※この作品はR-18です。

甘い秘密 〜ご主人様に言えないコト〜   作:ぁゃ∪ぃ

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※今回は『フタナリ』要素が含まれています。NGな方は今すぐそっ閉じ推奨。

アニメ版 盾の勇者の成り上がり 第2期 第2話からの妄想を具現化してみました。


 『既成事実』についての話題にただ1人付いていけないラフタリア。
一体どういうことなのか、後でこっそりオストに教えてもらおう――
そう思ったのが、全ての始まりだった。

 それがまさか、あんなことになるなんて――



既成事実って何ですか?

 

 夜の帳が下り、周囲が暗闇に包まれた深夜。オストの寝所となっているテントに人影が落ちる。

 

 「こんばんは……あの、オストさん……? 起きていらっしゃいますか?」

 「あら……?これはラフタリアさん、いい夜ですね。それでどうされました?」

 「えっと、あの……昼間の事で教えていただきたい事があって……」

 「昼間の事……?何でしたっけ」

 

 オストは予期せぬ訪問者にも落ち着いて、言葉を交わす。

 しかし、続く訪問者のひと言によって、平静は脆くも崩れ去る。

 

 「……『既成事実』って、どういう意味です――」

 「~~~っ!?どうぞ 中へ、さぁお早く!」

 「……? お邪魔します」

 

 慌てるオストを不思議そうに見つめるラフタリア。促されて椅子に腰掛けると、向かいに座ったオストが口を開く。

 

 「貴女から、そんな質問を受けるとは思いませんでした」

 「すみません……あのフィーロでも知っているのに、私だけ取り残された気がして」

 「なるほど、そういう事でしたか」

 

 オストは立ち上がると、目の前にいる汚れなき少女へ近寄り、両肩に手を置いて問いかけた。

 

 「知りたいですか?既成事実の言葉が示す意味とは何かを」

 「はい。知りたいです、私」

 「 ―― 分かりました。それじゃあお教えしますね (まだ何も知らない貴女のカラダへ……♡)」

 「……? ありがとうございます、よろしくお願いします」

 

 嬉しそうに顔を上げるラフタリアに対し、やや引き攣った笑顔で応えるオスト。

 ――いいわよね?だって本人が望んでいるもの。うふふ、戴いてしまいましょう……久しぶりの『初物』、あぁ楽しみだわ……。

 

 背を向けた刹那、一瞬だけ妖艶な笑みを浮かべたオストは、静かにベッドへ腰を掛ける。ポンポンと隣を叩いて、無垢な少女を呼び寄せる。

 ラフタリアは疑うことなく歩み寄り、お邪魔しますと言って腰を下ろす。

 

 「うふふ、緊張しなくて大丈夫よ。そうだ、私の飲みかけだけれど、ひと口いかが?」

 「いただきます……こくっ、んくっ……ぷは~、とっても美味しいです」

 「あら、気に入ってもらえて良かったわ」

 「はい、不思議な味でしたけど、これ何が入ってるんですか?」

 「それはね…… 」

 「ひゃっ!何っんんんんん!!!?」

 

 突然抱き寄せられたかと思ったら、唇を唇で塞がれる。目を白黒させている間に背中に手を回されて、為す術なく一緒にベッドへ倒れ込んだ。

 

 「んーーーっ! んうっ……んはっ……!」

 「ん……ちゅ♡……んふ♡」

 「ぷはっ……はっ……ぁ……」

 「ごめんなさい、もしかして初めてだっだかしら?」

 「いきなりこんな事……どういうつもりですか!!」

 「あらあら、貴女のご希望通りに教えて差し上げているのですが、何かご不満でも?」

 「っっっ!!!?」

 「もう、ダメですよラフタリアさん、あの様な軽率な言動は……どうぞ手籠めにしてくださいと言っているようなものです」

 「なっ!そんな……っ!」

 

 この期に及んでようやく、オストの意図する事に気付いた少女。青ざめた表情で己の肩を抱いて、フルフルと体を震わせている。自分の招いてしまった事態に怯える少女へ、まるで実の姉の様に優しく語りかけるオスト。

