やはり俺は孤独だった。 作:悪夢
「...」
雨上がりの夕暮れ時。今日も結衣を校門まで迎えに来ていたのだが...彼女はなんとも浮かない表情を浮かべていた。
「結衣?大丈夫?」
ハンドルを握りながら隣の恋人に問いかける。
「...え?」
上の空の様子だった。
気配り屋さんの彼女にしては珍しい。
「本当に大丈夫?ひょっとして体調が悪い?」
空いた左手で結衣の硬く握られた右手を包み込んだ。
「ぁ...ううん、大丈夫。大丈夫...なんだけど」
何か言いたげな様子だ。
...運転しながら聞く話じゃなさそうだな。
「...もうすぐ到着するからね」
「うん...」
程なくしてアパートに到着した。
ジャケットを羽織りながらカバンを手に取る。そして―――
「ほら、おいで」
表情が暗い結衣に手を伸ばした。
「ぁ...うん」
ふわりと微笑んで俺の手を取ってくれた。
そのまま指を絡め合って手を握る。
「...」
そんな彼女に微笑み返しながらアパートの階段を上る。
角の部屋まで歩み、そこで気が付く。
「あっ」
右手は仕事カバン、左手には結衣の右手。カバンの中から鍵が取り出せない。
「結衣、ごめん。玄関開けてくれる?」
「裕太くん鍵忘れちゃったの?」
小首をかしげている結衣。
「忘れては無いけど...結衣と手を離したくないんだ」
「ぁ...えへへ...♡」
ふんにゃりと笑う結衣。...可愛い。
「ほら...早く結衣とキスしたいから」
「あ、うんっ」
少し元気になったみたいだ。
結衣はゴソゴソとリュックサックを漁り、可愛らしいキーホルダーに付けられた2本の鍵を取り出した。1本は実家の鍵、もう1本は俺のアパートの合鍵だ。
そして、手慣れた手つきでシリンダーに合鍵を差し込み、くるりと開錠して玄関扉を開いた。
「ありがとう」
「いえいえ」
足で扉を支え、結衣に続いて部屋内に入る。
玄関先に仕事カバンを放り―――
「結衣」
「ぁ...♡」
空いた右手で結衣を抱き寄せた。
指を絡め合っていた左手を解き、手早く鍵を掛けてチェーンロックもかける。
「...今夜はもう外に出れないよ」
そう耳元で囁くと、結衣は頬を赤く染めて抱き着いて来た。
豊満な双丘が押し付けられており...少し興奮してきた。
「...朝まで裕太くんと一緒...だね...♡」
甘く蕩けるような声。
先程の落ち込んだ様子を微塵も感じさせない。しかし...優しい結衣は心の中に不安や悩みを閉じ込めてしまうだろう。
「結衣...ん...」
「んぅ...っ...♡」
粘質の水音を立てながら舌を絡め合う。
時折ビクンと身体を震わせている様子が...堪らなく愛おしい。
「ちゅ...はぁ...はぁ...えへへ...♡」
とろりと唾液の吊り橋が2人を繋ぎ...それが途切れてぱたりと結衣のブラウスを湿らせた。
愛らしい笑顔と唾液で濡れた扇情的な口元のギャップが堪らない。
「おかえり、結衣」
柔らかい頬を撫でながら言葉を交わす。
「うん...ただいま、裕太くん...♡」
愛らしくて...妖艶な笑顔。...しかし、ほんのりと影が有る。
「結衣、手を洗ったらこっちにおいで」
身体を離しながらそう言うと、結衣は少しだけ寂しそうな表情を見せた。
「ぁ...うん...」
犬のような大きな耳が有ればペタンと倒れていたことだろう。
そんな様子が愛らしくて思わず頭を撫でてしまった。
「??」
不思議そうに俺を見つめている結衣。
「よしよし。後でご飯にするからね」
「...アタシ、ワンちゃんじゃないよ?」
ジトっと見つめられてしまった。
...バレたか。
「冗談だよ。ほら、足を洗いに行くよ」
「手だよっ!」
そんな冗談を交わしながら手を洗い、ソファに並んで腰かけた。
「...」
チラリと結衣の表情を確認すると、やはり少し暗い表情だった。
「結衣」
柔らかい髪の上から頭を撫でる。
「裕太くん...?」
「今日、何かあった?」
朝まではご機嫌だったので、何かあったとすれば学校だろう。
...何となく、心当たりは有るけれど。
「えへへ...やっぱり裕太くんにはバレちゃうね」
そう言いながら、結衣は俺の腕に抱き着いた。
「...アタシ...ヒッキーに嫌われちゃったかも」
...やっぱりそうか。
「何か言われたの?」
反対の手で頭を撫でながら尋ねた。
「ううん...特に何か言われたワケじゃないけど...何となく、朝から冷たかったの」
