メイドの誘惑
バウマイスター伯爵邸の主寝室では、正室のエリーゼが侍女ドミニクの手で入念に準備の仕上げを施されていた。今夜は当主であるヴェンデリンと同衾する待望の夜なのだ。5人の妻と同時に結婚するという特異な新婚生活中の為、ヴェンデリンと愛し合う夜は週に一回しか巡ってこない。嫡男を誰よりも早く授かる為にも、エリーゼは気合を入れていた。
薄化粧したエリーゼは、既婚者用の薄いネグリジュ姿でそのまま絵画の題材となりそうな程に美しい。ドミニクは玄人の目線でエリーゼの仕上がり具合を確認し、内心密かに高得点をつけた。
「用意は万全です。エリーゼ様、気になるところはございませんか?」
ドミニクの問いに、エリーゼは笑顔で答えた。
「大丈夫よ。ドミニクが大丈夫というなら、信用しているわ。」
ドミニクは頷くと、暖炉に薪をくべて部屋の温かさが維持されるであろう事を確認した。こうして用意を万全に整えても、ヴェンデリンの手にかかればエリーゼの美しい装いもすぐに乱されるかもしれない。それでも今夜のエリーゼの凛とした美しい印象は、夫の心の中に強く残るだろう。そして何よりも用意を整えて待つというのが、エリーゼの女心であり正室としての矜持なのだった。
「それでは、ヴェンデリン様をお呼びして参ります。少し時間がかかるかもしれません。くつろいで、お待ちください。」
「ええ。頼んだわ、ドミニク。」
何かを承知したような真剣な顔で、エリーゼが頷く。持参した道具を片付けると、ドミニクはエリーゼに挨拶して隣室へと引き上げた。ここはエリーゼの呼び出しを受ける為にドミニクが待機する部屋である。
「さて、ニーナ奥様のお言いつけを私も手早く済ませませんと。」
そう言って主寝室から引き上げた道具を置くと、ドミニクは手早く鏡で身支度を整える。そして抑えた足音でヴェンデリンの元へと向かった。
「旦那様、エリーゼ様のご準備が整いました。」
「分かった。」
書斎で控えていた俺は、ドミニクに先導されて主寝室へと向かおうとした。その時、ドミニクが足を止めて俺を別の場所に誘導する。
「少しこちらへ。」
俺は戸惑いながらも、ドミニクの誘導に従う。俺がドミニクに導かれたのは廊下の端の洗面所である。
「念の為、こうしておきませんと。」
ドミニクはそういうと洗面所で水を流し始めた。そしてそっと扉を閉める。これで中の音は外に漏れないだろう。そうまでして俺に話したい事はなんなのだろう?
俺が怪訝そうな顔をしていると、ドミニクは俺の前に跪きズボンの前をそっと開けた。
「ドミニク?」
「大丈夫です、お任せください。」
戸惑う俺の顔を見上げながら、ドミニクは俺の男性器を手に取る。そして躊躇せずに口に含んだ。ドミニクの温かな口に含まれ、彼女の舌が敏感な先端を這う。やがてドミニクはゆっくりと口を上下に動かし始めた。
今日はこれから抱くエリーゼの為に精力を溜めている。ドミニクの舌技にかかると、俺はひとたまりも無かった。求められるままにドミニクの口腔内に射精する。ドミニクはそのまま俺の子種を飲み干すと、尿道口に残る白濁液の残滓も啜り上げた。
「…ドミニク、一体どうしたんだ?」
予期せぬ快感にため息をつきながら、俺はドミニクに訳を尋ねた。ドミニクは俺の男性器から口を離す。彼女の唾液が、俺と彼女の口の間を伝う。そしてようやく話し始めた。
「これは全てニーナ奥様の指示なのです。エリーゼ様がヴェンデリン様に抱かれる日は、私がまず貴方のお相手を務め興奮を沈めておきなさい、と。」
「ニーナさんの?」
確かにエリーゼの母親のニーナさんは、夫婦生活のあれこれを心配していた。ここにいるドミニクも交えて、ニーナさんと俺が一戦交えた事もある。だが…。
「旦那様は夜通し愛を交わすほどの強者。ですからまず、旦那様の精力を削いでおかなければエリーゼ様が壊れてしまいます。」
そう言ってドミニクは、自分のメイド用の長いスカートを捲し上げた。
「エリーゼ様の前では、私は素朴な前菜かもしれません。でも私も、ヴェンデリン様の為に身を清めておきました。」
俺の視界に、ランプの灯りで照らされたドミニクの下半身が浮かび上がる。白い太腿と対照的な下着が、俺の目にクッキリ飛び込んできた。
