今翔太郎は自室で、下着姿の優衣と小春を二人同時に目の前にしていた。
翔太郎の一言から始まった優衣と小春の話し合いはまず、
『中途半端に終わっちゃったから……その、私もしたいです……』
という小春の発言に始まり、性に積極的な小春を優衣は意外に思いながら、しかし小春がするなら自分だけしないのは嫌だということで、公平を期すなら三人でするしか無いという結論に帰結した。
そして現在に至る。
小春は相変わらず白い肌と黒い下着のコントラストが目を引き、優衣は逆に純真さをイメージさせる白い下着がフェチズムを刺激した。
優衣の方が背は高いし、胸も大きい。イメージで語るならば普通は逆の色味だろう。だがそれがいい。
「小春ちゃん黒とか着るんだ。小春ちゃんって意外と……」
「ちょっと背伸びして……。むしろ優衣ちゃんの方こそ、黒とか似合いそうな大人っぽい色のイメージだったけど」
「お兄ちゃんは変態だから、逆にこういう方が好きだと思うんだよね」
「よくおわかりで……」
さすが我が妹、よく
「え、じゃあ私もそういう方が良かったのかな……?」
「いや、初めてで気合いを入れてきてくれたのが分かるし、小春が一生懸命選んでくれた感じが興奮するからとても良いです」
「そ、そっか……」
早口になって言う翔太郎に、小春は顔を赤くしながらホッとした様子だった。
優衣はイチャつく翔太郎と小春を見て気になったことを尋ねた。
「それでお兄ちゃんと小春ちゃんは、結局どこまでしてたの?」
「えーと……それは、本当に入れる直前まで……」
妹に幼馴染との行為を報告するのは少々気が引ける。小春も恥ずかしそうに俯いていた。
「じゃあ本当に生殺しだったんだ。キスとかもろもろはよくしてたんでしょ?」
「そりゃあ、テストがあったとはいえ一週間は恋人してたわけだし」
「小春ちゃんって、お兄ちゃんを前にするとすぐメスの顔するもんね……そりゃしたくなるよね」
「め、メスの顔って……」
心外そうな小春だが、小春はスイッチが入るとエロい顔をするのは翔太郎も良く知っている。
「じゃあはい。お兄ちゃん、私にも」
優衣はそう言うと、目を閉じて唇を翔太郎に向けた。いわゆるキス待ち顔に心臓が跳ねた。
翔太郎はその要求に応じて優衣の顔に手を添えると、唇を合わせた。
一度離して、もう一回。今度は舌を入れようする翔太郎を、優衣はすんなりと受け入れる。
「ん……ぁ……」
兄と妹の舌が絡み合って、唾液が混ざり合う。
その隣で顔を赤くして、もじもじしながら見ている小春の視線に翔太郎は気づいた。
優衣の唇を一旦離して、呼びかける。
「小春」
「……うん」
歩み寄ってきた小春を引き寄せて唇を奪う。初めから激しく深く。
「は……ちゅっ……ん」
満足そうに顔を蕩けさせてきたところで小春を解放した。
「お兄ちゃん、私が先なのは忘れないでね」
小春とのキスの間待っていてくれた優衣が釘を刺す。といっても不機嫌そうな感じではなく、むしろ期待の色が強いように見える。
どっちが先にするかといういかにも揉めそうな話だが、話し合い、というか最終的にはじゃんけんで決まった順番は優衣が先だった。小春は残念そうにしていたが異論は無いらしい。
「忘れてないよ」
「じゃあお兄ちゃん、脱がせて?」
優衣は胸に着けた下着を指して、少し首を傾けて言う。
「わかった」
翔太郎は優衣に抱きつくように、前から背中に手を回してホックを外すと、肌を晒した形の良い乳房を揉んだ。
右手で胸を揉みながら、左手では背中から腰をいやらしい手つきで撫でた。
「ぅん……」
優衣の口から小さく声が漏れる。
兄妹の
「……小春も、優衣のこと気持ちよくしてあげてくれないかな?」
「う、うん……わかった。どうしたらいいかな……?」
「小春は後ろから……」
後ろから優衣に抱きつくように小春立たせて、手を優衣の胸に添えてあげた。小春はその意図を汲んで、手に収まった優衣の胸を愛撫し始める。
「優衣ちゃんどう……?」
「んぅ……小春ちゃん触るのうま、いっ……ね」
やはり女の子の体のことは女の子の方が詳しいらしい。優衣は先程よりも気持ちよさそうだ。
手が空いた翔太郎は、今度は優衣の秘部に手を伸ばし、パンツの上から股間をさすった。
パンツの上からでも分かった。優衣はもう濡れていた。
「あっ……あぅん…………」
「優衣ちゃん…………」
