「ヴィルマも、カイエンへの指導を無事に済ませたのかい?」
「うん。ヴェル様の希望通り。」
「それじゃあ、今夜はヴィルマを寝かしてあげられないな。」
ヴェルが、昼間のカイエンとヴィルマの行為をなぞって更にその上の快楽をヴィルマに与える。エリーゼだけでない、イーナやルイーゼもうらゃしそうにそれを見ていた。
カタリーナだけは、やや複雑そうな表情を見せる。自分の息子が男になって得意そうな、それでいて自分はそこに混じれない混じらないという強い想い。
一通り行為を済ませたヴィルマは、ヴェンデリンの膝の上にいる。そうやってヴェルに甘えるのが、彼女は得意だった。
「ヴェル様、もっと。これじゃまだ足りないかも。」
「そう?仕方がないなぁ。」
ヴェンデリンが再びヴィルマにのしかかり、ヴィルマが嬌声を発して倒れ込んだ。エリーゼは複雑な想いでその様子を見ていた。
エリーゼでは、照れてしまってヴィルマがして見せたように素直に甘える事は出来ない。自分でも損な性格だと思うが、どうしても構えてしまうのだ。
(そうだわ、明日はカイエンさんに刺激を貰えば)
明日も、エリーゼはカイエンを抱くつもりである。そうすれば、ヴェンデリンはエリーゼを必ず抱く。カイエンを上手く使えば、エリーゼはヴェンデリンとの間により深くよう解放された愛の道を見つける事が出来るかもしれなかった。
「今日は、どうしてここに呼ばれたんだろう。」
本日のカイエンは本宅の大浴場に呼ばれていた。人払いされており、誰もいない。カイエンはエリーゼ付きの侍女のドミニクに促されるままに裸になり、浴槽から湯を汲むと洗い桶で体を清める。きっとこうして、準備しておくのが正しいのだろうと考えながら。
(今日のお相手はエリーゼ様なのか。それともヴィルマさんなのかな。)
身体を洗って湯船に浸かる。カイエンはこれまでの事を振り返り、そしてこれからの事を夢想する。順番から言えばエリーゼ様だろうと考えるが、実際はどうなるか分からない。7日間で2人だと、割り切れない日もする。
(しかし、今日も楽しみだな)
エリーゼであれヴィルマであれ極上の美女である。そんな父の妻達から、女体の扱いを伝授されるのは至福の時である。見た目が美しいだけではない。彼女達は身体つきもテクニックも素晴らしい。しかも子供の頃から見知った、憧れさえ抱いた相手というのはなんとも興奮させられる。
今も、湯船に浸かったカイエンはこれからの出来事を夢想し、股間が全力で勃起していた。あてがい女のリムルさんには、正確な事情を伝えられないもののそれとなく断りを入れてある。昼間に彼女を抱いてしまうと、やはり発射回数に影響するだろう。父親ほど絶倫ではない以上、この機会は大切にしたい。
カイエンが彼女を抱かないのをリムルさんも残念がっていた。ただ、何も理由を聞いて来ないのは、リムルさんも別の女の影を感じているようだ。しかし、その相手が当主ヴェンデリンの妻とまでは気ついていない様子だった。あるいは気がついていても、容易に口に出す事が憚られると考えているのだろう。
(今後、これ以上の幸福を味わう日なんて来るのだろうか?)
