カイエンはカタリーナの跡目を継いでヴァイゲル家の当主となる。下のデニスは現在14歳、魔法の腕は中々の物でブランタークさんの弟子として教えを受けている。正直、『魔法使いとしての後継者はこのデニスだ』と俺は思っている。そんなデニスは12歳の時にブランタークさんの娘のフランツィスカと婚約した。
そこにはブライヒレーター辺境伯家中のいざこざがあった。ブランタークさんのリングスタット家は筆頭魔法使いという事もあり家中の地位も高い。何より一代で稼いだ財がある。子供は1人しかいないので、財産狙いでフランツィスカに言い寄りモノにしようとする輩が家中に大勢いた。
自分を可愛がってくれたフランツィスカさんをデニスは慕っていた。だから、フランツィスカの婿の座を巡るブライヒレーター辺境伯の分家や重臣の家との模擬戦闘に勝利し、見事に次期リングスタット家次期当主の座を勝ち取った。
父親である俺としては『あれよあれよ』という間に、他家の婿として自慢の息子を取られた。ブライヒレーター辺境伯にとって、今回騒動を起こした分家や重臣の家はまともに働かない不穏分子だったらしい。騒動の責任を取らせてまとめて領外に追放してしまった。筆頭魔法使いに立派な後継者を迎えた上に、家中の人員整理も出来てブライヒレーター辺境伯の得しかない事件だった。
【NTR・寝取られ展開注意】追加エピソード 八男デニスの5人の妾(ヴェル視点)
デニスがリングスタット家の次期当主の座を得て約2年半。俺は『デニスの件で話がある』とブライヒレーター辺境伯とブランタークさんの訪問を受けていた。
客間に2人を通してカタリーナを呼ぶ。デニスの件なら母親であるカタリーナも同席させるべきだろう。
「今日のご要件は、デニスの結婚式の件ですよね?」
デニスもそろそろ成人する15歳となる。フランツィスカはデニスの6歳上なので21歳。親としては早く結婚させたいだろう。それなら準備は全て母親のカタリーナに任せてしまいたい、それが偽らざる俺の本心だった。
「結婚式の話もあるが、デニスも年頃だ。お館様とも相談したんだがデニスに『あてがい女』を世話してやりたくてな」
ほう、そう来たか。ブランタークさんは辺境伯の家臣なので陪臣の地位にある。この陪臣というのは難しい。大貴族の重臣の家となればほぼ貴族と言っていいし、もちろん地位も世襲される。『あてがい女』くらいついても不思議はないだろう。というかブランタークさんもデニスもいつでも独力で爵位を取れるくらいの力量の魔法使いである。
「あー、なるほど。しかし、俺はちょっと候補者のあてが無いですね。」
俺はカイエンの『あてがい女』を探した時の騒動を思い出した。『あてがい女』の候補者探しは大変なのだ。
「それについては心配ありません、私に候補者のあてがあります。」
ブライヒレーター辺境伯によると、デニスとの模擬戦闘に敗れて追放した五家。あそこが泣きついているようだ。領地を追われ、例外なく没落したらしい。
「今は持ち出した財産で食い繋いでいるようですが、もうかれこれ追放して2年は経ちます。限界なのでしょうね」
「俺もお館様も鬼じゃない。食うに困るならとある提案をした。」
ブランタークさんに提案内容を聞かされ、俺は呆気に取られた。
「追放した家にデニスの妾を用意しろと言ったんですか」
リングスタット家から妾の実家に年金を給付するらしい。支度金もまとまった額を用意するそうだ。
「デニスは優秀な魔法使いだ、幾らでも金を稼げる。お館様や俺としては半分慈善事業という感じだったんだがな、あちらさんも苦労したからか五家とも応募があったんだ。」