小春が熱の入った表情で優衣を責めて、優衣は熱い吐息を漏らす。
翔太郎も負けじと優衣の湿ったパンツを下ろすと、濡れた膣に指をそっと入れてかき回した。
露わになった優衣の股間に茂る陰毛は、小春よりも少しだけ薄かった。
「あっ、指っ……んぅ、あ、ああっ……!」
前からは翔太郎が、後ろからは小春が、二人に挟まれて責められる優衣が喘いでいた。
もう準備は万端だろう。
「もう、良さそうだね。小春もありがとう」
「うん」
翔太郎が優衣をベッドに誘って、優衣はベッドに腰掛けると、そのまま仰向けに倒れ込んだ。
まだ少しだけ息の荒い優衣の胸が上下していた。
翔太郎はペニスにコンドームをつけてから、優衣に覆いかぶさるようにベッドに乗ると、優衣の口を塞いだ。
「ん、ちゅ……はぁ……」
顔を離して、目をトロンとさせた優衣の頬を撫でた。
そしてついに優衣の脚を開かせると、ペニスをヴァギナにあてがった。ペニスを擦り付けて、こぼれる愛液で濡らした。
今から自らの手で妹を女にするのだ。初めての甘美な熱に浮かされて、興奮と緊張はどこまでも加速する。
「優衣……いくよ」
「……うん……お兄ちゃん、きて」
優衣の声は今までに聞いたことのないようなしおらしい声で、それが更に翔太郎を昂らせる。
ペニスの先端が優衣の小さな膣口に当てられた状態で、翔太郎はそのまま腰を前へ進めた。
「あっ……」
キツい膣の入り口をこじ開けて、ペニスが少しずつ妹の中へ入っていく。
「お兄ちゃんの……きて、るっ……あぁっ」
真新しい妹の膣を、兄のペニスが侵していく。
床に座ってその様子を見ていた小春は息を呑んだ。
「くっ……いっ……たっ……」
苦悶の表情を浮かべる優衣を心配する気持ちもあったが、そこで止まることはできない。
確実に前へと進んで、気づけばペニスは優衣の中に収まって、純潔を散らした証明の赤い雫が滴っていた。
「入っ、た…………」
「……ふふ、妹で童貞卒業しちゃったね……お兄ちゃん」
「優衣……」
笑みを浮かべた優衣の唇を衝動的に奪った。
「ん……お兄ちゃん、動いて?」
「うん、いくよ」
翔太郎はゆっくりと腰を動かし始めた。優衣の膣が初めてのキツさでペニスを締め上げてくる中で、腰を引いて、押し出して。スローテンポの動きに合わせて緩やかな快楽がペニスを包む。
「んん、ぅ……」
「く……気持ちいい……」
翔太郎はペニスを入れる角度を少し変えて膣壁の上側を擦ると、
「あんっ……ああっ……!」
優衣から声が上がって、膣の締め付けも少し強くなった。同じようにしてそこを執拗に擦り上げる。
「あっ……は……うぅ、おにい、ちゃっ……う、んんっ……!」
翔太郎の腰を動かす速度は徐々に速くなっていった。
「あ、あ、あっ、はっ……ううぅ……!」
「はぁっ……優衣……」
翔太郎はもうほとんど全力で腰を振っていた。パンパンッと腰を打ち付ける音が響いた。
「はっ、あっ……おにいちゃぁん……んっ……すきっ、すきぃ……!」
「……すごい…………」
脇目も振らず求め合う翔太郎と優衣を、小春は食い入るように見つめて喉を鳴らした。
「優衣っ……もう……!」
翔太郎は早くも射精感が湧き上がってきていた。
「はっ、あ、いいよ……きて……! おにいちゃん……んんっ、きてっ!」
妹の膣内で精子を吐き出そうとする予感が高まって、翔太郎はペニスを奥まで突き入れることだけ考えて腰を振った。
「う、くぅっ……」
「ああっ……あ、あっ……しゅきぃ、すきぃっ!」
射精感が極大に達したその瞬間に、ペニスを優衣の一番奥に叩きつけて、
「……いくっ優衣ッ!」
「おにいちゃっ、おにいちゃんっ! んんっ、あんんんっ!!」
――――ドクッ、ドクッ
ペニスが脈を打って、妹の中で射精した。
「はぁはぁ……ふぅ……」
優衣の中で暴れるペニスが収まるまで、繋がったまま体を密着させていた。優衣とともに果てたという実感で、得も言われぬ幸福感に満たされた。
ようやく落ち着いた翔太郎はペニスを引き抜いて、コンドームに溜まった精液の量に自分で驚いた。
「これ出過ぎだろ……」
「お兄ちゃんそんなに出して、妹を妊娠させるつもり?」
優衣が冗談めかして言うが、もしこの量の精液を膣内に出したらと思うと……ゴクリ……出し切って小さくなったペニスが少し反応する。
「……翔ちゃん、次は…………」
