クラスメートに弱みを握られ恥ずかしいことを要求されちゃう件 作:チャンドラ=グプタ
明里が戻ってきた、明里が戻ってきた、明里が戻ってきた――
頭の中で何度もリフレインする。
この状況を乗り切る方法を俺は必死に考えた。
しかし、そんな都合の良い方法は簡単には思いつかない。
例えるなら今のこの状況はレベル100の伝説のポ○モンが現れて、レベル1の手持ち一体で対処しなければいけないようなものである。
床に座り込んでいた優香は「よっこらせ」と立ち上がった。
「ゆ、優香。脚に付いてるその白いのって……」
明里は震える手で優香の脚を指差した。
「あぁ、これね……」
優香は脚に付着している精液を指で掬い、優香に見せつけた。
「宏君の精液だよ」
オブラートに包むなんてことはなく、ドストレートに白い液体の正体を伝えた。
液体の正体を知ってしまった明里の顔はみるみるうちに青ざめていった。
「もしかして、私の水着を使って……」
「うん。えへへへ……凄かったんだよ、宏君ってば。ほら見てよ」
優香は床に落ちていた水着のショーツを拾い上げ、明里に見せた。
先ほど俺がショーツ越しに射精したせいで、精液塗れになってしまっている。
明里は今にも泣きそうな表情でショーツを見つめていた。
「ひ、ひどいよ宏君……お気に入りの水着だったのに!」
「ご、ごめん……」
俺は謝ることしかできなかった。
もっとも、謝ったところで明里が許してくれるとは思えないが。
もしも明里がこのことを先生に伝えたら、俺の学校生活はお終いである。
「まぁまぁ、落ち着きなよ明里。洗えばまだ履けるよ。そ・れ・と・も、洗わずに履いてみる?」
明里はギロリと優香のことを睨んだ。
こ、こんな明里の表情、見たことがない……
「履くわけないでしょ! バッッカじゃないの!?」
明里が大声で叫んだ。ぐうの音も出ないほどの正論である。
「ねぇ、優香……どうしちゃったの? おかしいよ。もしかして狂っちゃったの?」
明里は優香の肩を掴み、ぐわんぐわんと身体を揺らした。
もしかしても何も、明里が知らないだけで優香は元から狂っているようなものである。
俺は今すぐこの場から逃げ出したくなった。
「まぁ、聞きなよ明里。実はね……宏君。結構やばい病気を持ってるんだ」
優香は先程までのふざけていた様子とは異なり、急に真面目な口調に切り替わった。
「びょ、病気!?」
明里が驚きの声を上げた。
優香は俺に目配せし、「任せておいて」と言わんばかりに自信満々の表情を見せた。
一筋の希望が見えたような気がした。
俺は優香の話術に掛けてみようと思った。
「うん。宏君はね。女の人が履いてた下着を被せて、おちんちんを擦ってあげないと具合が悪くなっちゃうんだ。『パニックちんぽこ症候群』って言う難病なんだけど……」
「……」
明里は黙って優香の説明を聞いていた。
もうだめだぁ……おしまいだぁ。
今の俺はさながら某戦闘民族の王子のような気分である。
なんだよ、パニックちんぽこ症候群って。そんな病気あるわけねーだろ。
「宏君とカードゲームする約束しててさっきここに呼んだんだけど、急に発症してさ。いつもは母さんの下着で症状を抑えてたみたいなんだけど、仕方ないから明里の水着を使わせてもらっちゃった。本当にごめんね!」
優香は『パン』と力強く手を合わせ、明里に謝った。
こんな小学生でも思いつくような嘘……いや、ある意味思いつかないか。
優香にしか思いつかないな、うん。
いずれにせよ、こんな嘘を明里が信じるとは到底思えない。
というか、その病気だと俺は母さんの下着でオナっているヤベーやつということになるのだが……
「そうだったんだ……宏君ってそんな重たい病気を持ってたんだね」
なんと、明里が優香の話を信じている。
バカなのだろうか?
