ツンデレ妹が夜だけめっちゃデレてくる 作:荒井アライ
「あ、えっと、おはよう」
「……おはよ」
俺が寝ている妹を犯すことを決めた次の日の朝。
俺が部屋を出たところで、同じように部屋を出た美香とばったり廊下で遭遇した。少しの気まずさがありながら、俺は美香に軽く朝の挨拶をしてみた。
昨日あれだけのことがあったのだから、さすがに俺への当たりも優しくなっているだろう。そんな期待も含めて声を掛けたのだが、返ってきたのは不満げな視線と夜とは違うテンションの低めの声だった。
思った反応と違うなと思って少し固まってしまっていると、美香はこちらから視線も外して俺の先を歩いていった。
もしかしたら、昨日のあれは本当に何かの間違いなのではないだろうか。
そんなことを本気で考えだしていると、階段の手すりに手をかけた美香がぴたりと足を止めた。
「昼間は普通に接して。急に仲良くしてたら、お父さんとかおかあさんに変に思われるだろうから」
「あ、ああ。わかった」
どうやら、夢ではなかったようだ。
胸をなでおろしている自分の姿に少しの溜息を漏らしていた俺は、もう救いようがないのかもしれない。
「それと、どんな顔していいか分からなくなるから」
「お、おう」
美香はそんな言葉を残して、階段を早足で降りていってしまった。その美香の耳の先が赤く染まっていたのは、昨日の俺とのやり取りを思い出したからかもしれない。
もしくは、今日俺に犯されることを期待しているのかも。
そんな俺の考えを支持するかのように反り立った愚息を前に、俺は少しだけ深めの溜息をついたのだった。
「えっと、邪魔する、ぞ?」
その日の夜。俺は美香の部屋に忍び込んだ。
忍び込んだ理由は、妹の美香にえっちな悪戯をするため。本人が望んでいることとはいえ、夜に寝ている妹の部屋に忍び込むというだけで俺は緊張していた。
「想像以上に何も見えないな」
入ってすぐに扉を閉めたということもあり、美香がどこにいるのかも分からない。美香の奴、よくこんな状況で俺にあんなにいたずらすることができたな。
どう考えても、部屋の間取りを理解するまでその部屋に入り浸りでもしない限り、この暗闇で自由に動くことはできないだろう。
……いや、今は余罪について考えるのはやめておくか。
俺はベッドで寝ている美香の脚とか踏んづけるのは良くないと思い、入ってすぐの所にある照明のスイッチを押して明かりをつけた。
「ん? 暗くないか?」
照明をつけたというのに、その明るさは薄暗かった。別に、辺りが見えないという訳ではないのだが、見渡しにくい暗さになっていた。
まるで、これから如何わしいことをするかのような証明の暗さ。
「もしかして、美香がこの明るさに設定したのか?」
電気を付けられることを想定して、この明るさなら見られても許容できるだろうという明るさに美香自ら設定したという可能性。
自分で寝ている所を襲ってくれと言うだけあって、俺を迎え入れる準備を万端に澄ませているみたいだ。
「……多分、起きれるんだろうな」
俺は狸寝入りをして、美香に犯されるのを受け入れた。ということは、同じことをしろと言っていた美香も、同じく狸寝入りをしているということになるのだろう。
本当に寝ているわけではないのなら、多少は罪悪感が薄れる気がしないこともない。……本当に薄れるのか?
俺はその薄暗い照明をそのままに、美香が横になっているベッドに向かった。こちらに背を向けている美香を前に、俺は心拍数を上げてしまっていた。
美香に対しての興奮なのか、女の子にいじわるすることに対しての興奮なのか。俺はその興奮が何から来るものなのか分からないまま、美香のベッドに潜り込んだ。
そして、美香が俺にしたことを思い出しながら、俺は恥ずかしさを隠すようにしながら美香にそっと抱きついた。
「美香……美香……はぁっ……すんすんっ、はー」
「ふわっ……んっ……あっ……」
俺が背中から抱きついて、美香の首筋の匂いを嗅ぐと、美香は声を漏らしてしまっていた。起きているのは分かっていたが、そんなに息を漏らす要素あったか?
