ツンデレ妹が夜だけめっちゃデレてくる 作:荒井アライ
「あれ? 母さんは?」
「お父さんと遠くまで行ってくるって」
「いや、俺たちの昼飯は?」
「どこかで買って食べろって」
「そうか……どうようかな」
とある週末のお昼時。そろそろご飯の時間だと思ってリビングに向かったのだが、そこいたのは妹の美香だけだった。
気配すら感じなかった両親はどうやら家にはいないらしく、どこかに買い物に出かけたみたいだ。
幸い、近くにはハンバーガーチェーン店やコンビニ、少し遠いけどファミレスとかもあったりする。さて、今日は何を食べるとするか。
「美香はどうするんだ?」
こちらにちらちら視線を向けてくる美香に話を振ると、美香は不機嫌気味な視線をこちらに向けて、睨むようにしながら言葉を続けた。
「別に、考えてなかったけど」
「そっか……どこか、食べに行くか?」
「え?」
以前、美香が俺とゆっくり話したいと言っていた。それならば、これが良い機会なのではないかと思って、美香を誘ってみることにした。
しかし、美香は俺の誘いに乗るわけでもなく、否定するわけでもなく、ただぽかんとしていた。急に思ってもいなかった事を言われて戸惑っているのかもしれない。
「えっと、美香? 無理にとは言わないけど」
「む、無理なわけーー、無理、なわけ……」
美香は何かと葛藤するように部屋着の裾を掴んで小さく震えていた。きっと、本心では一緒に食べに行きたいのだろう。
それでも、いつもの必要以上に俺に冷たい態度を取る方の美香が、そんな言葉を許すはずがなかった。
「い、行かない」
「……そっか、分かったよ」
俺は仕方なしといった感じで小さくため息をついて、リビングを後にしようとした。
まだ起きている俺との距離は埋まらないみたいだ。
「で、でも、」
「ん?」
「買ってきてくれるなら、冷める前に食べると思う」
「おう?」
「だから、買ってきてくれたら、同じタイミングで食べるかもしれない、から」
美香は強気な自分を抑えながら、何とか導き出した妥協案を途切れ途切れで口にした。こんな簡単なことを言うだけなのに、なんでそんなに顔を真っ赤にしているのだろうか。
夜に俺にしていることの方がよっぽど大胆だろうに。
そんないじらしい態度を取る美香が可愛らしく、俺は美香に気づかれないようにそっと口元を緩めた。
「ハンバーガーでいいか?」
「て、照り焼きがいい」
「……了解」
こうして、俺たちは兄妹二人きりで昼ご飯を一緒に食べたのだった。会話なんてほとんどない。ただテレビの音を聞きながら一緒の時間を過ごすだけ。
そんな他愛もない時間が愛おしく思えてきてしまったのは、視界の隅に映った美香の視線がどこか嬉しそうだったからかもしれない。
少しずつ、起きている俺との距離も縮まってきているような気がした。
「おにーちゃんっ」
その日の夜。美香が俺の部屋にやってきた。
最近ずっと上機嫌な美香は俺の返答がないことを確認すると、俺のベッドに潜り込んできた。そして、それと同時に控えめな双丘を背中に押し当てるようにして抱きしめてきた。
「えへへっ、今日はお兄ちゃんとおうちデートだったね! 急に誘われてびっくりしちゃったけど、勇気だしてよかったぁ」
美香はそんな事を言いながら、俺の背中に頬を擦りつけてきた。自分の匂いを背中に染み込ませるにように顔を埋めて、俺の首筋の匂いを嗅いでうっとりとするような息を漏らしていた。
……あれって、おうちデートっていうのか?