「ただ、いきなり5人というのは多すぎるんじゃないかと思ってなぁ」
妙にブランタークさんがニヤニヤしている。そうか、俺の嫁と比較しているな。
「俺は5人の花嫁にアマーリエ義姉さんで6人でした。デニスは花嫁のフランツィスカさんと5人の妾ですか」
「どちらも6人ですね」
「さすが親子だ、妙なところで一致するな」
男たち一同でニヤニヤしていると、同席していたカタリーナが焦れて会話に参加する。
「それでお相手はちゃんとした方なんですの?逆恨みでデニスが刺されたりしたら困ります」
「今日来たのはそれが目的なんです。年金を支払う以上、デニスに危害を加えるとは信じ難いですが、面接の場を設けますので彼女たちに一度会って判断して欲しいのです。」
「なるほど、それは是非よろしくお願いしますわ」
カタリーナが返事をしたので、話はそうまとまった。
「賛成してくれると思って、実はもう館に待機させている。早速行こうか。」
「しかし、デニスにいきなり妾5人は多すぎるんじゃないかな」
「あの子はヴェンデリンさんそっくりなのですよ、きっと問題ありませんわ」
俺とカタリーナはブライヒブルクのブライレーター辺境伯のお屋敷に到着した。客間にはメイド服姿の可愛らしい5人の少女達が集結している。なんとも華やいだ雰囲気だ。
年齢順に、イルムヒルデ、ザシャ、ジルケ、マーリオン、ヘルマと名乗る。デニスの年齢に近いので、上は22歳から下はデニスと同じ年の今年15歳らしい。良家の子女然とした身なりの良さを感じる。2年前に追放されたとはいえ、かつてはブライレーター辺境伯の分家や重臣のお嬢様だったのだろう。
「彼女達なら問題ありませんわ」
カタリーナは一目で気に入ったようだ。
「そう言ってくれると思っていました」
ブライヒレーター辺境伯も嬉しそうだ。流石に元は家中の年頃の娘達が不幸になるのは忍びなかったのだろう。出世が約束されているデニスの妾なら、生活は安定するし相性次第ではあるが没落した実家と運命を共にするよりも幸福になれるだろう。
「俺も気に入りました、彼女達ならデニスも喜ぶでしょう」
「よかったなお前ら、バウマイスター辺境伯様と奥様のお眼鏡にかなったぞ。これで話は決まった。」
少女達が黄色い歓声を上げる。
「それで『品定め』はどうするよ?」
「え?」
唐突なブランタークさんの話に俺は圧倒される。ブライヒレーター伯が言葉を補う。
「彼女達は処女なんですよ」
ブランタークさんは言った。
「リングスタット家としては妾を受け入れるし金は払う。だがデニスに処女を捧げるのはうちのフランツィスカだけだ。そこは譲れない。」
「俺にどうしろと?」
「要はバウマイスター辺境伯に処女を散らしてもらいたい。得意だろ、そういうの。」
「ええっ、俺ですか。」
「実は彼女達にはある提案をしているんですよ。」
おもむろにブライヒレーター辺境伯が口を開いた。
「デニスはバウマイスター辺境伯の血を濃く受け継ぐ魔法使いですからね。子供達の中でも特にデニスは有望株だ。彼の子供に魔法の力が発現することは大いにあり得る。」
薄々気がついていたが、ブライヒレーター辺境伯は完全にデニスを種牡馬のような扱いをしている気がする。
「ですから、彼女達が魔法使いを出産したら、実家を再興してその子に継がせても良いとそう思っているんです。」
訂正しよう。ブライヒレーター辺境伯は完全にデニスを種牡馬扱いしていた。だから5人もの娘を一度にあてがうつもりなのか。俺の経験からしても、5人の娘がそれぞれ2人子供を作れば魔法使いは3人から4人は含まれる筈だ。ブライヒレーダー辺境伯は魔法使いの分家を一気に増やす作戦か!
