※この作品はR-18です。

子供に戻ったと思ったら女体化させられるし女として生きるべきか男のまま生きるべきか分からない俺はスワンプマン   作:千佳のはんぺん

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謝肉祭

「なーに絵里加、一緒に帰ってほしいって。辻井にいじめられてた時にウチに失望したんじゃなかった〜?」

「……別に。てか、嫌だったら断ってくれてもよかったんだけど」

「はぁ……まぁ、いいんだけどさ。そっちが気にしないなら」

「……ありがとう」

「えっ。えぇ〜、調子狂うな〜……そこは『何様のつもりなんだろうねこの人』って冷めた口調で言う所でしょ。前の絵里加はそうだったじゃん」

 

 

 隣を歩く蝶田さんに指摘され、そういえば、まだ蝶田さんと仲良かった頃はそういう返しをよくしていたなと思い出す。

 

 前まで親近感と素っ気ない態度はイコールだと思ってたから、仲良いと思わせてくれた蝶田さんにはやたら辛辣に冷たく当たっていた。

 蝶田さんはそれを気にしてはいなかったけど、人によっては不快だったろうなと思う。友達だったら余計文句とか言えないだろうし。

 

 

「で、どうしたの?」

「え?」

「ウチと一緒に帰りたいだなんて絶対またなんかあったんでしょ」

「そんな分かりやすいかな、私……?」

「分かりやすいよ。なに、今度はストーカーにでもあってるわけ?」

「う、うーん……割と近いかも? てか、そういう系の話だって事も筒抜けなんだ、やっぱりすごいな蝶田さんは」

「いや適当に言ってみただけなんだけど。話してみなよ。今絵里加が抱えてる悩み」

「……」

 

 

 最近、私の周囲で急に物がなくなったり、変な音がしたり、動く光が見えたりと不思議な現象に苛まれるようになった。

 

 初めは当然気の所為だと思っていた。あるいは疲れで記憶力が低下して、幻聴を聴いたり見えない想像上のものが見えたりしてるのかと。けど、私の周りで起きている現象は確かに現実でも起こってる事象だった。

 

 妙な事が続いたある日、外に出たら家の壁の横に大量の謎の液体が入ったペットボトルが置かれていた。何かわからなかったけど不気味だったけど、私は一人でそれをせっせと川に流して処分した。

 

 その、家と川とを往復する私の盗撮写真や動画が、何枚も何枚も私が絵を投稿している個人サイトについたコメントのリンクに紐付けられていたのだ。

 

 

「いや、ちょっと待って。出処不明のURLを踏んだの? 肝据わりすぎでしょ」

「ネカフェのPCで踏んだから大丈夫かなって」

「確かにウィルスとかも怖いけどそういう事じゃなくて……まあいいや。それで?」

「だからあんまり一人で行動してると危ないかなって思って、蝶田さんに頼った次第なんだけど……ごめん。よく考えたらこれって、危ない事に巻き込んでるかもだよね」

「かもっていうか、思いっきり巻き込まれてるね。それ、絶対悪意を持って絵里加の事付け狙ってるじゃん」

「だ、だよね! ごめん、考え無しに……」

「それはいいんだけど。これからどうすんの? 絵里加を付け狙ってるその不審者、通報とかはするの?」

「通報、は……」

 

 

 父はきっと、私がストーカー被害に遭ってようがなんだろうが警察に頼ろうとするのは嫌うだろう。父だって私の事性的にも肉体的にも虐待してるわけだし、警察と関わったと知れば混乱し、話が終わったあとに乱暴されるのは分かり切っていた。

 

 それは蝶田さんも見越して理解してるから、安易に警察に頼ったら? と言うのではなくこちらの考えを尋ねてきたのだろう。

 ……お母さんや、鹿狩さんみたいな人だったら絶対に警察に頼ればと簡単に言っていたと思う。そういう所はあの人達より信用出来るからすきだ。

 

 ……まあ、蝶田さんも蝶田さんで嫌な人ではあるから人間的には嫌いだけど。

 

 

「通報は、しない。出来ないよ。けど、家にずっと篭もってるなんてそれこそ出来ないし、どうしたらなんて、具体的には……」

「ここまで来たら本格的に首を突っ込む感じになるけど、じゃあ犯人探ししてみる? こっちから」

「えっ 犯人探し?」

「そ。外部の大人に助けを求めたら親から酷い目に遭うわけだし頼れないじゃん? 不審者が何を思って遠巻きな嫌がらせしかしてこないのか分からなくて不気味だし放置してたら何が起きるか分からない。だから、こっちが見つけて二度と近付かせないように分からせてやろう」

「分からせるって、そんな事出来ないよ私達じゃ」

「別に力でどうこうとは考えてない。そういう異常行動をコソコソ隠れながらするってことは、表沙汰になったら困る程度には社会的な立場とか、居場所とかはあるわけでしょ? 個人情報さえ握れれば相手も安易に手出し出来なくなるでしょ」

 

 

 蝶田さんは私を励ますつもりでそんな事を言っているのだと分かる。もしかしたら犯人を見つけてやるっていうのも本音が僅かにでも交じっているのかもしれない。

 

 そんな事を言ってくれる蝶田さんを巻き込みたくなんかないのに、頼りたくなってしまう。けど、本当にそんな火に油を注ぐ様なことをして大丈夫なのだろうか……?