「すぅーはぁー……はぁっ……お兄ちゃん。今日は嬉しかったなぁ。もっと……もっと、私が素直になれたら、お兄ちゃんと一緒にお外いけるのになぁ」
美香は少しだけ残念がるような声を漏らしていた。やはり、自分の中でも一度目の俺の誘いを断ったことは気がかりだったらしい。
「も、もしね、もし、私がもっと素直になれたら、」
美香はそこまで言うと、俺の耳元に近づいて熱い吐息と共に言葉を漏らした。緊張するような美香の息遣いが俺の耳元にあった。
「私のこと、いっぱい可愛がってね、お兄ちゃん」
耳元で囁かれたその言葉には他意しかないような気がして、俺は抑えきれなくなった興奮のせいか、体を微かに震わせてしまっていた。
「あ、お兄ちゃん、体ぴくってさせたね。ふふっ、お兄ちゃん、耳もよわよわだったもんね……れろっ、ちゅっ」
「っ!」
美香は俺の反応に対して嬉しそうな声を漏らすと、耳元に色気のある声で囁くと、俺の耳の溝に舌を沿わせた。
「れろっ、れろれろっ、ちゅっ……はぁっ……じゅるっ、ちゅっ」
「はっ……はぁっ……っ」
「れろっ……はぁっ……首元はどうかな? ちゅっ……ちゅぱっ……れろれろっ」
「はっ、はっ、っ!」
美香は俺の耳に沿わせた舌をそのまま首元まで移動させた。舌が這うように動いていき、俺の首元に到達すると、折り返すように舌を動かして俺の首の弱い所を探し回る。
「ちゅぱっ……れろっ……あっ、ここかな? ちゅぱっ、れろっれろっ……ちゅっ」
「くっ……はぁっ……はっ」
「お兄ちゃん、ここが弱いんだぁ。ちゅー……れろっ、ちゅぱっ、れろっれーろっ」
「はっ……はぁっ……くっ」
美香は俺の弱点を見つけると、そこに瑞々しい唇をつけて吸って、かぶりつくように唇を押し付けて、舌だけをねっとりと上下に動かして俺の首を責めてきた。
「はっ……はぁっ……」
「ふふっ、お兄ちゃん、妹に首舐められても感じちゃうんだ。……妹に舐めてもらうのが好きなのかな?」
美香はそう言うと、俺を抱きしめている手をそっと俺の陰茎に移動させた。すでにいきり立っている俺の肉棒は、美香の手に触れられてぴくぴくと反応していた。
「ここも舐めてあげようか、お兄ちゃん」
「っ!」
「ふふっ、そんなにぴくぴくとさせて、妹におちんちん舐めてもらえるのがそんなに嬉しいのかな?」
美香はそう言うと、俺の腕を押して俺を仰向けにした。そして、俺の下着とTシャツを少し捲って俺の陰茎を露にした。
美香は俺の股の間に体を入れると、俺の肉棒の亀頭の部分を軽く人差し指の腹で押してきた。
「はっ……はぁっ……」
「妹にお口でしてもらえるって期待して、こんなに本気の勃起させちゃうんだ」
美香の背徳感を煽る言葉と、指先の柔らかい感触が俺をさらに興奮させてくる。美香に触れられている亀頭がさらに膨らんでいくと、美香は妖艶な笑い声を漏らしていた。
「ふっ……はぁっ……」
「ふふっ、まだ何もしてないよ、お兄ちゃん。まだ指で押してるだけ。妹にフェラさせるところを想像しただけで、おちんちん膨らませちゃってるの? どんな激しいの想像したんだろうね……いけないお兄ちゃんだ」
美香はそんな言葉を熱い吐息と共に吐いて、シーツの擦れる音を立てた。その次の瞬間、美香の舌先が俺の裏筋にそっと触れてきた。
「れろっ……ちゅっ……はぁっ……。お兄ちゃんのおちんちん、凄い硬いね……はむっ」
美香の舌先が俺の裏筋を舐めて、鈴口に触れるだけのキスをして、俺の竿の部分を横から軽く咥えてきた。そして、そのまま舌先を出しながらカリの部分まで舌を移動させて、カリの出っ張りを優しく舐めあげてきた。
「はっ……はぁっ……っ」
「ちゅぱっ……はぁっ……れろっ……。お兄ちゃんは、竿の部分をはむってされるのが好き? それとも、こうやってカリの部分を……れろれろっ……って舐められるのがいい?」
「はっ、はっ……はぁっ……」
「ふふっ、やっぱり、お兄ちゃんは入り口をちろちろって舐められるのが好きかな? ……れろれろっ」
「っ!」
美香は実況をしながら口淫をして、俺の弱い所を探っていた。美香は俺に手淫をした時のことを思い出したのか、俺の鈴口の先に舌を当ててちろちろと動かし始めた。初めは優しくゆっくりと動かされていた舌の動きは、次第に激しくなっていったようだった。
「お兄ちゃん、れろれろっ……お汁止まらないね。ちゅー……ぷはっ。はぁ、はぁ、このお汁ヤバいかも。もっとお汁出して、お兄ちゃん、れろっ」
「はっ……はぁっ……あっ」
「ちょっとしょっぱくて……ちゅっ……お兄ちゃんの濃い匂いがするお汁……はぁっ……れろれろっ、もっと、もっと出して……えっちなお汁、もっと出して……お兄ちゃんっ」