「もちろん、俺とバウマイスターの血が混ざるフランツィスカとの間の子が本命だ。大魔法使いが誕生すると俺は信じているぜ。」
おう、ブランタークさんもデニスを種牡馬扱いするつもりは変わらないようだった。
「デニスの事はデニスに任せます。本人が気にいるかどうかですからね。」
俺は務めて冷静に対処しようとしていた。しかし、俺の秘密を色々と把握しているブランタークさんも加担しているとなると悪い予感が脳裏を横切る。
「俺も色々バウマイスター辺境伯様の秘密を知ってしまう立場な訳だ。もちろん俺達の関係で口外するだなんてこれっぽちも考えちゃいない。でも、婿の子供に魔法使いが欲しいこちらの気持ちは理解してもらえるよな?」
いきなり脅して来た。まずい、これは本気だし、悪い予想が当たっている感じだ。俺に抱かれた女性はそれなりの確率で魔力が増大する。魔法が使えないアマーリエ義姉さんのような例外もあるが、僅かでも魔力があると魔法が使える可能性が高い。
実際、魔法についてはズブの素人から実戦レベルの魔法を使えるようになったテレーゼという例があるのだ。そしてこの法則を発見したのは何を隠そう、今、俺に詰め寄るブランタークさんなのである。この人はデニスに用意した妾をまず俺に抱かせて、魔法使いにならないかテストするつもりだ。
「我々としても、デニスの準備を完璧に整えたいんです。」
「デニスの父として協力してくれるよな?」
ニヤニヤと笑って俺を脅迫する悪い大人達がそこにいた。断るとバウマイスター家の秘事、『バウマイスター辺境伯に抱かれた女性は魔力が増える』という話が世間に出回る危険性が高い。5人の女性を抱く事で見逃してもらえるなら、ここは観念するしかなさそうだった。俺は項垂れた。
「是非、協力させて下さい」
「そう言ってくれると思ってたぜ」
「よろしく頼みますよ、バウマイスター辺境伯」
ブランタークさんには肩をバンバン叩かれたが、その目は全く笑っていなかった。
「あのお話受けてしまってよろしかったんですの、ヴェンデリンさん」
カタリーナに聞かれる。俺は事情を説明した。
「あそこで断っていたら、ブランタークさんが『バウマイスター辺境伯に抱かれた女性は魔力が増える、魔法も使えるようになる』と女性魔法使いにバラしかねないから。あれは完全に秘密を盾に脅しにかかっていたよ。」
「なるほど、それは問題ですわね。わかりました、私も協力しますわ。」
俺とカタリーナはエリーゼはじめ他の妻には事情を伏せることを約束して、館へと戻った。
数日後、ブランタークさんに呼び出された俺は、ブライヒブルクの郊外にあるリングスタット家の別邸に呼ばれていた。
「見れば見るほど、凄い家ですね。」
「だろう?、俺の生涯の研究成果が反映されているからな。」
結婚するまでブランタークさんの趣味は歓楽街の娼館通いだった。つまりこの別邸はブランタークさんの趣味を反映した高級娼館のようなものなのだろう。俺はこちらの世界で風俗の世話になった事はないからひたすら物珍しいだけだったが、デニスの為に用意されたと考えると複雑な気持ちになる。種牡馬の親とはこんな感想を抱くものなのだろうか。
「彼女達は既に用意万端整っている。はじめてやってくれ。俺は下で酒でも飲んでいるから。」
こうして俺は息子の為に、5人の少女の待つ2階の寝室へと送り込まれた。
「バウマイスター辺境伯様、持ち物がご立派ですわ」
俺は5人の少女達から男性器を褒められていた。
「(5人一緒とは聞いていないんだけどなー)」
服を脱がされ風呂に連れ込まれた俺は甲斐甲斐しく少女達に世話を焼かれていた。完全に風俗店のノリである。大勢を同時に相手するとなると、こうなるのか。ブランタークさんの流儀はこうなのだろう。
もっと未経験者特有の恥じらいとか、そういうのを求めていた俺は戸惑っていた。
「実は、ブランターク様のご依頼で有名な娼婦の方に性技の指導を受けました」
最年長のイルムヒルデが打ち明ける。彼女はデニスの相手を最初に務めることになっていて、他はサポートという位置付けだった。俺もまずイルムヒルデを相手にすることになる。
