「とても痛かったんですが、私は回復魔法を使えたので、なんとか耐えられました。この胸にすがりつくヴェンデリン様は可愛らしくて、小さな男の子みたいで。何度も何度も愛されて、それは朝まで続きました。とても疲れましたけれど、ヴェンデリン様に愛されている実感が湧きました。ちゃんと気持ちよくしていただきましたし、私はすぐにでも妊娠できそうです。」
そう語ってくれたのがエリーゼ。
「ちょっとだけ痛い。ヴェル様が気持ちいいと私も気持ちがいい。いっぱい気持ち良くしてくれる。」
と述べたのはヴェルマ。
「凄く痛かったです。とても緊張しましたが、お酒後からも借りて乗り切りましたわ。はしたなく乱れてしまってからはあまり記憶がなくて。でもちゃんとヴェンデリンさんに朝まで何度も愛していただきましたし、気持ちよかったです。無事に子種もいただく事ができました。」
正直にそう述べたのはカタリーナ。
「ヴェルのはすごく立派なおちんちんでね、勝負を挑んだんだけど負かされてしまったな。ヴェルが射精するとお腹の中がボワーっと温かくなってジュワッとそれが広がるの。もうどうにでもしてーって感じ。そりゃ痛いは痛いんだけど瞑想を使って回復したらすぐ馴染んだから、後は二人で朝まで頑張ったよ。イーナも特に心配はいらないと思うな」
生々しく語ったのはルイーゼだった。
「(不安だわ)」
自身を普通の女性だと認識するイーナは不安に駆られる。あの4人を相手に「立派で凄かった」と言わせるヴェルはどれほどなのだろうか。程度の差こそあれ、皆痛かったようだし、回復手段を用いていたようだ。特にエリーゼやカタリーナは胸も大きいし回復魔法も使える。ヴェルマは並外れた身体能力があるし、ルイーゼも回復が出来た。ちょっと人より槍が使えるくらいで魔法が使えるわけでも巨乳でもないイーナとしては、不安しか感じないのだ。朝まで頑張れるという自信も湧かない。
悩んだイーナは見届け役をしていたドミニクに話を聞きに行く。ドミニクも少し困った風ではあったが『イーナ奥様であれば、お館様に委ねられれば特に問題はないかと思います。お困りのことがあれば私も手助けに入りますので。』と述べた。
イーナには密かな野望がある。それはヴェルのように魔法を使いたいという望み。実はエリーゼが初夜を終えた翌朝、ブランタークさんによると魔法力が増えていると分かった。後に続いた妻たちも、内心期待して初夜に臨んだのだろう。結果として皆魔法力が増えていたらしい。自分と同じ側にいると思っていたルイーゼですら魔力の伸びが観測されたようなので、イーナとしては強くなるチャンスでもあった。
「不安だけど、成長する機会と思って積極的にいかないと。」
イーナは密かに闘志を燃やした。順番が最後であるがゆえに、そこに成長するためのヒントが隠されていると言えそうだった。
初夜の為にヴェルの寝室を訪れたイーナは、ヴェルの醸し出す雄の雰囲気に少し怯えていた。メイドのドミニクに促されて寝室内に入ると、待ち構えていたヴェルの前にその可憐なネグリジェ姿を披露した。
イーナは貧乳でも巨乳でもない。ヴィルマより少し小さいくらいなので、ヴェルの5人の妻の中では下から2番目のサイズかもしれない。美乳でスラリとした長い足が魅力的だ。
既に股間を勃起させているヴェルを前に、少し恥じらいながらイーナが言った。
「私は、他の四人みたいに凄くないわよ」
「俺だって、別に普通だと思うけど」
ヴェルはイーナに『精力回復』の魔法について伝えた。この魔法でヴェルは一晩中愛し合う事も可能になった。
「それだけでも十分に凄いと思うけど。私は回復とかできないからね」
「はいはい。了解しています。俺は使えるけどね」
ヴェルはイーナを押し倒した。イーナの容姿、特に顔はヴェルの好みだ。
「同級生だったイーナと、初夜を迎えられて嬉しい」
「そ、それはルイーゼも同じじゃない」
「俺はイーナの事、ずっと綺麗だなって思ってるから。」
「そう、ちょっと嬉しいかな。」
見つめあってキスを交わす。美少女のイーナだが、感覚は等身大でごく普通の女の子という感じがいい。
「私はどうすればいいの?」
ヴェルに押し倒されたイーナが問いかける。
「そうだな。お互いの裸を見せ合うのがいいと思う。」
そう言いながらヴェルは立ち上がると素早くガウンを脱いで裸になった。
