※この作品はR-18です。

裏・ポケモン廃人、知らん〇〇に〇〇した。   作:タク@DMP

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時系列:クリア・クリスタル編第二章のメグル×アルカの初体験。

申し訳程度の登場人物紹介
・メグル
本編主人公。ずっとアルカにムラムラしていたのを押し隠していた。

・アルカ
本編ヒロイン。巨乳低身長なボクっ子。過酷な”ヒャッキ地方”出身。Hな事には興味があまり無かったが、種族特有の性質でスイッチが入ると性欲が強くなる。


快楽に沈む

「なあ、子供って出来るのかな、ヒャッキの人間とこっちの人間って」

「うーん……すっごくできにくい、って話を聞いた事がある」

「そうなのか?」

「うん。ヒャッキの民話なんだけど、他所の世界から来た男と、ヒャッキのお姫様が駆け落ちして結ばれたけど、ついぞ子供が出来ませんでしたって話があってさ」

 

 付き合ってしばらくしてから、何の気なしにそんな話をしたことがある。

 

「……何? メグル、ボクとの子供ほしーの?」

「……欲しくないと言えばウソになる。今出来たら困るけど。色々環境とか資金とかあるし」

「あー……それはそうだよね。でもエッチな事はしたいんだ」

「まぁ……」

「……スケベ」

 

 彼女は性的な行為に対しては消極的だった。好奇心はあるらしいが、それ以上に羞恥心が勝ってしまうらしかった。そしてメグルもメグルで奥手なので、手を出すまでは大分時間がかかってしまった。二人で旅に出て以来、ミッシング・アイランドの事件以前にも行く先々で事件に巻き込まれてきたというのもあるのだが。

 

「エッチな事ってのは……コミュニケーションなんだよ、言うなれば」

「ボク、そういう感覚がよく分からないんだよね。まだシた事が無いからかなあ。子供が作りたいからエッチな事をするんじゃないの?」

「後、本能を解消するため」

「うわぁ、明け透けに言ったな……」

 

 恥ずかしそうにアルカは顔を背ける。前髪で目は相変わらず隠れて見えないが、きっとじぃっと彼氏を見つめていたと思う。

 

「まあ、俺はお前と一緒に居られればそれで良いから」

 

 その時はそうやって誤魔化したが大嘘である。若い男の性欲を舐めてはいけない。今此処で押し倒してしまいたい気持ちと、彼女を大事にしたい気持ち、心が二つある。切に。

 

 

 

 ※※※

 

 

 

 ──フチュウで起きた百鬼夜行事件の後、アルカとメグルは互いに気まずさと甘さの入り混じった空気を漂わせながら、宿に戻っていた。

 朝は邪魔が入って中断してしまったが、それでも互いに行為寸前に至るまでに気持ちは高まっており、互いに夜を待ちきれなかった。

 かくいうメグルは今日に至るまで、欲求不満を拗らせており、アルカと恋仲になった後も互いに奥手だったのと多忙な日々が続いた所為で関係が殆ど進んでいなかったのである。

 そう言う意味では今回の件は、互いに欲望の殻を破らせる良い機会であった。

 しかし、やはりそこは奥手同士。

 するんだ、と夜の事を考えただけで、二人はすっかり逆上せ上がってしまっており、一緒のベッドに座って並ぶまで口を利けなくなってしまうほどだった。

 

「っ……」

「……あのさ。薬(・)、飲んだんだ。その、思いっきりしたいじゃん……。でも、ほら、万が一本当に出来ちゃっても困るし……」

 

 その言葉に男の部分が刺激されて上向いた。余計に硬さを増していくのが分かる。

 隣に居る恋人に、自分の心臓の音が聞こえているのではないかと勘違いしてしまう程だ。

 相手の顔が直視できない。

 毛皮のコートを脱いだ彼女を覆うのは、インナーと下着だけ。

 あの蠱惑的かつ暴力的なボディラインをくっきりと描いていた。

 