イルムヒルデは唯一フランツィスカより年上だった。例の決闘も彼女の弟が引き起こした問題だったらしい。家中に結婚話もあったらしいが、追放で立ち消えになったそうだ。領外に立ち退くにあたって、元婚約者からは罵詈雑言を浴びたらしい。
「神の定めた相手ではなかったのでしょうね」
俺の身体を石鹸で洗いながら、寂しそうに語る横顔が印象的だった。
「デニスの妾になるのに不満はないの?」
デリカシーのない質問だと思ったが俺は思わず尋ねてしまう。実際、親としては当然の質問だろう。
「はい、これは私の復讐になりますから。弟にも、婚約者にも、デニス様の方が勝っている筈です。我が家の立場では、それがよく分かっていますし。」
イルムヒルデが笑顔になってそう答える。直接対峙して負けた側だからこそ見える景色もあるのかも知れなかった。その分、『今度こそ勝ち馬に乗りたい』という意識も強くなるのかも知れない。
主だった分家や重臣が五家も没落した今、デニスが婿入りするリングスタット家の地位は家中で高くなるし、男子を産んで分家復興が叶えば人生大逆転になる。没落からの逆転は格好の復讐になるだろう。流石に復興しても家はリングスタット家の系列になる筈だが、それでも家名復活は望外の好機の筈だ。
「選べる立場ではないからこそ、今度のお話は逃すわけにはいかなかったんです」
この話が無ければ良くて金持ちの老人の妾、悪くすれば娼婦として身を売るしかなかったそうだ。年金に加えて子供次第で御家復興の可能性があり、相手も若く優秀な魔法使いのデニスというのは今となっては望外の幸せなのだそうだ。他の娘達も似たり寄ったりの事情だそうだ。
たまたま、他でまとまりそうな話があったので今日まで処女でいられたが、連絡が来るのが数日遅ければ貞操が危なかったらしい。
というか、ブライヒレーター伯に処女の買取先の1人ときて『イルムヒルデとザシャの処女を買ってくれないか?』という連絡が入った為に急遽今回の話となったそうだった。
ザシャ、ジルケ、マーリオン、ヘルマが集まってマジマジと見学する中、俺はイルムヒルデを抱いた。
長い黒髪で白肌、細身のイルムヒルデを仰向けに寝かせる。陶器のような白い肌で彫刻のように均整の取れたプロポーションの彼女は、風呂場の床で微かに震えていた。フランツィスカも綺麗だが、今は確かにイルムヒルデの方が正室にふさわしいように見えてしまう。ブランタークさんが『処女で結婚させない』というのも、イルムヒルデの妻としての地位低下を意識しての事だろう。元を正せば分家のお嬢様で、お姫様扱いされるような家柄なのだ。
先程までイルムヒルデに口で奉仕されていた俺の男性器が固くなっている。実は今も背後から手が伸びて、恐らくはマーリオンの手ににぎにぎされて俺は固さを維持していた。俺は今からこんな若々しく綺麗な処女を抱くのだ。
イルムヒルデは処女とはいえ成熟した身体をしている。俺は潤いを確認すると、イムルヒルデの両足を掴み持ち上げてあられも無い格好を取らせた。イルムヒルデの顔が恥じらいで赤く染まる。そして俺は彼女の潤った女性器の中へ一気に突き入った。
「ああっ」
イルムヒルデが声を上げる。それは痛みなのか、羞恥なのか。あるいは遥かに年上の俺に抱かれて処女でなくなった事を悲しむのか、それとも俺に抱かれて魔法使いを産む可能性が高まった事への安堵なのか。おそらくその全てがないまぜになった複雑な感情なのだろう。
挿入した感覚は悪くない。むしろ具合がいい。年頃の良家の娘として相応の家に嫁に行く筈だったイルムヒルデの処女を、俺は散らした。イルムヒルデの女性器は血を流している筈だ。股間にはぬるりとした感触が伝わっている。
若い女の子の芳香に鼻腔をくすぐられながら、繊細な反応を楽しみつつ腰を使う。敏感で反応が良く、締め付けが良いのは処女を抱く特権のようなものだ。汗を弾く肌の感触、未開地の奥へ入り込む感覚。
「うう、痛い。」
イルムヒルデが手で目を覆いながら痛がって血を流していても今は気にならない。これは必要な儀式なのだし、いずれ彼女が悦びの声を上げるようになると俺にはこれまでの経験で分かっていた。
