やはり俺は孤独だった。 作:悪夢
月曜日。楽しみな反面、一色に対する俺の妄想が補完されてしまう気がして...少し恐ろしかった。
『昼休み、この前と同じ場所』
それだけ書かれたメッセージが届いていた。もちろん、発信者は一色だ。
4限目の授業内容はほとんど頭に入らなかった。気が付けば時計ばかり目にしていた気がする。
ついにチャイムは鳴り、俺はいつもの場所へと早足で向かった。
校舎を出て、人の流れとは逆方向へと向かう。
その頃には駆け足になっていたのかもしれない。
「一色...!」
辿り着いた途端、彼女の名前を呼ぶが、残念ながら誰も居なかった。
その瞬間、冷や水を浴びたように気分が落ち着いたのだった。
...俺は何を興奮していたのだろうか、と。
他人の痴態を聞いて何が楽しいのだろうか、と。
冷静に思い直せば狂っている。
....そう思って引き返そうとしたその時だった。
「あ、もう来てたんですね」
くるりと振り返ったその視線の先に、亜麻色の髪の小柄な美少女が立っていた。
「一色...」
「そんなに楽しみだったんですか?」
その可愛らしい声が耳に届く度に、昨日も捗った妄想の中の一色がフルボイスになっていく。
「...ああ」
「ふーん...気持ち悪いですね」
「うっ...」
別にドМは併発していない、と思ったのだが...罵られるのも悪くないかもしれない。
「それじゃあ...お話してあげますね。その前に...」
一色は俺に手を差し伸べた。
「これは?」
意図が分からずに質問すると、一色はフラットな声色で答えた。
「スマホ、出してください」
「え?」
意味が分からなかった。
「あー...別に先輩の事を信用していないワケじゃないんですけど、その...さすがにわたしでも彼とえっちした話を広められるのはちょっとキツいので」
「そういうことか。ほらよ」
電源を切って躊躇なく一色にスマホを手渡した。
「あ、ありがとうございます。躊躇ないですね」
「まあな。別に見られて困るモノはねえよ」
「そうですか...まあ良いです」
一色は、壁に寄りかかって語り始めた。
「それじゃあ...お話しますね―――」
―――まずは...そうですね。土曜日のお話をしましょうか。土曜日は普通にエッチしただけなので。....金曜日はちょっと激しかったのであとでお話ししますね。
土曜日も彼の家に泊まりました。
夕食を一緒に食べ終え、2人で風呂に入りました。彼の家のお風呂って広いんですよ?...さすがに浴槽はちょっと狭かったですけど。
お風呂から上がったら...しばらくはベッドの上でイチャイチャしてました。...ふふふっ...わたしも彼も素っ裸のまんま、ですよ?風邪ひいちゃいますよね。
でも...段々と"そういう"雰囲気になって...きっかけは、舌と舌を絡め合うディープキスでした。
キスしながら彼の指がわたしの肌をなぞられて...もどかしくてもどかしくてたまらなかったです...♡
その後、キスが終わると...彼がわたしのおっぱいに吸い付いたんです。赤ちゃんみたいに...乳首に吸い付いたんです。でも...彼、私が一番気持ち良くなっちゃうやり方で乳首をいじめてくるんです。右の乳首は彼の舌に、左の乳首は彼の右手に。
わたし、ついつい声が出ちゃいました。そうしたら彼...凄く興奮したみたいで...少し強く責め始めたんです。
あ、でも...全然痛くは無いんですよ?痛くなる直前の...一番気持ちい所を...何度も何度も繰り返されるんです。
わたし、どんどん息が荒くなっちゃって...気が付いたら...というか、彼に言われて気づいたんですけど、彼の体に...アソコを擦り付けてたみたいなんです。
そうしたら彼...すっごくいやらしい顔になって...♡
そのまま乳首を甘噛みしながら...アソコと一緒にいじめはじめたんです...♡
