クラスメートに弱みを握られ恥ずかしいことを要求されちゃう件 作:チャンドラ=グプタ
優香が再生ボタンを押すと、『家にやってきた女友達とそういう関係になる話』というタイトルが大きく画面に映り、本編が開始した。
物語の序盤に主人公の男優の家に突然、友人役の女優が泥酔した状態で押し寄せてきた。
終電無くなったから泊めて欲しいと迫られ、渋々と彼女を家に上げる主人公。
主人公は最初こそ必死に理性を抑えていたが、ちょくちょく見せてくる女としての魅力に抗うことができず、エッチさせて欲しいと頼み込んだ。
友人は困ったような表情を浮かべるも主人公の勢いに負けて、ついには服を脱ぎ出し、異性間の営みを始めた。
互いの唇を重ね合わせ、身体を触り合ってお互いを刺激し合う。
性感帯を舐め合う前戯シーンは個人的に一番気に入っていた。
実際に本番をするよりも、なんというか愛情のようなものを感じる。
やがて主人公はまるで赤ん坊のようにチュパチュパと巨大なおっぱいをしゃぶり始めた。
俺は無意識に女優を早希に置き換えて視聴していた。
クラスメートのことを思い浮かべてAVを視聴すると、興奮度が跳ね上がる。
早希のおっぱい……いつか揉んでみたいし、舐めてみたい。
やがて二人は性器を結合させ、エッチを始めた。
主人公がガンガンと腰を振って、友人の
「すっご……」
優香は口に手を当てて、エッチシーンをガン見していた。
さっきからモゾモゾと脚を動かしているが、もしかして濡れているのだろうか。
『やばい……イキそう』
『こ、こうすけくん……ナカは……ナカはダメだよ……』
『ご、ごめん。我慢できない。ナカに出すよ!』
『ダメ……ナカはダメェーーーー!』
ついに主人公と友人は絶頂に達した。
種を残すための白い液体を友人の
『こうすけくんのあっついの……もっと欲しいな』
そこでAVは幕を閉じた。いやぁ……やっぱり、このAVは良いな。
めちゃくちゃ抜ける。もっとも今はオナ禁しているため、抜けないが。
「ふぅ……AVって思ってた以上に過激なんだね。男の人のおちんちん舐めたり、挿れたりさ。どうして男の人っておちんちん舐められるの好きなの?」
「そりゃあ、舐められると気持ち良いし、自分を受け入れてもらえているみたいで嬉しいんだよ」
何度かAVを見ていて思ったのだが、フェラしている時の女性の表情というのはとてもエロい。
頬を細めて懸命に股間をしゃぶりながら上目遣いで見つめてくるなんて、なんと至福なことか。
「ふぅん。そうなんだ……ねぇ、宏君。ちょっと膝伸ばしてくれる?」
「え、あ、うん」
どんな意図があるか分からないが、胡座をかいて座っていた俺は膝を伸ばした。
「よいしょっと……」
なんと、優香は自身の頭を俺の膝に乗せてきた。
膝から優香の柔らかい頬の感触ととサラサラとした髪の感触を感じた。
俺の方に顔を向けている優香と目があり、『トクン』と心臓の鼓動が高まる。
「ちょ、優香。何してるんだ!?」
「んー? ちょっと下から宏君のおちんちん、見てみたいと思って」
おちんちん、上から見るか? 下から見るか?