「ボクは準備できてるけど……君は、ボクをどうやって分(・)か(・)ら(・)せ(・)て(・)くれるの?」

 

 その一言を聞いた途端──メグルは我慢することをやめた。

 すぐに隣に居る彼女の唇を奪う。

 ソフトタッチのベーゼ。短い時間だったが、啄むように彼女の唇を愛撫する。

 

「んっ……ぷはっ」

 

 青白い肌は更に熱を持っていき、赤く染まっていく。

 前髪に隠れて、瞳は見えない。しかしきっと、既にとろとろに溶かされて、この場の熱に浮かされてしまっている。

 接吻というものがこんなに心地よいものだとはメグルは思わなかった。

 唾液が互いの理性を溶かし、柔らかい口唇がもっと欲しいと誘う。 

 堪らずメグルは愛しい恋人の身体をベッドに押し倒し、その唇を貪っていく。

 

「キスって、すごい……」

「……アルカ。舌、入れて……良いか」

「し、舌っ……!? えと、あの映画みたいな感じに……?」

 

 前にベニシティで一緒に見た過激な恋愛映画を思い出し、アルカは赤く顔を染める。思い出しただけで脳が焼けそうだった。

 彼女がHなことに免疫があまり無いことなどメグルも知っている。

 だからこそ、あの映画を思い出させて、たっぷりと恥ずかしがらせてから──蕩けた彼女の唇を奪う。

 

「うんっ……!? んぅ、ん……」

 

 最初は少し拒んでいたが、徐々に緊張が解けてきたのか、唇はメグルの舌を受け入れ、肩に回していた手は力が抜けてだらんと下がってしまった。

 すっかりと彼を受け入れてしまったアルカは、彼の唾液を飲みながらも、舌を絡める。

 口同士で繋がる快楽を覚えてしまった彼女はされるがままに貪られるだけ。

 ぴくり、ぴくり、と腕が小刻みに震える。

 酸欠でぼんやりし始めたところで、惜しむように口を離すメグルだったが、今度は求めるようにアルカの方からベーゼをせがんできた。

 言葉は無かった。食らいつくような野性的な接吻。

 さっきまで恥ずかしがっていたのがウソのようだった。

 

「……はぁ」

 

 熱くなってきたのか──彼女は自らインナーを脱ぎ捨てる。

 後に残るのは、豊満に実った旨を支えるブラジャーだけだ。

 

(でっか……エッロ……!!)

 

 インナーの下を見るのはクワゾメの温泉以来だったが、暴力的とも言えるサイズの胸である。

 男を釘付けにし、惑わせる悪魔の果実だ。

 それでプッツリと、最後に残っていた「優しくしてあげよう」という理性は千切れてしまい、メグルは自らの服を脱ぎ捨ててアルカに襲い掛かった。

 ベッドに押し倒して腕を突き立てて逃げられないようにする姿勢。下着姿の彼女は顔を真っ赤にしながら、蕩けた目でメグルを見つめる。

 

「……おいアルカ」

「ふぇ?」

「……俺言ったよな。分からせるって」

「う、うん」

「誰が、誰のモノなのか……分からせる、って」

 

 ぎんぎんにそそり立った剛直が、ぺちりと音を立てて彼女の腹肉の上に乗った。

 それがメグルの抱えに抱え込んだ欲望の根源、今にもはちきれそうだった。

 

「こ、これが、メグルの……っ、あ、熱くて、硬い……こ、これ、入るのかな、ほんとに」

 

 最初の出会いは偶然で唐突で、とてもドラマチックと言えるものではなく。

 彼女の手で思いあがっていた自信も圧し折られ、悪態を吐いて吐かれ、大人げなく仕返しまでして。

 だが、何度も共に戦っていれば、情も沸いてくる。互いに互いの胸の内を吐露していけば、心の距離も縮まっていく。くすぐるような愛くるしい仕草、硝子玉が転がるような声、そして子供のような背丈に合わない熟れた肉の果実を見せつけられていれば、次第に情欲も湧いて出てくるわけで。