「...そっか」
これは...俺のせいだな。
俺が結衣に対して変な独占欲を持っていたせいで...聡明な比企谷君には俺たちの関係を勘付かれてしまったのだろう。
「結衣...」
結衣の身体を抱きしめた。
「ぁ...裕太くん...?」
胸元から不思議そうに見上げている結衣。
「ごめんな...多分俺のせいだ」
「え...?」
小首をかしげている結衣。
そんな彼女の頭を撫でながら続ける。
「俺が...比企谷君に対して嫉妬していたのかもしれない。だから...結衣は俺のモノだと独占したくて...昨日みたいなプレイをしたんだ」
「裕太くん...」
結衣には...軽蔑されるだろうか。
...でも、この腕を解きたくない。
「多分...比企谷君は気が付いたんだ。俺と結衣の関係に」
「...多分、アタシもそうだと思う」
どうやら結衣も同じ意見のようだ。
「だから...ごめん。俺のせいで結衣まで避けられるようになってしまった」
さて...どうなるだろうか。
「...」
軽蔑されるだろうか。嫌われるだろうか。
「んっ...♡」
「ん...!?」
しかし、訪れたのは唇に触れる柔らかい感触。
「ゆ、結衣...!?」
「なあに?」
甘ったるい返事。
結衣は一体何を思っているのだろうか?
「軽蔑...しないのか?」
「どうして?アタシだって裕太くんが元カノさんと仲良くしてたら嫉妬するよ?それで...アタシのモノ!って思いながら抱き着くと思う」
その様子を想像すると、実に可愛らしくて頬が緩む。
「結衣...」
「それにぃ...♡」
妖艶な笑みを浮かべた結衣。
くるりと向きを変えて俺の膝の上に跨った。
「昨日のプレイの事で裕太くんは悩んでいるんだよね...?」
俺に抱き着きながら耳元で囁く結衣。
「...うん」
結衣の柔らかい身体に抱き着きながら返事をする。
「それなら安心して...?だって―――」
一度言葉と区切り、結衣は耳元で囁いた。
「―――ヒッキーと電話しながら裕太くんに後ろから犯されるのって...すっごく興奮したんだから...♡」
「っ...」
甘ったるい声で囁く結衣。
「ヒッキーの声を聞きながら裕太くんとえっちしてると...ぱんぱんって裕太くんのおちんちんが奥を突く度に...ヒッキーを好きだった気持ちがどんどん消えていく感覚だったの...♡」
とびきりの笑顔で残酷な言葉を紡ぐ結衣。
「きもちいい...きもちいい...裕太くん好き...裕太くん好き...それしか考えられなくて...イっちゃう頃にはもうヒッキーの声なんか聞こえなかった...♡」
すりすりと胸板をなぞる細い指。
指先の甘い刺激と、惜しげも無く押し当てられている双丘の感触に...俺の股間は欲望で膨らみ始めていた。
「ぁ...♡」
結衣の笑顔は淫らない色を帯び始めていた。...ぴったりと密着しているショーツ越しの膣口で隆起を感じたのだろう。
「結衣...」
右手で結衣の腰を抱き、左手で豊満な乳房を揉みしだく。
「ふあ...っ...♡」
甘い声が漏れ始めた。
片手には少し余る程の豊満な乳房。ひょっとすると...この柔らかさは結衣の母性的な優しさの源かもしれない。
「はぁ...はぁ...裕太くん...っ...♡」
切ない声で俺を呼ぶ結衣。淫らなその表情によって俺の肉棒はどんどん固くなっていく。
「結衣...っ...!」
「...♡」
結衣は扇情的にニヤりと笑い...右手を俺の肩に、左手を俺の膝に置いていやらしく腰を振り始めた。
「結衣っ...!」
「はぁ...はぁ...♡」
蕩けるようないやらしい笑顔でショーツ越しに秘所を擦り付けている。
「っ...!」
「えへへ...きもちいいね...♡」
「ああ...くっ..!」
擦り付けられているだけだというのに、結衣が目の前で腰を振っているという要素のせいで凄まじい快楽だ。
「ふふふっ...♡」
不意に腰を止めた結衣。
「結衣...?」
「もう...そんな顔しないで?別にイジワルしたいワケじゃないんだから...♡」
そう言いながら俺の膝の上から降りた結衣。
...結衣も興奮しているのだろう。動く度にクロッチ部分からくちゅくちゅといやらしい音が響いている。
「次は...舐めてあげる...♡」
手慣れた手つきでベルトを外し、そのままズボンのファスナーを降ろして肉棒を曝け出す結衣。
「れぅ...んっ...♡」
そのまま股の間に顔を埋め、真っ赤な舌を亀頭に這わし始める。
