クラスメートに弱みを握られ恥ずかしいことを要求されちゃう件 作:チャンドラ=グプタ
「はぁ……はぁ……めっちゃ気持ち良かった」
射精した直後、自然とそんな感想が口から溢れた。
手軽に明里のエッチな姿をオカズにオナニーできる――これはまさに夢のアプリである。
先ほどスクリーンショットしておいた明里の画像を眺めようと思い、ホーム画面に戻り、写真のアイコンをタッチした。
しかし、スクリーンショットしたはずの画像はなぜか全て真っ黒な画像となっていた。
「ど、どういうことだよ、これ!?」
俺が困惑していると急に着信が来た。相手は優香である。
背中に冷や汗が伝うのを感じた。なんだか嫌な予感がする……
「も、もしもし?」
『もしもーし! 宏君、こんばんはー!』
電話越しから愉快そうな優香の声が聞こえてくる。
とりあえず優香に聞きたいことがあった。
「なぁ、もしかして俺がこのアプリ使ってるの……優香に分かるのか?」
オナニーが終了した直後に電話が来るなんて、幾ら何でもタイミングが良すぎる。
このアプリにはそういう機能が備わっていると考えるのが妥当であった。
『さっすが宏君。察しが良いね。宏君がアプリを起動すると、私のスマホに通知が来て、強制的に宏君のスマホのカメラ機能がオンになるようになってるんだ』
「え……ってことは俺の行動も……」
『うん! 宏君が画面におちんちん擦り付けて射精するところ、バッチリ見せてもらったよ!』
今すぐこの場で叫び出したくなるのをぐっと堪えた。
めっちゃ恥ずかしくて死にそうである。
なのに、どうしてだろうか……
『宏君のキス顔もバッチリ拝ませて貰いました! いや〜、そんなに明里とキスしたかったんだね。あと、スクリーンショットしても無駄だよ! 真っ黒な画像になってたっしょ?』
優香がバカにするような声がこちょこちょと身体をくすぐられているかのように心地良かった。
スクリーンショットが無効になるということは明里をオカズに抜きたい場合は必然的にこのアプリを使う必要があるということだ。
「なってた。つまり、このアプリを使うたびに優香に見られるってわけだな?」
『その通り! 私に見られるって分かってても、やっぱり使いたいよね?』
「まぁ……出来れば使いたいけど」
『さっすが宏君。超絶変態だね』
『変態』と言われて、股間がまた大きくなった。
優香に恥ずかしいことを要求されるようになってから、俺の性欲は日に日に増しているような気がする。
『あ、それより話が変わるんだけどさ。今度の土曜日、早希がうちに泊まるに来るんだけど。宏君も来れないかな?』
「優香の家にか? 両親は?」
『いないよ。どっちも出張で県外に行くからさ』
「えっと、それって……」
つまり、そういうことだよな?
両親が不在。
男女が一晩中、同じ屋根の下で過ごす。
導き出される結論はただ一つである。
『うん。エッチするつもりだけど?』
優香が当然でしょと言わんばかりに告げてきた。
そりゃ、俺だって男だし優香や早希とエッチはしたい……したいのだが。
「さすがに泊まるのはちょっと……」
そもそもエッチするだけなら、別に泊まる必要はないはずである。
お昼頃にでも優香や早希とエッチをして、夕方頃に帰宅すれば良いだけだ。
『早希の部活が終わるのが、夕方過ぎになるらしいから宏君にも泊まって欲しいんだよね。何とかならない?』
確かに日帰りとなれば、早希とエッチできる時間は必然的に少なくなる。
そうなれば俺に泊まっていって欲しいという気持ちも分からなくはない。
だが、俺が朝に優香の家に行って、エッチするという方法もあるはずだ。
「それじゃ、日曜日の午前中に俺が優香の家に行ってするってのはどうだ?」
『私一人で一晩中、早希とエッチするってのはしんどい。宏君にも手伝って欲しい』
どんだけ早希はエッチするつもりなんだろうか。