 ノオトがすぐに仲間に入ってくれたのはその点では良かった。年下の少年が居る手前、情けない姿を見せることはできないからである。

 だが、不意に彼女を視線に入れているだけでは我慢できなくなるわけで、何度空想上の彼女を犯したかメグルは覚えていない。

 元気で溌溂としていて、いつも快活な彼女をその手で汚す。そんな背徳感と共に達した日には、どろどろと濃厚な白濁を自分の手に吐き出して──その度に自己嫌悪に襲われるのだった。

 

「……俺もう我慢しねーからな」

「ッ……」

 

 膨張した熱源が、下腹部に擦りつけられる。

 すべすべとした柔肉。その真下に、子袋がある。 

 此処に精を全部そそぐのだ、と言わんばかりにぐりぐりと彼は怒張した海綿体を押し付けた。

 

「……我慢、しなくて良いよ」

「ッ……」

「ボクも……何だか……燃えてきちゃった。したいこと、やりたいこと、何でも言ってよ」

「……胸が見たい」

「えっと……下着のホック外したいから、ちょっと起きても良いかな」

「あ、それもそうか」

 

 締まらないなあ、と思いながら起き上がるメグル。上向いた剛直に釘付けになりながらも、慣れた手つきでアルカは生肌を覆う最後の1枚を外していく。

 しばらくは恥ずかしそうに腕で隠していたが、隠しきれるサイズではない。

 

「……アルカ。手を退けて」

「……うん」

 

 軽く俯いたまま、彼女は腕を開いた。

 どたぷん、と豊満な胸が重力のままに揺れていた。

 腹部にまで達しているんじゃないかという大きさだった。

 そして、その頂上部には、深い接吻で興奮したのか、ピンクの突起がつんと上向いていた。

 見られている、と感じるとまた興奮してしまったのか、突起は更に硬さを増していく。

 正直言って、彼女の乳頭の大きさはバストそのものに比例するかのように大きい。人の本能にしゃぶりつけと訴えかけるようだ。

 

「触って……いいよ。男の人って、おっぱい大好きだし。メグルが度々ボクのおっぱいちらちら見てたのも知ってるし」

「ちょっと待ていつごろから……」

「……ずっとだよ。女の子は分かるんだよ、そういうの」

 

 平身低頭平謝りしたくなった。

 いきり立って急いでいた気持ちが少しだけ収まる。

 どうやらメグルが必死に押し隠して来た欲望は、彼女には筒抜けだったようである。

 

「……イヤじゃなかったのかよ?」

「コレが目立つ自覚はあったから、仕方ないのかなって……」

「本当にすみませんでした……」

「謝らないでよ! 台無しっ! ……メグルにとって、それくらいボクが魅力的に映ってたってことだもんね」

 

 にしし、と笑う彼女は少しだけ何時もの余裕を取り戻したようだった。

 

「……触って。ボクも君に触ってほしい」

「あ、ああ」

「……優しくね」

 

 言われるがままにメグルは下から持ち上げるように胸を触った。

 指が沈む。手を動かすと、それは更に形を変えていく。

 初めての感触に感動すら覚えるが、その後はもう淫らな本能に脳が焼かれていくだけ。

 激しくすると痛がるという事は聞いていたので、ゆっくりと力を抜きながら揉みしだいていく。

 ころん、とベッドに倒れ込んだ彼女は、メグルの指が動く度に甘い吐息を漏らす。

 そんな彼女を見ていると、口を唇で塞ぎたくなり、また二人は深い深い口づけを交わす。

 口で繋がり、胸を弄び、そしてすべすべとした太腿に剛直を擦りつける。これだけでもう果ててしまいそうだった。

 

「ぷ、はぁ」

 

 次は、切なそうにずっと上向いている乳頭を指の腹で撫でる。

 びくり、と彼女は肩を震わせて「それ、だめぇ」と続けた。

 