正直、リムルさん一人の身体だけではカイエンはもう満足できないかもしれない。美食を知ってしまえば、素朴なパンでは食欲が湧かないのとそれは似ている。女性に対する期待値が、上がりすぎてしまったのではないだろうか。
「カイエン、入りますよ。」
浴室の戸口から、不意に声を掛けられてカイエンは驚いた。引き戸が開き、バスタオルを巻いただけのエリーゼとヴィルマが浴室に入ってくる。
「エリーゼ様、それにヴィルマさんも。」
カイエンの驚く素振りを見て、エリーゼは愉快そうに笑った。
「ドミニクは何も説明しなかったようですね。でも、それでいいのです。私がカイエンを驚かせる楽しみがなくなってしまいますから。」
カイエンは面食らった。てっきり、また寝室に呼ばれてからお楽しみが始まると考えていたのだ。
「カイエン、今日の舞台はこの大浴場です。私達2人が、交代であなたのお相手をして差し上げましょう。」
湯船から出たカイエンは、勧められるままに床に座るエリーゼの膝の上に頭を乗せていた。目の前は絶景である。巨大なエリーゼの胸が、カイエンの視界を完全に塞いでいた。胸に遮られ、天井さえ見る事は出来ない。
風呂に浸かったカイエンの身体は火照っている。その身体の熱を吸い上げるかのように、エリーゼの身体はカイエンを支えていた。カイエンの両目は上からエリーゼの胸で冷やされ、カイエンの両手はエリーゼの胸を揉みしだいている。
「リラックスして、私たちに全て委ねるのですよ。」
エリーゼの手が、カイエンの水を弾く肌を撫で摩る。ヴィルマは下半身を担当していた。つまりカイエンの男性器は、ヴィルマから口と手で奉仕されている。
ヴィルマはカイエンの睾丸を手のひらで包み、サワサワと刺激する。そして舌先でカイエンの男性器のくびれを舐め上げ、カリの裏側を刺激する。それからカイエンの自尊心を高めるように、愛情深く音を立てて男性器にキスをした。
ソフトな刺激を終えたヴィルマの口が、カイエンの男性器を口に含む。舌先でれろれろと刺激を開始する。散々焦らされ、カイエンはもう限界だった。このまま身を委ねていては、間違いなく暴発しかねない。そうすれば、貴重な挿入の機会を一つ失う。
「ヴィ、ヴィルマさん。もう。」
入れたい。挿入したい。強い衝動に支配されて、カイエンは悶える。
「ん、いいよ。」
カイエンの興奮ぶりで限界が近いと察したのだろう。ヴィルマが立ち上がると、床に敷いたマットの上に桶でお湯を撒く。そして温めたマットの上に寝そべると、カイエンというオスを導き入れる為に大きくその足を開いた。
「さ、カイエン。」
背後からエリーゼに促される、カイエンは立ち上がる。これまでエリーゼの胸に視界が塞がれて良く分かっていなかったが、今カイエンの目の前にはもうカイエンを導き入れるばかりに準備出来ているヴィルマがいた。ヴィルマの股間は、もうしっとりと潤っている。
「これは違う。昨日ヴェル様に夜通し可愛がられたから。その影響が出ているだけ。」
カイエンの視線が自分の秘所に釘付けになっているのを感じたのだろう。ヴィルマが少しだけ恥ずかしげにそういうと、ぷいっと顔を横に背ける。カイエンの伸ばされた指が、ヴィルマの女性器に触れる。『あっ』とヴィルマが喘ぎ声を発した。
少し指で触れただけで、粘り気のあるヴィルマの透明な愛液が溢れ出る。触れていた指を離すと、カイエンの指先からはねっとりと愛液が滴り落ちる。そしてヴィルマの秘所は、ヒクヒクと物欲しそうに息づいていた。指を挿入するだけでも、ヴィルマの秘所は気持ちの良い締め付けを指に返すのではないだろうか。彼女は、もう完全に仕上がっていた。
「嬉しいです、こんなになってくれて。」
カイエンはヴィルマの中に入り込もうと、ヴィルマの前に膝をつく。そしてゆっくりと、ヴィルマの上に覆い被さっていった。ヴィルマが散々に鳴き喚く姿を見たい。そしてヴィルマを雌として好き勝手に扱うところを、エリーゼ様に見せつけたい。
カイエンが怒張した自分の分身を突き入れると、ヴィルマの温かい粘膜がカイエンを包み込んだ。カイエンから顔を背けたままで、ヴィルマは喘ぎ声を上げる。
「あんっ」
カイエンが夢中で腰を動かすと、その刺激にヴィルマのほっそりとした腰が跳ねる。カイエンがヴィルマの口を自らの口で塞ぐと、ヴィルマが舌を入れてカイエンに応じる。
ふうふう、はあはあ
舌先を絡ませ合いながら二人は激しく腰を動かす。ヴィルマはカイエンと本気で交尾している。その様子をエリーゼは、欲情を刺激された潤んだ瞳で見つめていた。
「ああん。」
カイエンのもたらす強烈な刺激に耐えかねて、ヴィルマが絶頂に達する。快感を得て、さざめくヴィルマの秘所。カイエンも収縮する女性器に搾り取られて、ヴィルマの膣内に夢中で精を放った。