一通り動いてからイルムヒルデに回復魔法を使う。
「さ、痛みが治ったら動くよ」
イルムヒルデが目を瞑ったままでコクンとうなずく。イルムヒルデが高々と上げた足の根本、彼女の中心を俺の男性器が攻め続けた。
「あ、あ、あ」
彼女の喘ぎ声に快感が混じり艶っぽくなる。血の滑りが愛液の滑りに変わる。わずかな感触の違いも、彼女と粘膜を密着させる俺に伝わる。
イルムヒルデの苦痛はすぐに去り、俺の手で欲望に変わる。イルムヒルデの身体が体温を増し火照り始めた。イルムヒルデは目を開き俺を見る。可愛い目が煌めきを増し、喘ぎ続ける為に声は半開きのままとなる。
やがてイルムヒルデはこちらの腰に手を回し、俺の動きに答え追従するようになってきた。もうすっかりコツを飲み込んだ彼女は突き入れる俺の男性器の求めに力強く答え、締め付け返す。
イルムヒルデの女性器は濡れに濡れている。ついに彼女は大声で叫び始めたが、それは完全に欲情した声だった。
「バウマイスター辺境伯様、すごい、すごい。私、私もう壊れてしまいます。」
俺は少し早めにイルムヒルデの中に精を解き放った。彼女の足や腰が俺に突かれてガクガクと震える。
俺はすっかり満足して彼女から男性器を引き抜いた。俺の精液と破瓜の血が混じり、彼女の膣内からピンク色の混合液が溢れ出す。
「良かったよ」
俺はイルムヒルデを誉めると頬に口づけをした。口へのキスは別に禁止されていなかったが、俺はデニスの為に自重した。男性器を奉仕させたら台無しかも知れなかったが、女性陣にとってキスは格別である。それくらいはデニスにとっておいてやりたかった。
「次は、私。私にお願いします。」
ザシャが進み出た。ザシャは20歳。イルムヒルデとは対照的に丸みを帯びた女性らしい体つきをしている。マシュマロのような白く抱きやすい身体。白い肌と青みがかった髪のコントラストが可愛らしい。腰回りも安産型というが、丈夫な赤ん坊を産めそうな感じだ。子作りという点では即戦力になりそうだ。妾として彼女が送り込まれた意図がよく分かる。
細身で綺麗系のイルムヒルデとは良いコントラストになるだろう。胸も見事で包容力のありそうなほんわかしたタイプだった。
「いいのかい?」
「はい、私が頑張らないと幼い弟や妹が苦労するんです。妾になれば年金。魔法使いの子を産めば御家再興です。こんなチャンスもうありませんから。」
そう言ってザシャは進んで俺の手を取ると自身の股間へと導く。今回の応募者は家族の為に身を捧げる決心をした娘が多いらしい。
ザシャと会話中、俺の背後からマーリオンが風呂桶でお湯をかけて俺の男性器よく泡立てたシャボンのついた手で清めてくれた。小さな手のもたらすその刺激に俺の準備も整う。
ザシャの下着を脱がせると愛液が糸を引いた。興奮しているのもあるが、見た目通り成熟した身体なのだろう。女性器も俺を誘っていた。
「ほら、もうすっかり興奮しているよ」
「バウマイスター辺境伯様とイルムヒルデさんとの営みを見ていたらすっかり興奮してしまって。私にも男性器を入れてください。」
前戯も愛撫もせずにザシャを寝かせると正常位で挿入する。マナー違反だが気持ちが昂ってる今なら、冷ますよりも勢いに任せる方が良いだろう。
ザシャの膣は潤っている。流石に処女なので抵抗があるが、それでも呆気ないほど簡単に奥に到達する。その身体はやはり成熟していた。
「あん」
目の前で巨乳が揺れる。それはあまりに蠱惑的だった。ザシャの胸をしゃぶり、揉みしだきながら腰を振る。ザシャは元々痛みが少ないようで最初から感じている。回復魔法も要らないくらいだ。
「(処女の痛みって本当に人によるよな)」
ザシャはもう最初から快感を感じて楽しんでいた。やはり身体がすっかり出来上がっているのだ。
ザシャの膣は感触がいい。締め付けはそこまで強く無いのだが、ふわふわとした挿入感で心地よいのだ。あくまでソフトにそれでも徹底的に絶頂に導こうとする。
「こんなに感じやすくて、抱き心地良くて、巨乳でアソコの具合も良いなんて、ザシャは凄いね」
「いや、恥ずかしい。あ、あー。」