楽しみを通り越してちょっと怖くなってきたぞ。
「まぁ……一応、親には友達の家に泊まりたいって伝えてみるよ」
『ありがとう! いやー、宏君とお泊り楽しみだなぁ』
「おい、まだ泊まれるって決まったわけじゃないからな」
『分かってるって。あ、でも一つ。宏君には残念なお知らせがあります』
「な、何だ?」
『明里は泊まりに来ません』
「そうか……いや、別に良いけど」
そう言いつつも、少しテンションが下がっている自分がいた。
我ながら贅沢な悩みだと思う。
優香や早希とエッチ出来るのに、明里が来ないことを残念がるなんて。
『そんな落ち込まないでよー。海に行った時、明里とエッチなこと出来るようにしてあげるからさ』
さっきアプリで抜いたせいで明里にエッチなことをして欲しいという欲望が高まった。
もしかしたらフェラも……してもらえるのだろうか。
「そういえば、海に行く日はもう決まったのか?」
『ううん、まだだよ。もう少し待ってて』
「そっか、分かった」
『それじゃ、宏君。おやすみなさい』
「うん、おやすみ」
優香との通話を切り、俺は安らかに就寝した。
次の日の学校帰り。俺は母親に今度の土曜日、友人の家に泊まりたいことを告げた。
もちろん、その相手が女子であることは伏せておいた。
少しは反対されるかと思いきや、あっさりと承諾を得ることが出来た。
優香の家に泊まる日まで俺はあのアプリを封印し、オナ禁することにした。
理由はエッチする土曜日までに少しでも精力を蓄えておきたかったからである。
優香はともかく、性欲魔人である早希とのエッチは大量の精液を搾り取られる。
数日間のオナ禁は中々にキツかったが何とか耐えきることが出来た。
そして訪れた土曜日。
優香から午後四時頃に来て欲しいと連絡があったため、俺はその時間帯に訪れた。
玄関のインターホンを鳴らすと、優香がすぐに扉を開けて出迎えてくれた。
優香は水色のサマーニット、ベージュのショートパンツという私服姿であった。
「やぁ、宏君。今日はよろしくね。入って」
「それじゃ、お邪魔します」
この家に来るのも今回で四回目となり、少しは慣れた感がある。
二階にある優香の部屋に入り、宿泊セットを詰め込んだ鞄を置かせてもらうことにした。
「そういえば、どうして集合時間が四時からなんだ?」
早希が来るまでの間、優香と一緒にDVDでも見て時間を潰すのもありなのではないかと思った。
「あ〜。実はうちの親、出張に行くのが三時からだったんだよね。早希はともかく、宏君を見られるのは流石にまずいっていうか……」
確かにそれは困るな。優香の両親が俺を見たらまずその関係性を疑うはずである。
友達だと言い張ったしても、親からしたら娘を狙っている男と思うのが自然だろう。
「なるほど、確かにそれはまずいな」
「本当ごめんね。もっと早い時間帯にエッチしたかったよね?」
「い、いや。別にそういうわけじゃ……」
もちろん、そういう下心も全くなかったわけじゃない。
数日間のオナ禁で俺は大分溜まっていた。
しかし、あっさりとそれを認めるのも何だか癪であった。
「うふふ。まぁ、夜は長いしさ。焦らないでいこうよ。これから夕食作るんだけど、手伝ってくれないかな?」
「もちろん手伝うよ」
一階のキッチンへと向かい、優香と共に夕食を作ることにした。
今日の献立はカレーらしく、俺はピーラーを使って人参の皮を剥いていった。
「あのさ。宏君のスマホにアプリ入れるとき、ついでにネットのキャッシュも保存しておいたんだけど」
「え……?」
優香がさらりと恐ろしいことを呟いた。
キャッシュとはネットなどにある利用情報をデータとして一時的に保存する機能のことである。
これを優香が保存したということはつまり、俺がスマホで何を検索したか筒抜けであるということだ。
「宏君、随分と巨乳がお好きなようで」