 

 もし本当にヤバい人だったら。そんな考えが強くなって私は蝶田さんの話に対して首を縦に振る事は出来なかった。

 

 

「まっ、そんな事に首を突っ込んで怖い目に遭うのは真っ平御免だから自分から意欲的に動くつもりは無いけど」

「よかった。流石にそんな事まで頼むわけにはいかなかったし。単に言ってみただけか」

「当たり前でしょ〜? なんでウチがエンガチョされた親友の為に危険を顧みずに行動しなきゃならないのさ」

「エンガチョに関しては絶対蝶田さんが悪いけど??」

 

 

 辻井に私が詰められてる時アッサリ見捨てて知らないフリしやがって。今でも恨みは全然覚えてるってーの!

 

 

「まあ言うだけ言ってウチは何もしないけど。でも、絵里加」

「うん? なに、蝶田さん」

「絵里加がウチに何も言わずに変な奴に捕まって殺されちゃったりしたら流石に寝覚めが悪すぎるから。何か変な事があったら一応すぐに報告して」

「えっ?」

「こっちから通報する分には父親に何もされないでしょ。何も起きてない状態では赤の他人の為に警察を動かす事なんてできないけど、何かが起きてさえいれば父親もそれは不可抗力だって考え到れるでしょ。だからすぐウチに言う事、分かった?」

「……」

「ちょっと、無視しないで。分かった? ウチの話聞いてる?」

「ふふっ。ありがと」

「っ。な、なにがっ。別に!」

 

 

 蝶田さんは私と目が合わないように私のいる方とは逆の方向に視線を落としていた。

 

 ……蝶田さんの気持ちは嬉しいけど、けど、頼るのは登下校の時ぐらいにしよう。

 盗撮された物を見るに相手は単独犯じゃないっぽいし、恐らく以前に私のサイトを粘着して追っていた人と同一人物、もしくは関連人物っぽくも感じる手口だし。集団が相手だと、私のついでに蝶田さんまで攫われたりするかもしれない。

 

 どこのどいつが主導となって私にこんな嫌がらせをしてるのか分からないけど、きっとロクでもない精神性の持ち主が主軸に関与してるだろう。人質だって平気に取りそうな、そんな人間性が透けて見えていた。

 

 これはあくまで私の問題なんだ。私の敵は、私が自分で倒さなきゃ。

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 

「私の、負けですから。イかせてくだしゃい、お願いしまひゅ……!」

 

 

 結論から言うと、イかせ対決は私達三人が勝利した。鹿狩さんは20分くらいでアッサリ完全敗北を宣言してきた。

 

 ダミ声というのか、アヘ声というのか。なんとも形容が難しい間の抜けたヘロヘロ声でしか喋れなくなった鹿狩さんはさっきから終わることの無い微細な痙攣を繰り返している。

 

 全身から汗が流れ、だらしなく伸びた舌からよだれが滴っている。瞳の中にハートが浮かぶようなトロついた目つきで、しかし歯を食いしばり頭を激しく振って気持ちいいんだか苦しいんだか分からない、両方が入り乱れた顔で懇願する鹿狩さんに理性は欠片も残っていなかった。

まるで発情した犬のようにお尻を振りながら、鹿狩さんは私達に媚びていた。

 

 

 初め、鹿狩さんは両手両足をそれぞれくっつくように縛られ、ベッドの仕切りに胴体を磔にされ両足を開いた状態で拘束されていた。

 イかせ対決は辻井くんによるおっぱい調教から始まった。

 

 

「まずは俺だな」

「まずはって、三人同時に来ないんや。30分だよ? 流石に舐めすぎっしょ君ら」

「なんで煽るんだよ。イかされたがってないか?」

「フルカウル出来ない方の木偶の助が生意気な口叩くのやめようね。かしずけ、私は主だぞ」

「はいはい」

 

 

 辻井くんに流されると、鹿狩さんは顔を真っ赤にして「お前に聞き流されるのはなんか違うだろー!」と激怒していた。奴隷堕ちした後の方が生き生きしてるね辻井くん。

 

 辻井くんは鹿狩さんの両胸の外側、胸の膨らみが始まる部位の下あたりにある道具を添えた。それは二つの電動シェーバーだった。

 一つは鹿狩さんのお父さんの、もう一つは廻さんの。他人の道具を勝手にアダルト目的に流用。知ったら怒るんだろうなあ。

 

 毛剃の道具の、ただのフレーム部分を胸の付け根に当てられて鹿狩さんは困惑していた。何が始まるのかと思えば、モノボケのつもりかよ、などと的はずれな事すら言い出していた。

