おいしーなタウンでお腹いっぱい♡ 拓海の精子デリシャスマイル〜♡生バナナ大好きな和実ゆいちゃんの爆食記録♡分け合う美味しさ焼き付けるわ♡美味しいの独り占め許さないよ♡ 食卓の最後をこのわたしが飾ろう♡ 作:カイトGT
俺たちは地図の印の場所へと急いで向かう。
一応ゆい達もプリキュアに変身している。
ゆいはキュアプレシャスに、ここねはキュアスパイシーに、らんはキュアヤムヤムに、あまねはキュアフィナーレにそれぞれ変身していた。
「ひっさしぶりのプリキュアだ〜! 頑張るぞ〜っと!」
ヤムヤムの奴が軽口を叩く。
「ヤムヤム! ちゃんとしなさい! 遊びじゃないのよ」
とスパイシーがそれを宥める。
「スパイシーは硬すぎ! そんなんじゃあいざって時に力でないよ!」
とプレシャスがいい感じに取り繕う。
「まあヤムヤムのいうことにも一理あるが、スパイシーの言い分ももっともだ」
フィナーレはどっちつかずの答えを返す。
その様子を見ていた俺は静かに笑っていた。
(なんだかんだいいパーティなんだよなこいつら)
一見空回りしそうな感じがするのだが、いざって時の団結力は非の打ち所がない。
そうでなければ彼女達はゴーダッツに打ち勝てていないだろう。
それだけ俺も信用している。
(まあ、何かあったら俺も手伝えばいい)
基本的に彼女達の護衛役のような立ち回りをするのが俺の役割だ。
普通のデリシャストーンしか持たない俺では彼女達プリキュアの力には逆立ちしても敵わない。
しかし、彼女達の壁になることくらいはできる。
俺が時間を稼いで彼女達の援護をする。
少し悔しいがそれが俺の力をフルに発揮できる1番の戦法なのだ。
(何かあってもプレシャスだけは守ってみせるさ)
俺はそう心に誓いながらオヤジ達の行方が分からなくなった地点へと辿り着くのだった。
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俺たちがオヤジ達のいなくなった地点を調べていると...。
「あっ! なんかいい匂いがする〜」
とプレシャスが何かの匂いを感じ取ったようだ。
「プレシャス!?」
スパイシーが匂いに連れられて歩いて行くプレシャスを止めようとしているのだが、俺はそれを静止した。
「まあまてスパイシー。こういう時のプレシャスは鼻が効くんだ」
「...確かに。食いしん坊なプレシャスがそういうのなら何かあっても不思議じゃない」
とスパイシーにも理解してもらった上で先に進む。
湖の横をずっと進んでいると、小さな小屋が見えてきた。
「あれは?」
「なんだろう?」
「こんな所に小屋?」
「すっごく美味しそうな匂いがあの小屋からするよ〜!」
3人が怪しがる中、プレシャスだけが呑気な事を言うので俺はため息を吐いた。
(もしかしてここまできてただの民家で昼食の準備をしていたと言う可能性が出てきたな...)
まあ、人がいるのなら話を聞くだけでも情報源になるかも知れないと+に考えるべきかもな。
俺がそう思っているとプレシャスが暴走し始めた。
「う〜ん! とっても美味しそうな香り! もう我慢できないよ! ブラぺも行こっ!」
「あっ! ちょっ! ゆい!」
思わずプレシャスの実名で叫んでしまう俺。
まあ、ゆいの方が慣れてるからな。
最近プリキュアになることもなかったし、間違えても仕方はないか...。
そんな事を思っているとゆいが民家の家の扉に手をかけるのだった。
「おっじゃましまーす!」
ゆいの声と共に見慣れた2人の男性が声を上げるのだった。
「...んっ? 拓海か?」
「あらっ? ゆいじゃない! おっ久しぶり〜!」
「...マリちゃん!?」
「...親父!?」
なんと! いきなり行方不明のはずだったはずの親父とローズマリー師匠に出会ってしまうのだった。