「……じゃあ、やめようか」

「い、じわる……ちがうっ、もっと、もっといじめて」

 

 ふわり、ふわり、と指で撫でるようなフェザータッチ。

 乳頭は刺激を求めて更に硬さと疼きを増していく。

 切ない鳴き声を上げながら彼女は「やぁだ、もっと触ってよ……ッ」と懇願するのだった。

 しかしむしろ逆効果であった。男の嗜虐心を駆り立てるだけである。

 

「……吸うぞ」

「うん、うん、もう何でも良い、思いっきり、やって……っ」

「……イヤだったら言えよ」

 

 ちゅっ、ちゅ、と彼女の首筋、鎖骨、とじらしていく。

 そしてツンと主張するぷりぷりとした突起に吸い付いた。

 びくりと身体が震え、彼女は甘く快感を極まらせたのが分かった。

 これまで散々に焦らした分を解放するように、欲望のままに吸い付く。

 

「ひゃあっ、ああああ!? 何ッ、何これッ……あうっ」

「すっげー硬い……ミルク出てくるんじゃねーの」

「出てこないよっ……あああうっ」

 

 お留守になっているもう片方を指で抓ると、更に嬌声は大きくなっていく。

 快感のあまり涙が滲み、頬を伝う。

 だがそれでも足りない。切ない。メグルの顔を思いっきり胸に押し付け、更に下着越に股を擦りつけようと足で彼の腰を挟み込んだ。

 そのうち、互いに物足りなくなり、メグルはパンツ越しに剛直を股に擦りつけながら豊かな乳房を揉み、乳首を虐めていく。

 そして時折、唇と舌で固く立った突起を愛撫してやると、一際大きな嬌声が響いた。

 既にパンツは濡れており、クロッチ部分には染みができている。

 そこに擦りつけているだけで、興奮と快楽で全部出てしまいそうなのを抑え込もうとするが、我慢に我慢を重ねていた童貞が耐えられるはずもなく。

 じわじわと込み上げていた射精感が急にマグマのように沸き立った。

 

「うぐぅううううううっ!?」

 

 どくん、どくん、と肉棒が何度か痙攣しただろうか。

 雄叫びを上げるような声と共にメグルは、アルカの青白い腹部に精を解き放つ。

 どろどろとした精液が漏れ出して、彼女の丸みを帯びた腹を汚していく。

 体の中のものが全部出てしまうのではないかと思った。

 どろどろのそれを指で掬い上げると、アルカは強烈な臭気に襲われる。

 そしてこれが、自分を孕ませようとしているものだと本能的に理解したのだった。

 もしも子袋にこれが注がれていたならば、間違いなく自分は彼の子を身ごもっていて──

 

「ひうんっ……」

 

 その妄想だけで、また彼女は甘く快感を高まらせる。

 どくどくと一通り放精が収まった後、メグルは白濁で汚れた彼女を上から見下ろし、言い知れない優越感、そして征服感に浸っていた。

 ぼんやりとした顔でこちらを見つめる彼女がとても愛おしく、もう一度唇を奪う。

 キスと愛撫だけで、無限に時間が経ってしまいそうだった。

 

「ねえ、メグル……これが子種、だよね……?」

「ああ……」

「これが中に入ったら僕、赤ちゃんができるんだよね……」

「……ああ」

「え、えへへっ、そっか……できるんだ。欲しくなっちゃったなあ……メグルの赤ちゃん……僕の中に……」

 

 はにかむ彼女は、さらっととんでもない事を言ってのける。男を煽り立てる天才かもしれない。

 先に絶頂してしまったことを恥じる必要は無かった。彼女の言葉を聞けただけで十二分におつりは返ってくる。

 とろり、と恍惚とした目を向けるアルカを──もっと乱したい。もっと犯したい。

 射精した後にも拘らず、メグルの心は再びドス黒いもので煮えたぎりつつあった。

 再び興奮しきるまでには時間がかかるが、どうせ犯し尽くすのだ。

 この手で彼女もどろどろにしてしまいたい。

 メグルは秘肉を隠す布に手を掛ける。びくり、と彼女が驚いたように震えたが、受け入れるように頷いたのが見えた。

 ずるり、と下ろすと──ぬらぬらと蜜が既に溢れ、クロッチに糸を引いているのが見えた。

 そして、蜜肉は彼女の髪の毛の色に似た淫林に覆われている。

 

