薄暗い室内にはアロマの甘い香りが漂っている。ベッドに下着一枚でうつ伏せに横たわる俺の筋肉の隆起を女の優しい手がなぞるようにマッサージする。女性にしては大きな掌だなとぼんやり感じているうちになんだか頭がくらくらしてきた。
忘我の心地でオイルを塗されながら俺はなんでこうなったのか思い起こしていた。
確かに最初に八百万百と親しくしようと努めたのは俺だと認める。趣味の菓子作りで出来たおやつも彼女に優先的に提供していた(彼女の個性の発動に脂質を必要とするという大義名分もあった)俺も男だ見目麗しく心延えの優しい才女とお近づきになりたいと思うのは何もおかしくはないはずだ。
そのあともなんやかんやあって親しくなっていった(いくら雄英のヒーロー科といえ今学年は殺伐とし過ぎだと思う)のも身に覚えはある。数回ほど体を張って盾になったのもいい思い出である。
しかし相当な名家のお嬢様である百が両親から用意された秘密のセーフハウス(雄英から結構離れた街中の高級マンション)に俺を招待してこういうサービスを施してくれるのは少しというかかなりマズイような気がする。
もう少しこう穏やかな男女交際をですね……百さんなんで貴女まで水着だけのあられもない格好をされているんでしょうかねぇ?あぁオイルマッサージで着衣が濡れるから当然ですね。
俺の巨体が平気で横たわれるキングサイズ以上の特注のベッドに防水シートを被せてるのもオイル対策だもんね。
なんで異性のクラスメートにオイルマッサージなんてしているんだおかしいだろ!!!
「あのさ、八百万」
「はい?」
「この行為ってさ、ちょっと……」
「いけませんわ砂藤さん、ちゃんとリラックスなさらないと効果が半減しますよ」
「いや、そうじゃなくてな。なんかこれマズくないか?」
「問題ありませんわ。私の両親は信頼できる友人をこちらに招待しても怒ったりはしませんわ」
「そういうことじゃないんだけどな!?」
駄目だコイツ完全に理解していない。自分がとんでもない事してしまっている自覚がない!
最初は着衣のままのただのマッサージだったんだが。どうも彼女に筋肉フェチの気味があるのは気づいていたし強請られるまま上半身脱いで撫でられてとエスカレートしてしまって本日に至る。
密かに好意を寄せられるのに脂下がってる場合ではなかった。仕方がない、この際だからはっきりさせよう。
「八百万!」
「はい?」
「純然たる好意でしてくれているのは分かるがこれはやりすぎだ。女の子が異性の友人に施すのはその色々とマズイ」
「…………」
あれ?反応がない。てっきり驚いた顔か不満な顔でもするかと思ったが……。
百の方を見ると彼女は何とも言えない表情をしていた。聞き分けのない子供をどう諭すかそんな感じの顔だった。
「それはつまり友人以上の関係になれば問題は解決しますわね?」
「えっ?いや、そういう意味じゃ……」
良いことを思いつきましたみたいな満面の笑みを浮かべる百の顔に見惚れる。やっぱりとんでもなく綺麗だわこの娘。
百の手が背中に置かれる。そのままゆっくりと体重をかけられた。
うつ伏せになっている俺は身動きが取れない。百の匂いと柔らかさが嫌と言うほど感じられる。年齢にそぐわない巨きな胸が押し付けられる
そして首筋を啄む柔らかい感触がした。うつ伏せで隠しているが完全に勃起してしまって気まずい。
「うふふ、安心しました。私だけがこんな気持ちなのかと思っておりましたわ」
「お慕いしております。力道さん♥私の事も百と呼んでくれないと嫌ですわ」
背中に感じるオイルで滑る女体と耳元で囁かれる声に脳髄が痺れる気がする。
囁くような声が艶っぽずぎて一瞬気が遠くなりかけたぞ。
あ、ちょっと待って今水着脱いでるな!増強系の俺が怪我させないように気遣って抵抗しにくいからって先っぽ押し付けちゃ駄目だよ!
