得捜探庭にて邪ンヌへのお礼を果たした立香は彼女と共に一夜の宿へと転がり込んだ。
ビジネスホテルのようにベッドと申し訳程度の椅子とテーブルが置かれたそこは味気無いが、採掘のエリアが近くにあるせいか妙にシャワ―ブースはしっかりとしている。
「ハァーッ、何だかんだで疲れたわね」
「ずっと外にいたから、体力余計に使っちゃった感じだよ」
水着姿の邪ンヌが息を吐いてそう言ったのに応じれば、冷蔵庫を物色していた彼女が1本のスポドリを私に投げ渡す。
「ありがとう、ジャンヌ・オルタ」
「どういたしまして、これ飲んだらシャワー浴びてさっぱりしたいわね」
「同感、紅葉さんのところだと脱いでって訳にはいかなかったし」
口に含んだ瞬間から身体に染みていくスポドリを飲みながらそんな会話をすれば、持ち帰った貴石を丁寧にテーブルに置いた邪ンヌは衣装を魔力へと解いて一糸纏わぬ姿になった。
「ほら、一緒に入りましょう」
「はーい」
誘われるまま礼装を脱いだ私の手を引く邪ンヌのちょっとだけ強引なところにトキメキつつ、シャワーブースに入ってすぐにされたのは傷隠しの礼装を外されることだった。
「ジャンヌ・オルタは私の傷痕を見て萎えたりしないの?」
邪ンヌと汗や汚れを流し合いながら、礼装のない私は自身の身体に残る傷痕に色々と思い出しながらそんなことを訊いてみる。
首から上は幾筋かの瘢痕しかないけど他は元の肌と傷痕が半々くらい、少し色の濃いそこをみんなは気にしてはいないようだけれど、ちょっと意地悪だったかな。
「何を言い出すのかと思えばツマラナイことを訊くのね、むしろ滾ってしまいます」
「ひゃう!」
だけど邪ンヌはそう言って火傷痕や裂傷痕に爪先を這わせ、その感触が少しだけ敏感な痕を通してむず痒いような快感を頭に送る。
急なこと嬌声を上げてしまった私を仕方ないとでも言いたげに見つめる邪ンヌは少しだけ爪を止め、私を抱きしめると指先で軽くなぞるように変えた。
「この火傷はフランス特異点の私の宝具で切り傷はワイバーンの爪、あぁ、この切り傷は私の剣ね」
「ん、あぁっ」
忘却補正のおかげで邪ンヌは私に付けた傷の1つ1つを覚えているらしく、小さな物まで含めて10ほど残っているオルレアンの傷痕を全部なぞられた私はその感触に切なくて嬉しくて、だけどもどかしくて少し甘い吐息が出てしまう。
「他の方々が付けたのもありますけれど、私の傷はそれよりも下にある。アナタの古くて消えない傷を付けた私にまた傷をなぞられて、アナタも萎えるどころか滾っているではないですか」
意地悪く言ったジャンヌ・オルタは私の声に気分が乗ったのか暗い愉悦を滲ませながら私を抱き寄せ、膨らんだ胸を押し付けるように抱き締めた。
私の胸もそれなりにあるというか、恋人の皆に揉まれたせいか並以上にあるけどジャンヌ・オルタはそれよりも大きい。
基本的に男の人格がベースな私にそれは刺激的で、ここに来るまで格好良いジャンヌ・オルタをたっぷり味あわされ女の部分と合わせて何度目かに堕ちてしまうのが判る。
「だってジャンヌ・オルタのだもん。私のことが大好きで私が愛してる貴女にされたこと、仲が良くなかった時のことでも全部大切で……」
「私もそれと同じよ立香」
「ジャンヌ・オルタぁ」
ちゅっ、と艶めかしい水音がシャワーの音よりも私の頭に響く。
何をされた訳でもない、ただ傷痕を触られただけなのにジャンヌ・オルタが欲しくて身体の奥が疼いている時にキスをされたらもうダメだ。
「ダメよ立香、ベッドまで我慢なさい」
「うぅ、イジワル〜」
