※この作品はR-18です。

とある神器持ちの日記IF   作:ウメ種

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オーフィスのIF2を書いてたら白猫が出来上がってた。
何を(ry


白猫 IFー1☆

 薄暗い一室に、ベッドの軋む音が響く。

 荒い息遣いは二人分で、猫魈として感覚が優れている分、その息遣いの細部までも感じ取ってしまう。

 激しい息遣いは男性のもの。

 そして、息遣いと――驚くほどに高い喘ぎ声は、自分のモノ。

 最初は激しい痛みを伴っていた性交も、途中からは鈍痛となり、今では快楽を感じる余裕があった。

 

「は、っ――ぅ、ぁ…とお、とおるせんぱぃ」

 

 口が上手く動かない。

 喘ぎ疲れて声は枯れかけ、体力は自信があったのに、今ではもう男性の腰の動きに合わせて腰を震わせるのが限界だ。

 もっと気持ち良くなってほしかった。

 だというのに、初めての行為に緊張し、気持ち良くさせられるばかり。

 薄い胸の上にある乳首は固く尖り、平時とは全く違う顔を見せている。

 まるでグミのような弾力だと感じるのは、自分で揉んだから。

 徹先輩に口に含まれ、指で扱かれたそこは、もう立派な性感帯へと変わっている。

 注入の快感を更に高めれるよう、自分で右の乳首を扱く。

 気持ち良い。

 初めてなのに――私、初めてなのに。

 

「ぃい、いいです」

 

 気持ちが良い、と口にする。

 微かに鈍痛が残っているが、快感を感じていると言っても嘘ではない。

 腰の律動に合わせて、自分が一番弱い所に愛しい人の肉棒を誘導する。

 最初は私が上になって腰を動かしていたのに、気付いたら私が下になっている。

 まるで征服されているようだ、と。

 そう思うと、余計に快感が強まってしまう。

 ……私は、苛められるのが気持ち良いのかもしれない。

 そう考えると、まるで変態のようだ。

 最初にあった微かな余裕は、今はもうどこにも無い。

 

「ぃ、いきそう…です。徹先輩、私っ」

 

 初めては痛いものだと教わった。そういう知識も持っている。

 最初の性交で絶頂に至れないのは当たり前で、感じる方が稀だという。

 だというのに――こんなに優しくされたら、感じてしまう。

 薄い胸を執拗に揉まれ、乳首を扱かれ、痛みを伴わないように陰部を指で解される。

 ゆっくりと、ゆっくりと、ゆっくりと――優しくされた。

 恥ずかしくて固くなっていた心は緩まされ、いつの間にか喘ぎ声をあげていた。

 最初は小さかったその声は、いつしか大きくなり、我慢できていたのに、我慢できなくなっていた。

 多分、私は敏感なんだと思う。

 そして、濡れやすい。

 今では、徹先輩のベッドを、お漏らしをしてしまったかのように濡らしてしまっている。

 汗の量も――。

 

「ぁ、ぁ……っ――んぅ」

 

 男性に組み敷かれて、腰を震わせる。

 胎内にあった肉棒を形が判るほどまでに締め付けてると、それと同時に、その肉棒以上の熱を感じてしまう。

 荒い息を吐きながら、先輩が覆いかぶさってくる。

 疲れた吐息が耳を擽る。

 くすぐったくて、嬉しくて。身を捩るとまだ体内に残っている肉棒の感触と……愛しい人の精液の熱を感じてしまう。

 それがとてつもなく恥ずかしくて、先輩の肩に顎を乗せる。

 顔を見られたくなかった。

 凄く恥ずかしいから。

 

「……ふふ」

 

 笑顔を見られるのが、物凄く恥ずかしいから。

 快感の余韻が引いていくと、僅かな鈍痛が蘇ってくる。

 でも、その痛みも心地良い。

 熱に浮かされていた思考が、その痛みによって冷めていく。

 残ったのは、お互いの汗の匂いと、性交の残り香。

 乳首が先輩の胸に擦れて、微かな快感が生まれる。

 それが気持ち良くて、気付いたら自分の身体を先輩に摺り寄せている。

 

「気持ち、良いですか…?」

 