 

 カチッと音が鳴ると電動シェーバーが小さく震え出す。その揺れが僅かに鹿狩さんの胸を揺らし波が伝播するが、あまり広範囲には揺れていなかった。弱の振動が鹿狩さんに伝わる。

 

 

「んー……ねぇ。何のつもりなんこれ。電マの代わりのつもり? ならまんこに当てるだろ普通」

 

 

 あまり気持ちよくないのか、何をしているのか理解出来ないといった風な口調で鹿狩さんがツッコミを入れる。

 

 

「まあまあ、黙って待ってろよ。すぐに分かるから」

「はぁ。てか堀口さんと咳渡くんは本当に何もしないわけ?」「今はな〜」

「ふーん。よく分かんないけど、後になって悠長にやるんじゃなかったって後悔しても知らないからね」

 

 

 そう言って呆れたようにため息を吐き、鹿狩さんは特に抵抗もしないまま五分ほど二つの震えに胸を侵食されていった。

 

 三分後。

 

 

「なーんなんこれ……」

 

 

 胸の付け根、いわゆる『スペンス乳腺』と呼ばれる性感帯に弱い刺激を当てられ続けた鹿狩さん。流石にたったの三分では変化は起きなかった。

 

 

「辛いか? 鹿狩」

「いや、つらいってか……強いて言うなら、くすぐったい?」

「そっか。まだそんな感じか」

「まだってなに、多分これ無限だけど。残念だけどこの二つは電マの代用品にはならないよ。くすぐったくはあるけどそれだけ。ぜんっぜんなんも気持ち良くない」

「そうかそうか」

 

 

 カチッと音が鳴り、二つの振動が弱から強へと変わる。振動の強さが大きく変化した事に驚いた鹿狩さんが目を大きく開く。が、まだ快感には至ってないようで驚きはしたものの他に面白い反応をする事はなかった。

 

 更に五分後。

 

 

「んっ……うぅ〜……なにこれぇ……」

 

 

 鹿狩さんの様子に変化が起き始めた。くすぐったそうにしていた鹿狩さんがどちらかと言うと気持ちよさそうに頬を緩めており、リラックスしているように見えた。

 

 大きな変化には言えない。けれど確実に何か異変が起きている事に鹿狩さんは気付くべきなのに、彼女は特に気にした様子もなく、涼しい顔をして辻井くんを見ていた。

 

 

「なんつぅか、確かにちょっとは気持ちいいけどさ? やっぱこれじゃゴールまでに30分は余裕で経過しちゃうんじゃないかなあ?」

「余裕だな鹿狩」

「え〜全然〜。きもちーきもちー、ぎゃははっ」

 

 

 鹿狩さんはもう完全に自分が勝ったと確信したのだろう、煽るような口調で辻井くんを嘲笑い始めた。

 

 今までも何度か見てきたけど、体を縛られたり組み伏せられたりしてるのに相手を見下して嘲笑ってるの見ると頭がバグりそうになる。搦手が得意なのは十分理解してるけど、慣れていてもやっぱり見ると変な光景だよ。

 

 

「そろそろ俺らも手伝うか」

「おっ、なになに? 辻井くんだけに任せるのは不安になったんか〜?」

「ははっ。威勢がいいなぁメスガキめ」

 

 

 咳渡さんが私に声をかけてきたので、鹿狩さんが咳渡さんと会話している傍ら抜け出してぬるくしておいたローションを鍋ごと部屋に持ってきてそっと机に置く。

 

 

「あははっ、で? こんなちっちゃくてか弱い女の子に男が二人がかりでどうイかせるのか気になるな〜。でも皮肉だよね〜、野球大好き好きくんだった辻井くんがトップバッターで失敗するだなんてさ。これじゃ30分なんて何の山も谷もなくアッサリ終わっちゃ……んっ。なに?」

 

 

 得意げに喋っている最中に鹿狩さんの胸にローションを塗り込む。マッサージオイルも少し混ぜてるからフローラル系の、少しだけエッチな匂いが練り込まれた鹿狩さんの胸から漂ってきた。

 

 

「ね、ねえ。これなに、まさか媚薬とかそういう!?」

「媚薬ってフィクションの中のアイテムなんじゃないですか?」

「いや俺に聞かれても。どうなんだ辻井くん」

「俺の方が知らないでしょ。でも勃起力維持出来る飲み物とかは結構あるしもしかしたら?」

「うん私そっちのけで意見交換しないで? 片手間に女体を揉まず答えて? この暖かいヌルヌルなに? なんかいい匂いするし、エロ屋のグッズなんて持ってきてたの??」

「いや、ただのローションだよそれ」

「嘘つけよ、だったらファーストインプレッションヒヤヒヤな筈だしっ……うっ。ソコにも塗るんかよ……」

 

 

 鹿狩さんのアソコにもローションを垂らし、軽く指で表面を擦るように塗り込む。

 さっきまでの威勢は何処へやら、鹿狩さんは少しだけ顔を赤くして体をくねらせた。これ、普通に手で弄ったらすぐイきそうだよね、なんで余裕な態度取れてたんだろう?