 

 「ご安心ください、貴女はもう『既成事実』が何かを理解されましたよね?もう自分のテントへ戻っていただいても構いませんよ」

 「はい、そうします……あの、取り乱してしまってごめんなさい」

 「いえいえ、こちらも意地悪が過ぎましたね。先ほどのコトは悪い夢でも見たと思って、忘れてくださいね♡」

 「も、もう……思い出させないでくださいっ!」

 「んふ、アナタ本当に可愛いわねぇ」

 「オ ス ト さ ん ? はぁ、では自分のテントに戻ります、夜分にすみませんでした」

 「ごめんなさい、気を付けて戻ってください」

 「えぇ、おやすみなさ―― きゃ!」

 「おっと、大丈夫ですか?」

 

 ラフタリアはベッドから立ち上がろうとして、グラついてしまう。オストに支えられて事なきを得たものの、納得がいかない様子で足元を見つめる。

 

 「もう少しこちらで休んでいかれてはどうです?ここまでの移動や討伐への緊張が解けてしまったのでしょう」

 「すみません、それではもう少しだけ……」

 「どうぞ、そこへ横になってください。少しマッサージして差し上げますね」

 「わわっ、オストさんちょっと!」

 

 仰向けに寝かされ、下半身が薄手の掛け布で覆われる。

 始めますね、と告げられて足先からグイグイと解されていく。

 ふくらはぎから太ももへ移動する頃には、じんわりと体の芯から温まる感覚がして、ラフタリアの瞼が落ち始める。

 

 「ふぁ~~、ぁあ……」

 「そのまま眠ってしまっても構いません。夜が明ける前には起こしますから」

 「はぁ……ぃ、ありが、とう……ござぃ、す……ぅ…………」

 「うふふ、よい夢が……見られるといいですね♡」

 

 

 

  

くちゅっ、ぴちゃ……ちゅぷ、ちゅくっ、にちゅ……

 

 (う……おなかの奥……熱い?)

 

 いつの間にか夢心地だったラフタリアは、お腹の奥がジンジンと熱く疼く感覚によって、微睡みから目を覚ました。

 

 「んん~、ふぁ……ぁ」

 「ふふ、お目覚めですか?」

 「…………っ!?」

 「あらら、ちょっと待ってください、大人しくしてくださいね……?」

 「え、ぁ……? んぇ? な、なん ―― 」

 「ほら、いいこいいこ♡」

 

 びっくりして飛び起きようとしたラフタリアだったが、有無を言わせない力でオストに押さえ付けられ、再び寝かしつけられる。今の状況を確認しようと視線を巡らせると、服は脱がされて肌着だけに、露出した肌をオストの手が撫で回している。そして、湿り気をたっぷり含んだ下着の感触。どうして……濡れてる?

 寝起きの頭には荷が重すぎて、全く思考がまとまらない。一体何をされていたの……?単純な疑問だけが、辛うじて言葉になる。

 

 「私に何をしたんですか……?オストさん!」

 「そうですね、ご覧の通り、溜まった疲れを取って差し上げています」

 「それはどうも……ですが、勝手に服を脱がすなんてひどいです!」

 「しーっ!声を抑えて……」

 「あ……と、とにかくもう戻ります」

 「そんな、急に立ち上がったら ―― 」

 「えひゃあっ!?」

 

 ――ドサッ。

 

 (あれ?立ち上がれないし頭もクラクラする……どうしちゃったんだろう?)

