「フリードリヒ様、クロエです」
朝、メイドのクロエはノックと共にフリードリヒの寝室に滑り込んだ。机の上に水差しとグラスを置く。
当主のヴェルからは『あてがい女』の業務として今日からいつでも好きな時にフリードリヒの寝室に立ち入って良いと指示を受けていた。
カーテンを開ける。陽光が差し込んでもベッドのフリードリヒは目を覚まそうとしなかった。
「起きていらっしゃいますか?」
クロエはフリードリヒの絹布団の下側を剥ぐ。パジャマを着たフリードリヒがモゴモゴと蠢いていた。
「今日も、いいお天気ですよ」
大陸の南方に位置するバウルブルクは一年を通じて温かい。本当は窓を開けたいのだが、声が伝わるとまずいので窓を開けるのは自重する。
「それでは、失礼しますね」
クロエはフリードリヒのパジャマのズボンを下ろした。露出した朝立ちでそそり立つフリードリヒの男性器を皮を剥く。そしてヴェルに教えられた通りに躊躇なく口に加えて奉仕を開始した。
童貞は皮が剥ける前に恥垢が溜まりやすい。この対策として、フリードリヒはこの数日間、エリーゼの監視の元、ドミニクに風呂に連れ込まれて性器の皮を剥かれてゴシゴシと清潔に洗われていた。
その際、射精があってもそれは事故として目立たぬようにドミニクに石鹸の泡と共に洗い流された。母親のエリーゼの臨席する場で、次期当主フリードリヒといえどもドミニクに簡単には手出しは出来ないのだ。
クロエがフリードリヒの男性器を見るのはこれが初めてだったが、連日の母の努力のおかげでとても清潔な男性器にみえた。
クロエの口による刺激は、深い眠りに落ちていたフリードリヒを覚醒させるのに十分だった。半覚醒で夢精に近い感覚で射精する。放った全ての精子はクロエの口の中に吸い込まれた。
眠りながら射精した感覚に慌てたフリードリヒが慌てて目を覚ますと、股間にクロエの顔があった。クロエは上手に精子を吸いあげると、フリードリヒの目の前で飲み干してみせた。ゴクリ、と白い喉が動く。
「クロエ、一体何をしているの」
フリードリヒは慌てて下半身を弄る。無精した時は下着を精子が汚して酷いことになるのだが、今射精したものは全てクロエに吸い取られて被害がない。
「おはようございます、フリードリヒ様。本日からクロエが『あてがい女』を務めさせて頂きます。」
クロエは立ち上がると水差しの水をコップに注いで口を清める。精子は吐き出さずに飲むように教育されていたが、口を濯いだ水は好きにして良いと指示をされていた。なので吐き出すところをフリードリヒに見られないように手で覆い隠しながら、部屋の片隅の洗面台に吐き出した。
フリードリヒは呆然としたまま、ただクロエの姿を目で追っていた。朝起きたら、突然クロエの口の中に射精させられていたのだ。父親からクロエが『あてがい女』になると聞いていても、こんな予告なしで突然とは驚いていた。
『童貞は遠慮して恥ずかしがる、だから寝込みを襲え』これがクロエに下されたヴェルの指示であった。
「フリードリヒ様、これからお館様のご指示でご結婚までは毎朝クロエが起こしに参ります。今日はこのまま朝食を食べに降りられますか?それともクロエを召し上がりますか?」
メイド服姿のクロエがスカートを持ち上げる。この日の為に用意した白い絹のパンツが、フリードリヒの目に飛び込んできた。
今日、時間通りにフリードリヒが朝食の席に現れない場合、ドミニクがエリーゼに『フリードリヒ様は軽い頭痛がされるとの事で、クロエが側について看病しております』と報告する事になっている。
エリーゼは『そう、なら誰もフリードリヒの部屋に入らないように人払いをお願いね。』と返す手筈になっていた。
それでその場の大人達は皆事情を全てを了解し、子供達はフリードリヒの体調を気遣いながらも、家庭教師についてそれぞれの日常を励む事になっているのだ。
「クロエ、オレはクロエとしたい、な。」
絞り出されるフリードリヒの声。その声にクロエは満面の笑みを浮かべて返答をした。
「はい、分かりました」
貴族の性行は膣内射精を原則とする。子孫を残す為の行為であり、同時に不用意な相手と子孫を残さない配慮もいる。ドミニクやクロエが精子をみだりに口から吐き出さないのはその為の作法だった。