 

 

「じゃ、辻井は胸、俺は股、堀口さんは耳ね」

「なに? 私エクゾディアみたいにされる感じ? あんまりバラバラ死体にはなりたくないんだけどな、一応」

「何言ってんのコイツ」

「さぁ……」

 

 

 ちょっとネタが分からないからスルーしつつ、咳渡さんの指示の通りに辻井くんは鹿狩さんの胸のスペンス乳腺に手を当て、私は背後に周り指先にローションを付けて耳の後ろや軟骨の隙間、耳たぶに塗り込んでいく。

 

 

「あっ……ちょっとこれ、普通に寝れそうなタイプの気持ちよさだ……」

「あはは、それは良かった。うんうん、どんどんリラックスしようね〜」

 

 

 耳をいじる度に気の抜けたような声が漏れる。強ばってた鹿狩さんの肩もストンと落ちて、警戒が解けたのが目で見て分かった。それを確認した瞬間に、胸に手を置くだけにして馴染ませていた辻井くんが動く。

 

 

「んっ……っ、はぁっ。ち、ちょっときもちよくなってきたな」

 

 

 辻井くんの手によってヌリヌリと、ゆっくり優しく、鹿狩さんの肌に染み込ませるような動きで指が胸の横を滑っている。

 

 電動シェーバーの弱い力で弄った事で鹿狩さんの胸には快楽の下地が出来上がっていた。本人の知らぬ間に蓄積させられていた快楽が、辻井くんと私の手によって少しずつ外に漏れ出す。

 

 鹿狩さんは驚いた目で自分の胸と、胸を触る辻井くんの手を見る。

 軽く擦られるだけで肩をビクンと跳ねさせ、熱のこもった吐息が漏れる。それが何度も何度も、そこそこ強い力で擦られる事で快感は固定化され、すぐに二度目、三度目の波を鹿狩さんに与えた。

 

 もちろん、その波に飲まれてイク事は許されない。甘イキすら出来ずに手が止められると鹿狩さんは悔しそうな目を辻井くんに向ける。

 

 

「フーッ! フーッ、ね、ねえ辻井くん、もうそろそろ、あの、胸はいいんじゃないかな」

 

 

 あれ? 私のマッサージはそんなに気持ちよくないのかな? そう思い小指を耳の穴にツポツポ入れると「あっ、あんっ! だめっ」と誤魔化しようのない喘ぎ声が漏れた。それでもやはり、継続的に快感を刻み込んでくる胸への責めの方が本人には辛そうだ。

 

 

「やめて欲しいのか? 気持ちいいから」

「っ、気持ちよくなんかないけど! でもっ、同じ事ばかりで退屈してるしっ」

「あはは。ダメだよ鹿狩さん、鹿狩さんの注文は一切こちらは受け付けませーん」

「あっ、あっ、堀口さんそれやめてっ! 穴入れるのやめてっ、それやばい背中取れるマジでっ」

「あはは。だから、聞かないって」

「ううぅぅうあぁっ!!」

 

 

 ついにポーカーフェイスを維持出来なくなったのか鹿狩さんが強く目を瞑り頭を振り乱した。

 

 

「暴れちゃダメでしょ〜」

「フーッ、フーッ!! うっ、あっ、あっ!!」

「はいはい大人しくしてね。れろっ、じゅぷっ」

 

 

 言っても頭を振るから腕を回して顔を寄せて鹿狩さんの頭を拘束して耳を舐める。穴周辺が弱いみたいだから舌先を入れてみたら、声を出さずにビクンビクンと震え出した。

 

 

「鹿狩さん、イきそう?」

 

 

 耳元で息多めに囁きながら聞くと、鹿狩さんは拘束されながらもかろうじて首を縦に振った。気持ちよすぎて正直になっている、可愛い。

 

 

「辻井くん、一旦ストップね」

「おう」

「っ!? うぐっ! はっ、はぁっ、はあっはあっ!!」

 

 

 私達が離れると今にも絶頂しそうなくらい体を激しく震わせていた鹿狩さんの痙攣が緩慢な速度で収まっていく。マラソンを終えた後のように息を乱しながら私達を睨むから口元に天然水のペットボトルの飲み口を付けてあげた。

 

 水を飲まされたことで完全にクールダウンし体から快感が消えた鹿狩さんがはぁと溜め息を吐いた。

 

 

「はぁ……まじで下らねえ。なんなんこれ、お前ら人を縛ってこんな事して、まじで性格悪いね。もうお前ら来世以降全部祭りの金魚に生まれ変わっちまえ」

「輪廻含めて呪ってくる程の事したか? 胸を揉まれて耳を弄られただけやんけ」

「どっちも十分キモ行為ですけど?」

「了承は鹿狩さんだってしたでしょ〜。逆恨みはやめてほし……あっ、でも後でおしおきをするって話なら大賛成私受けるよ鹿狩さんっ!」

「君が一番分からんのよ堀口さん。以前の気弱なキョロ充二軍女の印象が全部どっか飛んでったわ」

 