二人のセックスを見て顔を赤くした小春が、翔太郎の手を掴んで物欲しそうな上目遣いをしていた。
「うん、小春……」
翔太郎は指を絡めてその手を握り返し、キスをしながら復活しかけのペニスを小春のお腹の辺りに擦り付けた。密着させた体の温度が心地良い。
そのまま小春の背中に回した片手でブラジャーのホックを外す。
「私は疲れたから休憩してるよ」
優衣はそう言ってベッドの端に移動すると、壁を背もたれにして翔太郎と小春を眺めていた。
そして、優衣がどいてできたベッドのスペースに、翔太郎は小春を押し倒した。押し倒してそのまま、小春の首元に顔を埋めて息を吸った。
「ふふ、くすぐったい」
「小春の匂い好き、興奮するのに落ち着く」
小春の絹のように滑らかな肌を、触れるぐらいの指圧で撫で回す。
「もう、くすぐったいってば」
肌をなぞる手は下へ下へと移動して、やがて臀部にたどり着いて小ぶりな尻を揉みしだいた。それから更に下へ手を伸ばすと、小春の秘部のすぐそば、腿の内側の辺りを撫でるように触った。
「ぁ……」
小春から小さな声が漏れた。
それから翔太郎は小春の黒い下着に手をかけた。脱がせるのは今日二回目だ。一回目ほどの緊張は無く、スムーズに運ぶ。
そうして翔太郎の目の前に小春の秘部が再び姿を現す。先程は舌で舐った小春の秘部を、今度は指で愛撫した。
優衣との行為を見ていたせいもあってか、小春のそこはすでに十分なほどに濡れていて、翔太郎の指はぬるりと滑り込む感覚に任せてすんなりと中へ侵入した。
「あっ……指が、入って……」
指で腟内をかき回すと、クチュクチュといやらしい水音を立てた。
「あっ、や、やだっ……えっちな音、しちゃってる……!」
隣の優衣に聞かれていることも相まってか、小春は羞恥で真っ赤にした顔を手で覆った。
休んでいた優衣は、そんな小春の姿を見て突然身を乗り出してきた。小春の顔を隠す手をどけて、
「小春ちゃん可愛いね……ん、ちゅ……」
小春の唇を奪って舌を口の中に入れ始めた。
「んっ! ……ちゅ……は、ぁっ……」
「……さっきは私の胸を気持ちよくしてもらったからお返し……んっ……」
最初こそ驚いた顔をしていた小春だったが、すぐに受け入れて舌を絡め合った。翔太郎は小春を手淫しながら、その二人の妖艶な姿に視線を奪われていた。
優衣がキスをやめる頃には小春の顔は蕩けていた。
翔太郎も小春の膣から指を抜くと、一度キスをしてから尋ねた。
「……そろそろいい?」
「……うん」
翔太郎は頷いた小春を見て、コンドームを手にしたところで、
「あ……翔ちゃん……」
「ん?」
小春に呼び止められて、手を止めた。
「あの、ね…………実は今日、安全な日なの……だから、その――――生で、しない……?」
「……え?」
小春の言っていることの内容を、一瞬理解できなくて固まった。
「せっかく初めてだし……今日だけ……ね?」
「いい……の……?」
「……うん」
期待のこもった翔太郎の視線が蕩けた小春の視線と交わって、翔太郎はゴクリと生唾を飲んだ。
「小春ちゃん……マジか……」
こればかりは優衣も驚きを隠せない様子だった。
しかし、すでに翔太郎はその気になっていた。もう止まれなかった。
「……わかった」
一度手にしたコンドームはほっぽり出して、脚を開いた小春の股間に、何も着けていない亀頭を剥き出しにしたペニスを向けた。
そして、涎を垂らすペニスの先端を小春の膣口に押し当てた。小春からこぼれた蜜とカウパーが混ざり合ってペニスを濡らす。ペニスとヴァギナが直に触れ合っている興奮は、緊張をかき消して余りあった。
「……入れるよ」
「うん……きて……」
翔太郎は腰を少しずつ押し出した。ペニスが膣肉をかき分けて小春の中へ飲み込まれていく。
「んっ……! 中に、入って……!」
「く……!」
腟内の温度と愛液でトロトロになった膣の感触が鮮明にペニスに伝わってきた。コンドームをしていた時とは明らかに違う生の快楽がペニスを責め立て、性器が直に触れ合っているという意識が興奮を催す。
「これやば……」
ペニスが全て小春の中に入ったところで翔太郎は一旦動きを止めた。一回出した後だというのに、セーブしなければすぐに果ててしまいそうな感覚があった。
「全部、入った……?」
「うん、入ったよ……」
「……ほんとに生で……」