 

 「ケガはないですか? そろそろ種明かしをしますね。覚えていますか?貴女に飲ませたもの……アレは、霊亀国に伝わる媚薬入りのお酒だったんです」

 「…………はい?」

 「騙してごめんなさい、貴女が無駄に可愛いからいけないのです。真っ直ぐな瞳で『既成事実の作り方を教えて欲しい』なんて言い出されたらもう……」

 「それは、あの、もう終わったお話だったのでは……?」

 「だって、目の前にこんなにも無防備な寝顔を晒している美少女がいるんですよ?こんな据え膳、美味しくいただくしかないでしょう~♡」

 

 口をパクパクさせて、目を見開いたままのラフタリアの頬を両手で包み込み、一国の妃は妖艶な笑みを浮かべてこう提案した。

 

 「貴女の初めてを、私にくださいませんか?ラフタリアさん♡」

 「なっ………………!?」

 

 告げられた言葉の意味を処理し切れず、完全に思考停止したラフタリアに近付いて、オストは愛嬌のある丸い耳へツゥ~、と舌を這わせる。ビクンッ!と跳ねる体を抱きしめて、一際甘ったるい声で囁く。

 

 「全〜部お姉ちゃんに任せて、怖いコトなんて何も無いわ♡」

 「ら、らめれすそんな……」

 「も~っと気持ちよく、なりたくなぁい?」

 「…………ぅ……ォ、スト……さ……っ」

 「ん~いい子ねぇ、じゃあゆっくり力を抜いて……」

 

 先ほどのマッサージで血の巡りが良くなり、媚薬が全身を冒していく。思考に霞が掛かり始めたラフタリアは言われるまま、オストの胸元へ体を預ける。すると豊かで柔らかな2つの弾力に包み込まれた。

 

 在りし日の故郷で、自分の事を妹の様に可愛がってくれた、サディナお姉ちゃんを思い出していた。後ろから抱かれて、すっかり毒気を抜かれたラフタリアの首筋を啄むように、オストがキスを落としていく。鎖骨から首元、そして唇へ……躊躇いなく少女の口内へ舌先を侵入させる。

 

 「んむ……ぴちゅっ……うぐ……ぇぅ」

 「はんっ……ぅん……ぁふっ……んちゅ……うふふ♡」

 

 朱に染まった亜人娘の頬を親指の腹でスリスリ撫でると、くすぐったそうに目を細める。あぁもう可愛いわねぇ、このまま食べてしまいたいわ―― オストの中で燻っていた征服欲が、燃え盛る炎となる。

まるで大好物の獲物に狙いを定めた肉食獣だ。胸元に身を委ねるラフタリアの肌着をたくし上げて、露わになった胸元へ口づけの痕を残していく。

 一方でラフタリアは、体のあちこちにマーキングされながら、朦朧とする意識の中でも、自身の身体に起こっている変化を感じ取っていた。

 

 「んっ……くっ……ふぁ……あぁ……♡」

 (何だかおヘソの奥が、ゾワゾワして変な感じ……でもイヤじゃない……?)

 

 獲物の変化を見逃すオストではない。首に引っ掛かった肌着を抜き取り、綺麗な球形の膨らみに、そっと両手を重ねた。指先に力を込めると、むにゅっと吸い付くような柔らかさと、ハリのある弾力が応える。申し分ないどころか、至高の逸品ではないか。

 

 風前の灯となっていたオストの理性が、本能の前に屈服する。手のひらで丸い膨らみを楽しみ、きめ細やかな柔肌を舐め回す。存分に早熟のたわわな果実を堪能して、指先をラフタリアのショーツへ移動させる。既にシーツにまで染みが広がっており、次々と愛液を溢れさせる秘部を、わざと音を立てて弄る。

 

 にちゅっ、ぬぷ……ぬちゃっ、ぐちゅ……ちゅくちゅくっ

 ぴちゃぺちゃ、くちゅくちゅ、ぬちっ、ぬちゅ……

 (どうしよう私、こんなのもう、自分でするオナニーだけじゃ満足できないカラダになっちゃう……っ!)