 

 鹿狩さんの私に対する第一印象ちょっと嫌だな……。

 まあ鹿狩さんと話すようになるまで周りばかり気にして好きな事とかしないようにしてたし、今の方が素を出せてるから変わったねって思われるのは嬉しいけども。

 

 

「はいはい、積もる話は後でしような」

 

 

 辻井くんの手が再び鹿狩さんのスペンス乳腺に触れる。指が少しズレただけで鹿狩さんの「あっ」という小声が漏れる。

 

 

「んっ……ねぇ、またそれ? くすぐったいからやめてほしいんだけど」

「くすぐったいからじゃなくてイきそうになるからでしょ?」

「う……」

「まだ20分も残ってるが、八尋ちゃんの言う通りそろそろ本気でいじめておかないと、案外奇跡が起きて耐えられるかもしれないから俺も参加するな〜」

「はぁ、はぁ。参加って、なにを……」

 

 

 胸を揉まれ、耳を摘まれ、既に十分息が上がっている鹿狩さんのアソコの前に、咳渡さんが歯ブラシを構えた。

 

 歯ブラシ、鹿狩さんが普段使っているただの歯ブラシだ。だけどその用途をすぐに察した鹿狩さんは、すぐに怖がるような目付きに変わって震える声を出した。

 

 

「あ、あの、何するつもりなのかな、ソレ」

「ソレって?」

「は、歯ブラシ、私のだよね……?」

「お前のなんだ。知らなかった〜」

 

 

 ジョリ。っと、クリトリスの横に歯ブラシの毛が当てられ擦られる。鹿狩さんは「あっ」と、意外と汚くない声を出す。ただその一擦りの威力を味わった彼女の顔は青ざめ泣きそうになりながら身を震わせた。

 

 

「そっ、それっ、ダメなやつ、本当にっ」

「ははは。そうか」

「ごめんなさい! 何でもするからそれだけはやめて本当にやめて!? い、今まで食らったやつで一番ヤバイやつだったの! 今使われたら我慢がどうこうじゃなっ」

 

 

 必死に乞う鹿狩さんの様子に驚き一度咳渡さんが顔を見上げるが、すぐにニヤッと笑いクリトリスに歯ブラシを当てた。

 

 人差し指と中指で両サイドの肉をクニクニと解され、ローションの付いたクリトリスを擦られる。すると、鹿狩さんがビクンッ!! と今までで一番強い力で身を仰け反らせて目を見開いた顔で天井を仰いだ。

 

 

「っ!? お゛ぉぉぁあ゛っ!!!?!?」

「すごい反応だな〜。ほ〜ら、ピンク色の肉を綺麗にしような〜」

「え゛ぅっ!! い゛んっあがっ! やぁあ! やぁぁぁ゛あ゛っひゃめでめじぬとまるとまるっま゛っぎぃぃいっ!!?」

「あっ、二人ともストップです」

 

 

 私は実は鹿狩さんが自己申告しなくてもイきそうかどうか分かったりする。散々鹿狩さんのエッチを見てるからね、その癖は熟知しているのさ。ちょっとした特技である。

 

 私の言う通りに二人が離れると、ガクンッ! ガクンッ! と何度か激しく痙攣した後に止まっていた呼吸をし直し鹿狩さんが肩で息をし始めた。

 

 何も体に触れていないのにどんどん鹿狩さんのアソコから愛液が溢れ、シーツの上にヌルヌルの水溜まりを作っていた。

 

 

「はっ、はっ、あっ、のっ、ルールちゃんとっ、決めよっ! ずるいっ、のは、道具はっ、禁止にっ」

「はい再開〜」

「やぁあ!! こわい! こわいぃぃい゛あ゛っ!? あ゛ぅふっ……ッ゛! んぐぅっ……ッ!!」

「丹念に磨こうな〜」

「あっ、あっ、あ゛っ、あ゛っ!! あ゛っ、ひょれ無理もむりぃいっく! っ! ……っ! …………っ! あっ、うぅうううぅぅっ!!」

 

 

 本当にすぐにイくなどと言い始めるから体を弄ってもすぐに離す羽目になる。

 鹿狩さん、我慢する気とか無いのかなぁ?

