※この作品はR-18です。

ツンデレ妹が夜だけめっちゃデレてくる   作:荒井アライ

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第24話 寸止め射精と兄の気持ち

「ただいま……あれ?」

 

 俺が学校から帰宅してリビングに向かうと、いつもいるはずの美香がそこにいなかった。

 

 最近、俺が学校から帰宅すると、俺を笑顔で迎えていてくれていた妹。その妹の美香がいないというだけで、違和感のような物を感じた。

 

 ずっと俺のことを煙たがってきた妹。それでも、それが俺を諦めるための行動であって、ずっと俺のことを好きだったことを知った。

 

 そんな妹に犯されて、妹を犯して、今は俺が堕とされようとしている。兄妹でなくても乱れすぎている関係。それでも、そんな妹と最近は仲良くできていた。仲良すぎるくらいに仲が良かった。

 

 その妹がリビングにいない。たったそれだけのことなのに、俺は何かが足りないような感覚に陥っていた。

 

「まだ学校なのかな?」

 

 少し落ち着かない気持ちで、美香がいないリビングのソファーに深く座ってテレビをつけた。いつも美香と並んで観ている野球ニュースを眺めるように観ていると、視界の隅にいるはずの美香がいないことを再確認させられた。

 

 別に、朝に会っているし、今日も夜には帰ってくるだろう。今すぐえっちなことをして欲しいというムラムラもないし、緊急で伝えたいこともない。

 

 それなのに、テレビを観ているときに俺のことをソワソワと見てきたり、熱視線を向けてきたりする妹の姿がないことに違和感を覚えていた。

 

 いや、ただの違和感ではないのか。

 

 認めたくないが、認めざるをえない。

 

妹がいない日常に、少しの寂しさのようなものを感じている自分がいた。

 

どうやら、俺は確実に妹に堕とされかけているみたいだ。

 

 

その日の夜。

 

 美香は学校の用事で帰りが遅くなっていただけで、何も問題なく夜には帰宅した。そして、両親も帰宅していたので、俺は美香と話すこともできなかった。そして、ただ時間だけが流れていき、気づけば就寝時間になっていた。

 

 俺は美香の顔が見れたことに少しだけ安心して、一人自室で自室のベッドに入った。

 

 それでも寂しさが拭われることはなかった。

 

 両親のいる前では美香は俺に対して素っ気ない態度を取るようにしている。だからだろう。美香が目の前にいるはずなのに、いないような気がして寂しさは募るばかりだった。

 

「はぁ……美香」

 

 まずいな。妹と少し話せないだけで、こんなに感情を揺れ動かしていては、いよいよ戻れなくなる。

 

 いや、もしかしたら、もうすでに戻る気などないのかもしれないな。

 

「あ、あれ? バレてた?」

 

「ん? え、美香? な、何でここにいるんだ?」

 

 俺が妹恋しさに声を漏らしていると、布団の奥の方がもぞっと動いた。布団からひょこっと顔をのぞかせた美香は髪を下ろしており、いたずらがバレたことを誤魔化すような笑みを浮かべていた。

 

「えへへっ、たまには夜這いをかけようと思って、待ってましたーーわぷっ」

 

 俺は妹に久しぶりに会ったような感覚に陥って、ベッドの中で美香を抱きしめていた。美香の温かさを感じるように、そこにいることを肌で感じようと少し強く美香を抱き寄せた。

 

「お、お兄ちゃん? どうしたの?」

 

「どうしたんだろうな、本当に」

 

「……夜這いのつもりが、逆に襲われそうになってる」

 

「兄の布団に入り込んできた、美香が悪い」

 

 美香はそのまま俺に襲われると思ったのだろう。勝手に期待している声色でそんなことを口にしていた。しかし、俺が美香を無言で抱きしめ続けていると、俺の真剣な雰囲気を感じ取ったのか、美香も俺の背中に手を回してぎゅっと俺を抱きしめてきた。

 

「もしかして、夕方に私に会えなくて寂しくなっちゃってたりして」

 

「……」

 

 ふざけたるような口調でそんなことを言う美香の言葉が的確過ぎで、俺は何も言えなくなってしまった。

 

 このまま素直に言ってしまっていいのだろうか。そう考えたときに、兄としての謎の対抗心のような感情が膨れ上がった。

 

「え? ほ、本当に寂しくなっちゃったの?」

 