 

 『-他人に弄られたときの快感は、ひとりでする時とは比べものにならない-』

 

 ラフタリアの身体に、またひとつ淫らな経験が教え込まれる。 

 自分の手の内で身悶えする様子を愉しみつつ、ラフタリアの重たくなった下着を片足ずつ脱がせる。彼女は恥ずかしさ故か、ピタリと足を閉じると膝を抱えて背中を丸める。

 そんなささやかな抵抗など意に介さず、オストは脇から手を入れて、太ももの付け根にある浅い茂みへ指を伸ばす。ペロリと唇をひと舐めしたオストは、人差し指と中指を秘裂にあてがい、そして挿し込んだ。

 

 「ん″ぅ! ふ……っ ぃうっ! や、ぁはぁ……っ」

 「あぁぁ♡ くひぃっ、ふぁあああああああ!!!!」

 

 ビクビクッと身体が震える度に柔肉がキュっと締まる。たっぷり溜め込まれた淫蜜を掻き出すように、グチュグチュと指を動かす。沁み出してくる愛液が、指先を伝って手首の辺りまで垂れてくる。

 

 「うふ♡ 随分と溜め込んでいましたね。見てください、ほら、私の手がこんなに」

 「やっ!いやぁっ!!そんなの見せないで、ください……っ!」

 「もう、そんな顔しないでください……お詫びにもっとしてあげますね?」

 「ひぃ やっ、らめ、やら″ぁ″ぁ″ぁ″ぁ″ぁ″ぁ″ぁ″ぁ″」

 「いいわよぉ、もっと声を聞かせてちょうだい」

 「ぐむっ! むぅーー、うぅ……ひむーーーーーーーーーっ!!」

 「あぁ……私しか知らない表情(カオ)、卑らしい声……♡」

 「……っはぁ、くはっ……ぁ、っはぁ……はぁ…………」

 

 視線の先は焦点が合わず、慌ただしく胸を上下する少女。抵抗する意思は、完全に消えた。程よく『できあがった』獲物を、オストの鋭い眼光が貫く。狩りの後は美味しくいただくもの、と相場が決まっている。

 ベッドの端でそっぽを向き、寝そべっているラフタリアを引き寄せたオスト。仰向けにして馬乗りになりると、頬を紅潮させ、目を閉じた生娘に頬を寄せた。本人の意思を尊重するべく、耳元で問い掛ける。

 

 「今から貴女の純潔(はじめて)をいただきます、よろしいですね?」

 「………………………ぃ」

 「うふふ……」

 「あの…………やさしく、お願ぃ……します」

 「えぇ♡ どうか私を信じてください♡♡」

 「…………っ……」

 

 私たちは女同士なのに、一体どうやって……その、するんだろう……?

 そんな疑問がよぎったラフタリアだったが、突然ググっと硬くて熱いモノが下腹部に押し当てられて、意識の全てがそちらへ向く。恐る恐る薄目を開けると、綺麗に生え揃った茂みが続くはずのオストの股間に、男性の象徴が屹立していた。

 

 (え……? これって、男のヒトの……アレ?)

 

 箱入り娘同然だったラフタリアが、生まれて初めてしっかりと目にしたペニス。力強く反り返ってドクッ、ドクンっと脈打ち、薄桃色に加えて赤みを帯びた表面には、びっしりと血管が浮き上がっていた。

 

 (これが今から私の中に……ほんの少し指先を挿入れた事はあるけど、太さも長さも違いすぎる……)

 

 「ちょっとごめんなさい」

 「へ……?きゃうっ! 何をーー」

 「先っぽをヌルヌルにしないと、擦れて痛いんですよ。うふ、これで良さそうですね」

 「うぅ……」

 「それでは、失礼します」

 

 ぐじゅ、と音を立ててオストの熱い剛直が、無垢な少女の秘密の茂みを暴いていく。縦に閉じられた割れ目をくぱぁ……と左右にこじ開けて、肉の棒がヌチヌチと押し込まれる。感じたことのない圧迫感に、ラフタリアの顔がグシャっと歪む。

 

 「ゔぅ…………んっ、ぁぐ……ひぐっ……!」

 「辛くないですか……?無理だと感じたらすぐに言ってくださいね」

 「ん……はっ、ぃい……」

 

 (く、苦しい……!内臓が下から押し上げられてる?息が、できない……)

 