 何度か寸止めを続けていると鹿狩さんはついに自分だけでイこうと必死に体を伸ばしてもがいた。まあそれだけじゃ私達から受ける快楽に程遠いからイけるわけないんだけど。

 

 なんか、体のくねらせ方が虫みたいで面白い。嫌われそうだから本人には言わないでおこう。

 

 激しく息を乱した後、目を瞑って項垂れて「ううぅぅ……」と一人で唸っていた。本当に辛そうだ。

 

 

「はい再開〜」

「あだまごわれるっ、もうだめぇ……っ! あ゛ぶっ!? ……ッ、ほっ、んどのやつゔぅッ!」

「八尋ちゃんは壊れる前と後でそんなに変わらないだろうから大丈夫でしょ」

「どういう意味!? ぁ謝るからっ! 謝るからもうやめてよ咳渡くんっ、辻井も! 俺もうお前いじめないからっ!! ゔうぅぅっ!! おっぱいもやばい離してお願い離しっ、あやばいやばいイクイクイグってイ゛ッ!!! ……っ! あ゛ぁぁぁっ!!!」

 

 

 辻井くんがスペンス乳腺を圧迫する力を強めると、鹿狩さんが激しく痙攣してその振動でベッドが地震のように激しく軋んだ。手を離すとヘドバンのように頭を振り乱し、鹿狩さんは吠える。まるで犬だ。

 

 

「ゔぅぅ……ハッ、はぁ、はぁ、ぁは! あ゛あ゛ぁ殺してやる殺してやるお前らぶっ殺す殺す殺してやる!!!」

「こ〜わ。弱い癖に威勢は一丁前だよなぁ。そんな事言うメスガキにはおしおきだな」

「あっ、そこもうやだやめっ…………ッ゛!! あぎゃっ!? びぅうあ゛っ!?」

「いやどんな喘ぎ声? ほら、クリトリスしっかり綺麗にしてやるからな〜、むきむき」

「や、やらぁ! やらやだやめてよぉおおぉっ、お゛っ!? ホォっ、ゔぉっ、んあ゛ぁっ!」

「本当に汚ぇ声、でもかえって興奮するな。堀口さん、八尋ちゃんに目隠ししたって?」

「はーい」

 

 

 鹿狩さんの目に手を置き、何も見えない状態にする。パニックに陥る中、突如襲い来るクリトリスへの猛烈な感触に、そして視覚を奪われ聴覚も半分私の舌によって塞がれた状態で感覚が限定された鹿狩さんにさっきよりも強い快感が襲っているのがわかった。

 

 

「いぎぎがぐいぐぐいぐっ!?」

「イくなよ〜、絶対イくな〜? イッたら中途半端な所で終えて帰るからな〜」

「いぐっ、もう無理いぎましゅぅっ!!」

「イくなっつってんの」

「ゴフッ!? ゔぇえっ……!?」

 

 うわ、痛そう……。腰を震わせていた鹿狩さんの脇腹を思い切り咳渡さんが殴った。鹿狩さんの体が折れ、苦しそうに咳き込んだ後嗚咽する。SMプレイとかでするようなパンチじゃなくて、ちゃんと中まで浸透する威力のパンチだ。

 

 

「ゔっ、うぅっ!」

「イきたいならイかせてくださいって頼まないと。無断でイくのはルール違反だろ?」

「……絶対殺す。俺はイかない。絶対耐えて、グチャグチャにしてやる……!」

「圧すご。ちなみに朗報、15分経過したから今やっとハーフが終わった所だ。やったな八尋ちゃん」

「じゅっ、15……っ!?」

 

 

 時間報告を聞いた鹿狩さんが途方に暮れたような顔をしてるのを私達は無視して、また体をいじり始める。しっかりと体の奥の奥、芯にまで快楽が刻み込まれるように、じっくりと調教していく。

 

 

「あひっ!? あっ、耳ダメっ、あっあっあっ脳みそ痒いぎもちぃもう無理ぃい!! イグっ、いぐっ!!」

 

 

 私の耳舐めに、目を強く瞑りながら耐えながらも結局快楽に抗えず負けそうになるのを寸止めする。

 

 

「ま、待って!? 待って許してっ、だめだめだめっ!! それ怖いのぉ! おっぱい変になっ………………お゛っ!!!?」

 

 

 辻井くんのスペンス乳腺責めに、頭を振り乱しながら許しを懇願するも間に合わずイきそうになるのを寸止めする。

 

 

「い゛ぅっ!? がっ!? う゛っ! お゛ふっ!? む゛っり゛っ、死ぬっ、死ぬっ、死にながっ、らっ、イ゛っ、くっ」

「イくな」

「無理っ、イ゛ぐっ、やだ、やだっ、イ゛っ…………っ! ……あぁあっ! あぅっ、いぎだいのにぃ!! いぎだいよぉぉっ!!」

 

 

 咳渡さんのクリトリス責めに、背筋を伸ばして白目を向いて小刻みに痙攣しながら常にイきそうになっているのを強引にペットボトルで首筋を冷やして止める。

 

 

「もうやら゛ぁぁああああっ!!!」

 

 

 何度も何度も寸止めすると鹿狩さんはそう叫び出した。

 

 

「もうイかせてよぉ!!」

「ごめんそれは無理」

「!?!?!? 負けた! 認めた負けたもういいでしょイかせて止めないでぇっ!!」

 

 

 ガシャガシャと拘束されてる手足を暴れさせながらそう訴えかけてくる。

 