ただでさえ、さっきまでAVを見ていたせいで勃起していたのに優香が密着してきたせいでさらに股間が大きくなった。
優香はあと少しで股間が唇に触れるのではないかと思うほどにぐいぐいと顔を近づけてきた。
「すっごい……こっから見ると迫力あるね」
優香に股間のサイズを褒められて、とても嬉しい気持ちになった。
優香の生暖かい吐息を股間から感じ、そのまま舐めて欲しいという思いが高まった。
「ありがとう。なぁ、優香……少しだけで良いからさ、舐めてくれない?」
「んー? 舐めないよ」
あっさりと断られてしまった。ひ、ひどい……ここまで来てお預けなんて。
「まぁ、股間以外なら刺激してあげても良いかな」
「あ……」
優香は手を腰へと滑らせ、撫で回してきた。心地良い感覚に酔いしれそうになる。
手は腰から太股へと移り、ついには股間近くの部分を優しく撫でてきた。
なんとも言えないとてももどかしいような気分である。
「宏君、気持ち良い?」
「気持ち良い……」
股間がプルプルと震えていた。早く触って欲しいと訴えかけているようであった。
かれこれ、四日間オナニーを我慢していたがそろそろ限界かもしれない。
このままではいずれ誰かに変態行為をしてしまいそうである。
「あ、あのさ……ちんこ、触ってくれないかな?」
「ダメ。金曜日まで我慢するっていう約束でしょ?」
ダメ元で頼んでみたがやはり断られてしまった。
すると、優香は股間近くの部位を撫でていた手を俺の胸へと伸ばした。
「宏君、こことか弱い?」
「うわ!」
気持ち良すぎて思わず変な声が出てしまった。
優香は右手でワイシャツ越しから乳首を触ってきた。
「ふふ、宏君。乳首感じちゃってるんだね。可愛い……」
優香の手つきはかなり慣れているようである。
早希と付き合っていた時に乳首を責める技術を磨いたのかもしれない。
「あぁ……す、すごい気持ち良い」
乳首を弄っていた優香は手を止め、起き上がった。
とても良いところで中断されてしまい、さらにもどかしい気持ちになる。
「宏君、ちょっと待っててね」
優香は机の引き出しを開け、筆を取り出した。
筆を使って一体何をするのだろうか。
「宏君。四つん這いになって、お尻をこっちに向けてくれる?」
「え……」
「ほら、早くしてよ」
優香に急かされた俺は四つん這いの体勢を取り、尻を優香の方に見せた。
なんという屈辱的なポーズだろうか。羞恥心と興奮の入り混じった気持ちになる。
「へー、宏君のお尻の穴ってこうなってるんだ……おもしろーい」
後ろから優香の声が聞こえてくる。尻の穴をバッチリと見られてしまった。
「あん!」
尻の割れ目から柔らかいもので撫でられているような感触がした。
顔を後ろに向けると、優香が筆を使って尻を撫でていた。
「あははは! 『あん!』って女の子みたい。気持ち良いでしょ? 早希もこれで撫でられるの好きだったんだよね」
早希もこの筆で優香に刺激されたのか……
筆は尻の割れ目から右側へと移動し、円を描くように撫でてきた。
筆で尻を撫でられるのってこんなにも気持ち良かったのか。
これは癖になってしまいそうである。
しばらく筆で尻を撫でられていたが、やがて金玉の部分を撫でてきた。
「あ……そ、それ……いい……」
今まで感じたことのない気持ち良すぎる刺激を受けて頭がショートしそうである。
この刺激をずっと感じていたい。
「ほらほら。こんなことされて気持ち良いの? 本当、変態だね。宏君は」
優香は筆を動かす速度を速めてきた。あまりの気持ち良さに股間の先端部分から先走り汁が出始めていた。
「気持ち良いです! お願いします。ちんこの方も撫でてください!」
オナニーへの渇望が高まり、敬語で依頼するも優香は「ダメ!」と叫び、『バチン』と俺の尻を強く叩いた。
「きゃん!!」
「ウケる。何その声。本当女の子みたいだね。今日は金玉の方で我慢しなさい」
「わ、分かりました……」
めっちゃムラムラするが、優香の言うことは絶対である。
金曜日になれば……金曜日になれば優香に抜いてもらえる。
それを励みに今は我慢しようと心に誓った。
「ちょっと、私トイレに行ってくるから。パンツとズボン履いてもいいよ」
優香はそう言い残し、部屋から出て行った。優香から許可が下りたため、俺はパンツとズボンを履いた。
部屋で一人になった俺はふと優香の部屋を見渡した。
そこでベッドの奥にある収納ケースに目がいった。
もしかすると、あそこに優香の下着が入っているのではないかという邪な考えが浮かんでしまった。
優香はさっき部屋に出て行ったばかりですぐには戻ってこないだろう。
――やるなら今しかないのではないか?
