NTR注意 追加エピソード カイエン騒動❶(エリーゼ)
カイエンはヴェルの次男だ。カタリーナの子として生まれ、魔法の才にも恵まれた。立派なヴァイゲル家の当主となれる資質を備えて産まれた。その誕生と成長で両親であるヴェルとカタリーナを喜ばせたのだが、一つだけ問題があった。
長男フリードリヒと同時期に生まれた関係で極めて年齢が近く、6人の姉妹に囲まれた2人きりの男だったのだ。女兄弟と長男に押しやられた次男として、カイエンは影が薄いのである。
だがヴェルの妻達は確信していた。カイエンの性の手解きは、しっかりとしなくてはならないと。奔放さで苦労させた、あの長男フリードリヒの二の舞をさせてはならないと。
ヴェルの妻は、最初に結婚式を挙げたエリーゼ、ヴィルマ、カタリーナ、ルイーゼ、イーナの地位が他を隔絶している。遅れて結婚式を挙げた妻に比べるとその地位は遥かに高い。更に少し下がって、式は挙げていないがヴェルの子供を産んだ事で妻の扱いになったアマーリエなどがいて、子を産まず妾の地位に留まる者達が少なからずいる。
「という訳で、フリードリヒのお相手をルイーゼさんとイーナさんが務める以上、カイエンさんの相手は私とヴィルマさんで行います。」
ヴェルの妻達を招集した会議の場で、エリーゼがそう宣言した。
成人を控えたカイエンは既にヴァイゲル男爵家で生活をしている。だから長男フリードリヒの乱行騒ぎを直接目にすることはなかった。だが、ヴェルの子供の数は多いし、このような話はどう伝わるか分からない。それこそ口止めされていてもフリードリヒ本人がカイエンに話す可能性がある。
「これは予防措置としても必要な事ですから。」
そうエリーゼは一堂に説明した。イーナとルイーゼはフリードリヒに抱かれた弱みがある。弱々しいながらも、反論を試みた。
「エリーゼ、フリードリヒに対してはヴェルの了解も取った事だし、気にしなくていいのに。」
「そうだよ、ボク達も望んでいる訳じゃないけれど、納得しているからさ。」
ヴェルの妻達に取って重要なのは、パワーバランスの維持である。ヴェルの冒険にパーティメンバーとして同行する彼女たちは結束が硬い。帝国に赴いた時は皆で一緒に寝て、子種を得ようと押しかけるテレーゼの脅威から皆でヴェルを守った間柄である。夜の生活に関しては隠し事はない。その結束にヒビを入れる事はできない、というのがイーナやルイーゼの立場だった。
更に言えば、
「貴方達にだけ負担はさせません」(エリーゼ)
「ルイーゼちゃんとイーナちゃんだけズルい」(ヴィルマ)
「ボクらは当主の継承の儀として伝統にするからね」(ルイーゼ)
「魔法の才能はカイエンの方が強いから、ヴェルの魔力を増やす能力はカイエンに受け継がれているかもしれないわ」(イーナ)
という思惑でもある。カタリーナを含めたこの5人の中では、エリーゼが正室であり指導的な地位にある。が、それはそれとして妻の中での釣り合いは取らねばならないのだった。
『あてがい女』はヴェルの泣きどころである。アマーリエに手解きされ、またヴェルは兄嫁達を抱きまくった。この件ではヴェルは妻達に干渉しないだろう、出来ないだろう、と断定された。
となると後は現実問題として、長男次男で差があるとは言えカイエンに対処しないわけにはいかない。そう、これは必要な事なのだ。
「皆様、ではそのような形でよろしくお願いします。」
カタリーナが神妙に頭を下げる。カタリーナとしては、エリーゼをはじめとするヴェンデリンのハーレムの面々にカイエンを可愛がってもらえるなら不足はない。
カタリーナはフリードリヒの件に関わらず、カイエンの件は母であるが故に関われない。カイエンの他にデニスという男子も産んでいる。今回の件では当然ながら参加は見送りになった。最後にエリーゼが宣言した。
「それではこの件は、皆でヴェンデリン様に交渉をしましょう。」