 

「初めからそうなるだろうなって思ってたよ、全員」

「フーッ! フーッ! フーッ! …………っ」

 

 

 あれ? なにやら鹿狩さんが静かになった。今まで気持ちよさそうにフーフーと犬の威嚇のような息をしていたのに、肩を震わせると力なく項垂れてその表情に見えづらくなった。

 

 髪を手で取って見てみる。すると、鹿狩さんは目を強く瞑り、涙を零し喉を鳴らし始めた。

 

 

「うっ……うぅぅっ、ひっぐ……もう……やだぁ……っ」

「えっ!? ちょっと鹿狩さん!? どうしよう咳渡さん、泣いちゃったよ!?」

「え、まじ? ……うわ、マジ泣きだ」

「うぇぇぇっ……もうっ、何もわかんないぃっ……こわいぃ……っ」

 

 

 鹿狩さんは両腕を縛られてるから顔を隠す事が出来ず、悲しそうな顔で目を瞑って俯いて泣き続けている。ボロボロと涙が下のベッドに落ちる。声もしゃくりあげており、それを聞いただけで罪悪感を抱き哀れに思えてしまう。

 

 

「か、鹿狩、すまねぇ! 調子乗りすぎた!」

「ひっく……つじ、いなんて……ばかっ……しねぇ……っ!」

「っ!」

 

 

 辻井くん、なんでバカ死ねって言われたのにドキって音を鳴らせるんだろう。なんで頬を染められるんだろう。鹿狩さんに関することなら全部プラスにしか受け取れないのだろうか。

 

 

「や、八尋ちゃん、大丈夫か? もしかしてどこか怪我とか」

「咳渡さんは……うぅ……もうやだ……関わりたくない……きらいっ……」

「なっ!? そんなっ、ただクリトリスを綺麗に磨けあげようとしただけなのに!?」

「まあ普通の感性していたら嫌われに行くような行動ですよね、それ」

 

 

 ただでさえ敏感で、ちゃんとした前準備と合う体質が揃ってやっと気持ちいい調教になるような手段を取られたのだ、覚悟していなければトラウマにもなるだろうな。

 

 例え痛さを少しも感じてなかったとしても、気が狂うほど快楽を与えられたのであればそれはもう暴力だ。その暴力に流石の鹿狩さんが耐えきれずトラウマになってても無理はない。

 

 

「うぅぅぅうううっ、ぅああぁぁああぁんっ!!」

「わー! お、落ち着いて鹿狩さん! ほら、よーしよし〜!」

 

 

 泣き声が大きくなっていく鹿狩さんの拘束具を外し、鹿狩さんは乱れた服装を直すこともせず私に抱きついてきて胸に顔を押し付けて泣いていた。背中を優しくさする。

 

 さする度に鹿狩さんが小刻みに揺れた。快楽調教の余韻が残っているのだ、これが抜け切るまでどれくらい時間がかかるかは分からない。

 

 

「はぁ、はぁっ……フーッ。フーッ」

 

 

 あれ? 慰める為に撫でていたら段々と鹿狩さんの呼吸が荒く、興奮している時のような感じに変化したような……?

 

 

「鹿狩さん?」

「堀口、さんっ、フーッ、あっ……んっ、フーッ、フーッ」

「わあ……吐息甘いねぇ……」

 

 

 鹿狩さんは顔を紅潮させて私に熱い息を吹きかけてきた。

 なんかエッチだ。

 瞳もなんかハートが浮かんでそうなくらいトロンってしてるし。そして、その手は無意識なのかいつの間にか自分のアソコに伸びていて、しかもこっちにまで聞こえるくらい激しいクチュクチュという音が聞こえてきた。

 

 私の目の前でオナニーしてる。蕩け顔で。未だかつて無いくらいエッチな鹿狩さんの姿に興奮を覚えた。

 

 

「流石にそれは変態みたいだぞ鹿狩」

「辻井くん……」

「変態だもぉん」

「えっ?」

 

 

 辻井くんの軽率な発言を注意しようとしたら鹿狩さんがそれを肯定してきた。彼女は私を、私達を見つめてオナニーをしたまま、自分の胸まで揉みながら口を開く。

 

 

「私、毎日するのを我慢出来ないくらい気持ちいいのが好きな変態なの。そういう目線を浴びるだけでゾクゾクするし、今レイプされたらどんなに気持ちいいんだろうなんて考えながら外出てるんだ……。乱暴にするよりされる方が好きで、首締められながらが1番好きなの……あっ。だ、だからっ、もっと、グチャグチャにされっんぅっ……されたいでひゅっ」

「鹿狩さん……?」

「あー……頭ショートしたんかな。完全に正気失って、欲望一直線な目ェしてんぞ。見ろ、もうコイツ人の股間にしか目がいってねぇ」

 

 

 言われてみると確かに、さっきから私は全然鹿狩さんと目が合わなかった。少し下、腰の辺りを見ていた。

 

 