攻め攻めモードのジャンヌ・オルタは言った事を曲げずに私の身体を堪能しながらシャワーを浴びて、互いに一糸纏わぬ姿のままでベッドになだれ込んだ。
「まったく、ちょっと触られただけで興奮するなんて」
「ジャンヌ・オルタだって藤丸のときに責めれたらすぐじゃん、ひゃっ、あっ、それぇ」
私の言葉が図星だったジャンヌ・オルタは照れ隠しと仕返しのつもりなのか両乳首を軽くつねり、昂ぶっていた私はそれを受けて嬌声を上げる。
「んぅ、はぁあっ、ジャンヌ・オルタ、それぇ、気持ち良いぃ」
「こんなにイヤらしくなっているんですもの、当然ね」
ぷっくりと勃起した乳首を自覚させるように乳輪をなぞってから指で弾く、その動きの繰り返しがもどかしいのにドンドン気持ち良くなって私の胸を甘く蕩かしていく。
「胸、乳首だけじゃなくて、んあっ、あん、うん、うん、もっと触って」
「立香の胸、とってもイヤラシイのね。魔女に触られて気持ちいいなら、コレはどうなの?」
望み通り乳首だけではなく胸全体を揉むジャンヌ・オルタはそれに悶える私に気分を良くしたのか、私の割れ目でラビアとクリにピッタリと指を添わせた。
ソレが意味するところを判って、期待だけで充血した割れ目がジャンヌ・オルタの少しヒンヤリとした指を愛液で濡らしてしまった。
「フフッ、ヨダレまで垂らしたイケナイここはお仕置きが必要みたいね」
2本の指が割れ目に埋まったクリを持ち上げ、1本が痛みを感じないギリギリの強さで根本を責める。
「はっ、あっん、あ、しょれ、ジャンヌ・おりゅたの指、好き」
「私もアナタが好きよ、だから、ん、チュッ」
「ひゃあ、おっぱい、きもちぃの」
割れ目の指を止めぬままジャンヌ・オルタは私の右乳首を加えて唇と舌で丹念になぶり、左は軽く乳首を抓りながら乳房全体を揉む。
激しいけれどひたすらにキモチヨクて、しかも好きな人がしてくれるのに抗うなんて出来ない私はすぐにイキそうになってしまった。
「じゃん、おぅた! イク、イッちゃう!」
「ちゅっ、んっ、良いわよ、もっと激しくしてあげるから飽きるまでイキなさい」
「ひゃあ! あっ、あぁぅあっ!」
本当に激しい、固くなった乳首は容赦なくジャンヌ・オルタの指と舌で嬲られて、大きく勃起したクリは割れ目から飛び出た所に愛液をまぶされてぐりぐり指で責められる。
必死にシーツを掴んで腰をくねらせても我慢はできない、責められている箇所から届く快楽が限界を超えるのはすぐだった。
「イクッ、イク、ジャンヌにイカされぇ! んっぅんああ! あっ、あくぅ、イッてりゅ、じゃぬおりゅた!?」
身体を突き抜ける快楽に身体が跳ねてアソコの奥が熱くなる、そんな絶頂したばかりの私に休む暇を与えずにジャンヌ・オルタは割れ目の中に指を入れ、他の指を使ってクリを責め続けた。
「飽きるまでイカせるって言ったでしょ。まだまだ責め足りないから、もっとするわ。ちゅぅ、ん、りひゅか、好きよ、れぇんぶしゅき、だから、んろ」
「はっあん、あん、じゃぬおりゅた、ちゅ、また、またイッひゃう、好き言われて気持ちいの、まひゃっ、イクっぅ!」
今度はジャンヌ・オルタがキスする間に摘まれた乳首で絶頂してもジャンヌ・オルタは本当に飽きるまで続けるようで、意地悪な笑みを浮かべた彼女は拒まずにいる私を存分に犯した。
膣内の指でGスポの潮吹アクメやポルチオの深イキをさせられて、乳首も何度もイッた。
全身をダルさと心地良さと多少の痛みに包まれて目を覚ましたとき、一緒に何回連続でイケるのか試してみましょうって言われて正常位でヤリ始めたのが意識がある最後の記憶で、そのジャンヌ・オルタは私の身体の上で微睡んでいた。