イーナとルイーゼがフリードリヒを指導する1週間。それと同じ一週間がエリーゼとヴィルマがカイエンを指導する期間と決まった。
「本来なら『専任のあてがい女』を立てるべきじゃないか。」
妻達に強引にねじ込まれた話に、ヴェンデリンが反撃を試みる。
「それは仲人を務めた貴族家のさる令嬢が離縁してご実家に戻られているので。相性が良いようなら、彼女にはカイエンの側室にでもなって貰いますわ。」
気の利いて若様の好みに合う未亡人や出戻りを『あてがい女』とする。それはどの貴族家でも普通に行われている事である。
「それならエリーゼやヴィルマが、わざわざカイエンに手を出す必要は・・・。」
「フリードリヒと並んでカイエンさんも独立した家の当主となるのですし、差があったと知ると関係がギクシャクするのではないかしら。」
ヴェルの言い分は当然だった。しかし、ここで妻達が主張するように息子の扱いに差をつけるとおかしな事になるのも確かだった。エリーゼはガンとして譲らなかった。
「カイエンの母親のカタリーナが参加しないのは当然として、フリードリヒの母親のエリーゼも参加したらダメだよ。当人同士が傷つくことになるから。」
「それではフリードリヒのお相手をカタリーナさんにして貰えば良いですわね。確かに以前から不均衡だと気になってましたの」
「••••••。」
「ではプラン通りでよろしいですわね、あなた。」
それは建前は交渉という形ではあったが、妻達による宣言に等しい。彼女達の総意なら、ヴェンデリンも沈黙するしかない。幾つか条件をつけるのが精一杯だった。ヴェンデリンこそが、妻の数を増やし続けている張本人なのだ。この事態に至るきっかけを産んだ存在でもある。かくして、騒動の幕が上がった。
フリードリヒの性生活が落ち着いたのを見計らって、カイエンが本家へと召喚された。カイエンとて自分に『あてがい女』がついたのと同時期にメイドのクロエがフリードリヒの『あてがい女』となった件は聞かされている。
若くて可愛いクロエがフリードリヒ付きになった事が羨ましくない訳ではなかったが、一緒に育っただけに元々クロエの眼中に自分がいないことは知っていた。それなりの女性を用意してもらえて満足だったし、自分の『あてがい女』との逢瀬を邪魔されて迷惑にも感じていた。だから突然の召喚に驚いたのだ。
カイエンは、本邸を訪れる前に、しっかりと自分のあてがい女の相手をしてきた。リムルさんと名乗る妙齢の美女はさる男爵家の子女で、かつてはヴェルの側室候補として実家に献上されかかった女性だ。(※原作の『閑話44 開発ローン秘話』より)
『流石に嫁の数が多すぎる』という事でヴェル本人からは嫁入りを拒否され、バウマイスター伯爵家はローンを設定して開発の手助けだけ行ったのだが。最終的にヴェルとエリーゼの仲人で他のローン組の貴族家に嫁いだ。しかし子供を授からないまま離縁となり、実家に戻った。その結果として肝心の開発ローンも焦げつき、訳あり貴族家子女として今回のお役目を引き受けたのだ。
『ヴェルに身を捧げる為に意図してローンを焦げつかせたのではないか?』という疑惑があり、嫁いだのに早々に離縁したのもそう疑われる理由である。ヴェンデリンは新妻や未亡人好きという噂があるからだ。
ともあれ、レンブルク男爵家のリムルは、めでたくカイエンのあてがい女に就任した。バウマイスタ一族のあてがい女はアマーリエの事例を見るように手当が手厚い。流石にアマーリエ程の成功は見込めないにしても、悪い就職口ではないのだ。
「カイエン様。気持ちいい?」
まだ少年のカイエンを20代のリムルが口で奉仕する。出戻りとはいえ、大物狙いだったリムルは夫との性交渉は盛んではなかったらしい。夫とは子供を授からないようにする為、申し訳程度で済ませていたようだった。
スレていない初々しさの残る愛撫だったが、普通の貴族家の女はそんなものである。何もかも初体験のカイエンは十分に満足していた。