顔を手で覆って恥ずかしがるザシャが絶頂に達する。ぶるふる震えて甘いよがり声を上げる。ザシャは本当に成熟している。
「いくよ、ザシャ」
「はい、はい、子種を授けてください」
俺は悦びの声を上げるザシャの膣中に精を撒き散らした。
「とても良かったよ、ザシャ」
「はい、気持ちよかったです。ありがとうございました」
快感の名残をとどめたザシャが俺をうっとりと見上げる。まだ快感に浸って放心状態のようだった。
流石に精子を絞り出した俺の睾丸は鈍痛に襲われる。『精力回復』の魔法をかける。魔法を使う間も、再びマーリオンが俺の男性器をお湯とシャボンで洗い清めてくれた。
「次は私にお願いします。」
ジルケが進み出た。
「こんな素敵な辺境伯に私の初めてを奪って頂けるなんて」
見事な赤毛で魔性の女という風貌だった。俺の男性器がジルケの口に吸い込まれる。ジルケの口は凄い吸引力だった。俺とザシャの愛し合った記憶はたちまちジルケの口の魅力に上書きされる。
「私、筋がいいって講師の先生に褒めてもらったんです」
女性同士なので指先を男性器に見立てて愛撫し合うそうだが、ジルケの口技はかなりの高評価だったらしい。正直このまま果てても構わないくらいの快感だが、処女を散らす役目もある。
「それくらいで。挿入しようか」
ジルケがコクンと頷いた。俺はジルケをそっと床に横たえる。ジルケが身体を開いた。
奔放な上の口とは裏腹に、下の口は小さく閉じていて潤いも少ない。俺は舌を使ってジルケの女性器を愛撫する。そんな俺の男性器をやはり背後からマーリオンが優しく刺激してくれる。彼女は性交用の潤滑剤を俺の男性器に塗りつけてくれていた。俺の男性器は先走りと潤滑剤が混ざってマーリオンの小さな手の中でドロドロになっていく。そしてジルケは俺の口の刺激で女性器を濡らしていた。
「入れるよ」
ジルケの女性器に俺の男性器をあてがう。挿入するがすぐに突き当たった。俺の方の硬さは十分なのだが、ジルケの膣の異物感が凄い。
「あ、あ、ダメいや、壊れちゃう」
俺の腕の中でジルケが暴れた。ミリミリと音を立てジルケの女性器が形を変える。ジルケの膣はおそらく小さい。そして彼女の処女膜は厚い方だったのだろう。率直に言って、童貞では手間がかかる筈だ。ジルケに限っては、俺が相手で良かった気がする。俺なら、最初から彼女に快感を与えられるだろう。
「痛いだろうけど、少し我慢して。奥まで到達したら回復魔法をかけてあげるから。」
先程までの強気な雰囲気とは裏腹に、涙目の彼女を説得して我慢させる。そして俺は一気に奥まで貫いた。ジルケの奥底に俺の男性器が到達する。だがそれはジルケに多大な痛みをもたらした。俺の方にもジルケの膣内で色々な物が裂ける感触が伝わってきた程なのだから。
「大丈夫、回復してあげるから。」
そう言いながら俺は回復魔法に専念する。俺を膣内に留めたまま、ジルケの女性器が回復し、出血と痛みを癒す。
「もう大丈夫かな。」
俺は腰を使い動き始める。ジルケの女性器は血と愛液と俺の先走り、そして潤滑剤が混ざってヌルヌルと具合がいい。この滑らかな結合部位は2人に快感をもたらす。
「あんっあんっあんっ」
さきほどまで痛みに泣いていたジルケが今は赤毛を振り乱し快感で鳴いていた。ジルケは膣が小さくよくフィットする。ジルケの膣の滑らかな感触を俺は楽しんだ。
「私、どうですか、ちゃんと気持ちいいですか?」
少し胸が小さめのジルケは膣の具合が気になるようだ。胸が小さめなので女性としての自信を持ちにくいのかもしれない。口技が上手いのも武器を増やすための彼女の努力の表れなのかもしれなかった。
「大丈夫、ジルケのあそこは具合がいいよ。気持ちいい。ジルケももうこれで痛いのは終わり。だからあとは気持ちいいだけになる筈だから。」
ジルケは安心したようで、俺のもたらす快楽に身体を委ねはじめた。
「中に出すよ、ジルケ」
俺がそう告げても快楽に浸ったジルケは反応しない。俺は構わずジルケの膣内に射精する。
「うっ」