「そうなの。なんとか急場は凌いだんだけど、まだ気分が良くないみたいなんだ。良かったら明里も手伝ってくれない?」
「そりゃあ、宏君は大切な友達だし出来ることなら手伝ってあげたいけど……何をすればいいの?」
すっかり優香の話を信じ込んだ明里は既に俺達に対する怒りが消え失せていた。
もしも後で明里に嘘がバレたらどうなるんだろうかとか、そんな純粋で明里はいつか悪い男に騙されるんじゃないかとか様々な考えが頭をよぎった。
「明里も宏君のおちんちん、擦って欲しいんだ」
優香はスカートの中に手を突っ込み、履いていたパンツを脱ぎ出した。
先ほど優香に足でイかされた時に見たバイオレット色のパンツを萎みかけの愚息に被せてきた。
「あ……!」
愚息はムクムクと肥大化し、すぐに硬さを取り戻す。
明里は勃起する様子を恥ずかしそうに見つめていた。
そんな表情が堪らない。
「優香……宏君の前でパンツ脱ぐの、恥ずかしくないの?」
「んー? まぁ、少し恥ずかしいけど。今は緊急事態だし」
ふと俺は優香と目が合った。優香はニッコリと俺に笑いかける。
クロッチの部分が愛液で濡れている。
さっき足で愚息をしごいた時、興奮して出てしまったのだろうか。
「明里。こんな風に宏君のおちんちん、摩ってくれる?」
優香は慣れた手つきで愚息を扱く。
やはり優香の手コキはとても気持ち良い……
明里が見ているというこの状況に、俺はとても興奮していた。
「わ、私がやらないとダメなの?」
「うん。自分で摩るよりも他の人がやってあげた方が症状が収まりやすいし、明里も覚えておいて損は無いと思うよ。私がいない時に発症するかもしれないしさ」
優香は俺のとって都合の良い情報を付け足していった。
よくもまぁ、そんなペラペラと嘘が思いつくものだと感心する。
「そっか……そうだよね」
「そうそう、ほら、やってみ?」
優香は手コキを止め、自分の代わりに明里にするよう促した。
やばい。まさか明里に扱いてもらえる日が来るなんて……
興奮しすぎて、愚息から先走り汁が出ていた。
明里はパンツ越しに右手で愚息を掴むと、ゆっくりと手を上下に動かした。
力は弱いが、明里がしてくれているせいかとても気持ち良かった。
「あ……き、気持ち良い……!」
明里の指は細長く、とても綺麗だ。
こんな素晴らしい指で刺激してもらえて、俺はとても幸せものである。
「明里。金玉の部分を揉んであげれば、宏君すっごい喜ぶよ」
「えっと……こ、こうかな?」
明里は愚息を扱きながら、左手で金玉を揉み始めた。
「うあああぁぁ!」
金玉からゾクゾクと湧き上がるような凄まじい快楽を感じた。
相変わらず力は弱めであるが、逆にそれが金玉を大切に扱っているような感がしてものすごく嬉しかった。
「宏君、ほら見て。やばくない?」
優香は俺の顔の前にスマホを翳した。
明里からは見えない絶妙な角度で俺にスマホの画面を見せつける。
そこに映っていたのはさっき優香が撮影した全裸姿の明里が部活着に着替えようとしている動画であった。
目の前には当の明里がいることで、心臓が破裂してしまうのではないかと思うほどに俺は興奮した。
「ああぁぁあ……や、やばい!」
「優香。宏君に何を見せてるの?」
「えへへ……明里には内緒!」
「えー……ケチだなぁ」
明里の不機嫌そうな表情も唆られるな。
明里は自分の全裸姿をオカズにされていることなど全く知らない。
こうなれば明里のことを思いっきりオカズにさせてもらおう。
スマホに映る明里と目の前にいる明里を交互に眺めると一気に射精欲が高まった。
「や、やばい。そろそろイきそう……!」
「そうなんだ……このまま摩ってればいいの?」
「明里。『イって』って宏君に指示してあげて。そうすれば宏君は喜んで射精するから」
俺は思わずごくんと生唾を飲み込んだ。
明里に射精を指示されるのか……
明里は完全に俺のことを病気だと思い込んでいる。
少し罪悪感はあるが、こうなれば思いっきり明里の前で射精してやるぞ。
「う、うん……分かった。宏君!」
明里は俺の方を向き、じっと見つめてきた。
見れば見るほど、本当に美しい顔立ちである。
優香と比べてやや細長い輪郭、透き通るような白い肌、長い睫毛――これでもかというほどに明里の美顔を脳内にインプットした。
「い、イって……」
「あ……!」