「……恥ずかしいっ……」

 

 思わず彼女が手で顔を覆い隠す。野獣の前でそんな事を言えば、どうなるかはもう分かっているはずなのに。

 手で触れると、マシュマロのように柔らかく驚く。

 淫毛に覆われたクレバスを指で優しく揉むと、喘ぎ声が漏れ出た。

 そしてつう、と引かれた割れ目に手を伸ばすと、いよいよ彼女は恥ずかしそうに太腿を閉めてしまう。

 だが構わず指を裂け目に沿わせた。

 

「ふわぁっ……」

「開けてくれ、アルカ」

「ッ……」

「俺はお前の身体全部、俺のモンにしたい」

「ッ……う、うん……」

 

 太腿を開かせると、ぬらぬらとやはり蜜が糸を引いており、更に秘肉の奥には桃色の粘膜が既にぱくぱくと開いていた。

 AVやインターネットで幾度となく見たが、生で見るのは初めてで、感動すら覚える。

 興奮以上に好奇心が勝る。だが同時に、デリケートな場所であるとも心得ているので、一先ずは指で開くだけに留める。

 アルカの秘貝はとても肉厚で、興奮による充血も相まって非常にふっくらとしていた。

 頂点に座すクリトリスは、ぷっくりと摘まめるほどに大きい。内に秘めた彼女の獣欲を象徴するように。今までこんなものをずっと隠していたのか、と思うと、再び肉棒がそそり立ってくる。

 そして、まだ男を受け入れたことがない膣穴は、既にぬらぬらと開き、

 

「そんなに、じろじろ、見ないでぇ……」

「……悪い悪い、見るだけじゃ物足りないよな」

「えっ」

 

 勝手に顔が彼女の股下に吸い寄せられていた。顔を埋めると──いよいよ彼女は羞恥がピークに達したのか「バカバカバカぁ!? 何やってんのさぁ!?」と抵抗してみせる。

 しかし、淫肉を舌が捕らえると強烈な快感に襲われ、すぐに彼女は体をのけぞらせた。

 もう我慢が出来なかった。ちろちろちろ、と舐め回した後、蜜に濡れながら主張する彼女の海綿体を優しく舌で舐め回す。

 電撃のような快感がアルカを襲った。

 女性の中で最も敏感とも言われるそれは、焦らしに焦らされたことで興奮が極まっており、彼女の羞恥諸共脳を焼き切るには十二分な快楽を与えていた。特に、大きめの彼女のそれはとてもいじめやすく、刺激する側も楽しませてくれる。

 だが、溢れ出す奔流に彼女の方が耐えられていない。

 淫らな突起が舌先でいじめられる度に膣口は収縮し、頭には電撃が走る。

 彼の頭を右腕で押さえつけ、左手は胸に向いていた。

 すっかり快楽に頭を焼かれたアルカは、もっともっと、と欲しがるように彼を求める。

 しかし、そこでメグルは頭を離した。

 

「なっ、なんで、やめるのっ……あ」

「──挿入れたい」

 

 クンニリングスしていただけで興奮してしまったのか、再び剛直はぎんぎんにそそり立っていた。

 湯気の立つような熱を放つそれを下腹に乗せられ、アルカは──この後起こる行為の意味を理解する。

 

「……アルカの中に挿入れたい」

「ッ……うん」

 

 不安で少し曇る彼女を落ち着けるようにもう一度深く深くキスした。

 彼女はすっかり唇と舌の感覚が癖になってしまったらしく、何度でもせがんでくる。

 

「ね、繋がる時、手……握っててほしい」

「……ああ」

 