反応は一瞬顔を顔を顰めるだけだった。ジルケは俺が男性器を抜き去ってもビクビクと痙攣してジルケは動こうとしなかった。イムルヒルデとザシャに世話を任せて、俺はマーリオンに手で男性器を洗い流してもらう。ジルケは攻め上手かと思ったが圧倒的に受けが弱かったようだ。
次はマーリオンの番だった。
「マーリオン、準備はどうだい?」
振り返るとマーリオンはフルフルと首を振っていた。
「私は後で大丈夫なので、先にヘルマを済ませてあげて下さい。」
一番歳の若いヘルマは見るからに幼い体つきをしている。デニスと同い年のはずだがとてもそうは見えなかった。
「ヘルマは可哀想な子なんです」
ジルケの世話を終えたイルムヒルデが俺にそっと耳打ちをしてくれる。ヘルマの家は元々金遣いが荒かったらしい。それもあってリングスタット家の婿の座を狙ったそうだ。そして簡単に行き詰まった。追放を受けたあとは金貸しに身包み剥がされたそうだ。ヘルマはこの2年ほど食べるのにも困る生活を送ったそうだ。
「私は花売りをしていました」
貴族の俺でも知っている。花売りは最下層の少女売春婦だ。路地裏に立って花を売る体裁で春を鬻ぐ。俺の物問いたげな視線にイルムヒルデが答えた。
「大丈夫です、彼女はちゃんと処女ですから。」
ブランタークさんからも処女と聞いていたが、そこは流石に採用にあたってチェックしていたようだ。講師は高級娼婦だったようだし、確認する人材はいたのだろう。
「ヘルマは発育が悪くて」
元々暮らし向きが良くなかった上に、この2年ほど食うや食わずの生活をして発育が悪いらしい。この館に引き取られてからだいぶ顔色は良くなったそうだが、体つきにまだ大きな変化はないそうだ。
「私は手と口で男性の相手をしていたので、処女です。バウマイスター辺境伯様からみて不潔な女かもしれませんが、私もデニス様の妾にならないといけないんです、お願いします。」
俺が拒否すれば、ヘルマは候補から撥ねられてしまうだろう。それに彼女の不幸はヘルマ自身の責任ではない。
「分かったよ。」
俺はヘルマを抱く決意を固めた。ヘルマの乳首にそっと口をつける。胸は全く膨らんでいないが、乳首だけは不均衡に大きく育っていた。
「あん」
ヘルマが吐息をもらす。下の口を確認すると良く潤っていた。体は小さいがこれなら問題なく抱ける。むしろ花売りをしていたのに、体が無事なのは信じられない。
「実は少し前まで貞操帯をつけていました」
貞操帯はヘルマの身体に跡を残していた。鎖か紐の跡がくっきり赤く刻まれている。常時身につけていたとしたら成長を阻害する要因にもなっていただろう。
「外すのは朝と夜の食事の後だけだから、飲むのも食べるのも最小限にするようにと」
貞操帯をつけると排泄まで制限される、食事を減らされたとしたらこの発育の悪さも納得だった。更に性欲に駆られた男が無理に外そうとした筈だ。色々酷いことはあったのは身体に残された痕跡からも想像に難くない。
「大丈夫、デニスは優しい子だから」
ヘルマがデニスの好みに合うか分からない。でもデニスは優しいからヘルマを雑に扱う事はしないだろう。
ヘルマの女性器に俺の男性器をそっとあてがう。マーリオンが指で潤滑剤をまとまわせてくれていたが、街の男達に体を開発されたヘルマは準備が整っていた。
「ああ、嬉しい」
処女を俺に捧げる事がデニスの妾入りの条件である。俺を迎え入れたヘルマが喜びの声を上げる。それは今まで守り抜いてきた処女が、ちゃんと役に立った喜びだった。
「出して、早く膣内に子種を出して下さい」
ヘルマは圧倒的な締め付けで俺を襲ってきた。女性器の凶悪さで言えば彼女が一番かもしれない。その締め付けは半ば生存本能に由来するのだろう。身体も小さく小さい。それでいて身体の反応は激しく深い。
「う、いくよ」
早漏気味に精を解き放つ。ヘルマはうっとりと俺の精子を受け止めて快感に浸っていた。間違いない。彼女は膣内射精に激しく快感を感じるタイプだ。あまりにもその身体に群がる男の刺激に慣れてしまったからこそ、未経験の膣内射精にのみ興奮を感じる身体なのだろう。乳首を舐められて感じていたのは演技ではないと思いたいが、今の境遇を脱出する喜びゆえの興奮だったのかもしれない。