明里の恥ずかしそうに呟いた命令がトリガーとなり、ドピュドユッと愚息から大量の精液が飛び出た。
さっき出したのよりも多く出たことが自分でも分かる。
愚息に被せられていた優香のパンツにはみるみるうちに大きな白いシミが出来てしまった。
射精した様子を明里は恥ずかしそうに見つめており、一方で優香は満足そうに眺めていた。
「宏君、症状はどう?」
「う、うん……大分収まったよ」
「明里もお疲れ。ほら、宏君からもちゃんとお礼言って」
「ありがとうな、明里。それと……水着汚しちゃって本当にすまなかった。弁償するよ」
「ううん。最初は驚いたけど病気なら仕方ないよ。それに、水着は洗えば使えるから気にしないで」
なんと明里は俺が精液で汚してしまった水着を普通に使うつもりらしい。
なんだか俺のことを認めてもらえたみたいで無性に嬉しくなった。
「明里の水着は私がちゃーんと洗っておくから安心して。それにしても……本当たくさん出たね」
優香は愚息に被せていたパンツを取り上げた。
ツンツンと人差し指で愚息の先端部分を突き、指先に付着した精液を舐める。
「うふふ……美味しい。ねぇ、明里もちょっと舐めてみない? 美味しいよ」
優香様。明里に精液を舐めるよう誘導してくれて誠に感謝いたします。
頼む……どうか俺の精液を舐めてくれ。出来れば直で。
「ご、ごめん……舐めるのはちょっと抵抗あるから遠慮しておくね。私、そろそろ部活に戻るから。それじゃ宏君、お大事に」
「う、うん……また」
明里は部屋を後にした。
やはり人生そんな甘くはないか。
いや違うか。
あの絶望的な状況を切り抜き、さらには明里に抜いてもらえたなんて俺の人生はむしろマック◯缶コーヒーの並みに甘いと言っても良い。
これも全て優香のおかげだろう。
「いやー、結構危なかったねぇ」
優香はケラケラと笑っているが、本当に笑い事ではなかった。
確か明里の母親ってPTAの役員とかだった気がする。
下手すりゃPTAで取り上げられる事態に発展してもおかしくはなかった。
「本当にな……それにしても、明里はよくパニックちんぽこ症候群なんて病気を信じてくれたな」
「あははは! 明里って昔からすっごい騙されやすいんだ。小学校の頃なんかさ。習字の授業でおちんちんって書いたら先生からA評価貰えるよって伝えたら、本当に書いちゃったんだよねー」
「ちなみに……その後、どうなったんだ?」
「そりゃあ、先生にめっちゃ怒られたよ……私がね!」
「だろーな!」
習字で『おちんちん』なんて書くやつ、小学校低学年の生徒でもいないだろう。
俺が精液で汚してしまった明里の水着は優香が持ち帰って洗うことになった。
俺はパンツとズボンを履き、家に帰ろうと思った。
「ねぇ、宏君。この後、何か予定ある?」
「いや、別にないけど……」
強いて言うなら、帰って録画していたアニメを見るつもりでいた。
俺が今一番ハマっているのは、暗殺組織に所属する女子高生二人組が主人公のアニメである。
「なら、サオンに行くの付き合ってくれない? 私も水着を買おうと思ってさ。宏君にも水着選ぶの手伝って欲しいんだ」
「別に構わないけど……俺がいても役に立つかどうか分かんないぞ」
優香は『バン』と強めに背中を叩いてきた。
わりかし痛い。
「なーに言ってんの! 宏君のおちんちんにピンと来る水着を期待してるんだから、もっと自信持ってよね」
「お、おちんちんにピンと来るって……まぁ、サオンに行くのは良いんだけどさ」
こうして俺は優香と共にサオンに行くことになった。
この前、明里と一緒に行った時と同様に学校からバスでサオンに向かう。
バスの中は空いており、俺達は二人用の席に座った。
「今日のご飯、何作ろうかな……」
優香は真剣な眼差しで料理サイトを見つめていた。
これまで何度か優香の料理を食べる機会があったが、優香の料理はとても美味しかった。
「優香って誰から料理教わったりしたのか?」
「いやー? たまに動画とかは見たりはするけど、別に教わったことはないよ」
「そうなんだ。優香って料理作るの上手だよな」
「宏君に喜んでもらえて何よりだよ。うちに来たらまた何か作ってあげるね!」
「あ、ありがとう……」
なぜだろう。別に何もエロいことも恥ずかしいこともされていないのにドキドキする。
最近の俺、なんかおかしくなってないか?