優香が包丁を持ちながら微笑んでいた。
しかし、目がまるで笑っておらず非常に怖かった。
もしかして、俺は刺されるのだろうか。
そして、伊◯誠のように悲しみの向こう側へと旅立ってしまうのだろうか。
「い、いやー、なんていうかその……」
俺は必死に言い訳を考えた。だが、思い浮かばない。
Q.ならば人のキャッシュを勝手に保存するとは何事かと怒ってみるのはどうか。
A.多分、刺される。
うん、詰んだな。
「しかも『巨乳 金髪』とか、『巨乳 Gカップ』とか、『爆乳 中学生』とか……これ絶対、早希を意識して検索してるでしょ!」
「う……」
図星であった。巨乳ものでオナニーするときはよく早希っぽい人物をオカズにしている。
知人に似ているAV女優を見つけた時の興奮が凄まじいのはきっと男性諸君なら分かってくれるだろう。
「まー、別に良いんけどさ。私はそんなにおっぱい大きくないし……」
優香は不機嫌そうに包丁でジャガイモの皮を剥き始めた。
ひとまず刺されることはなくて安心であるが、何とか優香には機嫌を直してもらいたい。
「検索履歴を見たなら分かるだろ。別に巨乳ものだけを検索してるわけじゃないよ」
「あははは。確かにね。あと、『パンチラ』とか『美脚』も結構検索してたよね。あれは明里の影響?」
「ま、まぁ……」
実際そうなのだが、改めて他人から言われるとかなり恥ずかしい。
明里のパンツと生脚を見て以降、俺はすっかり脚フェチになってしまった。
そして、もう一つ。俺がよく検索しているワードがあった。
「じゃあさ……『黒髪 ロング』って検索はもしかして私の影響?」
「それは…………秘密」
「うふふ、そっかぁ。秘密かぁ」
優香は愉快そうにジャガイモの皮を剥いていった。
「やっとカレー完成したね!」
「だな。俺、お腹空いてきたよ」
スパイスを使ってじっくりとカレーを作った為、完成までに二時間近くも掛かってしまった。
その分かなり美味しそうなカレーが出来上がり、俺も食べるのが楽しみであった。
『ごめんくださーい!』
インターホンの音と共に玄関から早希の声が聞こえてきた。
「早希が来たみたい。ちょっとここで待ってて」
「うん、分かった」
二人の楽しげな会話が聞こえてきたのもつかの間、早希がキッチンに入ってきた。
早希は私服姿であり、黄色いTシャツ、ピンクのプリーツスカートを着用していた。
早希の爆乳も相変わらずの破壊力であるが、スカートから伸びるムッチリとした脚も肉欲感があって良いと思った。
「こんばんはー! 宏君」
「こんばんは。ちょうど今、夕食を作り終えたところだよ」
あんまりジロジロと身体を見るのも失礼だと思い、視線を顔に移し、挨拶を返した。
「いやー! 宏君もお泊りしてくれるなんてめっちゃ嬉しいよ。この匂い……もしかしてカレー作ってたの?」
「そうだよ。スパイスからじっくりと煮込んで作ったからね……そう、一週間以上オナニーを我慢した宏君の精液みたいに!」
「おぉー!」
早希が感嘆の声を上げた。
なんだ、そのひどい例えは。普通なら食欲が無くなるぞ。
「それじゃ、みんな揃ったし食べようか。早希ー、そこから食器とってー」
「はいよー!」
料理の乗ったお皿をリビングのテーブルへと移動させ、三人でいただきますをした。
まずは二時間ほど掛けて作ったカレーをスプーンで掬い、口に入れた。
「美味しい……」
スパイスから作っただけあって、ルーで作る一般的なカレーとはコクも味わいも段違いであった。
今まで食べたカレーの中で一番美味しいと言っても過言ではない。
「うーん! めっちゃカレー美味しいね。さすが優香」
「そりゃあ、宏君が手伝ってくれたからね」
「まぁ、俺はただ材料を切っただけだけどな」
俺は優香に従い、適当なサイズに玉ねぎなどの食材を切っただけである。
味付けや炒めつけなど、主要な工程は全て優香が担当してくれた。