 すっかりと男根を受け入れる準備が出来た蜜肉を開きながら彼女はメグルの手を掴む。

 正常位で覆いかぶさるように、切先を彼女の入り口に馴染ませるように触れさせると、肉厚な肉びらが包み込む。

 興奮と、彼女の粘膜が触れているという感覚だけで、もう精が漏れてしまいそうだった。

 意を決して、そのまま体重を掛けながら剛直を押し込む。

 

「っっっっ!? はぁぅ……!!」

 

 甲高い嬌声が響き渡る。

 生娘の膣穴ということもありぎちぎちに締まっている。

 だが同時に、溢れた蜜で徐々に剛直を受け入れていくのだった。

 

「なぁに、これぇ……っ」

 

 初めては痛い、と聞いていたが──そんな素振りを彼女は見せない。動き回ると、生娘の証である膜が破れてしまうという話が聞いた事があるので、そうなのだろうと納得した。

 むしろ、破瓜の痛みで彼女を苦しませずに済んだのに安堵する。

 男の物を受け入れた悦びで、膣内から伝わる快楽に彼女は息を荒げ、メグルの背中に手を回し「もっと奥へ」と無言でせがむ。

 押し込んでいくと、より肉厚なそれは男の物を受け入れていき、ずぷずぷと沈みこませていく。

 

(他の子の中とか知らねえけどッ……こいつの中、めっちゃくちゃプリプリしてて……!!)

 

 アルカの身体は、男を深みに溺れさせる魔性の身体だった。

 普段の快活で無邪気な態度とは裏腹に、胸は官能的に膨れ上がり、蜜壺は熟れている。

 男を誘い込み、そのまま一生戻ってこれなくしてしまう。

 そのままメグルは彼女の身体に埋もれていく。力が抜けていく。だが、剛直に伝わる快楽から、本能が目の前のメスに子種を注ぎ込めと命じている。

 

「エロいっ……エロいよ、アルカ……俺、ずっとこうしたくってッ……」

「あはっ、あうっ、あんっ……こんなの、聞いてないよ……っ」

 

 孕ませねばなるまい。孕ませなければなるまい。

 最早本能のままにメグルは腰を振っていた。

 奥に押し込むと一際柔らかい場所に当たり、そこに辿り着くために引き抜くとまた嬌声が聞こえてきた。

 

「あっ、あうぅっ、あうっ」

 

 雁首が膣内の丁度良い所で引っ掛かる度に射精感が込み上げてくるのが分かる。雄と雌、互いに噛み合うようにはできているものの、二人のそれはよりがっちりと嵌まり込むように出来ている。

 無論、メグルだけではない。アルカも、感じた事のない快楽に、そして愛しい彼と繋がれる悦楽に酔いしれている。

 口はだらしなく開いており、前髪の下の目はすっかり蕩け切っている。スイッチが完全に入ってしまったのだ。

 

「あっ、あう──あはっ、可愛いっ、メグル……!」

 

 笑い声が出た時。

 彼女の獣性は完全に目覚めてしまった。

 

「これっ、良いっ、好きっ、好き、好きっ、好きぃっ」

 

 過酷な環境故に、生殖本能が強いヒャッキの民特有の衝動と本能に頭が染まってしまったアルカは、足を絡ませて彼の腰を押し付ける。

 これまで虐げられてきたことで委縮していた彼女の享楽的な部分が、本当につながりたいと心から願った相手に出会ったことで爆ぜたのだった。

 そこからはもう何も考えられなかった。ただただ快楽を貪るだけ。

 強烈な繁殖本能がアルカの頭の中を埋め尽くしていた。

 結論から言えば、彼女の「避妊薬(ピル)を飲む」という判断は間違っていなかった。

 幾らこちらの人間とヒャッキの人間で子供が出来にくいと言えど、妊娠の可能性はゼロではない。

 そして、この状態のアルカの前で、もしもメグルがコンドームを付けようものならば──それを剥ぎ取って彼女の方が犯し尽くしていた可能性がある。

 ヒャッキの人間の性欲は、こちらの人間よりも数倍強い。アルカは本来、それが育つ時期に荒んだ環境に居たので、生きるのに精一杯で、異性への興味すら育つことがなかったのだ。