 「い″っ! ああ″……痛ぅ……フッ……フゥ……」

 「あら、もしかして当たってますか?それが、処女膜です」

 「処女膜……」

 「女性のナカで1番狭い場所ですねぇ。痛いのは最初だけ、なんて言われたりするのですが、きっと大丈夫だと思います。だって、私が前戯でちゃーんとほぐしましたから♡」

 「ひゃあ! ひんっ……!」

 

 ぷくりと充血した小突起を不意に摘まれて、ラフタリアが喘ぐ。一瞬驚いて強張った身体から、フッと力が抜けるの感じ取って、オストは怒張をズリュン!と根元まで突き入れた。

 

「ぃひっっっ!! んーーーーーーーーーーっ!!!! くっ……!! ふ…………ぅ………………」

「ほら……全部、入りましたよ」

「ぇ………………ぅ…………んぁ……はぁ…………」

 

 (ナニ、コレ……裂けちゃう……っ!? ズブって入ってる…………っ)

 

 破瓜と同時に膣奥まで怒張に貫かれた少女は、反射的にオストの背中に手を回してしがみ付く。戦闘において魔物から受ける外傷とは根本的に違う、自分の内側から生じる刺激に、ただ悶える事しかできない。

 処女を奪った当人は、ギュッと目を閉じて浅い呼吸を繰り返している、少女の具合を確かめながら、快感で苦痛を上書きしていく。耳先や首筋に舌を這わせ、乳房の先端を摘んでは強めに捻ったり、爪弾いたりして、小鳥が啄むように唇を塞ぐ。

 

 スリスリ……キュッ、クイッ……カリカリッ、コリコリ……

 

 「れろっ、ちゅろっ、ぴちゃ……」

 「へやぁ……ぁん♡……あぁぁ……♡」

 「んちゅ、れろ……んむっ、ちゅぴ、んちゅ……」

 

 上半身へ巧みな性技を披露しながら、下半身を攻め立てる事も忘れない。挿入したまま恥丘同士をピタリと密着させ、腰をグッと押し付けることで、包皮の上からクリトリスを擦り付ける。

 暫くしてラフタリアが落ち着きを取り戻す頃には、異物を外へ押し出すように、ミチミチと陰茎を締め付けていた肉壁にも変化が生まれる。隙間なく挿入された硬い肉の棒は、自らが受け入れるべきモノだと理解したのか、圧迫感が和らいでいく。

 

 「どうですか?ラフタリアさん」

 「え……っと、最初よりは、苦しくない、です……」

 「よかった、それじゃゆっくり動かしても?」

 

 コクッと頷くのを確認して、オストは根元までズプリと打ち込んだ熱い杭を、ジリジリと引き抜いていく。途中、破ったばかりの純潔の痕をカリ首が擦り、少女が顔を歪める。

 一方で、初めてのオトコを迎え入れたラフタリアの膣内は、動きは拙いながらもグネグネと、男性自身へ快感を与えるようにうねり始める。

 

 ニチュッ、グチュッ、ヌチュ……と、控えめな音を褥に響かせて交わりは続く。オストにしがみついていた腕からは力が抜け、おおよそ抱擁と呼べるものに戻る。ラフタリアの口から漏れ出す、低いくぐもった呻き声も音色を変えていく。そうとは知らずに飲まされていた媚薬と、経験者による念入りな愛撫によって、彼女のカラダは今や、発情期すら凌ぐほどに愛欲の虜となっている。

 

 「お″ぉ″っ、ゔっ……ぁ″あ″っ!」

 「気持ち……よく、うっ……なって、きま、ぁんっ……したか?」

 「はっ、ぁん……い″っ! きもち……ひっ、ンィイッ、です……♡」

 「うふっ♡ でしたらもう少し激しくしちゃいますね♡♡♡」

 「あ″っ ぁ″っ や″ぁ″ぁ″ぁ! っあぁ……」

 「ふくっ……よく、締まって、搾り取られそうっ、です♡」

 「あふぁっ、よく、分かりゃなっ、でひゅ……うぅううううう!」

 