「んっ...んっ...んふふ...♡」
ゆっくりと肉棒が結衣の口の中へと誘われ、自分で自分の頭を押さえつけるように喉奥まで肉棒を咥えこんだ。
ちゅぷ...ちゅぷ...と湿った音を響かせながら極上のフェラチオを披露してくれている。
「気持ち良いよ...結衣...」
「...♡」
優しく頭を撫でると、結衣は可愛らしい笑顔を見せてくれた。
愛らしい笑顔と...肉棒を咥えこんでいるというギャップで更に興奮した。
「んっ...んっ...んっ...♡」
喉奥まで咥えこんでいるので、結衣の瞳は段々潤んできた。
顔は真っ赤になっているのでさすがに苦しいのだろう。
「結衣、もう大丈夫だよ」
頬を撫でるとズルズルと口から肉棒を引き抜いた。
「っ...あ...はぁ...はぁ...きもちよく...なかった...?」
唾液で濡れたガチガチの肉棒。気持ちよくなかったらこんなにも膨らんではいないだろう。
「まさか。気持ち良すぎてイキそうだったんだよ」
「もう...口に
亀頭の目の前で大きく口を開ける結衣。
「口に出して欲しいのか?」
頭頂を撫でながら尋ねる。
「うん...♡」
淫らな笑顔で頷く結衣。
「そうか...」
「??」
大きく口を開けたまま不思議そうに俺を見上げている結衣。
「そうか.....」
よしよしと少し強く頭を撫でる。
「う、うん...?」
困惑している様子だ。
「結衣」
「なあに?」
小首をかしげている。
「口を開けろ」
「うん...あー」
大きく口を開いた結衣。
ぷるぷるとしたさわり心地の唇を堪能した後に―――
「んぶっ...!?」
一気に喉奥まで肉棒を捻じ込んだ。
「口に出すぞ、結衣」
「んぅ...っ...んっ...んっ...れぅ...♡」
最初こそ驚いていたものの、次第に瞳は蕩け始めていた。
後頭部を押さえつけられてイラマチオをされているというのに、健気にも肉竿に舌を絡めながら喉奥で亀頭を締め付ける。
一度もえずくことなく、だらだらと唾液を口角から垂らしながらストロークを受け入れている様は...嗜虐心がひどく刺激されて極上の快楽だった。
「くっ...」
「んぶ...じゅる...じゅぽ...んぅ...っ...♡♡♡」
頬は紅潮し、瞳は虚ろなままの結衣。
しかし、真っ赤な舌は別の生き物かのように肉竿に絡みついている。
...マズい。イキそうだ。
「結衣...っ...」
「...♡」
そろそろ限界であることを悟ったのだろう。
結衣は俺の腰に抱き着いて来た。
「んぶっ...っ...♡♡」
更に深く肉棒を飲み込んだ事により、反射的に結衣の身体がビクンと跳ねた。
「イクぞ...結衣...っ...!!」
「っっ♡♡♡♡♡♡」
最早声を発する事が出来ない結衣。
そんな彼女の深い場所に―――
「くっ...!!!」
「♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
びゅるびゅると思い切り精を放つ。
「っっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
ビクンビクンと大きく身体を跳ねさせている結衣。もはや白目を剥きかけている。
「っ...はぁ...はぁ...」
射精の余韻まで喉奥に捻じ込んでいた肉棒をズルズルと引き抜いた。
「っぁ...げほっ...げほっ...はぁ...はぁ...はぁ...」
舌を突き出して精液が混じった唾液を口角から垂らしている。
「よしよし...よく頑張ったね」
優しく頭を撫でながら労う。
「はぁ...はぁ...はぁ...えへへ...♡...きもち...よかった...?」
息も絶え絶えながらそれでも笑顔を向けてくれる結衣が...堪らなく愛おしい。
「凄く気持ちよかったよ...結衣」
「えへへ...♡...ねえ見て見て...アタシのココ...♡」
結衣はお尻を着いて足を大きく広げて見せた。
「苦しいのに濡れちゃったの?」
ソコは...愛液が溢れるほどに濡れていた。
「うん...♡すっごく興奮しちゃった...♡」
だから...と、結衣は続けた。
「次は...裕太くんのおちんちんで...アタシもシテ欲しい...♡」
クロッチ部分をずらしながらの誘惑。
そんな扇情的な姿に耐えられるはずも無く―――
「結衣っ...!」
「きゃっ...えへへ...♡」
俺は―――結衣を押し倒した。