既にドミニクと俺には身体の関係がある。それにこれは、新婚の俺がやりすぎないようにというニーナ様の言いつけらしい。つまりこの場でドミニクを抱がなければ、ニーナ様を失望させるのだ。それはドミニクの仕事の失敗を意味するし、彼女は俺が抱かないのを自分の容姿や身分のせいと悲観するかもしれない。
「…分かった。ドミニクの世話になるよ。」
俺はドミニクの相手をする事を承知した。それは『据え膳食わぬは男の恥』前世のそんな格言が脳裏をよぎったからだろうか。
「はい。少し狭いですがここで。手早く済ませないとエリーゼ様が怪しまれます。」
俺が彼女を抱くと決まった事で、少し恥ずかしそうにドミニクがそう答えた。
◆◆◆
俺はドミニクを洗面所の床に押し倒した。そして彼女のメイド服の長スカートを乱暴に捲り上げる。ドミニクの背中が冷たい石の床に触れた。メイド服越しでも、彼女の身体が火照っているのが見て取れた。
「旦那様も、興奮されてるんですね…」
俺はドミニクの太ももを力強く広げ、彼女の下着を一気に引き下ろした。ドミニクの女性器はすでに蜜で濡れそぼち、ヒクヒクと息づいて彼を誘っていた。主人として仕えるエリーゼに内緒で、俺と寝るこの行為にドミニクも興奮しているのだろう。だから秘所をこれほど熱くしているのだ。
「ドミニクのあそこも、いやらしく俺を誘っているじゃないか」
「…だってエリーゼ様にも秘密って、興奮します。」
ドミニクの返事に俺は、硬く勃起した男性器をドミニクの入口に押し当てた。そして、勢いよく腰を突き入れる。
「んっ…!」
ドミニクの顔が歪み、口から短い喘ぎが漏れた。ドミニクの膣内は熱く、俺を締め付けるように蠢いていた。彼女の太ももが俺の腰に絡みつき、快楽に耐えるように爪が彼の背中に食い込んだ。思わず俺の腰の動きがさらに速くなる。
「大丈夫な日です、ご遠慮なさらず。」
子供ができたらどうするのか。そんな俺の内心の懸念を見透かしたように、組み伏せられたドミニクが囁く。
(このまま出して大丈夫なんだ)
興奮した俺の男性器が彼女の奥を突くたびに、ドミニクの身体が波打つように反応した。彼女の声が抑えきれず、小さな喘ぎが漏れ始めた。
「あっ…旦那様…!」
その声に煽られるように、俺は一気に頂点へと達した。熱い精液をドミニクの膣内に放つ。エリーゼに放たれる筈だった今日一番の濃度の子種は、ドミニクの膣内を満たしていく。顔を顰めたドミニクの身体がビクビクと痙攣し、快楽の波に飲み込まれた。俺はは息を荒げながら彼女から身を引き、立ち上がった。
「まだ、足りないな。」
元々エリーゼに備えて精力を高めていたのだ。しかもドミニクのお誘いに興奮させられもした。俺は快感の余韻に浸ったままのドミニクの手を取ると、水を止めてドミニクを洗面台の上に腰掛けさせた。そして再び彼女の脚を開いた。彼女の女性器からは彼の精液が滴り落ち、太ももを伝って洗面台に小さな水たまりを作っていた。その卑猥な光景は俺に更に興奮をもたらす。俺はドミニクを抱くようにして、再び硬くなった男性器を彼女に押し当てた。
「ん…入らないな…」
流石に姿勢に無理があるのだろう。押し当てていても、ドミニクの中にうまく入っていかない。するとドミニクは体を持ち上げると、洗面台に両手をつき黙ってスカートをたくしあげて再び俺を受け入れる姿勢を取った。ドミニクの豊かな白い尻が、俺の目を射る。俺が挿入した瞬間、ドミニクの背中が弓なりに反る。彼女の喉から切ない声が漏れた。俺がドミニクを犯す為に腰を使うと、彼女の身体が揺れる。俺達の行為の振動を受けて、洗面台の鏡が微かに震えた。ドミニクの大きな乳房がメイド服の中で揺れ、鏡越しに映る彼女の顔は快楽に歪んでいる。
二度目の膣内射精の瞬間が近づく。俺はもう本能の命じるままにドミニクの腰を強く引き寄せた。そして抉るような腰使いで、彼女の奥深くに子種を注ぎ込んだ。ドミニクの身体が再び震え、彼女の膣が俺から子種を全て搾り取ろうかとするように締め付けた。長い長い射精が終わる。息を切らせた俺達はしばらく体が繋がったままその場に留まり、互いの熱を感じ合っていた。
◆◆◆