カイエンは自分がリムルにとって3番目の候補と知っていた。当主のヴェンデリン、継嗣のフリードリヒ、分家当主のカイエンの順である。
(本来なら父上や兄上が相手をしてもおかしくない人が、僕の相手に。)
そう考えるとカイエンはリムルに相手して貰える事に満足する。年齢差や経歴はさておき、歴とした男爵家の美しき令嬢であったのは確かなのだ。
父や兄同様、カイエンも貴族家当主には関わりなく、開拓で広大な土地を有するバウマイスターの一族であり、爵位はともあれ懐具合は温かい。普通の貴族家の爵位から導き出される以上の、絶大な経済格差がそこにはあった。
何よりカイエンは貴族家当主であると同時に、優秀な魔法使いでもある。辺境伯家当主としての責務を負わされたフリードリヒより気楽な立場であり、魔法の腕次第で幾らでも出世可能な道も用意されていた。
「本日のお呼び出し、きっとカイエン様のご結婚相手についてなのでしょうね。」
そう言いながらも、ちろちろとリムルの舌がカイエンの分身を刺激する。
「本当はまだ2人の時間を楽しみたいのですけれど、こういうお勤めはご結婚間近にお相手を務めるものですから。」
言いながら、頬を赤らめたリムルは聳り立つカイエンの男性器に自身の身体を沈めていった。そうやって女性上位で、まだ若々しいカイエンの体を堪能するのが彼女の好みなのだ。
「素敵な奥様のお見合い写真を見せられても、私がお待ちしている事、忘れないでくださいね?」
そう言って流し目でカイエンの様子を伺う。
「ええ、僕もリムルさんの為に早く帰るつもりですから。」
カイエンの返答に満足したリムルは、ゆったりとした腰つきでカイエンを絶頂へと導いた。
カイエンが本邸を訪れると、普段なら笑顔で出迎えてくれる筈の母親カタリーナの姿は無かった。
「カイエンさん、今日は私達が用があって呼びましたの。」
メイドのドミニクに導かれた先で待っていたのは、父親ヴェンデリンの正室のエリーゼである。その傍にはヴェルの妻の1人のヴィルマも控えていた。そしてイーナやルイーゼも立ち会っている。
父であるヴェンデリンの妻は美人揃いである。もう30代になったとはいえ、年齢を重ねた様子を微塵も感じさせない。カイエンは、あてがい女のリムルを抱くようになって、初めてヴェルの妻達を女性として認識した。そして、父はこの綺麗な妻達と本当はどのような淫らな関係を結んでいるのかを知った。
そうと知ってから本邸を訪れると、改めて父の誇るハーレムの女性たちの美しさにはとてもドキドキ興奮させられた。常に美しく着飾った父ヴェンデリンの妻たちが、夜毎この館で父に抱かれているのだと認識させられてしまう。
「はい、ご用はなんでしょうか、エリーゼお母様。」
「カイエンさん、聞いていますよ。男性としての修行をしていると。とても筋が良いそうですね。」
あてがい女の件は公然とした秘密である。しかし、身内とはいえ母の1人として育てられたエリーゼにそう言われるとカイエンは酷く動揺した。聖女とも噂される清らかなエリーゼのイメージと、性的な事がまるで結びつかなかったのだ。顔が真っ赤になるのを感じる。
「恥ずかしがらなくて良いのです、子孫を作るのに必要な作法。貴方の兄のフリードリヒも、メイドのクロエと懸命に励んでいるのですから。」
兄の事を思い出して、カイエンも少し落ち着きを取り戻した。そうか、当たり前の事だがエリーゼはフリードリヒを産んでいる。聖女と呼ばれても子を産んだ生身の体であり、正室としてヴェルの息子の仕上がり具合を気にかけてもさほど不思議ではないのだろう。
「・・・はい、お陰様で。」
カイエンはようやく言葉を絞り出す。それと同時にムクムクと欲望が頭をもたげるのが分かる。エリーゼやヴァルマ、イーナやルイーゼは皆綺麗だ。カイエンが女を知った今、抱いてみたいという衝動を感じないといえばそれは嘘になる。
「今日から7日間は、貴方の仕上がり具合を確認する日です。」
「え?」
何か今凄い事を言われた気がするが、聞き間違いではないだろうか?