 姉様達のように肉感的とはとても言えない。

 貧相というべきだろう。

 徹先輩は気にしないと言ってくれたけど、やっぱり女の子はそういうのを気にする。気にしてしまう。

 だから少しでも気持ち良くなってほしくて、自分の身体の隅々までも使おうと思う。

 身動ぎするたびに、お腹の奥の熱が疼く。

 徹先輩の精液。

 そして、一度精を放ったというのに、堅さを取り戻しつつある肉棒。

 感じてくれている。

 私の身体に、欲情してくれている。

 そう感じられて、僅かな鈍痛などどうでもよくなってしまう。

 

「……ん、ぅ」

 

 口付ける。

 初めての時は、触れるだけだった。

 今度は――。

 

「ん…ん、んぅ」

 

 少し怖かったが、ぎこちなく唇を開くと徹先輩の舌を受け入れる。

 舌の付け根や歯茎、口内の至る所に徹先輩の舌が触れてくる。

 決して気持ち良い訳ではない。

 くすぐったいとか、もどかしいとか。多分、そんな感情が強い。

 唇を開けたままだと唾液を飲み込めなくて、次第にそちらを気にしてしまう。

 それに、徹先輩が上になっているから、徹先輩の唾液も私の口内に入り込んでくる。

 

「ふ、――あ、ぁあ」

 

 気にして、キスに集中できなくて――唾液を、喉を鳴らして呑み込む。

 恥ずかしかったけど、そうする方法しか思い浮かばなかった。

 自分にも聞こえるくらいに大きな音を鳴らして唾液を飲み込む。

 そうやって呑み込んでいると、そんな私を徹先輩に見られている事に気付いた。

 先輩の視線に気付かないくらいにキスに集中していたこと、唾液を飲み込んでいたことが恥ずかしくて視線を逸らす。

 そうすると、先輩の手が鎖骨、胸、わき腹をゆっくりと撫でてくる。

 

「ぁ、ん」

 

 くすぐったさと、確かな性感。

 そして、もう片方の手は頬と耳を刺激してくる。

 最初の時の激しい快感ではない、ゆっくりとした確かな快感。

 もどかしいが、確かに身体が反応してしまう。

 頬を撫でていた手が、唇をなぞる。

 お腹の奥が反応する。徹先輩の肉棒は、既に完全に固くなっている。

 それを柔らかく締め上げながら、小さく声を漏らしてしまう。

 唇が、気持ち良い。

 

「ん、ぅん」

 

 唇を撫でていた指に舌を伸ばすと、汗の味がした。

 先輩の汗。

 人差し指と中指を。

 チロチロと僅かに伸ばした舌で嘗め上げる。

 クス、と笑われた気がした。

 多分それは気のせいなんだろうけど、恥ずかしい。

 

「……気持ち良いです」

 

 聞かれた事に、正直に答える。

 初めてなのに、確かな快感を感じている。絶頂を感じている。

 それが恥ずかしくて、感じさせられている事が悔しくて、顔をそむける。

 そうすると、首筋を舐められた。

 声を上げるのはなんとか我慢したが、舌は首筋から上がり、頬、そして耳に。

 

「せ、先輩……汚い、です」

 

 舌が耳を刺激し、空いた両手は胸を――。

 自分でも薄いと思う。でも、徹先輩の手は執拗に胸を揉み、乳首を扱く。

 指で挟んだり、扱いたり、押したり、引っ張ったり。

 そのどれにも反応してしまう私の身体は、絶対に敏感だと思う。

 刺激の度に痙攣し、甲高い声が漏れてしまう。

 耳元では徹先輩の熱い吐息と、滑った舌の感触。

 頭が変になりそうだ。

 それとも――熱に浮かされて、もう変になっているのか。

 刺激に耐えかねて腰を動かすと、お腹の中の熱を意識してしまう。

 徹先輩の熱。

 ――男の熱。

 いつの間にか、鈍痛は完全に消えていた。

 

「せ、んぱい……」

 

 視線を向ける。

 そして、すぐに逸らした。

 

「動いて、大丈夫ですから」

 

 恥ずかしくて、目を瞑る。

 同意の声は凄く優しくて、それだけで満たされてしまいそうになる。

 でも――。

 

「ンっ」

 

 胎内に埋まっていた肉棒が引かれる。

 カリが膣内を刺激し、さっきまで処女だった其処は、それを逃すまいと強く締め付ける。

 抜けていく。

 それを確かに感じ――体内に残る物足りなさを、確かに感じた。

 