「まぁ、野球ニュース見てるときに、発情してる妹がいなくて違和感はあったな」

 

 少し意地悪をするように、俺は素直ではない言葉を述べた。そんな俺の言葉のせいか、甘くなりそうだった雰囲気は毛色の違う桃色をした物に変わった。

 

「へー、お兄ちゃんは違和感があると、こんなに熱い抱擁を妹にしちゃうんだ。……それも、妹相手にこんなに硬くして」

 

「あっ……美香」

 

 美香は脚を押し付けるようにして、俺の膨れ上がった陰茎を撫でてきた。

 

 風呂上がりの美香の香りと体温。控えめながら微かに押し返してくるような双丘の柔らかさと、美香がすぐそこにいるという状況が、俺の愚息を反り返るくらいに立たせていた。

 

「いいよ、お兄ちゃん。私が素直にさせてあげる」

 

 美香はそう言うと、俺を仰向けにさせて俺の上に体を重ねてきた。自分の体温を押し当ててるようにしがら、美香はそっと俺の首筋にキスをした。

 

「お兄ちゃん……ちゅっ……ちゅっ……。お兄ちゃん……ちゅぱっ……」

 

「美香……あっ……はぁ、あっ……美香」

 

「ちゅっ……もっと、私を欲しくなってね、お兄ちゃん。れろっ……ちゅっ……はぁ……」

 

「あっ……はぁ……美香」

 

 美香は俺の首筋にキスをして、それから舌の感触を伝えようとするほどゆっくりと首を舐めてきた。時折ついばむようにしながら、俺に唾液を浸透させるようにねっとり首に舌を這わせてきた。

 

 口にする代わりに首にするように、美香は俺に何度もキスをした。美香の存在を感じさせるようなキスを前に、俺は思わず身をよじって感じてしまった。

 

「お兄ちゃん、あんまり声漏らしちゃだめだよ? お父さんとお母さんに聞こえちゃうからね。ちゅっ……れろっ……ちゅぱっ……」

 

「ああっ、くっ……美香の舌が気持ち良すぎるから……声が……はぁっ……漏れちゃうんだけど……あっ、美香、そこはっ、」

 

「ん? そこはなにかな? 乳首触られるのは気持ち良すぎるから嫌なの? ちゅっ……れろれろっ」

 

「首舐めながら、乳首はっ! あっ……はぁ、はっ……だ、だめだっ。刺激が強すぎるからぁ……」

 

 美香は首筋に舌を這わせながら、Tシャツ越しに俺の乳首を刺激してきた。胸を撫でるように触った後に、指の腹で乳首を優しく擦ったり、転がすようにして触ってきた。

 

「気持ち良すぎるからだめなの? なんで? 気持ち良くなっちゃえばいいじゃん。ねぇ、お兄ちゃん……ちゅっ」

 

「ああっ! 美香、美香っ、はっ……あっ、はぁっ……」

 

「お兄ちゃんって、乳首弱いよね。いつか、私みたいに乳首でイケるようになるんじゃない? ちゃーんと、開発しないとね」

 

 美香そう言うと、俺のTシャツを捲って乳首を露にさせた。そして、首筋から口を離して乳首に唇をつけて柔らかくした舌の先で俺の乳首を転がした。

 

「ちゅぷっ、れろれろっ……お兄ちゃんの乳首,立っちゃってるね。じゅるじゅるっ……妹に乳首触られて、舐められて、ビンビンにするくらい感じちゃうんだ? ……いけないお兄ちゃん」

 

「ああっ! 美香、美香っ……はっ、くっ……はあぁっ……」

 

「じゅるじゅるっ……乳首で感じちゃって、お兄ちゃん女の子みたいだね……れろれろっ」

 

「はっ、はっ、美香っ、気持ちいいよ……ああっ!」

 

「ふふっ、気持ちいいって素直に言えて偉いね、お兄ちゃん。れろれろっ……それじゃあ、もっと気持ち良くしてあげないとね」

 

 美香はそう言うと、布団を完全にどかして俺のズボンと下着を膝まで脱がせた。そして、美香は俺の隣の横に移動すると、胸の所に顔を置いて乳首を舐めながら俺の陰茎を手淫し始めた。

 

「あれ? もうえっちなお汁出てきてるね。じゅるじゅるっ……なんでかな、お兄ちゃん?」

 