 だが、あくまでも眠っていただけの話で──

 

「ねえっ、子供っ! 子供作ろぉっ! どろどろの濃い精液流し込んで、ボクの子袋をパンパンにしてぇっ! どろどろにしてっ! あはぁっ!」

 

 あれだけ理解出来ない理解出来ないと言っていた性的な繋がりの快楽を、彼女はこの一回だけで完全に覚えてしまっていた。

 手を離し、胸に吸い付くメグル。心無しか甘い。それどころか、余計に膨れ上がっているように見える。

 

「おっぱい、おいしっ? ねぇっ、ミルクが出るように、ボク、頑張るからっ、頑張るからぁっ、あああああああーッ!!」

 

 グミのように硬化したそれを甘噛みすると、悲鳴のような嬌声が耳をつんざいた。

 ぐじゅぐじゅ、と蜜が溢れたことから快楽が極まりつつあることが分かった。

 

「好きぃっ、好き好き好きっ、大好きぃっ!!」

「くっそ、もう、ダメだッ……」

 

 まだ終わりたくない。終わらせたくない。

 その思いで腰を打ち付け続けるが、限界を迎えつつあった。

 思い人相手の初めてのセックスで、童貞が長い間耐えられるはずもなく。

 溶岩のような奔流が腰から熱く熱く込み上げて来る。

 切先は柔らかく熱された最奥に押し付けられ、確実に孕ませるべくぐりぐりと擦りつける。

 目を合わせれば互いが何を考えているかは分かった。

 沸騰して何も考えられないまま、メグルはアルカの甘く膨れた唇を奪う。

 

「あっ、う”うううッ」

 

 蜜肉が捕食するように剛直を締め上げる。

 搾り取るかのように。

 最後の一突きがトリガーとなり、唇を合わせたまま──二人は同時に快楽を極まらせた。

 漏れ出すような白濁が彼女の子袋を覆い尽くす。

 どくどくどくどく、とこれまでに感じたことが無いような快楽と共に、ポンプのように押し出されていく。

 

(あはぁ、メグルの子供の素が流れ込んで──んっ、ああううううううーッ♡)

 

 そして、遅れてアルカも全身に広がる快楽に耐えるようにのたうちまわる。

 膣肉は何度も強く強く収縮し、白濁を飲み込んだ。

 それでも全部は入りきらなかったのか、泡だった結合部から、漏れだしていた。

 すっかりと快楽に脳を焼かれてしまったアルカは、ぼんやりとする頭で再びメグルを抱きしめる。

 その間ずっと、譫言のように「好き、好き」と呟いていた。

 

「あははぁ、まだ、できるよね……赤ちゃん、作ろうよ……たくさんたくさん、作ろう……?」

 

 ぐいぐい、と彼女は腰に力を入れる。

 先程精を吐き出したばかりの剛直は、既に硬さを取り戻しつつあった。

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「マジでヤバかった……色々ぶっ壊れたかと……」

「ボクもヤバかった……なんか……こう、凄かった……」

 

 本能のままに貪るような膣内射精を5回ほど繰り返したところで、互いの生殖衝動は収まった。

 アルカの全身には口づけの後が出来ており、股下からは未だにどろどろとした白濁が漏れている。

 メグルも全く収まらず、今ようやく気持ちが落ち着いてくるのだった。有り得ない程に性欲は高まっていた、と振り返る。発情した彼女の淫気にあてられてしまったのだろう、と賢者タイムの頭で考えるが、その推測は正しい。ヒャッキの民特有の発情状態は、フェロモンを振り撒き、相手にも少なからず催淫作用を齎すのである。

 