 オストは仰け反るように腰を後ろに引いてから、重力に任せて打ち下ろす。パチュン!、グチュン!と卑猥な水音を立てながら、リズミカルに腰を振る。その度にラフタリアの口から、普段では考えられないほど酷く甘ったるい嬌声があげる。

 後ろ手にシーツを鷲掴みにしていた、ラフタリアの手にオストが手を重ねて強く握りあう。お互いの指に指を絡める、いわゆる恋人つなぎ。何時しか身も心もグッと距離が近付いた2人。

 オストが上から折り重なるように身を寄せて、ラフタリアの息を塞ぐ。瑞々しい口唇を喰み、舌を舐め、上顎をなぞってからお別れする。

 粘膜同士が離れてもなお、混じり合ったふたりの唾液が、名残惜しそうに糸を引き、テラテラと光る淫蜜の橋が掛かる。

 極めてエロティックな光景は更なる興奮を呼び、2匹の雌はより激しく、より淫らに交ぐわう。最早そこに言葉は必要なく、カラダだけを使ったコミュニケーションで分かりあえる程に、快楽を貪るケモノへと堕ちた。

 

 「……ぅ″お…………あ″っ ん″ん″っ……お″っ!」

 「ぅくっ、あのっ……そろそろ、イキッ、ます……っ!」

 

 扇情的な交尾は、いよいよ最高潮に達していた。ラフタリアの下腹部が断続的にヒクヒクと痙攣して、子種を搾り取る動きを始める。オストの方は射精に向けて身体が準備している様子を、陰嚢から背筋へ走るゾワリとした感覚で悟る。

 オストはズリズリと内壁を擦っていた動きを、奥の方へ押し付ける腰つきへと変える。すると、薄っすら感じる程度だった膣道の行き止まり―― 子宮口へ亀頭が届いた、コツンという感触がハッキリと伝わってくる。

 

 「み″ゃあ″!? な……にっ、今、のぉ、なンッ!れぇす、か……?」

 「ココっ、はッ……ねっ、子宮ぅ口ぉ、よっ……ぉ″っ」

 「だ……めっ、ンぅ! おかしぐっ、ゔッ、なりぅ、こ、れぇ……エ″ッ!」

 「くっ……2人でっ、いっしょっ、にィイッ おかしくなりマ″ッ、しょ♡」

 「わた、わたしっ、も″ッ、ォオ″ッ! イキ″ッ、そ″、れぇ……っ!」

 「……っ、ふっ……ゔっ……ふた、りでっ」

 「ひゅっ……ひゃいっ、いっしょ、にぃいいっ! イ″ッ……ひぃいぃぃぃぃぃ」

 

 汗や唾液に愛液で、ヌラヌラと妖しく光る肢体を絡め合う。ラフタリアは両手をオストの首に回し、両足で彼女の背中を挟み込む。オストもラフタリアの背に腕を回し、抱きしめながら顔を埋める。誰にも言えない蜜月に、ようやく終わりの時が訪れる――

 

 「うっ……あ″っ……出ッ……ぐぅうううううううう!!」

 「ぉ″っ……オ″ッ……あ″っ……ぁ″あ″ぁ″ぁ″〜〜〜っ♡♡♡」

 

 『あ″っ♡ あ″ぁ″あ″あ″ぁ″あ″ぁ″ぉ″ぁ″ぁ″ぁ″ぁ″あ″ぁ″〜〜〜〜〜〜っ!!!!』

 ビュクッッッッッ! ビュヌルルルルルルル〜〜〜〜〜ッ!!!!