「さ、イーナも脱ぎなよ」
「い、いきなり脱ぐのは恥ずかしいかな。」
イーナがネグリジェを脱ごうとしないので、ヴェルがイーナを剥いて裸にする。
「ちょっと、ヴェルは手つきも目つきもいやらしいよ」
「俺も初夜までずっと我慢してきたんだ。」
ヴェルの手がイーナの肌をそっと撫でる。
「ヴェルの事は嫌いじゃないけど、もうちょっとムードとか欲しいな」
「俺は歯の浮くような台詞は苦手なんだ。でも、イーナのことは大切に思ってる。大事にするよ。」
少しだけ真剣なヴェルの様子に打たれて、イーナは少しその体の緊張を解いた。
「ヴェル、私の事好きにしていいよ。だって男の人はそういうのがいいんでしょ」
「さ、よく見せて」
ヴェルはイーナの閉じられた太ももを開くように指示する。
「え、恥ずかしいよう」
赤面しながらイーナが股を開くと、綺麗な女性器が姿を見せる。
「可愛いよ、イーナ」
ヴェルはイーナの女性器にキスをして愛撫をし始める。
「気持ちいい?」
「うん、気持ちいい」
羞恥まじりの快楽の表情を見せるイーナ。
「(アマーリエ義姉さんもそうだけど、美人の蕩ける表情って良いよな)」
ヴェルは口と手を活用してイーナを愛撫する。イーナは濡れやすい体質のようだった。
「じゃ、入れるよ」
「え、もう?」
腰が引けているイーナを、ヴェルは無理やり挿入する体勢に持っていった。
「ちょ、ちょっと待って」
「もう待てないよ」
ヴェルがイーナに襲いかかる。『好きにしていいよ』というイーナの言葉に興奮したヴェルの半ば無理やりに近い形。正常位に持ち込んで組み伏せたイーナの顔が怖れと苦痛で歪む。
「痛い、痛いよ、ヴェル」
「ルイーゼは耐えていたからイーナも頑張って」
「え、そんな。」
ヴェルの男性器が強引にイーナの女性器に入り込む。濡れていても硬く閉じた女性器は、ヴェルに無理やり開かれ、形を変えられる。
「いたい、痛い、痛いよ、もう、ヴェルのバカ」
涙目になったイーナに少し抵抗を受けながらも、ヴェルは奥まで入り込んだ。ヴェルは本懐を遂げた満足に浸っている。
「イーナの中、温かくてキツくて湿っていて心地いいよ」
「もうっ、知らない。」
ヴェルと繋がったままで、イーナが顔を背ける。ヴェルはイーナに回復魔法をかけると、イーナに少し我慢してもらって動きだす。
「あ、あん。」
控え目にイーナが喘ぎ声を立てる。ねっとりとヴェルの男性器に絡みつくイーナの女性器。
「(ルイーゼもそうだけど、武道をやっていると締まりが良いよな)」
「イーナ気持ちいいよ」
「ヴェル、私も」
「ん?」
「私も、ちょっと気持ちいいかも」
「!」
「もう、そんなに興奮しないで」
イーナには驚きだった。自分がちょっと『気持ちいいかも』と仄めかしただけでヴェルが張り切り始め、自信を持ってイーナを犯しはじめたのだ。
「そんな無理やりされたら壊れちゃうよ」
そう言いながらもイーナは快楽に浸っているし、自分が濡れに濡れていることを感じている。
「イーナ、行くよ、出すよ」
「...うん」
ヴェルにうなずいてみせた瞬間、ヴェルの身体がひくついて温かいものがイーナの体内に広がった。ヴェルが射精したのだ。自分の身体がヴェルを絶頂に導いたことに、イーナは独特の感慨を覚える。イーナの膣内の名残を惜しむようにヴェルが男性器を擦り付ける。
ヴェルに挿入された姿勢のままでイーナが尋ねた。
「ねえ、ヴェルは私のどこが好きなの」
「イーナは可愛い」
「んー顔かー。」
「顔もだけど、仕草が可愛い」
「ね、じゃあ協力してよ」
「どうしたの、いきなり?」
ヴェルはイーナの反応に少し驚く。
「私もエリーゼみたいに魔力を増やしたいの」
その話か、とヴェルは考える。今の所、『ヴェルとセックスした相手が魔法力が増える』としか判明していない。
「みんなに色々話を聞いて仮説を考えてみたんだけど。カタリーナだけ何か違った点はあるのかな?」
現時点でカタリーナの魔力の伸びだけ少し悪そうだという。
「特に思い当たる事はないな。」
ヴェルは妻達に対する愛し方を変えたりはしていない。基本朝まで愛し合っていたし、回数もそう大差ないはずだ。
「回数が違わなければ長さとか?」
確かに1回あたりの挿入時間が長い短いはあるかもしれない。明け方あたりのカタリーナはなんか手早く済ませたような気がする。