床に白い水着が投げ捨てられるのが見えた。普段のお行儀の良さはどこに行った!
「ふぅ♥はぁ♥……往生際が悪いですわよ♥」
荒い吐息を漏らしながら俺の腰に跨るようにして百の両脚が胴を挟み込む。なんか背中に熱くて湿ったものが押し付けられる感触がする。
ついでとばかりに俺のパンツまで脱がそうとするのはダメだー!!!
「もう我慢できませんわ。このまま既成事実を作ってしまいましょう♥」
俺のビキニに手をかける百を必死に押し留めようとすると痛いくらいに勃起した俺のチンポを握って抵抗する彼女。
これはもうダメかもわからんね(チンポは既に先走りかオイルか判別仕様のない状態で発射待ったなしである)
「まぁ♥これが力道さんの♥流石に立派なお体に相応しいお道具ですわ♥あはぁ♥」
甘い吐息と柔らかでボリュームたっぷりの女体に纏わりつかれて下着越しとはいえ好意を寄せる美少女にオイル塗れのチンポと金玉を撫で摩られると俺の自制心なぞ一溜まりもなかった。
ぶびゅ!!! ぶびゅるるるるっ!! びゅぶっ! ぶびゅるるるっ! びゅぶっ! びゅるるっ! びゅぶぶっ! ぶびゅ ぶびゅびゅ
百の白魚のような指にチンポを掴まれたままとんでもない勢いで射精してしまった。今生で一番気持ちの良い射精で半分魂が抜けたような気がする。
「まぁ♥まぁ♥ 殿方のお射精って物凄いのですのね……ご立派ですわ力道さん♥」
耳元で嬉しそうに囁きながらチンポを弄る手を緩めてくれない百。左手の親指と人差指で輪を作って亀頭をあやしながら右手は睾丸を絶妙な加減で握ってくる。
どこでこんな手管を覚えたんだよ。え!?名家ってマジで閨房の技術も伝わってるの……スゲーな。
情け容赦のない愛撫に陰嚢の奥が引き攣るような感覚に襲われる。あ、また出る……。
どびゅるるるるる!!! びゅーー!!ぶびゅっ!
「はぁ……素敵ですわ♥私の手だけでこれ程お射精なさって♥んちゅ♥ ちゅぱ♥ れろぉ♥ じゅるるっ♥ 」
百は追い射精を無邪気に喜びながらダマになって半固形状の精液を摘み弄んでから精液の塊を口に含んでしまった。
はしたなくも精液を舐めしゃぶって止めるまもなく精液を嚥下する。これを全裸で俺の背中に縋りつきながら実行するお嬢様……サキュバスかな
「けぽ♥……失礼しました♥私としたことが。力道さんの精液とても濃くて素敵ですわ♥」
可愛いおくびを漏らして頬を染めてるとこみるとお嬢様なんだが精液のテイスティングしながらお手々は未だに俺のチンポを弄ってるんだよなぁ。サキュバスだったわ。
「百さん、そろそろ落ち着こう?」
「いけませんわ力道さん。まだマッサージは終わっていませんわ♥」
「いや、だから」
「今度は仰向けでお願いいたします。次は口淫で施術させて頂きますわ♥」
「はい!?」
このあと暴走するお嬢様を宥めるためにハグしたりキスしたり(ファーストキスの味は自分の精液味でした)口淫はマッサージではないことを童貞の俺は必死になって説き伏せた。
説得中ずっと百が俺のチンポと金玉を弄っていたのは黙殺することとする。
八百万百嬢可愛いが高じて書いてみましたが3000文字にも足りませんでした。
今作の竿役の砂藤力道くんは上鳴くんの代わりにUSJでヤオモモとジロちゃんのとこに飛んで体を張って奮戦したという設定です。面制圧能力のある上鳴くん不在でひたすら殴る蹴るでどうにかしたんでしょう。転生キャラにするか悩みましたが今のとこだとパラレルで頑張っただけでも通りそうですね。