「それにしても、ヒドイことに……」
潮やら愛液やらでベットは濡れて生臭いような甘酸っぱいような性臭が部屋に充満しているし、その源である私のアソコ付近はなんかスゴイ感触がする。
とりあえず、シャワーでも浴びて身体をどうにかしnいと。
「邪ンヌー、起きて―」
「ん、立香……?」
頭を撫でながらそう呼び掛ければ、薄金色の瞳が私を捉えてもぞもぞと身体を動かした。
身体を動かした拍子に胸が擦れて甘い刺激が走り子宮がキュンとするが、数え切れないほど絶頂した自分にはさほどキクものではない。
「おはよう、って時間じゃないけど一応ね」
「おはよ。じゃあ今って……深夜ね」
夕方に投宿したまま気絶するまでヤッて目覚めたら深夜というは爛れ過ぎな気もするけど、ジャンヌ・オルタに抱かれたいと思った時点で落ちていたのだから仕方ない。
ひとまず邪ンヌには私の上からどいてもらったけれどもやっぱり悲惨な状態で、彼女の白い肌には私の汗や愛液、爪痕やキスマークがこびり付いていた。
「うっ、なんか口の中が甘ったるい……。ってそうか、私がアンタを煽ってミルク出せたんだっけ」
「ウソ、【自己改造】をそんなことに!?」
全く記憶に無いが残り香というべきものは私の胸から香り、否応なく事実だったと教えてくれる。
まだ快楽が残る身体を邪ンヌの手を借りつつ起こして、冷蔵庫から彼女が気付けがてら手渡したコーヒーを飲みながらコトの顛末を聞く。
「アナタの胸を吸って責めてたら『イクッ、そんなに吸われたらオッパイ出してイクッ』なんて言うから、つい『搾乳アクメなんて変態、良いからイキなさい』って返しちゃって」
「それで邪ンヌにミルク吸われてイキまくったと……」
なんか他にもヤバいコトしてそうだしシャワーを浴びて流そう、只でさえ愛液やら乾き始めてるし。
そう決意してコーヒーを飲み干して邪ンヌの手を引き、適当に浄化のルーンでベッドや床の淫液を片付ける。
「私のことを飽きるまで弄んだ感想はどうなの、邪ンヌ?」
「正直なところ、飽きるまでいかなかったわね。飽きるより先にアナタと一緒にイキまくって気絶しちゃったし」
シャワーを邪ンヌに浴びせて一緒に泡まみれになりつつ事後のお話、飽きなかったことに半分安堵で半分残念な気持ちになりながら邪ンヌにくっ付いてボディ洗いみたいなことをし、残った火照りを消火していく。
「飽きなかった理由は?」
「……立香に飽きるなんて無理だってことよ」
「あっ」
またジャンヌ・オルタにキスをされて、私は彼女を抱き締める。
火照りが覚めていくときには程よい甘い熱、私とジャンヌ・オルタは泡が流れきるまでその熱を堪能していた。
そうしてまた一眠りすべくベッドに戻った訳だけど、私たちは互いに一糸纏わぬ姿のままで密着していた。
「でもさ、なんで私が男の藤丸のときはこうやってカッコよくリードして攻めてくれないの? 強引かな?」
眠る前の与太話、さっきと逆にジャンヌ・オルタ上で彼女に体重を預ける私はそんなことを訊いてみた。
「強引とかそういうのではありません、あっちは普段が私のワガママに付き合わせているので今のアナタと同じようになっているだけです」
「なるほど」
つまり普段ジャンヌ・オルタをリードして、ベッドやプライベートで弱いところを見せればいいわけか。
「明かりを消しますよ、立香は朝になったら特異点攻略なのでしょう」
「ん、おやすみなさい、ジャンヌ・オルタ」
「えぇ、おやすみなさい、私の立香」
……やっぱり女の私には攻め攻めだよ!
というわけで順序逆ですがgdkモードでイチャラブ