「ふふふ。やっぱり、犬夜叉の銀髪は素敵ね。」
夜。結羅の隠れ家にて。
その家は、無数の髑髏と生首でいっぱいになっていた。そんな中、逆髪の結羅は犬夜叉の首を両腕に抱いて寝転んでいた。
彼女は、犬夜叉の銀髪が大のお気に入りだったのだ。毎晩、彼女は、犬夜叉の首を抱いて寝ていた。
しかし、犬夜叉の首は腐敗が始まり、ゾンビのようになっていた。
その肉は腐り、皮膚はただれ、虫が湧いていた。
だが、もはや結羅の中の美咲の精神は、そんなものを気にしなくなっていた。
ある時、犬夜叉の右眼がどろりと、首から落下。コロコロと床を転がる。
「あら? これは……?」
結羅はその眼球を手に取ると、しげしげと眺める。それは眼球では無く、黒い真珠だった。
「そう言えば……。」
美咲は漫画「犬夜叉」の展開を思い出す。犬夜叉の右目は、父親の形見の黒真珠で、人頭杖(じんとうじょう)を使うと、別世界へと行けた筈。
そして、その異世界には、鉄砕牙(てっさいが)と呼ばれる強力な刀が封印されていた。
「鉄砕牙を手に入れるのも悪くないわね……。」
結羅はそう独白する。
鉄砕牙を手に入れれば、今よりもずっと強くなれるだろう。
「ふふふ。決めたわ。今度は鉄砕牙を狙いましょう。」
結羅は妖艶な笑みを浮かべると立ち上がり、黒真珠と犬夜叉の首を持って、巣を後にする。
目指すのは、殺生丸だ。殺生丸の従者の邪見が人頭杖を持っているのだった。
「あ、そう言えば、殺生丸の銀髪も貰わなくちゃ。」
殺生丸の首も刎ねて、兄弟仲良く一緒に巣の中で飾ろう。結羅はそう決意した。
逆髪の結羅は、黒真珠と犬夜叉の首を持って、巣から出立した。
目的地は骨喰いの井戸の隣の村だ。
タイミング的に、そろそろ殺生丸と邪見が村へと現れる筈……。
結羅は、村へと跳躍して移動しながら、そう考える。
案の定、殺生丸は現れた。
体長二十メートルはありそうな巨大な妖怪・それと牛車も一緒だ。
牛車には、一人の妖怪が乗っている。
「くすくす。殺生丸は、無女なんて連れてきたのね。もう意味無いのに。」
逆髪の結羅は、そう言って殺生丸の行動を嘲笑する。無女は、犬夜叉の母親に化けていて、犬夜叉を幻惑するのが、原作漫画での展開なのだが、肝心の犬夜叉はもう死んでいる。まったく意味のない振る舞いだ。
「まずは……鬼火髪!」
結羅は櫛を振る。
すると、そこから鬼火が出現! 炎は狙いどおりに巨大妖怪を直撃。巨大妖怪は見かけだけの雑魚妖怪だったらしく、その一撃で、ジュウジュウと焼ける骨だけを残して死亡する。
「ぎゃああああー!」
何故か、牛車から悲鳴が聞こえる。どうやら、先程の鬼火の余波を受けた牛車が炎上しているようだ。無女は、焼ける牛車の中で燃え死んだ。
「ふふふ。殺生丸にはマトモな配下がいないのね。」
人望がなく、鬼火一つで簡単に死亡する家来しか持てない殺生丸を、結羅が愚弄する。
と、そこに、
「女、何者だ?」
声がかかる。
それは、殺生丸の声だった。結羅は殺生丸から強力な妖力を感じ取った。
殺生丸は、美しくて白い長髪を持っていた。
殺生丸の銀髪を見た結羅は、胸が高鳴り、背筋がぞくぞくし、子宮がきゅんとした。
なんて、綺麗な銀髪なのかしら? 同じ銀髪でも、犬夜叉みたいな半妖とは次元が違うわ。
結羅は殺生丸の銀髪を操るところを想像しただけで、興奮した。結羅の膣は、愛蜜をどばどばと分泌。彼女のすらりと細長い両足を淫秘に濡らしていく。
「あたしの名前は逆髪の結羅。ふふふ。別に覚えなくて良いよ。どうせ、ここであんたは死ぬから。」
そう結羅は、殺生丸を挑発する。同時に、結羅は自らのミニスカに右手を伸ばして、クリトスをいじって自慰をはじめる。
「ふん。遊女風情がこの殺生丸を挑発するとは……。それに、それは犬夜叉の首か?」
殺生丸は、冷ややかな声で言った。殺生丸は、逆髪の結羅の肉体にも、自慰にも興味がなかった。また、彼は犬夜叉を見下しており、犬夜叉の首にも何の興味もなかった。
「ふふふ。そうよ? これは、あんたの弟、犬夜叉の首。あんたの首も、すぐにあたしのコレクションに加えてあげる。」
結羅は傲慢に答えた。彼女は妖怪の殺生丸に対しても傲慢さを隠さなかった。
「うふふふ。あんたの銀髪は凄く綺麗でさらさらで長いのね。あんたの首を早く刎ねて、その髪を操って遊ぶのが楽しみ。見て? あまりにも楽しみすぎて、あたしったら自慰までしちゃってるわ。」
結羅は、自身の膣液でたっぷりと濡れた右手を殺生丸に見せびらかす。
「ふんっ。つまらん女だ。」
だが、殺生丸は歯牙にもかけない。彼には、鉄砕牙以外には興味がないのだった。
「ところで、人頭杖はどこ? 邪見が持ってるんでしょ?」
結羅の問い。
「なに? 女、何故それを知っている?」
殺生丸の眉がピクリと揺れる。
「くすくすくす。あたしは何でも知ってるわ。殺生丸っていう妖怪が、鉄砕牙を探している事も。鉄砕牙が黒真珠に封印されてることも。黒真珠の封印を解くのには、人頭杖が必要なこともね。」
「女……! 貴様……!」
「ふふふふ。こわい顔しちゃって。それでね、殺生丸。これがお探しの黒真珠よ。」
そう言って結羅は、右手で胸の谷間に収納していた黒真珠を取り出すと、たっぷりと自身の膣液で黒真珠をわざと濡らしてやり、殺生丸へと放ってやる。
「!? ……邪見。」
殺生丸が名前を呼ぶ。すると、ゴブリンのような妖怪・邪見が殺生丸の背後から現れた。その手には、爺と女の2つの顔が付いた、ねじれた杖を持っていた。その杖が人頭杖だった。
「うへぇ……。膣液だらけ……。」
邪見は、殺生丸ほどには無反応ではなく、愛液まみれの黒真珠を見て何やら興奮し、股間を抑えてもじもじしている。
「邪見!」
殺生丸の叱責。
「はい! ただいま!」
慌てた邪見が、人頭杖を黒真珠へと突き立てる。すると、人頭杖の翁の顔が笑い出す。
「翁の顔が笑った!? 墓が開きまする!」
邪見が、驚愕の表情を浮かべる。
次の瞬間、ゴゴゴゴゴゴ! と、黒い光が、黒真珠から放出され、殺生丸と邪見をおおう。
しばらくすると、黒い光の後を追うように、黒い裂け目が空中に発生。近くにいた殺生丸と邪見を亀裂の中に飲み込んでしまう。
「ふふふ。逃がさないんだから。たっぷりと遊んであげないとね。」
結羅は妖艶な笑みを浮かべると、自らの愛蜜に濡れる右手をペロリと舐める。そして、二人に続いて亀裂の中へと跳躍する。