「やべ、勃ってきましたわ俺」

「えぇ……おーい、大丈夫か八尋ちゃん」

 

 

 鹿狩さんの様子を確認しようとベッドに膝を乗せて額に手を当てようとした咳渡さんの手を、鹿狩さんが掴み寄せてその唇にキスをした。

 

 軽く当てるだけのキスではなく、舌を入れて口の中を貪るような激しいキスだ。咳渡さんが肩を掴んで鹿狩さんを引き離すと、彼女は寂しそうな顔で「ん〜……!」と甘えるような悩ましい猫なで声を出した。

 

 

「完全に発情期やん」

「今日の予定決まりましたね」

「分かってたけど、こうなるんですね〜……鹿狩さん、明日起きたら後悔するだろうな」

「まあまあ。なあ、八尋ちゃん」

 

 

 ベッドの上で服を着たまま、咳渡さんのチンチンの匂いを必死に嗅ぎながらオナニーしている鹿狩さんの頭に手が置かれる。鹿狩さんと咳渡さんの目が合う。

 

 

「気持ちよくなりたいなら言うべき事あるよな? なにをしたら俺らの勝ちなんだっけか?」

 

 

 咳渡さんの出した問いに、少し考える素振りを見せる鹿狩さん。そしてすぐにそれを思い出すと、頼んでもいないのに鹿狩さんは服を脱いでベッドの上で土下座をし始めた。

 

 

「私の、負けですから。イかせてくだしゃい、お願いしまひゅ……!」

 

 

 震える声で、興奮している息遣いでそう言いながらも、なんかもう既に甘イキしてるように見えた。

 

 大見得を切って、途中で余裕な素振りも見せたのに自分から服を脱いで土下座してイかせてくださいと懇願している。その無様さと気恥しさで羞恥心が臨界点を超えて漏れ出すようにイっていた。

 

 相手が鹿狩さんじゃなかったら、本当にこの人はしょうがない人だなと呆れてるだろうなと思った。きっとそれも言ったら興奮してくれるだろうから後で言ってあげる事にしよう。

 

 というか、ご主人様とか置いといて友達が自分から裸になって土下座してお尻振って犬みたいな息遣いをしてるのを見るの、なんか変な性癖に目覚めそうだ。

 

 

「うわぁ……」

 

 

 男子二人の方を見たら、二人ともちんちんがギンギンに勃ち上がっていた。ズボンを下ろしてなかった辻井くんでさえ、恐ろしいテントの張り用で丸わかりだった。

 

 

「……よし。今日は一日中イキ狂わせてやるからな、覚悟しろよメスガキが」

「は、はいっ、気持ちいいやつで、私の事壊しちゃってくだしゃぃ……!」」

「せ、咳渡くん、俺も一緒にいいっすか、串刺しハメしましょう!」

 

 

 辻井くんがそう言うとすぐに鹿狩さん、咳渡さん、辻井くんの3Pが始まった。

 散々焦らされたせいで鹿狩さんのイきようは凄まじく、本当に死んでしまうのではないかって心配になるくらい人間離れした喘ぎ声と打ち上げられた魚や海老のような痙攣を繰り返す。

 

 

「これは確かに地獄のエロ漫画だね、鹿狩さん……」

 

 

 なんかここに来て冷静になれたので、今日はいいかって思って帰りの身支度をする。

 

 

「堀口ひゃん」

「うわっ!? 鹿狩さんっ?」

 

 

 荷物を持って部屋から出ようとしたら鹿狩さんに呼び止められ、手を掴まれる。

 

 

「鹿狩さん、私もうそろそろ帰ろうかなって」

「やだ」

「えっ?」

「やだ。堀口さんもしよ」

「えっ……うーん。でも、辻井くんとは私とは出来ないし、咳渡さんも私とはあんまり」

 

 

 と、そこでやけに部屋が静かになっていることに気になってベッドの方に目線を向けると。あれ程盛っていた筈の咳渡さんも辻井くんもその場に突っ伏していた。

 

 咳渡さんは寝息を立てている。辻井くんは……体力切れっぽい、仰向けのまま荒い呼吸をしていた。

 

 

「あれって、鹿狩さんが……?」

「堀口さん、すき」

「ふぇっ!? か、鹿狩さんっ、ととと突然なにかな!? あ、あはは、同性でもそういう冗談は人を選んだ方がいいと思うなーうん! 人によってはもしかしたら勘違いしちゃうかもっ」

「んむぅ!」

 

 

 突然鹿狩さんにキスをされる。小さな口の中から小さな舌が出てきて、私を求めるように淫らにうねりながら私の唾をどんどん奪われてしまう。味わわされてしまう。

 

 

「ふぁっ……鹿狩さん……」

「堀口さんも、私を食べて……?」

 

 

 おもむろに体を寝かせ、足を広げて自分でアソコを広げて、発情した赤ら顔で舌をチロチロと出しながら言う鹿狩さんを前にして、私の理性が無事でいられるわけがなかった。

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