やはり俺は孤独だった。 作:悪夢
「うっ...!...はぁ...はぁ...」
ティッシュへ放つ無意味な白濁液。
それは、ただただ異臭を放つ燃えるゴミだ。
「はぁ...はぁ...くそっ...」
今日の
今日も彼氏の車で帰路に就いた由比ヶ浜。きっと、今頃は既にあの男の腕の中だろう。...いや、もう既に一戦交えた後かもしれない。もしくはその最中か...
どちらにせよ俺は妄想する事しか出来ない。もう、手が届く存在では無いのだから。
「はぁ...」
所謂、射精後不応期。別名賢者タイムの最中なので、そのような事を考えて憂鬱な気分になってしまう。...しかし、認めたくは無いが凄く興奮した。
「...腹減ったな」
今日も小町は居ない。両親はいつも通り帰宅が遅い。
何となく、何も食べる気にならないのだが、10代の男子高校生は勝手に腹が減る。
「...コンビニでも行くか」
健康にも良くないし、値段も高いが、あの手軽さは魅力的だ。
さて...何を食べようか。
「あっ」
ふと思いついたのは、自宅から少し離れたコンビニの事だ。
この辺りのコンビニエンスストアは業界最大手の店舗が複数出店しているので他社が入り込む余地が無いのだ。故に、いつもと違う味を求めるとなると自転車でそれなりの距離を走る事になる。
しかし、今日は丁度そんな気分だった。寒空の冷たい風が荒んだ心を吹き飛ばしてくれるかもしれない。
そう思い立ち、俺は防寒着を一通り纏って自転車に跨った。
「寒っ...」
流石に寒い。
寒い...のだが、それが良かった。寒さ以外の事を考えなくて済むのだから。
「...」
無心で自転車を漕ぐ。
住宅街を抜け、幹線道路を少し走る。すると、今度は高層マンションが立ち並ぶ地域に近づいてきた。
「えっと...あったあった」
目的地を発見し、店舗の前に自転車を止めた。
鍵は...まあ掛けなくてもいいだろう。この辺りは割と治安が良いはずだ。
「ふぅ...」
暖房が効いた店内が心地良い...
自らの意思でやって来たというのに、帰り道の事を考えると少しだけ後悔している。
「さて、と...」
弁当コーナーへと向かう途中、背後からもう一人入って来た気配を感じた。
...まあ、他人の事なんてどうでもいいので振り返る必要はないだろう。
俺はそそくさと弁当コーナーへと向かい、唐揚げ弁当を手に取ってレジに向かおうとした。
「あっ」
そういえば、この店舗にはマッ缶は売っているのだろうか。
...狭い店内だ。別に飲み物コーナーに足を伸ばしても大した労力ではない。
「えっと...おっ」
なんと...置いてあるではないか。
珍しい事もあるモノだ。
「2缶くらい買うか」
唐揚げ弁当にマッ缶2本...さて、合計カロリーはいかがなものだろうか。
まあ、寒い中を自転車で帰るのだから勘弁してほしい。
そう思い、日用品コーナーを抜けてレジに向かおうとした。
「あっ...」
今のは俺の声ではない。
日用品コーナーでしゃがみ込んでいた女性の声だ。
しかし...何故かその声には聞き覚えがあった。
「えっ...?」
「お、お兄ちゃん...」
小町だった。
今日は帰らないと言っていたはず。
何処で何をしているかと言うのは把握したいのだが、そんなことを聞き出そうとすれば...その段階で"キモいお兄ちゃん"認定されてしまうだろう。
「小町...どうしてこんなところに?」
至極当然の疑問だろう。
「そ、それは...と、友達の家が近くなんだ~」
明らかに動揺している。頭の回転が速い小町にしては珍しい。
「そ、そうか...ん?」
改めて小町の姿を見ると、膝丈まであるロングコートの前面をぴったりと閉めていた。
しかし...その割には素足が見えており、暑いのか寒いのかよく分からない格好をしている。
「っ...」
それに、なにやら顔が赤く、額にはうっすらと汗をかいている。
「小町、大丈夫か?」
「だ、大丈夫だから!ほら...早く行って!」
珍しく大声を出している小町。
「お、おう...」
気にはなったのだが...これ以上追求するなという意思が言外に感じられたので、これ以上は言及しないことにした。
「っ...!」
視界の隅で、小町の身体がビクンと跳ねた気がした。
.....それにしても、小町は日用品コーナーの下段に何か用事でもあったのだろうか?