頭の中で悪魔の囁きが聞こえた。
そそくさと収納ケースの前へと移動し、取っ手に掴み、ゆっくりと引いた。
そこには優香の可愛らしい下着が――
――引っ掛かったね。変態さん
収納ケースの中にそう記載された紙が入っていた。
「……え?」
後ろの方からドアが開く音が聞こえてきた。
「あははは! 本当に引っ掛かったぁ。さすが、宏君だね!」
馬鹿にするような優香の声が耳に響く。
優香が爆笑しながら俺のことをスマホで撮影していた。
「あ、あの……これは一体?」
「宏君のことだから、部屋で一人きりになった時に私の下着を探すんじゃないかって思ってさ。前もって別の場所に移動させておいたんだ。残念ながらこの部屋には無いよ、下着泥棒さん」
まんまと嵌められてしまった。
情けないことに先ほどの優香の馬鹿にするような声が耳にこびりつき、気持ち良いと思ってしまった。
「ねぇ、宏君。今日はもう遅いから一緒にご飯食べない?」
「え、でも……そんなの悪いよ」
「気にしなくても良いって。もしかして、宏君の親がそういうのダメだったりする?」
俺の家は連絡さえすれば、知人の家で食事をしてきても問題はない。
さすがに夜遅くまで遊んでいれば怒られるが、この時間帯ならまだ許容範囲である。
「いや、それは別に大丈夫だけど……」
「よし、それじゃ決まりだね! 一緒に食べよ。料理作るの手伝って」
母親に友人の家で夕食を食べることを連絡し、優香と共に料理作りを始めた。
俺は玉ねぎを剥いたり、お米を炊いたりと下ごしらえを行った。
一方、優香は玉ねぎや人参、牛赤身肉を一流シェフのように炒めていた。
三十分ほど時間を掛けて、優香はとても美味しそうなビーフストロガノフを完成させた。
料理を乗せた皿をリビングのテーブルまで運び、優香と一緒に食べることにした。
「それじゃ、宏君。食べようか」
「うん。いただきます」
スプーンで掬い、一口食べると牛赤身肉の旨味を感じた。
とても美味しい。普通にレストランに出して良いレベルなのではないかとすら思う。
「味はどう、宏君?」
「すっごく美味しいよ」
「喜んでもらえてよかった。赤身肉はね、亜鉛をたっくさん含んでるんだ。宏君の精液の量も増えると思うよ」
「そ、そうなんだ……」
素直に美味しい料理だと思ったのだが、そういう意図でビーフストロガノフを選んだのか。
「宏君、約束の金曜日までオナニー我慢できそう?」
「正直……厳しいかもしれない」
食事をしている今でさえ、少し勃起している。
さっきの筆責めが相当効いているようだ。
「そっか。けど、宏君には頑張ってもらわないとね。宏君ってオナニーする時、いつもAV見てするの?」
「いや。別に毎回、AVを見てするわけじゃないよ」
とても食事中にするような話題ではないと思いつつも優香の質問に答えた。
オナニーする時のオカズはその日の気分によって、変えている。
AVやエロ本を見ながらする時もあれば、クラスメートの淫らな姿を思い浮かべながらする時もある。
「そっか。それじゃ……明里や早希のことを思ってしたりもするの?」
「まぁ……そういう時もあるよ」
むしろその方が多いと言っても良いだろう。
二人と絡む前から彼女達をオカズにさせてもらうことが多かった。
目の前にいる優香も同様である。
「そうなんだ……二人とエッチしてみたいとか思うの?」
「そりゃあ、できることなら……」
むしろあんな美少女二人とエッチしてみたいと思わない男子がこの世にいるだろうか。
もしもいるとすれば、その男は性欲がほとんどないかホモであるかのどちらかだろう。
もっとも、俺がスクールカースト上位にいる二人とエッチするだなんて夢のまた夢である。
よくよく考えれば、優香に抜いてもらえるのも奇跡なくらいだ。
「早希は結構……いや、かなり性欲が強いからいけるかもよ?」
優香は茶化すように役に立つのか分からない情報を提供してきた。
そもそも早希はレズである。俺は恋愛対象外のはずだ。
「性欲が強いって……どれくらい?」
「私がヘトヘトになっても、エッチを求めてくるくらいには強いね。本当、早希ってすごいんだよ。何回イッてもまたすぐにキスしてくるし……えへへへ」
優香は早希とエッチしている時のことを思い出したのか、ニヤケながらモジモジと脚を動かした。
早希はそんなに性欲が強いのか。