「安心してください、貴方の兄のフリードリヒも条件付きで認められたのです。兄弟が不公平になっては可哀想でしょう。でもたとえ兄弟といえども、これからの事は内緒にしてくださいね。」
艶然と笑うエリーゼ。戸惑いながらもカイエンは、エリーゼとドミニクに導かれて奥の間に誘われた。
「本当にいいんでしょうか。」
「貴方の仕上がり具合を確認するのは、母である私達の務めですから」
メイドのドミニクの手で、パンツ一枚にされたカイエンにネグリジュ姿のエリーゼがしなだれかかる。カイエンの肌をさするエリーゼの指先は、白くしなやかである。
「綺麗な肌・・・ヴェンデリン様がまだカイエンさん位の頃とまるで同じですね。」
「エリーゼ様、そんなに触れられると。」
ベッドに寝かされたカイエンの目の前で、目の前のエリーゼの巨乳がネグリジュからこぼれ落ちそうになっていた。
「良いんですよ、母の胸に触れても。」
エリーゼが妖しく誘う。カイエンが少し手で触れただけで、エリーゼの両胸がネグリジュから溢れ出た。
「子供が出来てから、また胸が一段と成長しましたから。ヴェンデリン様との初夜の頃よりも、だいぶ成長してしまったの。」
少し恥ずかしそうに、でも誇らしげにエリーゼがカイエンの耳に囁く。エリーゼの視線に促されるままに、カイエンがエリーゼの胸に手を伸ばす。白く透き通った肌は、中に薄く血管を透けさせている。
「ああん」
ほんの少しカイエンの指先が乳首の先端に触れただけで、エリーゼが甘い吐息を漏らす。カイエンはその声に更に煽られるように、エリーゼの胸にむしゃぶりついた。
「この胸に男として触れた事があるのは、ヴェンデリン様とカイエンさんだけなのですよ。」
蠱惑的なエリーゼの囁き声に、カイエンの欲望は更に高まる。パンツの中で屹立しエリーゼに押し当てられているカイエンの分身を、エリーゼが聖女らしからぬいやらしい表情を浮かべて鏡越しに横目で見る。
「さ、カイエンさん。」
エリーゼがそっとカイエンを押し留める。名残惜しい気持ちで、カイエンはエリーゼの胸から離れた。いつまででもエリーゼの乳首を吸っていたい、そんな気分だった。
(もう流石に、これで終わりなんだろうか)
そんなカイエンの不安な気持ちを察したように、エリーゼがカイエンに妖しく微笑みかける。
「・・・私も、すっかり興奮してしまいました。」
エリーゼがネグリジュの裾を持ち上げて、白い太ももを晒す。エリーゼが着用していたのはレースの白い下着だった。エリーゼの白い肌と合わさると、夕暮れの薄闇の中で白い下着は何も履いていないようにさえ見える。
「今日の私は、大人として貴方を指導するのです。今から下着を脱いでしまうのも、これは全てが指導なのですよ。」
そう予告してカイエンを大いに期待させると、スルリとエリーゼが下着を抜き去った。エリーゼの股間のシルエットと、美しい女性器の形にカイエンが見惚れる。
「それではカイエンさんも、最後の一枚を脱ぎましょうか。」
白くほっそりとしたエリーゼの指先が、カイエンのパンツを一息に下ろす。隠す間もなく、カイエンの全身が露わになった。開き直ったカイエンは、敢えて股間を見せつける事にする。カイエンはエリーゼの前に仁王立ちになった。
「本当に、いいのですか?」
そそり立つ分身の雄々しい態度とは裏腹に、おずおずと問いかけるカイエンにエリーゼは優しく笑った。
「ええ。女性とは美しくも、素晴らしいもの。私が、貴方にそれを教えて差し上げましょう。」
カイエンとエリーゼは一致纏わぬ裸でベッドの上で抱き合っていた。キスをして絡まり合う二人の中では、今盛んに情欲の炎が燃え上がっている。
エリーゼは、かつて初夜を過ごしたヴェンデリンを思い出している。また、手出しできない存在である実の息子のフリードリヒの事も考えていた。カイエンにとってはエリーゼという最上級の美女、それも父の正室を抱いてしまう暗い悦びがある。互いに理性のタガが外れるような行為であり、カイエンはこれまで経験した事がないほどの興奮を掻き立てている。