もう、わたし...わけがわからなくなっちゃって...あっという間にイっちゃいました...♡
そのまま彼に抱きしめられながらイッちゃった反動でガクガク震えていたんですけど...気づいちゃったんです。ガチガチになった...彼のアソコに...♡
彼にお願いして、ベッドの縁に腰掛けて貰ったんです。そして...彼の股の間に顔を埋めて...フェラチオを始めました...♡
あ、そういえば...彼がクンニしてくれるときは...わたしがめちゃくちゃになるまで許してくれないんですよ...♡
続けますね...?...彼のおちんちん...すっごく大きくて...口いっぱいに咥えても全然余っちゃうんです。だから...何度も何度も彼のおちんちんで練習させてもらって...最近、喉奥まで咥えることができるようになったんです...♡
彼、すっごく喜んでくれて...私がフェラしてると、いっつも頭を撫でてくれるんです...♡
じゅっぽ、じゅっぽって、わざとといやらしく音を立てながらフェラするんです。そうした方が...彼が喜んでくれるから...♡
「っ...!」
「先輩?」
一旦話を区切る一色。
「あ...いや、何でもないんだ」
正直...かなり複雑な心境だ。総武高校では有名な美少女の一人である一色いろは。そんな彼女が語っているのだ。...見ず知らずの大人の男に愛撫されて絶頂した、と。...見ず知らずの大人の男の股の間で首を振りながら肉棒を喉奥まで咥えこんでいる、と。
「じゃあ...続けますね―――」
―――わたし、彼に頭を撫でられながら口でシてたんですけど...やっぱり苦しくて...彼が気持ちよくなってくれるのが嬉しいのに、反射で涙が出てきて涎はずっと流れっぱなしになっちゃってるんです。
でも...彼はそんなわたしの姿に興奮したみたいで...ちょっと強引に頭を抑えられて、喉奥までおちんちん捻じ込まれちゃうんです...♡
すっごく苦しくて...息が出来ないんですけど、シーツに水溜りが出来るくらい、びしょびしょに濡れちゃったんです...♡
ああ...このまま彼のおちんちんで窒息されられちゃうんだなぁ...って思うと...わたしの中のドМな部分が刺激されちゃって...♡
それでもいいかなぁ...って思っちゃったんです...♡
でも...もう無理っ...!ってなる直前に、彼は許してくれたんです。
そして、直ぐにわたしを抱きしめて...優しくキスしてくれたんです...♡
よく頑張ったね、って頭を撫でてくれたんです...♡
もうわたし...彼が好きって気持ちが溢れてきて...わたしも好き、はやく
彼、わたしを仰向けにして、頬を撫でながら優しく言ってくれたんです...俺も我慢できなくなったから、って...♡
そして...彼のおちんちんが...トロトロになっちゃってるわたしのおまんこの入口をなぞるんです...
わたし...もどかしくて、彼を見つめながら...はやく
そうしたら...いつもみたいに優しく微笑んで...一気に一番奥まで捻じ込まれちゃいました...♡
全身にびりびりと電気が走ったみたいになっちゃって...シーツをぎゅっと握り締めてガクガク震えていました...♡
彼にキスされるまで、わたしが大声でえっちな声を出してることに気が付きませんでした...♡
そのままキスされながら、彼が腰を振り始めたんです。彼のおちんちんが一番奥を、コンコンってノックするみたいに優しく突いてくれたかと思えば...パンッ、パンッ...って音がするくらい激しく奥を突かれたり...♡
もう、わたし...わけが分からなくなっちゃって、彼に抱き着きながら何回も何回もイッちゃったんです...♡
きっと...気持ちよすぎて泣いちゃってたと思います。でも、彼の瞳に映ってる女の子は...すっごくえっちな顔で笑ってました...♡
何回も何回も彼のおちんちんが私の
最初の方は...