「……あれってヒャッキの人間特有の現象なのかな。俺普段はあんなに何回も射精出来ねえぞ。なのにお前とシてる時は、無限に性欲が込み上げてくるような感覚だった。お前はどうだった?」

「……うーん、自分の中にもう1人自分が居る感じ。メグルの子供が作りたいーって思いでセックスしてたもん。薬飲んでたのに。でも、すっごく……良かったぁ」

 

 その「もう1人の自分」に嫌悪感は感じなかった。本能由来の気持ち、そして目の前の相手と繋がりたいという気持ちが強いからであった。彼女自身も、自ら望んで獣欲に身を堕としたのである。後に残るのは甘美な充足感だけだった。

 

「多分……あれが交尾って奴だったのかも」

「交尾か……言い得て妙だな」

「うん……ポケモンの交尾ってあんな感じなのかもって思う」

 

 すっかり柔らかくなってしまった男根を指でつつきながら、不思議そうにアルカは呟いた。

 

「それにしても……こんな風になってるんだ、オチンチンって。血管浮いてる……興味深い」

「……あのー、アルカさん?」

「何だよぉ、今更じゃんかさあ。ねえねえ、これってまだ固くなるのかな」

「流石に無理……体力が持たん……」

「ふぅーん。ボクはまだいけるんだけど」

「……舐めてみるか?」

「うぇっ!? ……う、うん……」

 

 ベッドの上であぐらを掻くメグルの股座にアルカは倒れ込み、男根を不思議そうに口に含んだ。

 拙い舌使いではあったが、穏やかな奔流が伝わってくる。

 あのアルカが献身的にお掃除フェラをしてくれる。その構図だけで、メグルはまた勃起してしまうのだった。

 

「……ん、また、おっきくなった……」

「あはは……身体はしょーじきだ」

「おっきーし、変な味する……変態だ」

「ほら、俺もお前の舐めたし」

「……変態だ」

 

 強烈な生殖衝動は収まったが、それでもまだ人並みの性欲はくすぶり続けている。

 それはアルカも同じだったようで──ぐちゅぐちゅ、と指で陰部をかき混ぜている。

 

「ね、入れて?」

 

 先程までとは打って変わって、穏やかな交合だった。 

 さっきまでのが子供を作るための「交尾」ならば、これは間違いなく愛し合う恋人同士のセックス。

 快楽を味わいながらも、お互いを労わるように唇を躱していく。

 

「んっ……気持ちいい。好きだよ、メグル……んっ」

「俺も……好きだ」

「えへへへ……メグルーっ」

 

 彼の顔を胸に抱きこみながら、アルカは笑みを浮かべた。

 さっきまでの勢いはない。

 しかし、ゆっくりと過ごすようにずぷ、ずぷ、と腰を沈めていく。

 そうして快楽を極まらせたメグルは──もう一度、彼女の中に刻むように子種を流し込むのだった。とぷ、とぷ、と子袋にもう色を失った精液が流れ込んでいく。

 

「あ、入ってくる……好き……中に出されるの、好きー……」

「今度こそ、もう出ねえ……」

「えっへへへ……きもちーよ……メグル」

「ああ……」

 

 ぱたり、と二人は体力の限界で倒れ込んだ。 

 その手は優しく繋がれていた。最後にもう1度キスをする。もうとっくに夜は更けていた。

 

 

 

「……ボク、君のモノにされちゃった……」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

 その初体験は、彼女の中に眠っていた情愛の気持ちを呼び覚ますには十二分だったようで、それからはというものの、アルカのボディランゲージの頻度は各段に増えた。

 特にキスは癖になってしまったのか、外でもせがむことが多い。

 

「ちょっとアルカ、見られてるから」

「……えー? ダメ?」

「こないだまで理解できないとか何とかいってたじゃねーか」

「だって君が理解らせてくれたんだよ?」

 

 にしし、と笑みを浮かべると──アルカは爪先を伸ばしてメグルに口づけする。

 

 

 

「……責任、取ってよね♪」

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