クロエはテキパキと服を脱いで椅子の上に折り畳む。メイド服を汚すと、廊下の通行などで苦労する事になるとヴェルとの行為で学習していた。
フリードリヒとの関係は役目の範疇。だから家中の誰からも責められるような事はないが、服を汚して罰の悪い思いをするのはクロエ自身であり、フリードリヒの体面にも関わるのでリスクは最小限にするように指示されていた。
この辺りは若いクロエより経験豊富なドミニクの方が大胆で、ドミニクは自分のメイド服が汚れるのも一切頓着しなかった。
クロエが服を脱ぐ様子は、フリードリヒの熱を帯びた視線に観察される。視姦は良い兆候だとヴェルに聞いていた。
フリードリヒはクロエでOKを出したのだから、今更魅力を感じないと言い出すはずは無いのだが、それはそれとして相手の抱く熱量を計るパラメーターとなる。
男性が見て興奮する一方、女性もまた見られて興奮する場合もあるのだ。
「(恥ずかしい。)」
フリードリヒに見られても隠さず堂々とするようにヴェルから指示されていた。この辺りは男性の好みの問題もあるのだが、『あてがい女』が自分の体を相手から隠すようでは手ほどきなど出来ないからの注意である。
クロエは内心では顔から火を噴くような恥ずかしさを抱いていたが、それを押し隠して裸になると、手でヘソを隠すような姿勢でフリードリヒの前に立った。
「フリードリヒ様、それでは失礼致します」
クロエはかがみ込むと棒立ちのフリードリヒのパジャマを脱がせ、折りたたんだ。その際、上のパジャマの下から突き出したフリードリヒの男性器に少し触れずにいられなかったのは、クロエの悪戯心だった。
裸で男性器をカチカチにしたフリードリヒと向き合う。手をフリードリヒに開くと、フリードリヒがクロエの胸に飛び込んできた。
裸で抱き合うと、フリードリヒの股間の硬いものがクロエの腹に押し当てられる。
「口は、ゆすいでいますから。」
そっと囁かれたクロエの言葉の意味をフリードリヒは理解した。
フリードリヒは貪るようにクロエにキスをする。ガチっと歯がぶつかる。焦るフリードリヒを宥めて、ゆっくりと舌を這わせるクロエ。フリードリヒが反応を返すと、自然と舌をフリードリヒの口の中に差しこみ。吸い合う。
大人の接吻にフリードリヒはメロメロになる。舌を吸い会う間、フリードリヒの手がクロエの胸に伸びる。胸を弄る。
「(こんなところはお館様と一緒なんだ)」
胸に固執するフリードリヒの姿に、ヴェルとの共通点を感じる。
「あん、気持ちいいです、フリードリヒ様」
立ったままでフリードリヒに胸をしゃぶられるクロエ。敏感なクロエの身体は、いよいよ初めてフリードリヒを相手にする事で昂っていた。
互いの体臭に包まれて抱き合い、ただ無心にフリードリヒがクロエの胸を貪る時間が続いていた。
クロエの手がフリードリヒの男性器を掴む。撫でる。フリードリヒの攻撃が止む。
「さあ、ベットに戻りましょう、フリードリヒ様」
一糸まとわぬクロエがフリードリヒのベッドの上で、その均整の取れた肢体を広げる。初めて見る女体の美しさにフリードリヒは見惚れた。
「これが父上満足させたクロエの身体なんだね」
「はい」
フリードリヒに見つめられて恥ずかしそうにクロエが赤面する。恥ずかしがるのは大事だが隠すな、とヴェルからは厳しく指導されていた。
何が男性の興を削ぎ、何が男性の気を惹くのか。クロエはその点を重点的にヴェルから仕込まれている。『あまり技術を仕込みすぎると初々しさが消えちゃうからな、どうするか分かってて、これをやっちゃいけないが分かっていればいいんだ』そう言われている。
やっちゃいけないとは『男性器の包皮の皮を剥く時はそっと優しく』『口で奉仕する時は歯を立てない』『口淫した際は匂いが残らないようにすぐに口を濯いで清潔さを保つ』『女性が上に跨る時は男性器に体重をかけない』『後処理をするタオルは手の届く所に置いておく』『男性が女性器を舐めたがらなくても無理をしない』といった基本的な事柄である。
良かれと思った事でも相手にダメージを与える事がある。問題になると衝突して気持ちが萎えてしまったりする。性体験のトラブルは最初から回避できればそれに越したことはないだろう。
「私の身体で興奮、されますか?」