「んっ!」

 

 唇を噛む。

 嬌声を漏らすのが恥ずかしい。声を上げたくない。

 その思いも、腰を力強く打ち付けられると唇の僅かな隙間から漏れてしまう。

 髪が汗で顔に張り付く感触すら、敏感に感じてしまう。

 身体が、まるで自分のモノじゃないみたい。

 唇だけじゃなく、右手の人差し指を噛む。

 表情を見られないように、顔を背ける。

 だというのに――。

 

「ぁ、ん、ぅん」

 

 声が抑えられない。恥ずかしさが止まらない。

 大きな男の人の手が、表情を隠していた髪を指で払う。

 噛んでいた指を、優しく握られる。

 表情が露わになり、口が自由になる。

 先輩には、私の顔はどう見えているだろう?

 そう、想った。

 でも――もう、隠せない。

 

「…見ないで」

 

 綺麗だ、と言われた。

 名前を呼ばれた。

 しろね、と。

 ――――。

 

「ば、な――こんな時、にっ。ぁんッ」

 

 固くなった乳首が人差し指で押し潰される。

 刺激に確かな嬌声が漏れ、きっと目の前の男の人にも聞かれた。

 淫熱に浮かされた顔が、もっと赤くなった気がした。

 それと同時に、腰の動きも激しくなる。

 

「ばか、ばかっ――はずっ、恥ずかしい事っ、言わない、でッ」

 

 綺麗だなんて初めて言われて、それが大好きな人で、身体を許した人で。

 しかも名前を呼ばれて、いつもと違う呼び捨てで――。

 頭の中が判らなくなる。

 判らないまま子供のような悪態を吐くと、徹先輩の腰の動きが激しくなる。

 ばか、ばか、と繰り返す事しかできない。

 恥ずかしい。

 恥ずかしくて――凄く嬉しい。

 腰の動きに合わせて身体が揺れる。

 私の小さな体は、男の人に押し潰されてしまいそう。

 でも恐怖感は無くて……嬉しいと幸せだけが胸にある。

 

「ぁ、あっ!」

 

 思考に霞がかかると同時に、肉棒が引き抜かれる。

 お腹に熱いモノが掛けられた事を感じるが、それを気にも出来ずに荒い息を吐く。

 それは徹先輩も同じで、私と先輩の荒い息が重なる。

 先輩の体温が、気持ち良い。

 ずっとこうしていたいと思うが――一度、体を起こす。

 

「中に、欲しかったです」

 

 一度目は、中だった。

 でも、二度目は私のお腹にべっとりと出されている。

 それが、少しだけ物足りない。

 

「最初は中に出したじゃないですか」

 

 ベッドの傍にあったティッシュでお腹を拭く。

 そして、もう一枚で垂れてきたソレを…。

 変な匂い、と。

 そう言うと、苦笑された。

 しょうがないではないか。初めて嗅いだのだから。

 これを口に含んだり、飲んだりするらしいが……徹先輩は、喜んでくれるかな?

 そんな事を考えながら、もう一度横になる。

 徹先輩の胸に顔を埋めながら。

 

「き……」

 

 その次の言葉が恥ずかしくて、一度止まる。

 小さく息を吸って、吐く。

 

「……気持ち良かった、ですか?」

 

 返事と共に、髪を梳かれる。

 汗を吸って湿っているから、梳かれると気持ち良い。

 先輩の指が何度か髪を撫で、次いで肩を撫でる。

 

「ん――すけべ」

 

 そう言うと、開き直ったのか、強く抱きしめられる。

 徹先輩の身体に密着すると、汗と――性交の匂いが一段と強くなる。

 くらくらと、酔ってしまいそう。

 そう思いながら、目を閉じる。

 

「また次、です」

 

 次。

 もう一度。

 ――自分で言って、恥ずかしくなる。

 布団に潜り、先輩の胸ではなくお腹に顔を埋める。

 

「だいすきです、徹……さん」

 

 先輩、とは呼びたくなかった。なんとなく。

 だから。

 

「――はい」

 

 好きだと言われて、白音と呼ばれて。

 そこでようやく、私は“特別”になれたんだ、と。実感が湧いた。

 

 

 




IF1からとばしてるよね、猫姉妹。
猫ゆえに致し方無し。

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