あのあたりには...懐中電灯やコンドームしか置いてないというのに...
―――――――――――――――
何となく、モヤモヤした気持ちを抱えたまま俺は帰宅した。
先ほどまで熱を感じていた唐揚げ弁当は既に冷え始めている。
俺は弁当を電子レンジに放り込み、そのまま自動モードで温めを始めた。
「...」
そういえば...小町が居ないという事は分かるのだが、不在の理由は聞いていない。両親には話しているのかもしれないが、俺には"居ない"という報告だけでそれ以上の説明はなかった。
「そういえば...」
ふと、思い出した。先日、小町が誰かに電話している声を。
まるで、愛しい恋人と交わしているような...甘い声色だった。
「まさか...」
彼氏でも出来たのだろうか?
いや、それは別に不思議な事ではない。身内びいきでは無いが、小町は明るく活動的でコミュニケーション能力が高い。それに加えてあの可愛らしい容姿だ。性格も...俺への対応は辛辣だが基本的には優しい。愛らしい容姿と温厚な性格が相成れば...恋仲になる男性の1人や2人居ても不思議では無い。
それに...小町は最近身体付きも変化してきた。
舐め回すように観察したワケでは無いが、以前とは明らかにバストとヒップが成長している。...子供だと思っていた妹も、いつのまにやら大人に近づいていたのだ。少し寂しさもあるが、彼女が大人になる事は喜ばしいことだろう。
「...」
今夜...小町は俺の知らない男の腕の中で眠るのかもしれない。いや、もしくは既に1戦交えた後だろうか
実の妹なので寝取られたという訳ではないのだが...なんとも言えない複雑な気分だ。
「俺は一体何を考えているんだ...」
全て推測、ただの妄想に過ぎないではない。
小町が成長するのは至極当然のことだし、俺と違い友達が多いのも事実。
「お...」
温めが終了したことを伝えるアラームにて、妄想の世界から意識が引き戻された。
...今はとにかく飯だ。
その後、一人でコンビニ弁当を口にしたのであった。
...ちなみに、その夜はなかなか寝付けなかった。両親は遅くに帰宅したのだが、やはり小町が帰宅した気配は無い。
その点に関して何も言及されなかったので、やはり小町の外泊に関しては既に連絡済みであったのだろう。
なんともモヤモヤとした気持ちが晴れないまま、眠い翌朝を迎えるのであった。
――――――――――――――――――――――――
「...」
翌朝、自室を出た瞬間に孤独を感じた。...生活音が聞こえないのだ。
両親は既に出勤しているのだろうが、小町が居ないので人の気配がしない。
カマクラはどこかに居るのだろうが、ヤツは物音を立てないので気配を察することが出来ない。
「さて...」
今日も休みだ。何をしようか。
出かけるような間柄の友人は居ないし、積極的に外出するタイプでもない。
...本でも読むか。
「...」
文庫本に手を伸ばすが、どうにも内容が頭に入らない。
「...買いに行くか」
...少し大きな書店に行こう。
そう思い立ち、俺は家を出た。
......................
「...」
自転車を漕ぎ、市街地を目指す。
この辺りは高級マンションが並ぶエリアだ。確か...雪ノ下の家もこの近くだ。
「雪ノ下...」
濡れ羽色のロングヘアと処女雪のような白い肌。圧倒的な美しさと少し不器用な性格のギャップが少し可愛らしい、そんな彼女。
少しは俺に好意を向けられていると感じていた由比ヶ浜と一色だが...二人とも彼氏持ちである事が発覚した。別に色恋に夢中になるワケではないのだが、部員の半数が彼氏持ちという状況なのでいやでも意識してしまう。
...雪ノ下はどうなのだろう。
あの不器用な美少女にも彼氏が居るのだろうか...