フリードリヒが股間を漲らせてクロエの身体に見入ってるのを知っているのに、あえてクロエはそう尋ねた。『興奮していると認めさせる事、言葉で興奮させる事が大事だよ』これもヴェルの教えである。
「うん、興奮するよ、クロエ」
「準備は出来ております、挿入なさってください」
フリードリヒに口で奉仕しながらも、自身を指で慰めていたクロエはフリードリヒを受け入れる準備が整っていた。いや、愛するフリードリヒと遂に繋がる事が出来る、その想いがクロエの女性器にずっと潤いをもたらしていたのだ。
クロエがゆっくり腰を持ち上げる。その動きに誘い込まれるように、フリードリヒは自らの怒張した男性器をクロエにあてがう。
「あ、もうちょっと下です。」
「ここかな」
「入りました」
最初は手こずるかもしれない、太ももに擦りつけるだけでも満足して果てるかもな、とそうヴェルには警告されていた。
しかしフリードリヒは一発でクロエの膣内に挿入を果たした。クロエは処女ではない、その事がスムーズな挿入につながる。
「これがクロエの中」
「はい」
初めての挿入に感動するフリードリヒに、嬉しそうに答えるクロエ。2人はようやく繋がっていた。
フリードリヒの感じるクロエの挿入感覚はキツい。全体をキツく締め付けられている。もうずっと抜かせないというかのように、身動きが取れないように根本を手で押さえられているかのような感覚があった。
「フリードリヒ様をお迎えできて嬉しいです」
クロエが本心を述べる。クロエの女性器の歓迎ぶりにも、クロエのフリードリヒを愛する心が現れていた。
「(これはちょっと動けないな)」
初体験のフリードリヒは敏感である。動けばすぐに射精してしまうだろう。クロエの主人としてのプライド、そして経験のなさがそれ以上の動きを躊躇わせていた。
「フリードリヒ様は動かれないのですか?もしかして気持ちがよくないのでしょうか?私が動く方がよろしいですか?」
そう問いかけ、挿入したまま姿勢を変えかけたクロエの動きにフリードリヒは暴発する。
「あ」
どくどくと脈打つ感触。フリードリヒの絶頂をクロエも感じる。
「き、気持ちよかったよ、クロエ」
フリードリヒは声を振り絞る。
「はい」
クロエは嬉しそうに返事をすると、自身の股間の処理をする前にフリードリヒの男性器のお掃除を開始する。これもヴェルに仕込まれた内容だった。絶頂に達した男性は敏感になっているから絶対に優しい刺激だけに留めること。尿道口の先端にはまだ精子が残っているから、そこは抵抗されても必ず吸い上げて飲み干すように。クロエは言われた通りに実践する。
ヴェルに対しては弱い刺激でも、敏感なフリードリヒには強い刺激だった。それでもフリードリヒは耐え切った。
「それでは身支度を整えて来ますね。」
フリードリヒにそう言い終えるとクロエは立ち上がり部屋に備えつけのトイレへ向かう。
「(今日はもうこれで終わりなのかな?)」
一度ではし足りないフリードリヒは、クロエがどうするのか目で追う。クロエは口を濯ぐと女性器を伝って落ちるフリードリヒの精子の始末をする。汚れ物を処理すると裸のままフリードリヒの前に戻ってきた。
「(まだ、大丈夫なんだ)」
フリードリヒは安心して、クロエを抱き寄せると唇にキスをする。クロエもそれに積極的に応えた。
「フリードリヒ様、初めての膣内射精は気持ちよかったですか?」
首を傾けて裸のクロエがフリードリヒに尋ねる。その様子はどこか幼女のようでクロエを抱いたばかりのフリードリヒには愛おしい。
「気持ちよかったよ。クロエはどうだったの。その、父上と比べてどうかな」
それは答えにくい質問だったがクロエは正直に答える。
「お館様にはクロエをとても気持ちよくして頂けます。でもフリードリヒ様にしていただける方がクロエは何倍も喜びます。」
気持ちいいにのに勝つのは喜ぶ方です、そう言い切られたフリードリヒはクロエをもっと気持ち良くさせようとクロエの身体を抱き寄せた。
「クロエ、もっと練習がしたい」
「はい、喜んで」
午後の遅い時間、ヴェルとエリーゼはクロエを伴ったドミニクから報告を受けていた。
「それで、何も問題はなかったんだね?」
「はい、何もかも何も問題ありません」
誇らしげにクロエが答える。何もかも、膣内射精も出来、女性を喜ばせる能力もあるという事だった。これで王女との結婚に向けた障害が完全に排除された。