「そもそも、ヴェルはどうやって魔法を使えるようになったの?」
確かに寝物語でなければ、そんなきっかけを人に話したりする機会はないかもしれない。
「俺の場合は小さい時に『魔法を使えないと生きていけない』と思ったんだ。6歳の頃かな。それで魔法を使いたい、魔法を使いたいと祈り続けて生きていた。そしたらある日、魔法を使えるようになったんだよ。」
「神様に祈ったの?」
「神様だったのかなぁ、あれは。神様に祈るとエリーゼみたいに神聖魔法を使えるようになるイメージがあるね。俺の場合は、神様というよりこの世界の理のような存在かな。まぁ魔法は想いを力に変えるものだからね。」
「分かったわ、やってみる」
イーナの中で、時間をおいて回復したヴェルの男性器が硬さを増す。2回目を楽しもうと体を動かそうとしたヴェルの動きをイーナが手で制した。
「ヴェル、動かないでじっとして。抜いたらダメよ。」
そのままイーナは目を閉じて『魔法を使いたい』と念じ始める。ヴェルはイーナに言われるままに挿入したままの体勢を保って耐えていた。でも、処女を喪失したばかりのイーナの女性器は気持ちいいのだ。ずっと刺激されっぱなしで、動かないでいるのは苦痛とさえ言える。
「イーナ、こんな焦らされて動かないのは無理だよ」
「私は魔力を鍛えたいんだもの、協力して?」
散々焦らして嬲るようにしておきながら、イーナは快感を感じ続けていきっぱなしだった。『もう我慢できない』と動き始めたヴェルで再び絶頂に導かれる。そのイーナに巻き込まれるような形で、ヴェルも射精させられていた。
流石にその後は2人並んで休息をした。イーナの股間はヴェルの精子で溢れているが、『貴重な子種だし魔法を使えるようになりたいから』とイーナはタオルをあてるだけにしている。その執着心は本物だった。
「私これで魔力伸びたかな?」
「どうだろう。朝まで愛し合えば多分伸びると思うけど、やはり回数も重要かもしれないね。」
ヴェルがそう言い終わった瞬間、イーナの手がヴェルの男性器を掴む。
「じゃ、しよ?」
イーナがヴェルを淫らに誘う。
「ヴェルのここが元気になったら、まだまだ出来るんだよね。」
「うん」
「口でして上げるから、『精力回復』の魔法を使って? 硬くなったら早く私の中に入れて欲しいな。」
3回目からはいきなり肉食系に豹変したイーナにヴェルは圧倒されながらも、それでもやはり美少女のイーナにねだられるとヴェルは挿入さずにはいられなかった。結局、朝まで頑張る展開となった。
早朝に風呂に行こうと寝室のドアを開けると、ドミニクが涙を流しながら心から安堵の表情を浮かべている。
「やっと終わりました……。でも、ベッドの上が酷い……。ローデリヒ様にメイドの増員を頼まなければ……」
【原作該当エピソード:書籍版第8巻 第3話】
初夜を終えてから一ヶ月ほど経過したとある日の夕暮れ。俺はようやくアマーリエ義姉さんの元を訪れる事が出来た。
「その『精力回復』だけど、私に使っては駄目よ」
「勿論ですとも」
俺に組み伏せられ挿入されたアマーリエ義姉さんがずっと喘いでいる。夕陽を浴びて輝く裸身と横顔が綺麗だった。そそられて俺はますます男性器を硬くする。
「奥さんが五人もいるんだから、彼女たちを優先しないと駄目」
アマーリエ義姉さんは葛藤する気持ちを俺に話さずにはいられないようだった。でもお互いの嬉しい気持ちが分かっている。俺たちは深く通じ合っていた。
「わかってますって」
俺はそう云いながら俺はアマーリエ義姉さんの身体を堪能していた。自然に腰が動いてしまうのをどうにも止められない。アマーリエ義姉さんの身体が喜んでいるのを俺も感じる。
「『あてがい女』の私は、ヴェル君の結婚と同時にお払い箱のはずなんだけど……」
アマーリエ義姉さんが関係が続く事に多少の意義を唱えながらも、しっかり俺を受け入れてくれていた。
「まあ……いいじゃないですか……」
アマーリエ義姉さんはこんなに綺麗で気持ちがいいのだ。お互いに思いあっているのに、手放せるはずなどない。俺は愛しいアマーリエ義姉さんの中に射精したい衝動を強く感じていた。
「俺は大貴族になったので、時に我儘になることも必要なんです」
そう言い放った俺はキスをしてアマーリエ義姉さんの抗議を封じると、アマーリエ義姉さんを絶頂に導くことに専念した。