「それでもすごいよ、やっぱ! 私なんか全然料理できないし……」
「早希って、ゆで卵しか作れないもんねー」
「失礼な! 最近は目玉焼きも作れるようになったもん!」
「はいはい、成長したね。それよりご飯食べた後、どうする?」
「私、お風呂入りたーい! 部活終わった後、急いでシャワー浴びて来たんだけど、ゆっくりとお湯に浸かりたいな」
「オッケー。それじゃ、ご飯食べ終わったらお湯溜めておくね」
ご飯を食べ終わった後、みんなで皿洗いをした。
皿洗いも終わると浴槽にお湯が溜まるまでの間、優香の部屋で時間を潰すことにした。
「そういえば早希にまだ見せてなかったけど、やっと明里のアバターが完成したんだよ!」
「え、本当!? 見せて、見せて!」
どうやら早希はまだあのアプリを見たことがないようであった。
「宏君、ちょっと起動してくれる?」
「う、うん……」
スマホのロックを解除し、真っ赤なアプリをタッチする。
このアプリを起動するのは火曜日以来である。
黒い背景と共に部活姿の明里が現れる。
早希は興味津々とばかりにスマホの画面を覗き込んだ。
「おぉ、明里だ。めっちゃリアル……って、何で宏君がそれ持ってるの!?」
早希が至極真っ当な疑問をぶつけてきた。
自分が作ってくれと頼んでいたものが他の人に使われていたら驚くのも無理はないだろう。
例えるなら強化アイテムを作ってくれと頼んだにも関わらず、なぜか主人公に使われる二号ライダーのようなものである。
「そりゃあ、やっぱ最初に宏君に使ってもらいたかったからね。私のスマホから宏君がこれ使ってる様子を見えるようにしたんだけど、すごかったんだよ。宏君、おちんちんをスマホの画面に擦り付けてさ」
「おい、それは言わないでくれ……」
「ふぅん、そうなんだ。宏君がちんちんをね……」
俺が自分の股間をスマホの画面に押し付けたことを知ったからなのか早希は円を描くように画面を撫でていた。
その仕草を見ていて、思わず股間が熱くなりそうである。
「優香。これ、どう使うの?」
「明里に何かエッチな命令してみて」
「分かった。明里、服脱いで。あと下着も」
『しょ、しょうがないな。それじゃ、脱ぐね……』
明里は始めにバレーシューズと靴下、膝に付けてるサポーター。
さらに白を着用としたスポーツTシャツ、黒い短パンをゆっくりと脱いでいった。
上下とも無地の白い下着を着用しており、それらも脱いで全裸になる。
「「おぉ……!!」」
俺と早希の声が重なった。
明里の身体は色白く、シミひとつない。
神が作り出したのではと思うほどに美しい。
「やっぱり明里の身体はエロくて良いね」
早希の意見に全くの同意である。
今日までオナニーを我慢していた俺の股間は明里の美しい裸体に思いっきり反応していた。
「宏君。せっかくインストールしてあげたのにまだ一回しか使ってないよね。どうして使うの我慢したの? 私に見られるの恥ずかしかったから?」
「いや……一応、今日するって聞いてたから我慢しようと思って」
「宏くーん!」
アプリを使わなかった理由を言うと、早希が俺に抱きついてきた。
早希の豊満な胸が左腕に当たり、数日間オナ禁をしていた俺の身体にとってかなりの毒であった。
「そんなに私とエッチするの楽しみだったんだね! すっごい嬉しい!」
優香がムッと眉を顰めた。
「違うよね、宏君。わ・た・しとエッチするのが楽しみだったんだよね!?」
「え〜!? 絶対、私とでしょ。この前、あんなに激しく私のおっぱい揉んでたし……」
「ちょっと宏君! どっちとするのが楽しみだったの?」
「ど、どっちもだよ……」
煮え切らない俺の態度に呆れてしまったのか、優香は大きくため息を吐いた。
「どっちもねぇ……まぁ、これ以上は追求しないでおいてあげるよ。私、ちょっとお湯が溜まったか見てくるね」
