おいしーなタウンでお腹いっぱい♡ 拓海の精子デリシャスマイル〜♡生バナナ大好きな和実ゆいちゃんの爆食記録♡分け合う美味しさ焼き付けるわ♡美味しいの独り占め許さないよ♡ 食卓の最後をこのわたしが飾ろう♡ 作:カイトGT
〜週末〜
俺とあまねはおいしーなタウンにある遊園地に来ていた。
「...」
しばらく俺が入り口で待っていると...。
「すまない、待たせてしまったか?」
と言いながらあまねが現れた。
「いや、今きたところだ」
そう言い返す俺だったが、実際には20分前からこの場所で待っている。
(遅れるのは流石にカッコ悪いからな)
そう思いながらチケット買っておいしーな遊園地に入ってみた。
「ここは相変わらず賑やかで良いな」
「まあな」
俺が小さい時からある伝統的な遊園地であり、ここの土産品やレストランの食べ物が美味しいのでちょくちょく足を運ぶ場所でもある。
ただ、入園料と食事の代金がかかるからたまにしか来れないのが歯痒いがな。
「何から乗る?」
あまねにそう言われた俺はとりあえず「コーヒーカップにでも乗るか?」と答えた。
「いいな。じゃあ乗ろう」
週末なのでそれなりに人はいるが、どこぞの大型遊園地みたいに20分待ちとかにはならないからすんなり乗れる。
コーヒーカップに乗り込むと音楽が流れてカップが回り始めた。
「ふふっ、こうして一緒のカップに乗っていると本当にデートしているんだなと実感するよ」
あまねはそう言いながらカップの真ん中にある回す用のテーブルに手を置いた。
「ほら、品田君も」
「あ...ああ」
一緒にカップを回していると彼女は静かに笑みを浮かべる。
「楽しいな品田君」
「そ...そうか?」
俺は子供の頃から何回も乗っているせいか別にと思うが、あまねは違うらしい。
「ああ、本当に楽しいよ」
彼女は俺に向かって微笑み続けながら、カップを回すのだった。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
コーヒーカップで遊んだ後、俺とあまねは近くの売店でカップアイスを買って食べていた。
「はぁ、ここのアイスは美味しいなぁ」
「まぁな、たまにきて食べてるけどここのアイスは美味いよな」
俺がある程度食べていると...。
「品田君の頼んだソーダアイスも美味しそうだな。私の抹茶アイスと食べ比べしないか?」
「...えっ?」
いきなりの提案に俺は少し急始める。
「それ、本気で言ってる?」
「ああ、私は本気で言っているぞ?」
あまねの表情的に嘘偽りはなさそうだが、一応言っておく。
「あまね、今のお前は【誓いの湖の水】のせいで少しおかしくなってることは知ってるよな?」
「ああ、分かっているつもりだ。だが...私にはどうしてもこの気持ちが嘘のように思えなくてな...」
そう言いながら自分の食べたスプーンで抹茶アイスを掬い出して俺の方に向けてくる。
「拓海君、頼む...」
顔を少し赤らめながらもスプーンを出してくるあまねの表情は艶めかしい...。
「...ちょっ! ちょっと待てって!」
「頼む...! 私だって恥ずかしいんだ!」
(これって関節キスになるんじゃないか!? ダメだろ!!!)
急な事に俺は頭の中が真っ白になるのだった。