。まあその表情からは不愉快とは真逆の感情が見られるのだが。
半勃ちのチンポを彩音の口へと向ける。赤い舌がちろちろと動いている。舐めたそうにしているな。
また舐めさせてやろう。……小便が終わったらな。
「おしっこ出すから零すなよ」
ぶるりと身体が震えたところで言葉をかける。抵抗を見せるかと思ったが、彩音は頬を染めて頷いた。
じょぼぼぼぼー。黄金の液体が放物線を描き、美少女メイドの口の中へと着弾した。
けっこう量がある。このまま溜めていたら溢れると考えたのだろう。彩音は躊躇いも見せずごくごくと嚥下していく。
最後まで出し切りチンポをぶるんぶるんと振った。尿道に残っていたおしっこが彩音の顔にかかる。
「んぶっ、ちゅる……」
おしっこを飲み切った彩音にまたお掃除フェラさせる。ちゅうーと吸って残尿感が解消した。
「はぁぁ……ご馳走様でした。ご主人様、ありがとうございます」
笑顔でお礼を口にする彩音に驚く。
今までだったらおしっこなんて飲ませたら嫌がられていたのにな。この態度は本物だ。おしっこを飲まされて本当に感謝している。彩音は飲尿させられて喜んでいるのだ。
学園のアイドル、藤咲彩音が俺を好きになったのは本当ってことか。俺のやることをなんでも喜んでしまうほどに。
本当の意味で従順なメイドになってくれた。その喜びは、彩音が俺に抱くもの以上だろう。
もうとっくに普通の恋ではない。それでも俺は彩音が好きだ。そこんとこは嘘じゃない。嘘ではないどころか満足している。でなければそれこそ嘘だろう。
「うむ」
俺は自信を持って頷きを返した。これが正しいご主人様とメイドの関係に見えるように。できるだけ偉そうな態度で、尊大にチンポをビクつかせた。
2023年9月10日(日)に開催される文学フリマ大阪に参加します(唐突)
新作同人誌として琴音ちゃんルートの『脅され彼女』を全年齢版とR18版を出品します。「琴音ちゃんは変態純愛路線」という意見がありましたので取り入れてみました。暴走しているように見えて、いつもの琴音ちゃんな気がしなくもないですが(どう感じるかな?)
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