優香が部屋から出て行った。
「ねぇ、宏君……」
早希は俺の左手首を掴むと、自身の大きいおっぱいへと誘導させてきた。
ブラジャーをしているとはいえ、かなりの柔らかさで自然と手が動いてしまう。
「優香って本当、宏君のことが好きなんだね」
「あはは、どーだかな……」
「あんまり優香の前でちょっかい出すと怒られそうだから、今のうちに私のおっぱい揉んで良いよ」
「それじゃ、遠慮なく……」
俺は力強く早希のおっぱいを揉みしごいた。
一方、早希は俺が持っているスマホに再び視線を移し、
「明里、オナニーして」
と命令を下した。
明里は『はい……』と恥ずかしそうに呟き、人差し指と薬指を自身の割れ目に挿入した。
徐々に快楽に溺れる雌の表情へと変わり、『ん、あん……』と気持ち良さそうな声を漏らし始めた。
「はぁ……明里のオナニー見れるなんて最高すぎる。ねぇ、宏君もそう思わない?」
「う、うん……」
明里は気持ち良くなってきたのか、自身の女性器(おまんこ)に挿入している指の動きを速めていた。
フサフサの陰毛が生えている女性器(おまんこ)から『くちゅ、くちゅ』とエッチな音が奏でており、それに触発されたかのように早希のおっぱいを揉む俺の手の動きも大胆になってきた。
「ん……! 宏君。明里のオナニー見て興奮してきちゃったの?」
「うん……けどさ、早希もだろ?」
「そうだよ。えへへへ。本当、私達ってやばいよね。本人にこんなことしてるってバレたらどうなるんだろ?」
「さ、さぁな……」
考えただけで恐ろしい。間違いなく明里は激怒することだろう。
オナニーを続けていた明里はプルプルと身体を震わせていた。
『私、そろそろイきそう……』
「良いよ、明里。イっても」
早希が甘く囁いた。
明里はそれに応えるかのように自身の一番気持ち良くなっているところを激しく愛撫し、
『んぁ、あ、アぁ、あア……ァ、アぁあーーーーあアぁん!!』
ついに絶頂へと至り、割れ目から大量の潮が吹き出した。
淫美すぎるその光景に、俺も早希も完全に目を奪われていた。
「ねぇ、宏君……」
早希が自身の唇を俺の唇に合わせてきた。キスをしながら早希は手で俺の股間を摩ってきた。
股間を起点に電流のように心地良い快楽が全身に駆け巡る。
しばらく俺達は濃厚なキスを堪能した。
「私、明里のオナニー見てものすごく興奮しちゃった……宏君は?」
「お、俺も……」
早希はズボン越しから勃起している愚息を刺激している。
一方で俺は左手で早希のおっぱいを堪能していた。
もはやいつ股間が爆発するか分からない状態であったが、扉の方向から階段を上がってくる音が聞こえてきた。
「やば。優香が戻ってくる」
早希が愚息から手を離してしまった。
これからって時に終わってしまい、俺はとてももどかしい気持ちに駆られる。
「宏君も手、離してくれる?」
「うん……」
俺は断腸の想いで早希のおっぱいから手を離した。
ガチャッと扉が開き、優香が部屋に戻って来た。
「二人とも。お湯溜まったよー」
「りょうかーい! それじゃ、お風呂入ろうかな」
早希は鞄からパジャマやバスタオルを取り出した。
二人がお風呂に入っている間、アプリを使ってようかなーなどと考えているとなぜか優香は不思議そうに俺のことを見ていた。
「何してるの、宏君。早く準備してよ?」
「え? 先に二人が入るんじゃないのか?」
「違う違う。『三人』で一緒に入るんだよ」
なん……だと……
「そーそー! もう私達エッチしてるんだし、今更恥ずかしがることもないでしょ」
確かに早希の言う通りかもしれないが、俺はてっきり別々で入るものだと思っていた。
だが、これといって断る理由も思い浮かばない。
優香はタンスからバスタオル、パジャマ、そして下着を取り出した。
「それもそうだな……」
俺は覚悟を決め、二人と一緒にお風呂に入ることにした。