「美香……すぅー、はぁー」
「んっ……ふわっ……あっ……」
もしかして、俺もこんなふうに分かりやすく反応してしまっていたのだろうか。美香の姿を見て、上手く声を殺していた気になっていた自分が恥ずかしくなってきた。
「ん? もしかして、ここか? はぁーー」
「わっ……んっ」
「あ、美香は首が弱いのか」
俺が美香の匂いを嗅ぐとき、吐いた息をそのまま首に吹きかけてしまっていた。それが美香にとってはくすぐったくて、気持ち良かったのだろう。
そこまで分かって、俺は美香に弱点を見つけられた時のことを思い出した。確か、徹底的に責められ続けたような気がする。
『あっ、手を抜いたらだめだからね? 私がしたみたいに、それ以上に変態的に私を犯すこと。いい?』
美香に昨日言われた言葉。その言葉に従うのなら、ここで首を責めないのは手を抜いたことになってしまう。
そう考えた俺は美香を仰向けにさせて、美香の上に跨った。そして、そっと美香の首筋に唇を当てた。
「ちゅっ……ちゅぱっ……れろれろっ……ちゅぱっ」
「あっ! んっ……はぁっ……ああっ! んあっ」
「ちょっ、声でかいって。手で塞ぐぞ? よっし、ちゅっ……れろれろっ」
「んっ! はっ、はぁっ……あっ!」
俺は嬌声が抑えられなくなった美香の口を片手で塞いで、美香の首筋に舌を這わせた。鎖骨から首の所までをねっとりと舐めあげて、ついばむようなキスをして、首の側面に舌を移動させていった。そして、美香の反応が良くなったところで、俺は舌先を柔らかくしたり尖らせたりして美香の首元を舐め回した。
「んんんっ! はっ……はぁっ……んっ!」
声が外に聞こえないように美香の口を押さえながら、美香を責めていく。本人が望んでいることなのに、無理やりしているような感覚に陥って、罪悪感が膨れ上がっていくのを感じた。
そして、それに比例するように大きくなった愚息が、ズボンを張り裂けさせようとしていることに気がついた。
「れろっ……はぁ、やばいくらいに勃起してんな」
俺はズボンを下着ごと下ろして、苦しそうになっていた愚息を露にさせた。
妹の部屋で勃起をさせて妹を犯そうとしている。今の状況が俺の本能を刺激して、さらに大きく肉棒を膨れ上がらせた。
「さて、どうしたものか」
「はぁっ……はっ……はぁ……」
俺に首を責められた美香は、荒くなった自身の呼吸を整えようとしていた。熱くなった吐息は俺が責めた結果のものだと思うと、美香に対して征服欲のような物が湧き出てきた。
「美香……」
今日は美香の匂いを嗅いでオナニーをするだけ。そう思っていた想定は甘かったらしく、俺は湧き出る欲求と興奮を止められなくなって、美香の双丘に触れていた。下着の硬さを感じながらも、下着の向こうの柔らかさと微かに反発する力を感じた。
「んっ……はぁっ……」
「美香……ごめん、外すぞ」
俺は美香に形だけの謝罪をすると、仰向けになっている美香のTシャツを脇の下まで上げて、背中に手を回して下着のホックを外した。そして、そのまま下着を上にずらして美香の双丘を露にした。
寝ている人にやるには少し強引過ぎる気がしたが、そんなまともな思考はどこかに置き去りにされていたらしい。
当然だ。無抵抗の妹の下着を外して胸を揉みしだこうとしてる兄は、普通ではないのだから。
俺は露になった双丘にそっと触れた。形容しがたい人間の一番柔らかい感触。沈むようでありながら、微かに押し返してくるような成長期のおっぱいがそこあった。
「んっ……んあっ……あっ」
「美香のおっぱい柔らかいな。形も綺麗だし、すごいえっちな感触してる」
「んくっ……んっ……」
美香は乳首が弱いと自分で言っていた。ここでむしゃぶりつくもいいかもしれないが、それはまたの機会にして、今はこの胸の感触と美香の匂いを興奮材料にすることにしよう。
俺は片手で腫れあがったように大きくなった陰茎をしごきながら、もう片方の手で美香のおっぱいを揉んで、空いている鼻を美香の首元に当てて匂いを嗅いだ。
「はぁ……美香……ああっ……気持ちいいよ、美香。すぅー、はぁ……」
「んっ……あっ……わっ……」
「はぁ……美香、美香、すぅー、はぁー」
「~~っ! ああっ……んっ……」
美香は時折漏れ出る嬌声を抑えられなくなっていた。そして、それを聞きながら興奮して、美香のボディソープと汗が混じり合ったフレグランスを堪能して、さらに勃起をしておっぱいを揉んで、罪悪感を掻き立てた。
肉棒をしごく手も速くなっていき、美香を性の対象と見て射精をしようと射精欲が高まって来ていた。
「……んっ……あっ……あっ、お、お兄ちゃん……」
俺を求めるような美香の『お兄ちゃん』という言葉。それが俺の背徳感を一気に掻き立てて、俺の射精欲を最大限に高めてしまった。
「美香っ、い、イクッ、イクッ!!」
俺は鈴口の先を美香のお腹に向けて、美香の体で興奮して噴き出た精液を塗りたくった。シーツに零さない様に、出せる限りの精液を美香のお腹に出していった。
「はっ、はっ、はぁ……てぃ、ティッシュ」
俺はベッドの近くに置かれていたティッシュを雑に数枚取って、美香のお腹の上にかけた。そして、それを拭い取るように手を動かした。
「あっ……はぁ……すんすんっ……あっ、んっ……」
美香は精液を塗られていると勘違いでもしているのか、甘い声を漏らしていた。俺はそんな美香の声に耳も向けずにお腹についた精液を拭って、自分の亀頭についた分の精液も拭き取った。
妹の体を使って、妹に精液をぶっかけた。その事実を前に、高まった背徳感と性欲を振り払おうとして、俺は射精後の処理を速く済ませようとした。
中々の量の精液を吐き出したはずの愚息は、まだ足りないと言いたげに自己主張を激しくしていた。
「続きは、また今度な」
俺は美香に対してか、愚息に対してかその言葉を残すと、美香の服を整えて部屋を後にした。
寝ている無抵抗の妹にえっちな悪戯をする。そんな遊びにハマりかけている自分がいた気がした。