美香はそう言いながら鈴口の先をほじくるように舌を動かしてきた。美香のねだるような態度を前に、俺の愚息は先っぽから我慢汁をあふれ出していった。
「はぁ……お兄ちゃん、おにーちゃんっ……はぁっ……もうだめ、咥えちゃうからね、お兄ちゃん。はむっ……んっ」
「っ! はっ……はぁっ……」
美香は恍惚とした声を漏らして俺の我慢汁を欲していたが、やがて我慢できなくなったのか俺の肉棒を咥えてしまった。
ぷりっとした唇が亀頭を咥えたと思った次には、ぐっと何かの感情に押されるようにカリの方まで唇を移動させた。そしてそのまま竿の半分くらいの所まで行くと、亀頭までその唇を沿わせたまま移動させた。
美香の唇の柔らかさがカリの部分で引っかかって、その感触を全身に伝えてくる。美香の漏れ出る吐息の温かさを受けた亀頭の先は蕩けてしまい、俺の思考力を着実に奪っていった。
「じゅるっ、じゅるっ……お兄ちゃん、じゅるっ、お兄ちゃん、おにーちゃんっ」
「は、はっ……はぁっ……あっ」
「お兄ちゃん、気持ちいい? じゅるっ……はぁっ……妹にお口でされて、腰浮かせるくらい気持ち良くなってるの? じゅるじゅるっ……いけない、お兄ちゃん……じゅるっ」
兄を気持ち良くさせようと必死な妹。そんな構図と我慢汁を飲んで酔ったように乱れる美香の甘い声。
そんな淫靡な美香の姿が目の前にあるのだ。そう考えただけで、俺の射精欲が一気に高まってきた。
「じゅるっ、お兄ちゃん、出しちゃうんだ。……じゅるじゅるっ、妹のお口で気持ち良くなって、そのまま射精しちゃうんだ」
「はぁ……あっ……はぁっ……」
「いいよ、お兄ちゃん。じゅるっ……はぁっ……じゅるじゅるっ、妹のお口に出しちゃお? 精液いっぱい出して、それで妹のことイかせちゃお?」
「あっ……はぁっ……んっ」
美香の言葉と口淫が一気に俺の背徳感と射精欲を掻き立てて、俺に射精を促してくる。脳が蕩けてしまった俺は、美香の温かい口と吸いついてくる唇を前に、快楽の波に抗う術を知らなかった。
「お口にいっぱい出して、お兄ちゃんっ」
そして、俺は美香の口の中に射精した。数度美香の口の中で精液を吐き出しても止まらないでいると、悶えるような俺の体の動きを美香が固定して、俺の尿道にある精液を一気に吸い出した。
「はぁっ……はぁっ……ああっ」
「んんっ! じゅるっ、んんんっ!! ちゅー……ちゅぱっ! ふー、ふー、ふー」
精液を口に溜めながら俺の精液の匂いで言ってしまわないように、美香は呼吸を整えていた。
「ふー、ふー……。んぐっ、んぐっ、あ、き、きたっ」
そして、美香は口に溜めていた精液を一気に呑み込んだ。その直後にやってくる快感に美香は逆らわず、むしろ嬉しそうに受け入れるような声を漏らしていた。
「ああっ……い、イクッ!!」
俺の体に抱きつきながら、体を大きく跳ねさせて美香はイッたようだった。それから、やってくる痙攣に体を震わせて、息を整えようとしたときだった。
「え、うそ……あ、いい、イクッ! ふぇ? な、なんで……い、イクッ!」
通常、美香は俺の精液を飲むだけならイクのは一度だけのはずだった。それがどうしてか、今回は一度達しても快楽の波が止まることがなかった。それに動揺しているのか、その状況にさえも興奮してるのか、美香の嬌声は抑えきれなくなってきた。
「あああっ、お、大きいの来ちゃう、だめ、だめっ……ああっ、イクゥッ!」
美香は最後に体を大きく跳ねさせて、俺にしがみついて体を痙攣させていた。荒くなった息遣いは過呼吸のようで、俺に抱きついて必死に呼吸を整えようとしていた。
それから、少し息が整うと美香は蕩けさせられたような声色で言葉を漏らした。
「お、お兄ちゃんの、濃い精液にイかされちゃった。な、なんども……初めに我慢できなくなったお汁、飲み過ぎちゃったから?」
想定外の事態をぼうっとした頭で分析しようとしたのか、美香はとんでもない分析結果を口にした。飲み合わせが悪かったかのような言い方だが、その声色は達成感と予想外の嬉しさの感情が漏れ出ていた。
「お口でしながら、オナニーしたら、ど、どうなっちゃうのかな?」
美香は自分の新たな可能性を見つけたような声を漏らして、俺に抱きついている手を強くした。
「お兄ちゃんじゃないと、イケない体にされちゃいそうだね」
嬉しそうに零したその言葉に、俺の愚息がぴくぴくと反応を示していた。そっと俺の愚息を撫でた美香は妖艶な笑みをこぼして、さらに強く俺に抱きついてきたのだった。
……どこまで堕ちていくのだろう。
そんな心配をしているのはこの空間で俺だけだった。そんなことを考えながらも、いきり立った肉棒が萎えないでいるのは、俺もそんな未来を望んでいるからなのかもしれない。
俺は美香にバレない様にそっとため息を吐いて、ただ静かに美香に抱きしめられ続けるのであった。