あの白い肌に赤いキスマークを散りばめられているのだろうか...
あの柔らかい肌にむしゃぶりつかれているのだろうか...
あの細い足を大きく広げて欲望を注ぎ込まれているのだろうか...
「っ...」
少し考えただけで胸がズキズキと痛む。その痛みは由比ヶ浜や一色の時とは比べ物にならない程だ。
...これ以上、余計な事を考えるのはやめておこう。
「...ん?」
公園の横を通り抜けていた時の事だ。ふと、視界の隅に人影を捉えた。
普通の公園なので誰が居ても不思議ではないのだが...何となく、気になった。
別に時間はいくらでもある。気になるのだから確かめに行こう。...面倒くさがり屋の俺にしては珍しい事かもしれない。
「...」
入口に自転車を止め、人影が見えたところまで移動する。...確か、公衆トイレの近くだ。
ウォーキングやランニングをするには適している柔らかい舗装路が歩きやすい。そんなことを思いながら公衆トイレを目指す。
「この辺りだとは思うが...」
きょろきょろと辺りを見渡すが、先ほどのすれ違ったスーツ姿の男性以外は人影が見当たらない。
「気のせいか...?」
どうしてそれほど気にしているのかと言うと、ちらりと見えた人物が...小町に見えたのだ。
「小町?」
一応、名前を呼んでみた。しかし、反応は無い。
「...気のせいか」
そう思い、その場を後にしようとした―――その時であった。
『んっ...♡』
...微かに、だが確かに聞こえた。
子猫の泣き声にも聞こえる、雌の声。
「...」
確かに聞こえた。
「っ...」
ゆっくりと足を進めて、トイレの中に入る。...意外と綺麗だな。
「小町...?」
こんなところに居るワケがない。そうは思えど確証はない。
『っ!』
カタン、と物音が聞こえた。...まるで、驚いて壁に身体をぶつけたかのような音だ。
「小町、なのか?」
そんなワケないと思いながら...いや、願いながら声をかける。
『っ...』
息を飲む音が聞こえる。
「お、おい...」
まさか...いや、そんなはずは...しかし、どうして...
なぜ、こんなところに小町が居るのか。
なぜ、まるで情事の最中のような甘い声を漏らしているのか。
そもそもここは
なぜ、なぜ、と脳裏を巡る嫌な妄想。俺は我慢できずに再び声をかけてしまう。
「お、おい...こま―――」
「どうなさいました?」
再び声を掛けようとした、その時であった。
「え...?」
振り返ると、そこに立っていたのは先ほどすれ違ったスーツ姿の男性であった。
「ひょっとして、個室をご利用でしたか?申し訳ございません...少し事情が有りまして、そちらの個室は私の連れが利用しております。よろしければもう一方の個室をご利用いただけると幸いです」
申し訳なさそうに謝るスーツ姿の男性。
よく見るとかなり身なりが良い。スーツの生地は素人目に見ても高品質のモノであり、靴は磨かれていて腕時計も高そうだ。年齢は...わからない。声や背丈で男性だと見当は付くが、ミステリアスな美貌が性別や年齢の判断を狂わせる。
「あ、い、いえ...」
大声で話しているわけでは無いのに、何とも圧力のある声だ。思わず怯んでしまう。
「私は外で待っていますので、どうぞご利用ください」
そう言ってトイレの外に出ようとする男性。
...しかし、全く面識のない男性の連れとなると、当然のことながら俺の知り合いでは無いだろう。それに、俺は用を足しにきたわけではない。
「あ、す、すみません。俺は別に...し、失礼します」
「え?」
逃げるようにしてその場を後にしたのであった。
........................