ヴェンデリンの興奮をある程度抑えた。興奮から醒めながらもドミニクはどこか冷静にそう判断していた。二人の結合が解かれる。ポトリ、とヴェンでリンの子種が床に落ちた。
ドミニクは床の子種をスカートの裾で拭き取ると、ヴェンデリンをしゃんと立たせた。そして彼の前に再び跪いた。ドミニクの唇が彼の男性器に触れ、精液と愛液で汚れたそれを丁寧に清め始める。舌が彼の表面を這い、柔らかく吸い上げる。強すぎる刺激を与えないように優しく行われたそれは、限りなく愛情深いものだった。ドミニクの唇の柔らかな感触に、ヴェンデリンの身体が微かに震えた。ドミニクの動きは奉仕的でありながら、どこか妖艶さを秘めている。それはドミニクに向けられた欲望を完全に鎮めるための儀式でもあり、今度はエリーゼの為にヴェンデリンに用意させる為の事前準備である。
(程よい状態になった。)
そう判断したドミニクが、唇を離しヴェンデリンの身支度を整える。そして濡れた付近でズボンの汚れを取り除く。再度点検をして、短い情事の痕跡が残っていない事を確認した。
「これで…エリーゼ様に旦那様をお渡しできます。」
ドミニクは立ち上がり、彼を寝室へと導いた。彼女の長いスカートの下では、ヴェンデリンの子種が溢れ出し、太ももを冷たく伝う感覚があった。彼女はその感覚を押し殺し、表情を変えずに寝室へと歩を進めた。
ドミニクが寝室の扉を開けると、エリーゼがベッドの上で夫の訪れを待っていた。彼女は柔らかな笑みを浮かべ、ヴェンデリンに尋ねた。
「遅かったですね?」
その声は無垢で、純粋な愛情に満ちていた。
「いや、ちょっと立て込んでいてね。」
ヴェンデリンは曖昧に笑い、誤魔化す。ヴェンデリンがエリーゼを見つめる瞳には、ドミニクに昂らされた情欲の炎が宿っている。エリーゼとヴェンデリンは互いに欲望を秘めた目で見つめあった。そんな夫婦の様子を確認し終えたドミニクは一礼し、静かに言葉を添えた。
「それでは、朝までゆっくりお過ごしください。私は隣室で控えております。」
ドミニクが部屋を去る際、スカートの裾が微かに揺れた。太ももを伝った冷たい滴が床に落ちた。ドミニクは素早くその上に足を乗せ、ごく自然な仕草で足裏で拭き取りながら扉を閉めた。きっと気づかれなかった筈だ。なぜなら、彼女の主人達は互いの服を脱がせ合うのに忙しかったからだ。
(今夜は、エリーゼ様のお呼びはあるかしら?)
エリーゼはヴェンデリンの相手が一人では手に負えない時、ドミニクを呼び出す。ドミニクも当然のこととして、その呼び出しに応じていた。ドミニクはエリーゼの異母姉妹である。身分の低い女性に子爵が産ませた娘だが、二人の気持ちは通じ合っていた。ドミニクがそう望んでいれば、エリーゼはその信号をキャッチするのだ。きっとエリーゼは今日のことも、全て勘づいているのだろう。
ドミニクの身体はまだ火照っている。本当は今日は月のものの巡り的に妊娠しやすい危ない日なのだ。だから女性器が疼くのを抑えきれなかった。彼女は今夜の展開に期待しながら、静かに隣室へと姿を消した。
18時に別の話の公開をセットしていたのですが、余りにもドミニク要望が多いので急遽作成しました。感想2件でも多い要望にカウントされる、それが悲しい現状であるのですが。
今回のお話はいかがでしたが?
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凄く良かった。イレーネはコスプレ向き。
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シチュエーションプレイは新鮮で良い。
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制服プレイは他の妻でもお願い!
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領内で人を集めた大掛かりなプレイを!
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イレーネが攻めで!
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イレーネが受けで!