「ああっ! み、美香に首と乳首を刺激されて、気持ち良かったから……あっ」

 

「そうだね。妹に首とか乳首を舐められて、えっちな気持ちになっちゃたんだよね? れろれろっ……あっ、お兄ちゃんお汁が止まらないね。妹に乳首舐められながら、シコシコってされて、えっちなお汁止まらなくなっちゃった?」

 

「あっ……んあっ! 美香、美香っ……はぁっ、あっ!」

 

 美香は俺の肉棒に鈴口から出てきた我慢汁を塗りたくって、激しめの手淫をしてきた。カリの部分に指と指の凸凹が当たり、その刺激が俺の射精欲を刺激してくる。溢れ出る我慢汁をローション代わりにしてされる手淫は、射精をすること以外を許さないといった圧を感じた。

 

 妹に夜這いをかけられて乳首舐め手コキをされる。そんな背徳感を刺激する状況を前に、俺の射精欲が一気に刺激された。

 

「はっ、美香、美香っ! イクッ、もう、イクッーーえ?」

 

 俺が駆け上がってきた射精欲をそのままに射精をしようとすると、美香がいきなり手淫していた手を離してしまった。あと数秒しごかれていたら発射されていたはずの精液は尿道の途中で引き返していった。

 

 そして、そんなお預けを食らってしまった愚息はビクンとビクンと震えて、怒りを露にしていた。

 

 乳首を舐めることもやめた美香は、こちらを静かにじっと見つめていた。何か言いたげな瞳でありながら、俺を弄びことを楽しむような表情。

 

「み、美香? な、なんで途中でやめちゃったんだ?」

 

「お兄ちゃんが素直にならないから、かな?」

 

 美香はそう言うと、体を下の方に移動させて俺の股の間に体を入れた。そして、俺の陰嚢をゆっくりと舐めあげて、優しく吸い上げたりしていた。

 

「素直にならない? あっ……美香っ、そこはっ……はぁっ」

 

「れろっ……ちゅー、ぱっ。夕方、私に会えなくてどう思ったか、素直に教えてくれたら射精させてあげる。れろっ……」

 

「ゆ、夕方? だから、発情してる美香がいなかったから、違和感はあったって言っただろ?」

 

「そっか、違和感かぁ……じゅるじゅるっ……じゅるっ。違和感ねぇ……れろっ、じゅるじゅるっ……」

 

「ああっ、美香、急に口でされたらっ……い、イクッーーあっ……」

 

 美香は俺の返答をどう捉えたのか、俺の肉棒をいきなり咥えて口淫をしてきた。激しく精液を搾り取ろうとするような動きを前に、俺は射精欲を駆り立てられて、射精してしまうところだった。

 

 それだというのに、精液が尿道を上ってきたと同時に美香は肉棒から口を離してしまった。そして、猛抗議でもするかのように俺の愚息がビクンとビクンと怒りに震えるように激しく揺れていた。

 

 度重なる寸止めをされて、俺の脳内はぐちゃぐちゃにされていた。快楽の波の波形が崩されて、そのせいで息遣いが荒くなっていた。鈴口からあふれ出しているのは、文字通りの我慢汁だった。

 

「はっ、はっ、み、美香。な、なんで?」

 

「お兄ちゃんが素直にならないんだもん。素直になるまでは、イかせてあげないからね? じゅるじゅるっ……じゅるじゅるっ……ちゅぱっ。ふふっ、お兄ちゃんのおちんちんずっとビクンとビクンってしてるね」

 

「はぁあっ! あっ、ああっ! み、美香。素直にって、何が?」

 

「さっきあんなに熱く私のこと抱きしめておいて、違和感を覚えただけなの? 違うでしょ? じゅるじゅるっ……じゅるじゅるっ……! ちゅぱっ。他に何か思ったことあるんじゃないの? じゅるじゅるっ……じゅるじゅるっ……ちゅぱっ。言ってくれないと、おちんちん限界超えて破裂しちゃうかもよ?」

 

「ああぁっ! お、思ったこと、思ったこと?」

 

 美香は俺がイきそうになるまで口淫をして、俺の精液が尿道からせり上がってくると口を離した。空いている手を使って俺の陰嚢をマッサージするように触って、俺の精液を急造だけさせて射精をさせようとはしない。

 

 作られては溜められていく精液によって。陰嚢がずんと重くなってきた気がした。

 