「...」
勢いでトイレを後にしたのだが、ついつい自転車とは反対の方に向かってしまった。
再びトイレの前を通るのは気まずいのだが、迂回するとかなり遠回りすることになる。
...何も気にすることは無い。ただ、通り過ぎれば良いのだ。
一応、念のために少し時間を空けることにした。
「...居ない、よな?」
それなりの時間をベンチに腰かけて過ごした。先ほどの男性の言う"少しの事情"とやらが何を指し示しているのか分からないが、これだけ待てばさすがに居ないだろう。
そう思いながらトイレの前を通り抜けようとしたのだが―――
「え?」
「っ...!!」
「おや」
一人は先ほどの男性。そして、もう一人は―――
「こま...ち...?」
「小町、お知り合いですか?」
先ほどの男性は小町に尋ねた。
「っ...」
顔を赤らめながらコクコクと頷く小町。
...いや、今、顔を赤らめたのではなく、最初から顔が赤い。
それに、妙な服装をしている。
厚着をしていなければ凍えてしまう程の気温だというのに、小町はコートの裾から見えない程の丈のスカートを履いていると思われ、健康的な足は膝上まで思い切り露出している。
それに、生地の厚い高そうなコートだというのにボディラインが分かるほどの薄着だ。
そのような格好では寒いはずなのだが、小町は何故か顔を赤らめており、額にはうっすらと汗がにじんでいる。
「こ、小町...お前、こんなところで何を...それに、この人は...」
誰だ?どんな関係なんだ?
偏見かもしれないが、恋人という関係性には見えない。
まさか...いわゆるパパ活というやつか?聡明な小町がそのような事に手を出すのだろうか?
しかし...考えたくないが、そうとしか思えない。
「なるほど、そういう事ですか。ご安心ください。私と小町は援助交際やパパ活のような低俗な関係ではありませんよ」
柔和な笑顔を浮かべる男性。
「それなら...どんな関係なんだ?」
男性では無く、小町に尋ねた。
「っ...」
唇を閉じたまま答えない小町。
...それ程、口に出来ない関係なのだろうか。
「小町、お知り合いが尋ねていますよ」
「っ...!」
少し涙目になりながら困惑の表情を浮かべる小町。男性に向けて縋るような視線を送るも、男性は柔和な笑顔を浮かべて何も答えない。
「小町...?」
...あまりにも様子がおかしい。どうして一度も口を開かないのだろうか。
「小町。お答えしないと失礼ですよ」
男性はコートのポケットに手を入れたまま小町に語りかける。
すると―――
「んぐっ...ふぁっ♡♡♡」
小町は"なにか"を飲み込み、ビクン!と身体を震わせた。
「おやおや」
内股で男性の腕に縋りつく小町。その様子を男性は実に楽しそうに眺めていた。
「こ、小町...これはどういうことなんだ...?」
何も理解できない。いや...理解したくない。
「けほっ...お、お兄ちゃん、これは...っ...」
顔を真っ赤にしている小町。
「小町」
「っ...!!」
男性の声で再びビクンと身体が跳ねる小町。
「我慢、出来ませんでしたね?」
小町の頬を優しく撫でながら囁いてる。
「ご、ごめんなさい...っ...」
吐息は荒く、顔は赤い。その様は怯えているように見えて...少し嬉しそうにも見える。
「全く...この後、"また"お仕置きをしなくてはなりませんね」
「っ...♡♡」
目を見開く小町。しかし、その表情に恐怖の色は無く、甘く蕩けた快楽の桃色に染まっていた。
「返事は?」
男性は少し冷たい声色で尋ねた。
「は、はいっ!...ご主人様...♡」
...え?
今、小町は、この男性の事を..."ご主人様"と呼ばなかったか...?