やがてバスはサオン前のバス停に到着し、俺達はバスを降りた。
サオンの中に入り、エスカレーターでスポーツ専門店のある二階へと上がる。
スポーツ専門店の入り口付近で水着が展示されていた。
心なしかこの前よりも水着の種類が増えている気がした。
「ほーう。色々と種類があって迷うねぇ……」
優香は顎を摩りながら展示されている水着の品定めを始めた。
明里の水着姿もかなり情欲的だったが、優香の水着姿もかなり楽しみである。
「宏君はどれが良いと思う?」
「そ、そうだな……」
前に明里と来た時は見栄を張ってセパレート式の水着をチョイスしたが、今日は少しばかり欲望に忠実でも良いだろう。
「こ、これとかどうかな?」
俺は白いマイクロビキニを指差した。
とてもセクシーな水着で、俺の琴線に触れた。
「うっわ……」
優香が分かりやすくドン引きしていた。
いや、おちんちんにピンと来る水着を期待してるって言ってたやんけ!
「じょ、冗談だよ……」
「いくらなんでも人前でこれを着るのはきっついなー。もしも明里が着たら絶対マン毛はみ出るよ」
「……」
「あー! 今、エッチな想像したー!」
優香は俺を指差し、馬鹿にするかのようにニヤケた。
「し、してねーよ!」
嘘です。しました。男子中学生の妄想力は豊かなんです。どうか許してください。
「うふふ。まぁ……宏君の前でなら着ても良いかもね」
「え……」
ドクンと心臓が大きく鼓動した。
マジか。優香が俺のためにこれを着てくれる?
いやいや、ちょっと落ち着け。俺は一体何を期待してるんだ。
そもそも俺は既に優香とエッチしてるし、優香だって特に深い意味はないだろう。
「まー、でもみんなで海に行くならもっと普通の水着が良いかなぁ」
優香は生地が上下に繋がっているワンピース型の水着を手に取った。
水着の色はスカイブルーで爽やかな印象である。
「宏君、これとかどう思う?」
「うん。似合うんじゃないかな」
純粋にそう思った。顔もスタイルも良い優香ならかなり似合うだろう。
「そっか……ちょっと試着してみようかな。宏君の感想も聞きたいから、見てくれる?」
「い、良いけど……」
優香の水着姿か……既に優香の裸を見てるのに緊張するな。
全裸よりも下着姿の方がエロいと感じる人がいるが、それと同じなのかもしれない。
優香は試着室の中に入り、水着に着替え始めた。
僅かだが試着室から衣擦れの音が聞こえてきて、なんだか落ち着かない。
「宏君。着替え終わったから開けてー」
優香の声が聞こえた。
この中に水着姿の優香が……
俺は期待に胸を膨らませ、ゆっくりと試着室のカーテンを開けた。
目の前にいたのは水着どころか何も身に纏っていない全裸姿の優香であった。
「……」
俺はすぐさまカーテンを閉めた。