「ね、やはりうまくいったでしょう。2人はうまくやると私は信じていましたわ」
エリーゼがドヤ顔をして自慢する。
「それじゃ引き続きフリードリヒの面倒を見てやってくれ、ドミニクも2人の関係が目立たないように注意してやってくれ。それじゃ頼んだよ。」
2人にそれぞれ用意した金子を褒賞として与える。こういうのは手渡しで気分を上げてもらうのに限るだろう。でもこれでクロエを抱く機会はもうないだろうから、ヴェルには少しだけ残念な気持ちもある。息子が大人になるとはこういう事なのだろうか。
金子に礼を言いながら2人が退室すると、エリーゼがヴェルにしなだれかかってきた。
「ね、あなた、私すっかり興奮してしまいました」
「俺もだよ、エリーゼ」
執務室のドアに鍵をかける。机の上の書類は床に下ろし、ドレスを着たままのエリーゼを机の上に持ち上げる。エリーゼのスカートを捲り上げ、下着を剥ぎ取る。エリーゼは元々胸元の大きく開いたドレスから、肩を外し、ブラを取り去って胸を解放する。
「もうすっかり濡れているね」
「はい、あなた、すぐに入れてください」
ズボンを脱いだヴェルがエリーゼに挑みかかる。挿入され、エリーゼが悦びの声を上げる。周囲に音が聞こえないようにと、ヴェルはエリーゼの口をキスで塞ぐ。
「ダメじゃないかエリーゼ、昼間からそんな声を上がるなんで」
「だって私我慢ができなくって。」
両手でエリーゼの胸を揉みながらヴェルは腰を動かした。いつもより敏感なエリーゼの膣がヴェルに絡みついてくる。
「俺も我慢できない、いくよ」
「はい、あなた」
ヴェルがエリーゼの膣内に長々と射精する間、エリーゼはずっとよがりっぱなしだった、
「あなた、とてもよかったわ」
ヴェルが男性器を抜くと、机の上で放心していたエリーゼが感想を漏らす。
「ね、あなたもう一回。もう一回お願いします。」
「分かったよ」
ヴェルはエリーゼを机の上でひっくり返すと尻をこちらに向けさせる。机に載せられたエリーゼの足が床につくかつかないかのバランス。先程放出したヴェルの精子がエリーゼの膣から溢れ出て太ももを濡らしている、それを軽く手で払いのけると、ヴェルは背後からエリーゼに突き入れた。エリーゼが派手に喘ぎ声を上げる。
「ああっ、いいっ」
エリーゼの白い肌が興奮で赤く染まる。そのエリーゼの声を打ち消すように、ヴァルがエリーゼの尻に腰を打ちつける音が周囲に響き渡る。
金色の長く綺麗な髪を揺らしながらよがり狂うエリーゼがその女性器でヴェルを締め上げる。エリーゼを喜ばせる為に懸命に射精を堪えていたヴェルも遂に蓄えた精子を吐き出させられる。
「いく、いくよ。」
暴発気味にエリーゼの中に射精するヴェル。力を使い果たしたヴェルはエリーゼに倒れかかりながら、大好きなエリーゼの胸をなおも弄っていた。
「私ははしたない女ですね、息子の初体験の話に興奮して旦那様に執務室で抱いて頂いで。それも今日はアマーリエさんの順番なのに2度もせがんでしまって」
それでもどこか満足そうにエリーゼがいう。
「エリーゼがエッチなのは、俺がそうしたからだよ。エリーゼが良い奥さんで俺も嬉しいよ。アマーリエ義姉さんには俺が説明しておくから大丈夫だよ。」
ヴェルはそういうとエリーゼに優しくキスをして、エリーゼの身なりを整える手伝いをさせる為にドミニクを呼びに出かけた。
「あら、それではクロエちゃんの『あてがい女』はうまくいったのですね。」
その夜、ヴェルはアマーリエとの時間を楽しんでいた。アマーリエの巨乳は健在だった、娘を産んだ後に少し大きくなった気さえする。
「ヴェル君は、カールの『あてがい女』も良い人を見つけてくれたのだもの。今回もきっと上手くいくと思っていたわ。」
アマーリエは息子のカールがいつの間にか文通相手として妻を見つけていた事に少し憤っている。ヴェルの視点ではカールの妻のイヴァンカはカール思いでお似合いの夫婦に見えのだが、アマーリエに言わせると貴族によくいる計算高い腹黒女らしい。男性には窺い知れない理由によってイヴァンカとアマーリエは少し不仲だった。エリーゼやイーナやルイーゼもアマーリエ贔屓だからというわけではなく、イヴァンカにはあまり好印象では無いらしく少し距離を置いていた。