「じゅるじゅるっ……じゅるじゅるっ……ちゅぱっ。ねぇ、お兄ちゃん。私に夕方会えなくて、どう思った? どんな気持ちを私に抱いちゃった?」

 

そんな寸止めを何度もくらって、俺は思考回路をぐちゃぐちゃにされていた。射精させてもらえるのなら、何でもいい。なんでも言うから射精したいという気持ちで頭の中がパンパンになって来ていた。

 

だからだろう。ただ感じた気持ちを言って欲しいという簡単な質問に対して、口が軽くなってしまった。

 

「美香がいなくて……ああっ……さ、寂しかった。美香に会えない数時間が寂しくて、美香のいない日常がやってきたら、耐えられるのかなとか……あっ、割と本気で考えて……はぁっ……」

 

「……寂しい、か。とりあえず、一歩前進かな」

 

 美香は何かに呆れるような笑みを浮かべると、俺の鈴口に優しくキスをした。ついばむようにキスをして、鈴口の先に舌を押し付けて寸止めされる続けた精液を掻き取ろうとするように動かした後、俺の亀頭を咥えてそのまま竿の方まで口唇を滑らせていった。

 

 カリに伝わる美香の唇の柔らかさを感じながら、俺は腰を浮かせてしまっていた。視界がチカチカしてきて、塞き止めていたダムが崩壊させられそうになっていた。

 

「じゅるっ……いいよ、お兄ちゃん。じゅるじゅるっ……妹に寸止めされ続けた精子出しちゃお? じゅるじゅるっ……妹のお口に出して、気持ち良くなっちゃお? ……じゅるじゅるっ!」

 

「ああ、み、美香! もうだめだ、美香っ! イク、イクッ!!」

 

「もっと私を求めてね、お兄ちゃん」

 

 美香が俺の背徳感を強く掻きたてた瞬間、俺は寸止めされ続けた精液を美香の口の中に放出した。溜めるに溜められた精液は勢いよく美香の口の中に注ぎ込まれて、本来イクはずだった回数分だけ美香の口の中に射精した。

 

「はっ、美香っ! 止まらなっ……ああっ!」

 

「んっ! んんっ! んっ!」

 

「うっ、はぁ……美香……あっ……」

 

「……ふー、ふー、ふー。……んんっ、んっ」

 

 美香は俺から注がれる精液をそのまま口に溜めていた。俺が美香の口から肉棒を引き抜くと、美香は息を荒くしながらこちらに潤んだ瞳を向けていた。

 

そして、恍惚な表情で喉を鳴らして俺の精液を一気に呑み込んだ。

 

「んくっ、んくっ……はぁ……あっ、き、きた、あっ、イクッ!」

 

 美香は俺の腰に抱きつきながら、大きく体を跳ねさせていた。そして、その快楽の波の余波に体を痙攣させていたと思ったら、すぐにまた体を大きく跳ねさせた。

 

「い、いい、イクッ! はぁ、ふぇ? あ、また、またきた……あっ、ああぁっ、イクッ!」

 

 美香はイッた後の痙攣の途中でまた体を大きく跳ねさせて、何度目にイッたときの余波か分からない余波によって体を震わせていた。そして、その痙攣が止まる前に美香はまた体を大きく跳ねさせた。

 

「ああぁっ! と、止まりゃな……い、イクッ! お、お兄ちゃん……だめ、またきた、きたっ……ああぁっ! い、イクゥッ!!」

 

 俺の精液の量が多くて濃かったのだろう。美香は体をガクガクとさせながら、何度もイってしまった。顔を蕩けさせながらようやく収まった快楽の波に解放されて、美香は過呼吸気味の呼吸をなんとか整えようとしていた。

 

「はっ……はっ……お兄ちゃんの精液にイかされたぁ……お兄ちゃんにお口の中、たくさんマーキングされちゃったぁ……」

 

 嬉しそうな口調で荒い息をそのままに、美香はそんな言葉を口にしていた。

 

 そんな美香の呼吸を感じながら、俺は美香に会えなかった寂しさを本人に吐露してしまったことに気がついた。

 

 美香に会えなくて感じる寂しいという感情。

 

 これは恋心なのだろうか?

 

 おそらく、今は違っていても恋心に成長する感情なのだろうと、俺は静かに思うのだった。

 

 例え、それが妹に向けている感情であっても、この感情には嘘をつけないような気がした。

 

 

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