絡まり合う二人が、いつしか視線で意思を通じさせる。エリーゼの身体は、彼女自身の意思でそっと開かれた。カイエンはつばを飲み込むと、エリーゼの身体を組み伏せてゆっくりと自身の身体をエリーゼの中に沈めていった。カイエンがエリーゼの中に挿入し、互いの体温が混じり合った。
「「あぁ。」」
その瞬間、同時に快感の声が漏れた。エリーゼは目を閉じ、全身で快感に浸っている。
「素晴らしいわ。」
カイエンはうめくエリーゼを組み伏せると、もう無我夢中でで腰を動かした。今のカイエンにはエリーゼの中の感触を、ゆっくりと楽しむ余裕さえない。ただ早くこの美女の中で達したい、そんな衝動だけで動かされている。そうやって夢中にエリーゼの中を擦り上げていると、すぐにカイエンに射精の衝動が込み上げる。
「も、もう。」
「ええ、良いのですよ。もうそのまま出してしまっても。」
エリーゼに優しく許可を出され、カイエンは一気にたぎった欲望をエリーゼの膣内に大放出した。カイエンの腰が止まらない。どこまでも貪欲に、まるでエリーゼの胎内を蝕むように精を放出し続ける。
カイエンの熱い男性器に掻き回されて、エリーゼの膣内が妖しく蠢く。トドメを刺すように大きく突きを入れると、射精し終えたカイエンが動かなくなった。否、力を使い果たしてもう動けなくなったのだ。
エリーゼの膣内で、カイエンの分身が萎む。そして放出された子種が、エリーゼの中に浸透する。二人の体液がエリーゼの膣内で絡まり合い、今は一つに溶け合っていた。
「・・・エリーゼ様。」
傍で主人の痴態を見守っていたドミニクが、そっと主人に声をかける。自分を呼ぶその声に、カイエンに組み敷かれて快感に浸っていたエリーゼは意識を取り戻した。カイエンは快感の果てに放心し、萎んだ男性器はすっかりエリーゼの膣内から押し出されていた。
「あらあら、カイエンさんも気持ち良かったのですね。」
エリーゼが優しくカイエンの頭を撫でると、ドミニクと協力してカイエンの体を横に寝かせた。
「ドミニク、それではこの子を綺麗に拭いてあげましょうか。」
エリーゼがドミニクに命じると、ドミニクが持参した手拭いでカイエンの身体を清め始めた。感覚が戻り始めたカイエンはそれでもなお快感の余韻に浸りながら、少し残念な気持ちを味わっていた。今日は、もうこれで終わりなのだろうか。
「カイエンさん。あなたは、まだまだ元気ですね。」
カイエンの男性器は、早くも再び硬さを取り戻しつつある。その事に、目敏くエリーゼが気がついた。
「カイエンさんは、まだしたりないのでしょう? それじゃあ、もう一度してしまいましょうか。」
いたずらっぽく誘いをかけるエリーゼに、カイエンが目を輝かせる。
「は、はい。ぜひ。」
期待し興奮した目で自分を見つめるカイエンを、誘いをかけたエリーゼはヴェルに生き写しで可愛らしいと思う。カイエンは愛しているヴェルの息子なだけに、まだ幼い頃のヴェルがエリーゼと愛し合う為に戻ってきたような感動がある。
「さあ、では私が貴方を興奮させて差し上げましょう。」
僕はもう十分興奮しています、そう言いかけたカイエンを驚きが襲う。エリーゼのあの清らかで美しい顔が、カイエンの股間に寄せられていた。エリーゼは躊躇いもなく、カイエンの男性器に口を寄せていく。
チロチロと舌先で少し尿道口を刺激すると、はむっとエリーゼはカイエンの男性器を口に含んだ。そのまま舌先で刺激し、カイエンの男性器を下品な音を立ててしゃぶる。カイエンの竿に残った精子を全て啜り上げ、そしてまた再びエリーゼを狂喜させたあの硬さを取り戻させようとしていた。
欲望をすっかり放出し終えて、半勃ちだったカイエンの男性器がどんどん硬さを取り戻す。もう出し尽くして刺激されると痛い気さえするのに、再びカイエンは欲望の昂りを感じる。彼の睾丸はエリーゼの発する色気に応じて、子種の大増産を開始していた。もう、待ち切れない。
「うふふ、また大きくなりましたね。」
ピンク色のカイエンの男性器がエラを張り、懸命に自己主張しているのをエリーゼは少し微笑ましい気持ちで見つめた。大人であるヴェンデリンの猛々しいそれと比べると、カイエンの男性器は立派でもどこかまだ子供らしい清潔さが漂う。そこがまた、エリーゼの母性を刺激するのだ。