「(見た目は美少女でカールもぞっこんなんだけどな)」
仲が悪いといってもアマーリエはヴェルの妻。カールと同居しているわけではないのでイヴァンカと接点は少なく、問題は表面化していない。イヴァンカがアマーリエと違って姑不在でのびのび自由に貴族の正妻業に励んでいるので、本当は羨ましいのかもしれない。
「クロエはフリードリヒを満足させると思います。本当にいい子ですしフリードリヒを大事に思ってくれていますから。王女を我が家にお迎えするにあたってこれでようやく準備が整いました。」
「それで今日はヴェル君は少し元気がないようなのだけれど」
恥じらいながらもアマーリエがヴェルが勃起していない事を指摘する。エリーゼの横槍で『クロエを練習させる』とヴェルとの夜を削られて1週間。今夜ようやく2人きりになれたのに、ヴェルの股間に元気がないとまた次の順番までお預けをくってしまうからだろう。
「そんな事ありませんよ、俺はアマーリエ義姉さんを相手にする時はいつだって元気になれますから」
ヴェルはそう言いながら『精力回復』の魔法を使う。
「もう、魔法で回復するなんてずるいわ。」
「アマーリエ義姉さんはもう俺の奥さんの1人なんです。エリーゼにも認められています。奥さんを抱くんだから、『精力回復』の魔法を使って問題ないんですよ。」
そういうとヴェルはアマーリエを抱き寄せた。
抱きしめるとアマーリエの香りがヴェルの鼻腔をくすぐる。この匂いを嗅ぐと『あ、義姉さんを抱くんだな』と興奮する。もしかしたら幼い頃からこの匂いでアマーリエを他の女性と区別していたのかもしれなかった。
胸を揉みながらキスをする。キスをしながら見つめ合うとアマーリエの目が情欲で濡れていた。
「ずっと待たせちゃいましたね。」
アマーリエの下着を脱がせるとアマーリエの女性器はよく潤っていた。やはりヴァルとの夜を待ちかねて興奮していたのだろう。ヴェルにも長いお預けの時間だった。独寝を強いられたアマーリエにはさらに長い日々だったのだろう。
「はい」
アマーリエが肯定する。アマーリエにはヴェルよりずっと年上という危機感がある。ヴェルの執着は年月を経ても変わらないし、娘を授かってからは妻の扱いにもしてもらえた。でもいつまでヴェルに抱いて貰えるのか、そんな不安はずっと抱いている。
「いれて、入れてください。」
待ちかねたアマーリエがヴェルに懇願する。
「分かりました、入れますね。」
ヴェルはアマーリエの足をそっと押し広げると、その身体の中心へと自身の身体を重ねた。
アマーリエの体内に入る慣れ親しんだ感触。滑らかな絹のような心地よさは健在だった。
「ああっ」
ようやく挿入を迎えてアマーリエが悦びの声を上げる。ここからはもう焦る必要はない。2人ともそれがよく分かっていた。この時間を1分でも1秒でも長く続けたかった。
「んっ」
僅かなヴェルの動きに反応したアマーリエが声を上げる。その敏感さがヴェルには嬉しい。
「今夜は寝かせませんよ、アマーリエ義姉さんを満足させて見せます」
ヴェルに抱かれながら耳元で囁かれアマーリエは顔を赤らめる。
「嬉しいわ、ヴェル君」
「俺の方が、アマーリエ義姉さんを抱けて嬉しいんです。」
本当は結婚する筈でなかった2人。困難を乗り越えて結ばれただけに2人の愛情は深い。
ヴェルはアマーリエの膣内が轟いてるのを感じる。
「アマーリエ義姉さん、いけそうですか?俺ももうそろそろ限界だから。」
「うん、ヴェル君、気持ちいいの。いって、そして今夜は何度でもして欲しいの」
「分かりました、もう行きますね。」
ヴェルはそういうとゆっくりとしたペースでアマーリエを絶頂に導いた。そしてブルブル身体を震わせて絶頂を味わうアマーリエの膣内に刻みつけるように長々と精を放った。
外伝の2話目は3話を書くための助走の話なのですが、ボリューム不足になりそうなのでエリーゼの登場シーンを書き足しました。そして最近、主役のアマーリエ義姉さんの登場シーンが無さすぎて少し書き足してしまいました。
アマーリエ義姉さん単体で話を作成している時は、『ヒロイン1人は限界!』とか思いましたが、最近は『ヒロインが多すぎて限界!』と思っています。
今回作品内でも触れていますが、先の話も少し考えているので、そこまで書き切れると良いなと考えております。