「けど、早希ってレズなんだろ? 俺を相手にするとは思えないな」
「そうかなー。宏君となら早希もエッチしてくれると思うんだけどな」
「ははは……だったら、良いな」
優香の突拍子もない推測に思わず苦笑いした。
もしも早希とエッチできるなら男冥利に尽きることこの上ないが、そんな未来はおそらく一生訪れないだろう。
夕食を食べ終わる頃には夜の七時を過ぎていた。
「それじゃ、また明日学校で」
「うん。今日は楽しかったよ。また一緒にAV見ようねー」
「あははは……ツーピースはもう良いんだ」
「あ、そうだった。ツーピースも一緒に見よっか。明里と早希も呼んでさ」
「男一人って結構気まずいんだけど……」
確かにこの前の女子会は結構楽しかったが、それでも男一人っていうのは場違い感があった。
「大丈夫だって。明里も早希も宏君のこと、結構気に入ってるから」
「そ、それは嬉しいんだけどさ……」
俺が参加を渋っていると、優香は顔を俺の耳元に近づけた。
「二人のエッチなとこ、もっと見たいでしょ?」
優香の嬌声を聞いてゾクゾクと鳥肌が立ち、股間は一瞬にして盛り上がってしまった。
この前、テレビで見た脱衣所での着替えのシーンを想起した。
優香は屹立した俺の股間を見て、妖美に微笑む。
「また参加してくれるよね?」
「はい……」
家に到着する頃には夜の八時を過ぎており、俺は宿題をこなしてすぐに就寝した。
次の日。俺は登校し、一通り退屈な授業を受けた。
今日は涼しい日だからか、明里は授業中に生脚を披露することはなかった。至極残念である。
掃除の時間が過ぎ、ホームルームが終わると放課後の時間になった。
今日も俺は例の部屋へと向かった。
部屋に入ると優香がいたのだが、今日はいつもと違った。
「サオンに新しい服屋さんが出来たんだけど、あそこ可愛い服売ってるよ。優香も行ってみたら?」
「新しい服屋かー。ちょっと興味あるな……あ、宏君! 待ってたよ」
驚くことに優香の隣には早希が座っていた。
どうしてここに早希がいるのだろうか。
「えっと……」
「宏君、聞いたよ。放課後によくここで優香と遊んでいるんだってね。今日は私もお邪魔させてもらうからよろしくね!」
なんだ、そりゃ。聞いてないぞ。
優香に視線を向けると、彼女は唇から『フーフー』と乾いた空気の音を出していた。
口笛吹けてないぞ。
「それは良いんだけどさ、今日は部活じゃなかった?」
確か水曜日は基本的にどの部も活動しているはずである。
「それがさー、明里のスパルタっぷりに部活のみんなが反発しちゃって。今日、部活休みになっちゃったんだよね」
早希は困ったように事情を説明した。
そんなことがあったのか……
部員が反抗って、明里はかなり凹んだのではないだろうか。
「そっか。それはなんていうか……大変だったね」
「明里の強くなりたいっていう気持ちも分かるし、楽しく部活やりたいっていうみんなの気持ちも分かるんだ。どっちの味方をしてあげるべきなんだろ……」
早希が言ったことは部活をやっている人であれば必ずどこかで直面する問題だろう。
勝ち負けにこだわるか、楽しくやるか。
どちらが悪いかではない。
各自が持っている情熱にすれ違いが起きないようチームは共通の目標を定める必要がある。
「まー、堅苦しい問題は抜きにして、遊びましょうや早希さん。今日はこれなんかどうだい?」
優香は鞄から某トレーディングカードゲームのデッキを二つ取り出した。
アニメになるくらい有名なカードゲームであるため、一部のカードは知っているが、肝心のルールは分からない。
「いいねー! 宏君はこのゲームのルールって分かる?」
「ごめん。分からないや」
「それじゃひとまず、私と早希の試合を見てもらおうか。分からないところはググってルール覚えてね」
「分かった、やってみるよ」
とは言うものの、全く覚えれる気がしなかった。
早希は優香からデッキを受け取り、二人は床に座り込んだ。
「いくよー早希。さぁ、闇のゲームの始まりだぜ!」
「望むところ! デュエル、スタンバイ!」
二人は床にデッキを置き、対戦を始めた。
『滅びのバー◯トストリーム』だの『ずっと俺のターン』だのハイテンションで叫びながらカードを出していたが、二人のやり取りを見てもさっぱりルールが分からなかった。