「エリーゼ様。僕はもう、我慢出来ません。」
先端から先走りを滴らせ、カイエンが懸命に哀願する。
「うふふ。では、もう頂いてしまおうかしら。」
ベッドに横たわるカイエンに、今度はエリーゼが跨る。そしてエリーゼはカイエンの表情を観察しながら騎乗位で再び挿入を果たした。
「ああんっ」
カイエンの腹に手をつき、腰を振るエリーゼが喘ぐ。エリーゼの膣肉がカイエンを締め上げている。カイエンが視線を向けると、この体位では2人の結合部位が丸見えだった。カイエンの男性器は、興奮するエリーゼにもうすっかり飲み込まれている。
「気持ちいい。私も、こうするのが癖になってしまいそう。」
そう言ってエリーゼは、切なげに身を捩る。
「エリーゼ様、では僕とずっとこんな関係でいてください。」
「それはダメですよ。あくまでもこれは貴方に対する教育であり、仮初の関係なのです。そう約束することで、ヴェンデリン様にお許しをいただいたのです。女性の身体は素晴らしいと知り、子孫を大勢残してもらうための事。私では、貴方の子供を産む訳にはいかないでしょう。」
そう言いながらも、エリーゼの流し目は『もし出来るものなら、私を孕ませてみなさい』とでも言うかのようにカイエンに誘いかけている。そうやってカイエンを煽り立てたエリーゼは、カイエンの上で更に腰を激しく動かす。エリーゼの女性器は、カイエンを搾り取ろうと全力を尽くす。エリーゼに抱かれるカイエンは夢中だった。エリーゼの立派な胸を揉みしゃぶりつこうとしながら、下から激しく突き上げる。
「はふん」
乳首を弄られて興奮したエリーゼが先に絶頂し、更にキュウキュウとカイエンを締め付ける。極上のエリーゼの肢体を堪能して、そうそう耐えられる筈もない。エリーゼの絶頂にほんの少しだけ遅れて、カイエンも絶頂に達していた。温かで新鮮な子種を、予告なしでエリーゼの中に無作法に撒き散らす。それでもエリーゼは、カイエンを叱ろうとはしなかった。エリーゼの身体に執着するカイエンのその興奮ぶりを愛おしくすら思っていた。
「・・・うふふ、気持ちよかったわね。」
あれだけ淫らな行為を行った後なのに、その評定には清らかな美しさを保つエリーゼがカイエンに頬擦りする。綺麗なエリーゼの顔が、こんな近くに寄せられていることにカイエンは驚きを隠せずドギマギしていた。でも、2人の体はまだ大事な所では繋がっているままなのだ。
「エリーゼ様、もう少しだけこのままで。」
「ええ。勿論、構いませんよ。」
まだ一つに繋がっていたい。そんなカイエンの望みに、エリーゼは優しく赦しを与える。エリーゼがカイエンから身体を離したのは、それから十数分も後の事。すっかりエリーゼの身体に満足したカイエンが、もう精力がないからと興奮を沈めてしまった後の事だった。母のようなエリーゼの手が、力を使い果たして喘いでいるカイエンの身体を優しく整える。
今はもう精魂を使い果たし、起きているのか寝ているのかも分からずカイエンは呆けていた。そんなカイエンを尻目に、エリーゼはベッドから立ち上がる。そして脱ぎ捨てたネグリジュをドミニクから受取って身に纏うと、ドミニクをつき従えた静かに部屋から姿を消した。
「それでは明日もまた、同じ時間に。」
去り際に、カイエンの耳元でエリーゼがそう囁いていた。その甘い囁きは、ジンとカイエンと耳の奥にいつまでも残っていた。
(明日もまた、エリーゼ様と過ごせる)
そう考えると、ドクドクと血が沸るのを感じる。あの快感を、また早くすぐにでも味わいたい。エリーゼに毛布をかけられた裸のままの姿で、カイエンはそのまますっかり寝入ってしまった。
モチベーション維持の為に、好意的な感想やアンケート回答をよろしくお願いします。
今回のお話はいかがでしたか? 貴方の気持ちに近いものを選んでください。
-
最高!続きをお願い!
-
次の日はヴァルマを出しましょう!
-
アマーリエ義姉さんで続きを!
-
NTR要素は不要だと思う。
-
他のヒロインのNTR展開を!
-
他のヒロインでNTR要素なしで!