「(ヘルマは先々大変そうだけど、そこはデニスに任せるか)」
俺は膣から血と精子を滴らせながら満足そうに放心しているヘルマの介抱をイルムヒルデとザシャに任せると、背後にいたマーリオンに向き直った。
「ひ」
俺の圧を正面から受けてマーリオンがビクッとする。マーリオンは可愛らしいタイプだ。でも少し引っ込み思案なタイプに見える。男の建て方、気の利かせ方が尋常じゃない。いい奥さんになるタイプだろう。男慣れしていない性格のようだが根が真面目なのだろう。講師役の高級娼婦の指導を一番実践しているようだった。
実際、娼婦に最も必要な資質は顔や身体より、男性を立て細かいところに気を遣う能力という。そして男擦れしない初々しさ。これが組み合わさると、強い、間違いなく。
「しゃぶって」
マーリオンはこくんとうなずくとおずおずと、ヘルマの愛液を絡めた俺の男性器に舌を這わせる。素直ない子だけに抵抗など考えもしないのだろう。
ぴちゃぴちゃと水音がする。マーリオンは派手さはないが基本に忠実な丁寧な仕事ぶりだった。そして興奮している。俺にマジマジと見られて白い体に赤みがさすのがわかる。
「マーリオン、楽しんでいるの?」
「はい、私、バウマイスター辺境伯様に抱いていただけるのが嬉しくて。」
マーリオンはかなりエキサイトしていた。処女なのにピンとたった乳首、微かに開き中の具を覗かせる女性器から興奮が伝わる。俺は彼女の手の出動を要請し、その愛撫を求めた。マーリオンの小さな手で俺の男性器はローションまみれになる。マーリオンの身体も良く潤っているようだ。
俺は指で少し触ってから、女性器に口をつけた。今までのお返しとばかりにマーリオンに激しく攻撃を加える。あまりに激しい快楽に、マーリオンは体をくねらせ、その欲望に火がついた。
「入れるよ」
「はい、優しくしてください」
俺はマーリオンを抱き締めて、口と口を重ねたまま、彼女の人跡未踏の秘所に踏み込んだ。最初はジタバタしていたが、マーリオンは次第に抵抗をすっかり諦め、俺を受け入れた。
「あっ」
マーリオンが軽い叫びを上げる。痛みもあるだろう。でも痛みと共に快楽がマーリオンの身体を圧倒する。マーリオンは気持ちが入ってしまうタイプのようだった。破瓜の痛みがある筈なのに彼女からは喜びの反応が伝わる。いまやマーリオンは肉欲の淵に身を委せてしまった。痛みすら快楽を増す為のスパイスでしかない。性欲と快感は重要な要素だ。しかしそれを上回るものがあるとすれば愛情だろう。
愛情があればちょっとした仕草も特別になる。好きな相手だから許せる事、感じる事。気持ちが入れば感度は数倍だ。他の女性は俺とは距離がある。それは仕方がない、互いに義務でしている事だ。しかしマーリオンには本気を感じる。
「(マーリオンだけ、連れ帰ってしまおうか)」
マーリオンを貫き回復魔法をかけながら邪な考えが脳裏をよぎる。しかし息子には気遣いできる女性にこそ近くにいてほしい。親の世代である俺がマーリオンを連れ帰るのは良くないだろう。分家復興にも差し支える。
彼女の抱き心地はなんと言うか、癖になる。短い交合だったが快楽は深かった。ヒールをかけた俺は懸命に腰を使い始めた。マーリオンは俺のなすがままだ。
「出すよ」
俺は短くそう告げると、しがみつく彼女の中心に精子をまき散らした。
デニスの妾達に支えられて階段を降りると下でブランタークさんが待ち構えていた。
「無事、済んだか?」
プランタークさんに質問される。俺は笑顔で答えた。
「はい、デニスもきっと満足しますよ。」
【原作該当エピソード:WEB版 閑話18 リングスタット家の次期当主】
リクエストのあった【リングスタット家の次期当主】関連エピソードです。原作では『それ以降、彼らの消息を知る者はいない。』となっていた追放された五家をテーマにしました。落ちぶれた五家がそれぞれ妾を出す、と考えたまでは良かったのですが、原作にないキャラクターばかりで時間を喰ってしまい、フランツィスカまで辿り着けませんでした。
・・・・いずれデニス視点の続編をかけるといいなと、そう考えております。