カイエンに中出しされた事に呼応して、ヴィルマが連続した二度目の絶頂に上りつめる。いきやすいのも、感じやすいヴィルマの才能なのだ。
カイエンは脱力してもう動けないでいるヴィルマを支配するように、大きな動きでヴィルマの膣内を抉るように腰を動かす。それは奥底まで子種を届けて着床させようとする、本能に根差した動きだった。
ヴィルマとカイエンは快感の余韻に浸りながら、しばし動かずに抱き合っていた。今日も、お互いに相手との性交渉に満足をしていたのだ。
ようやく、ヴィルマが立ち上がった。カイエンの男性器を口に含み、清めはじめたのだ。放出したばかりの男性器は敏感である。カイエンは刺激に悲鳴を上げそうになる。
「カイエン、最後の最後に中で動くのは本当にいやらしい感じだった。」
カイエンをしゃぶりながら、ヴィルマが感想を述べる。
「え、いやでしたか?」
「ううん、『孕まされちゃう』って興奮した。」
エリーゼがその場にいるにも関わらず、赤裸々な会話をする2人。ずっとお預けをされているエリーゼはもじもじしていた。
「ね、カイエン。見ていて。」
ヴィルマがカイエンの前に股間を見せつけるようにしてしゃがむ。ヴィルマが力を抜くと、カイエンの子種が膣内から溢れ出した。ヴィルマは指で自分の秘所から僅かに残された子種を掻き出す。そして、お湯で全てを洗い流した。
「さ、カイエン。」
自身の秘所の後始末も終えたヴィルマが、カイエンに腕を差し伸べる。カイエンは迷わずヴィルマの腕に飛び込んだ。カイエンが回復するまでの間、抱き合って過ごす。官能の時を過ごしたこの2人の男女の想いは、その点で一致している。エリーゼに順番が回ってくるのは、そののんびりとした時間の後になってしまうだろう。
エリーゼは自問自答した。
(私はそれまで待てるかしら?)
待てない。とても待ちきれない。エリーゼの身体はすっかり火照っている。今すぐカイエンに抱かれたい。ヴィルマから、カイエンを引き剥がさなくては。だって、次こそはエリーゼの順番なのだから。
「カイエン、お願い。私にも、早く入れて欲しいの。」
エリーゼは先ほどのヴィルマの様子を思い出す。雄に屈服した雌が、相手を受けれ入れる際の作法。手をつき跪くとエリーゼは自ら体を開き、尻を振って見せてカイエンを誘う。
ヴィルマとカイエンの2人の性の営みを目撃していたエリーゼもまた、体の芯から濡れている。今のエリーゼにも前戯は必要ない。必要なのは、力強い雄の逸物の挿入だ。
カイエンは誇りも矜持も忘れたかのようなエリーゼの痴態に興奮した。自分に向けて尻を振るこの美女に、このまま背後から突っ込んでやりたい。
しかし、一度射精し終えたカイエンの中に冷静な部分がまだある。エリーゼの仕草は、前回と余りにも違い過ぎる。度をこした振る舞いをすれば、後で酷く咎められるのではないか。
「・・・良いのでしょうか?」
逡巡してカイエンが目でヴィルマに尋ねる。それはヴィルマから離れてカイエンが立ち上がり、エリーゼに近寄る際に繰り返し発せられた。それだけカイエンも躊躇していた。
その度、ヴィルマが目で続行を促す。ここで止めては折角の興奮が冷める。エリーゼの為にも、ここは勢いのままに快楽を追求すべき時なのだ。
いよいよエリーゼに挿入しようとして尚も躊躇うカイエンの背中に、ヴィルマの胸が押し当てられる。その胸の先端は、背中越しにでも伝わるほどピンと硬く突き出していた。カイエンの挿入を待ち侘びて、切なげにエリーゼが身を捩っている。
「雄は、そうやって雌を従えるの」
カイエンの耳に、ヴィルマが囁く。貞淑で清楚なエリーゼがカイエンの前に跪き、『入れて下さい』とおねだりまでした。そして今は、尻を向けてカイエンに全てを曝け出している。もう、何も考えなくていい。カイエンは背後から一息にエリーゼを貫いた。
強すぎる、しかし待ち望んだ刺激にエリーゼが快楽と苦痛の入り混じった悲鳴をあげる。カイエンはそれでも腰の動きを止めない。未知の興奮が彼を駆り立てている。
父ヴェンデリンの美しき正妻エリーゼをただの雌として扱い、雄であるカイエンの思うままに犯す喜び。走り出してしまえば、もう止められるはずがない。
エリーゼも雌としてカイエンに応えている。何故なら楚々とした佇まいのエリーゼの秘所が、今はカイエンの逸物を受け入れて咥え込んで離そうとはしないのだから。
今のエリーゼの止まらない悲鳴は、明らかに快楽がまじった甘い鳴き声である。跪いて背後からカイエンに犯されながら、エリーゼも懸命に自己の快楽を追求していた。それは祈る姿にも似ている。
初日のカイエンはエリーゼに抱かれていた。しかし今のカイエンは、雄としてエリーゼを屈伏させ思うまま蹂躙している。背後から犯されるエリーゼもまた、カイエンに犯されて喜悦している。きっと若い雄をこのように覚醒させる為に、エリーゼはカイエンに性の手ほどきをしたのだ。