気持ちよすぎて壊れちゃうかと思いました...♡
彼、しばらくは私の反応を楽しみながら動いていたんですけど...段々限界が近づいて来たみたいです。
一旦、動きが止まったと思ったら...彼は姿勢を変えたんです。
わたしの腰を...がっしりと捕まえて、私を引き寄せたんです。
こうなれば...もう逃げられないんです...♡
今から...彼がイクまで...私が泣いても叫んでも...イキ過ぎて気絶しても止まらないんです...♡
彼が私を壊す前に...優しく微笑んで頬を撫でてくれました。そして...こう言ったんです。
"明日は日曜日だから動けなくなっても大丈夫だよな"って...♡
ふふふっ...今更って感じなんですけどね。今終わっても、腰がガクガク震えて立てなくなってることが分かってたんですけど...まだまだこの先があるんだ...って興奮しました...♡
でも...残念ながら、ここでお話は終わりなんです。
だって...この後は気持ちよすぎて気絶しちゃいましたから...♡
次に起きたときは、彼にお風呂で身体を洗われていました。
ふふふっ...彼に支えられていないと全然動けなくて...たくさん甘えちゃいました...♡
その後?ふふふっ...安心してください。もちろんお風呂でも犯されました...♡
動けない私を、浴槽の中で抱きかかえて、下から何度も突き上げられました...♡
自分の体重で落下して、彼の腰遣いで突き上げられる。そんなことを繰り返されていましたから...逃げられませんでした...♡
お風呂でもイキすぎて気絶しちゃって...次に起きたときは彼に抱きしめられながらベッドで眠っていました...♡
ふふふっ...彼の寝顔...すっごく可愛いんですよ?昨晩まですっごくイジワルな顔で私を犯してたのに...寝顔は毒気が無くて...すっごく優しいんです。
まあ、基本的にすっごく優しいんですけどね。たまに...すっごくえっちで...すっごくいじわるな...大好きな彼氏なんです。
「ふぅ...」
一色は一呼吸置いてこちらに向き直った。
「どうでした?ご満足いただけましたか?」
「っ...!」
やばい。
これはやばい。
今すぐにでも股間を曝け出して扱いてしまいたい。
「ふふふっ...ご満足いただけたみたいですね」
一色は俺の股間を凝視しながらそう告げた。
...ふと、淡い期待を抱いた。
寝取られモノのゲームでは、ヒロインが間男との情事を語りながら手でシてくれる、というシチュエーションを目にしたことが有る。
ひょっとして...と期待したのだが...
「い、一色...その...」
「はい?」
不思議そうに首をかしげる一色。
「その...だな」
「はい」
特に感情が籠っていないフラットな声色。
「よければ...で良いんだが」
「...はい」
怪訝な表情を浮かべている。
「俺も...手でシてくれないか?」
冷静になれば、なんということを言ったのだろうか。
フィクションはあくまでもフィクション。
「はぁ...本当に気持ち悪いですね、先輩」
本当に幸せそうな表情で先程まで語っていたのだが...今は害虫でも見るかのような冷たい視線を向けられていた。
「い、一色...?」
「気持ち悪いって言ったんですよ。するわけないじゃないですか。どうして彼以外のアソコに触らないといけないんですか?」
口調は激しくない。感情が籠っていないフラットな口調だ。それが余計に一色の怒りを感じた。
「別に彼が初めての相手というわけではありませんけど、今の彼と付き合い始めてから初めて勉強したんですよ、フェラチオも手コキも。ぜーんぶ...彼に気持ちよくなって欲しかったから...♡」
一色の声に感情が籠って来た。
「今までの彼氏には、もちろんゴムを付けさせていましたし、一応好きでしたけど、一生懸命になって喜ばせよう、っていうほど尽くさなかったんですよね。でも...今の彼は違ったんです。彼の赤ちゃんが欲しくて...ナマでえっちしますし、彼に喜んで欲しくて...えっちな勉強をたくさんしましたし...」
熱に浮かされたようないやらしくも可愛らしい表情。
しかし、一色の視線がこちらに向き直った時には、その熱は一気に氷点下まで下がっていた。
「だから、わたしが身に着けた技術も、わたしの身体も...彼だけのモノなんです。他の男の子...しかも付き合ってもいない人にするわけないでしょ?」
「い...一色...っ...!」
しかし...しかし....
....その冷たい視線が堪らなかった。
「えっ...?」
「ううっ...うううっ!!」
トランクスを濡らす...白い欲望たち。
俺は...話を聞くだけで射精してしまった。
「うそ...イッちゃったんですか...?」
心底ドン引きした表情の一色。
「...ああ」
隠してもしょうがない。なので、正直に答えた。
「本当に気持ち悪いですね...まあ良いです」
最後の最後に...何故か表情が柔らかくなった。
あ...ひょっとしたら、冷たい視線は演技だったのではないか...?
淡い期待を持って一色に顔を向けると...
「もう話しかけないで下さいね、比企谷さん」