「では、私たちはこれにて。これ以上は小町が風邪をひいてしまいますので」
男性は小町の細い腰に腕を回し、ロングコートの裾を捲る。
チラリと見えたのは...小町の足の付け根から腰骨にかけての"素肌"であった。
「ご、ご主人様...っ...」
恥ずかしそうに顔を赤く染めて"ご主人様"に顔を向ける小町。
「おや、こちらもお見せしたいのですか?」
男性は小町のコートの胸元を指で広げた。
「ご主人様っ...!」
指の間から見えるのは...最近、豊かに育ち始めた双丘の谷間であった。
「っ...」
下着すらその存在を確認できない。つまり...小町はこのコートの下は全裸であるという事だ。
そして、先ほどから小町の吐息と共に漂う栗の華の香り。
極めつけは...小町の口角から垂れる粘性の液体。
小町とこの男性の関係性は分からない。しかし、それが健全なモノであるとは到底思えない。なぜなら、どう見てもその粘液は...精液だからである。
「冗談ですよ」
「もう...」
まるで恋人同士の様な甘ったるい会話。しかし、確実に存在する気味の悪さ。
「こ、小町...待てよ...っ」
ここで呼び止めなくては...
俺が止めなくては...
「なに?」
邪魔をするなとでも言いたげな声色だ。
「お、お前...こんな事して、その...良いのか?」
強い言葉で引き留めなくては...小町は道を踏み外してしまう。
「何か悪いの?」
本気で不思議そうな顔をしている。
「わ、悪いだろ。そんな...年上の男と、その...」
「何?年上の人を好きになったらダメなの?それとも...ご主人様が悪いの?」
明らかに怒気を孕んだ声色。愛らしい妹から向けられる負の感情に怯んでしまう。
「それは...っ...」
「悪くないでしょ?じゃあ行くから。あ、今日も帰らないから」
まるで友達の家に泊まるとでも言いそうな程の軽い口調。
「お、おい...っ!」
もう一度呼び止めようとしたのだが、小町は振り返らない。
しかし―――
「んっ...♡♡」
甘い吐息を漏らしながら小町が立ち止まる。
「...」
男性は特に気にした様子も無く、コートのポケットに手を入れたままだ。
「ご、ご主人様...ふあっ♡♡」
腰が抜けそうなのか、小町は内股のまま震えている。
「小町、行きますよ」
「で、でも...っ...あぅ...っ♡♡」
昼間の公園に他の人が居なくて良かった。喘ぎ声をあげる妹の姿が衆人に晒されずに済む。
「ほら、もっと締めないと
「でも...ああっ♡♡」
ビクンと震える小町。脱力して膝から崩れ落ちそうになるが、すかさず男性が小町の細い腰に腕を回して支えた。
「また、我慢できませんでしたね?」
「はぁ...はぁ...ごめんなさい...ご主人様...♡」
快楽で蕩けた笑顔を男性に向ける小町。
その時、小町の足の間から"ナニカ"が落ちてきた。
「あっ...!」
小町も驚いて声を上げた。
「小町、拾いなさい」
男性は特に何の感情も込められていない声で指示を出す。
「は、はいっ、ご主人様...っ」
少し焦りを孕んだ声色で返事をする小町。
慌ててしゃがみこみ、棒状のナニカを手に取った。そして、そのままコートのポケットに仕舞い込もうとする。しかし―――
「小町」
「え?」
小町を制する男性。
しゃがみこんだまま不思議そうな表情で男性を見上げている。
「はしたないですよ。"ソコ"は私以外には見せてはいけません」
男性の言う通り、しゃがみこんだ事により、小町のコートの中が見えてしまったのだ。...何も身に着けていない、股の間の景色が。
「っ...!」
慌てて立ち上がる小町。今度こそ耳まで真っ赤になる程に赤面していた。
「ご、ごめんなさい...ご主人様...」
「全く...バツとして、ソレは駐車場まで見える状態で持ち歩きなさい」
小町を後ろから抱きしめ、バイブを握る小町の右手を上から包み込んだ。
「ぁ...は、はい...♡」
耳元で囁かれ、小町は一気に雌の表情へと変貌した。
「...では、行きましょうか」
「はい...ご主人様...♡」
そして...小町は腰を抱かれたまま、男性と共にその場を後にした。
結局、小町はその後2日間は家に戻らなかった。どこでナニをシていたのか...そんなことは想像に容易いものだ。