「エリーゼ様、もっとお尻を高く。」
「こ、こうですか?」
カイエンに言われるまま、エリーゼは尻を突き上げる。今はようやく手に入れたこの快感を手放したくない。
「そう、そしてエリーゼ様はもっと中を締めて。僕を気持ちよくさせて。」
カイエンに命じられるまま、エリーゼの秘所が収縮してキュッと窄まる。懸命にカイエンの注文に応じようとするエリーゼの鼻息は、ふんふんと荒い。
「ああ、気持ちいいよ。エリーゼさま。いくよ、受け止めて下さい。」
「だめぇ。そろそろ危ない日なのです。」
手で、カイエンの最後の一撃を押し留めようとするエリーゼ。しかしカイエンは、エリーゼの膣内に躊躇せずにぶっ放した。
「ああ」
エリーゼの胎内に温かなカイエンの子種が広がる。数日前よりも、確実にエリーゼの妊娠の危険性は増している。射精を開始したカイエンは抽送を止めない。それはポンプが水を吐き出すのと同じだ。そして繰り出すその一撃一撃が、官能的な快感に溢れている。エリーゼの膣内はたちまちカイエンの子種に塗れる。
恐怖心と背徳心は快感を押し上げる。今のエリーゼの心はヴェンデリンからも解放されていた。雌として官能にふける悦び。その歓びは、強い子種を授精する為にある。
普段は抑圧されているからこそ、反動で引き出せる悦びもまた深くなる。欲望を充足させたという想いはカイエンも同じだ。父の美しき後妻を征服し屈服させた。快感のうちに思いを遂げた悦びに彼は浸っていた。
(これを上回る興奮を、僕はまた味わえるのだろうか?)
エリーゼを征服し終えたカイエンが、エリーゼから離れる。解放されたエリーゼは、そっと姿勢を正して立ち上がった。
ゆらり、と立ち上がった裸のエリーゼの太腿をカイエンの白い子種が伝い落ちる。欲望を全て解き放ったカイエンは、欲望を放出し終えた今になって冷静さを取り戻す。そして、物も言わぬエリーゼの様子に震えた。
焦点も定まらぬエリーゼの瞳が、じっとカイエンの方に向けられている。今度こそ、やり過ぎてしまったのか。これは、手ひどく叱られるだけで済むのだろうか。
「すみませんでした。」
エリーゼはつかつかと頭を下げて謝るカイエンに歩み寄ると、カイエンの頭を両手で持ち上げる。そして思い切りカイエンの唇にキスをした。そのエリーゼに口を吸われる激しさは、カイエンが窒息するかと思った程である。ぷはっと息を吸ってから、エリーゼは言った。
「もう。カイエンさんはダメでしょう。女性は労りの心を持って接して、優しくするのですよ。」
思いの外、カイエンに対するエリーゼの叱責は優しかった。エリーゼとカイエンの関係はこの場限りの事。エリーゼとて鬼ではないし、カイエンを利用している面もあるのだ。
エリーゼは、名残惜しそうにカイエンの男性器を口で清め始めるヴィルマの様子を眺めながら考えた。カイエンの復活する様子はない。今日はこれ以上は難しいだろう。精力回復の魔法は強すぎる。あれは、花嫁との初夜を迎えて初めて開陳される魔法だ。
今夜も、ヴェンデリンは激しくエリーゼとヴィルマを愛してくれるだろう。カイエンが実際にどんな事をしたかヴェンデリンが知れば、今夜もエリーゼとヴィルマは眠れなくなるだろう。
エリーゼは悩ましい溜息を吐いた。これは正に嬉しい悲鳴というやつだ。今日こそ、エリーゼはヴェンデリンと未経験の快楽の高みに登り詰められそうである。
(困ったわ。さて、ヴェンデリン様には一体なんて報告しようかしら?)
アンケート結果を反映して、次はカイエンとイーナとルイーゼの3Pを予定しています。モチベーション維持の為、アンケート回答だけでなくポジティブな感想もお願いします。
今回のお話はいかがでしたか? 貴方の気持ちに近いものを選んでください。その他は感想欄にお書きください。非NTRの希望は本章が一区切りついた後での候補です。
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最高!イーナとルイーゼとの3Pも期待!
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非NTRをエリーゼとその母親で。
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非NTRをルイーゼとその母親で。
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非NTRをイーナとその母親で。
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非NTRをアマーリエとカルラで。