優衣が緊張の混じった視線で二人のことをじっと見ている間、翔太郎は落ち着くまで待って生の膣の快感に耐える覚悟を整えた。
「動くよ」
「うん……翔ちゃん、私で気持ち良くなって……?」
小春の言葉に興奮する気持ちを抑えて、ゆっくり様子を見るように腰を動かし始めた。恐る恐るという腰使いで、小春の膣肉とペニスを擦り合わせる。
「ん……あぁん……」
もう少し速くしても大丈夫な気がして、少しだけピストン運動を速めた。しかし、愛液でぐちょぐちょの膣がペニスを締め付けて容赦なく射精を促してくる。
「あ、あっ……んっんっ……」
「あぁ……くっ……!」
動きを速めたことでジワリと湧き上がってくる射精の予感に、翔太郎は再び腰を止めた。
「……ふぅ……はぁ、はぁ……気持ち良すぎる……」
まだちゃんと小春を気持ち良くしてあげられていない。そして、この悦楽をもう少し味わっていたかった。
翔太郎が射精を促す快感に必死に抗ってペニスを休めていたその時、不意に小春が背中に手を回して抱きついてきた。
小春は細い腕で翔太郎を引き寄せて、耳元で弱々しい声で囁いた。
「しょーちゃん……いいんだよぉ? 奥にいっぱい濃い精液、ビュ~って出して……。私、ちゃんと受け止めるから……」
――――頭の中で何かが外れた。
次の瞬間にはわけも分からなくなって、無我夢中で自分を小春に打ちつけていた。
「くっ、はッ、はッ……!」
「んんっ! あんっ! あっあっ、ああぁぁっ!」
――――パンッパンッ
交尾をする二匹の獣の喘ぎと、肌と肌を強く叩きつける音が、部屋に響いていた。
小春の一番深いところで射精したい。小春に精子を注ぎたい。それ以外のことは頭から飛んでいた。
「これが……本気セックス……やば……」
「あっ……くっ、うっ……小春ッ、小春ッ!」
「翔、ちゃんっ、あんっ! く、くるっ! 奥に、ビュって、出してっ! 翔ちゃんっ!」
小春に精子を注ごうとするペニスがはち切れんばかりに膨れ上がって、
「小春のっ、中にっ! ……出るッ!」
腰をぐっと突き出して、小春の膣の一番奥で、子宮口に押し付けたペニスが
――――ドクッドクッと震えた。
ビュッ、ビュッ……と勢いよく発射された精液が、子宮口を通って小春の一番大切なところに注がれた。
「んぁッ! あっあぁっあぁぁ!」
視界がチカチカするような渾身の射精だった。
「ぁっ、はぁはぁ…………」
全てを出し切った翔太郎は、小春の上に倒れ込んだ。体は疲れ切っていたが、小春に自分の子種を注ぎ込んだという事実に、頭の中は多幸感でいっぱいだった。
「はぁ……はぁ………す、すごかった……私の中に、いっぱい出たのが分かったよ……」
「うん……俺も、いっぱい出した感じがした……人生で一番気持ちよかった……」
翔太郎と小春は顔を緩めて、優しく唇を重ねた。
ペニスを抜いた小春の膣からは、白濁液がドロっとこぼれてきていた。
「うわぁ……小春ちゃんのおまんこから精液垂れてる……えっろい……。お兄ちゃん、ほんとに小春ちゃんに中出ししちゃったんだ……」
「いやほんと……今回はしちゃったけど、もうこれっきりね。こういうのは大人になってちゃんと責任取れるようになったらしよう」
「えー、小春ちゃんが一回したんだし、私もちゃんと安全日調べてくるから一回だけしてよ」
「おいおい……」
小春としてしまった手前断りづらそうな翔太郎が何とか優衣を宥めようとしている隣では、小春が苦笑いを浮かべながら、しかし内心では今の三人の関係をどこか好ましく思う気持ちも仄かに感じていた。
三人での初体験を終えて、翔太郎は一つ心に決めたことがあった。
二回目の射精の後は疲労感で倒れ込んでしまったが、正直なところ息子を休ませる時間もそこそこに連続でセックスをするのはそれなりにキツかった。だがそれは、優衣と小春を平等にするためには必要不可欠なことでもあった。
だから、今後のために覚悟の誓いを立てることにした。三人でする時はいついかなる時も――俺は二回射精する。
決してどちらか一人に寂しい思いはさせない。
一人を選べなかったのだから、このくらいは努力するべきだと思う。頑張ってくれ俺の息子よ。
次回はエピローグとおまけになります。おまけは小春視点のちょっと昔の短いお話です。
エロシーンは無いですが、個人的に気に入っているエピソードなので読んでいただけると嬉しいです。
それでは、また次回。