 ドクドクッ!! ドピュッ……ビクッ……ビク……ッ…………

 

――――

 

――

 

―

 

 

 『…………っ……………………ぁ…………っはぁ……んっ………………』

 「はぁ、はぁ、んっ、はぁ……はぁ、ふぅ…………」

 「んふーっ、はっ、ぁ……はっ、ん……」

 

 視界がチカチカと明滅し、一瞬の内に子宮から脳天へと迸った快感の波に、意識ごと飲み込まれて絶頂を迎えたふたり。自分たちが所構わず分泌した様々な体液に塗れたまま、身体を重ねてお互いの温度を感じて目を閉じる。大きく乱れた呼吸が平静を取り戻すまで、束の間の余韻に浸る。

 

 (肌を合わせる事が、こんなにも満たされるものだなんて……。もしかして私、知らないままの方が良かったんじゃ……)

 

 ラフタリアの内に秘めた性欲は全て燃え尽きたのか、体の火照りは鳴りを潜め、意識が急速に醒めていく―― そう、彼女は賢者な時間を迎えていた。

 つい先刻まで睦み合っていたオストと目が合って、猛烈な気恥ずかしさに襲われる。これからどんな顔をして会えばいいんだろう。

 (あ、これで私のハジメテ……終わっちゃったんだ……)

 

 「あの、ラフタリアさん」

 「わひゃ! は、はい……何でしょう?」

 「これ……そろそろ抜きますね」

 「えっと、ゆっくりで、お願いします……」

 「分かりました……んっ……っふぅ、抜けました」

 「~~~~~~っ!?」

 「あー、垂れてきちゃいましたねぇ」

 「うわ、すごい……こんなに出て……」

 「すみません、私の方もご無沙汰でして、ちょっとやりすぎてしまいました……」

 

 ぐぷっ、とぷ、と白濁した液が、広がった膣口から流れ出てくる。これが、新しい命の素になるもの。ラフタリアは指先で精液を掬い取ると、鼻先に近づけて匂いを確かめたり、ネバネバと糸を引く様子を興味深そうに見つめている。そして、ハッとした様子でオストに問い掛ける。

 

 

 「もしかして私、既成事実ができちゃったんですか……?」

 「いえいえ、その点はご安心ください。だって私、人間ではありませんから、貴女が考えるような事にはなりません。既成事実はぜひ尚文様と♡」

 「もう!オストさんたら……ふぅ、よかった」

 「それからもう一つ、耳寄りな情報がありまして……ふふっ、貴女はまだ処女のままですよ、ラフタリアさん♪」

 「—————————————え?」

 

 (この人は何を言ってるの……?私は確かにオストさんに奪われたはず……)

 

 「ヒントは私が霊亀の一部だという事ですね。体に多少の違和感が残ってしまうかも知れませんが、私の秘術で全て元通りです……大切な純潔の証も」

 「まさかそんな……」

 「とは言えご自分では、確認しようがないですよね?」

 「それは……まぁ」

 「そこでご提案なんですけれど……ラフタリアさん、もう一度……如何ですか?」

 「……………………」

 「悪いお話ではないはずです、実際にバージンなのかを確認できますし、オマケにまた『気持ちいいコト』、できちゃいますよ?」

 

 (あぁ良かった……!私の初めては尚文様のもの……それで、この人の霊亀パワーがあれば、何をしても何度でも、元に戻せるってこと、よね?それなら―― )

 

 長い逡巡の末に、ラフタリアが顔を上げる。頬を上気させ、潤んだ瞳でオストを見つめると、こう答えた。

 

 「オストさん、次はもっと『気持ちいいコト』……教えてくださいね?♡」

 「うふっ、勿論です……お任せあれ♡」

 

 その後、朝を迎える度に何故か艶々しているラフタリアであったが、幸いにして不利な戦況を強いられている中で、その様な事に気付く者は誰もいなかった。こうして霊亀の討伐が果たされるまでの間、闇夜に紛れたラフタリアが、足繫くオストの寝屋へ通い詰めていた件は、名実ともに2人だけの『秘め事』となった。

 

 

―― 終 ――

 

 




ご精読ありがとうございます。

割烹にて書いてますと言いながら、数か月もお待たせして本当に申し訳ありませんでした。どこかワンシーンでも、読んでくださった方の琴線に触れていたら嬉しい限りです。

自分で読み返してみて、コレはないわー!となった場合には、一時的に非公開にするかも知れませんが、修正の後に再公開します。その際はどうかご理解のほどを……!
それではまた、次のお話にて。
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