アマーリエは朝からウキウキとお弁当を作っていた。今日は、ヴェルと土木工事の現場を見に行く約束をしていた。
『明日は、アマーリエ義姉さんの子供達に分与する予定の土地を見に行きましょう。』
昨日、すっかり寝入ってしまったヴェルを帰るべき時間ギリギリまで粘って起こした際、アマーリエはヴェルからそう誘われていた。
『森を切り拓いての開墾で、辺りには誰もいないですよ。軽く見て回って、一緒にお昼を食べませんか』
『ヴェル君、それじゃあ私がお弁当を用意しますね』
と、アマーリエは返事をした。ヴェルに連れ出されるままピクニックについて行く事は決まりきっていた。ヴェルが、アマーリエの子供のカールとオスカーの為に土地を大分開墾してくれていると知り、アマーリエは嬉しい。
ヴェルとの約束が果たされないと疑った事はない。だが、既にそこまで準備が進められている事はアマーリエにとって大きな前進だった。ヴェルに気を遣われ、大事にされているな、と感じる。それに子供に与えられる予定の土地なら、早く見て確かめておきたい。何よりアマーリエは主様の『あてがい女』なので、ヴェルに言い付けられた事は絶対だった。
ヴェルの案内してくれた分与予定地は広大だった。アマーリエの実家のマインバッハ騎士爵領の土地、アマーリエが考える一般的な騎士爵領の10倍はある。もしかしたら20倍はあるのかも。バウマイスター伯爵家の分家は、どこもこれくらいの土地の広さは確保されるらしい。隣接するパウルなど分家の領地は街道で繋がるので、後は自分達の開墾次第で街道から別方向になら発展させる余地も設けられている。
一から土地を開発する場合、ヴェルの魔法で開墾済みと言っても、畑を作れる土地を多めに用意しないと旨みが少なく、移住希望者が集まらないそうだ。領民がいなければ何もかも絵に描いた餅になってしまう。
領民を集めるのは、アマーリエの実家のマインバッハ騎士爵家が担当する事になるそうだ。
アマーリエには完全には理解できなかったがそれは利権になるらしく、カールが領主、オスカーが従士長を務める家臣団や主要な領民もマインバッハ騎士爵家出身者で構成するのが良いのではないかとの事だった。アマーリエは、実家が優遇されるので一も二もなく賛成する。
「カールが成人するタイミングで、領地を分与しますね。でも、それまでにマインバッハ騎士爵家が中心となって人集めと移住を進めていくいく必要があると思います。」
全てはローデリヒが管理するバウマイスター伯爵家の開発事業の一部として扱われる。バウマイスター伯爵家の中の分与予定地として、マインバッハ家が事業を進めて良いらしい。
確かにカールが成人してすぐに領民のいない土地だけ渡されても途方に暮れるだけだろう。カールには領民も家臣団も揃った領地が引き渡され、オスカーが成人したら従士長としてそこに加わる筈だ。
水源もパウルの土地から繋がる街道も用意される事になっている。開墾された箇所は日当たりも良く、領地の仕切りとして雑木林を大きく残すそうだ。争いにならないよう境界は確定させるそうだが、雑木林をちゃんと手入れすれば家の材料や燃料となると薪に困る事も無さそうだった。
ヴェルに言わせるとまだまだ土木工事中らしいが、作業はだいぶ進捗しているようにアマーリエには感じられた。きっとパウルの土地よりこちらを優先した作業してくれているのだろう。
「どうですか、アマーリエ義姉さん。この土地は気に入りましたか?」
「はい、とっても。戻ったら早速、土地の様子を伝える手紙を父に書きますわ。」
アマーリエはヴェルの問いかけに答えた。父の喜ぶ様子が目に浮かぶ。ただヴェルとの関係をどう伝えるべきかは悩ましい。まさか実の父にヴェルの『あてがい女』を務めたと、そのまま直裁に記載する訳にはいかない。
ヴェルの結婚に向けた準備を自分が手伝ったと、さり気なく書くべきなのだろう。そこに好意を示す言葉、そう、ヴェンデリン様を慕っていると書くのが良いのではないだろうか。アマーリエも望んでの事、無理矢理な関係ではないと分からせると父も安心するだろう。
ヴェルには5人も婚約者がいる事、アマーリエとヴェルが結婚できる可能性がない事は、何重にも釘を刺しておく方が良いだろう。これは正室エリーゼ様の了解を得た関係ではないのだ。そうでなければ、あの父は間違いなく早とちりをする。
「(早くお父様に良い報告をしたいな。)」
ヴェルにエスコートされるアマーリエは、ふわふわ空中を歩いている気さえするほど浮かれていた。
開けた開拓地で背後からヴェルに抱きしめられた時、アマーリエは心も身体もすっかり準備が出来ていた。元々、この誘いにヴェルの欲望が込められた事は分かっていたし、むしろアマーリエもそれを楽しみにしていた。2人で他に誰も人のいない土地に行くのだ。ヴェルに何もされず手を出されない方が、今のアマーリエはガッカリしてしまう。
「アマーリエ義姉さん、ここで愛し合いましょう。俺はもう我慢の限界です。」
ヴェルの硬くなった男性器が、ドレス越しにアマーリエの尻に押し付けられる。
「うん、ヴェル君分かってるわ、だって私も同じ気持ちだもの。」
振り向いてアマーリエは、ヴェルとキスをする。ヴェルが魔法の袋から敷布を取り出す。地面に直接寝転ばなくて良いと知り、アマーリエは安心する。ヴェルの為に土まみれになっても良い覚悟はあったが、ヴェルに買ってもらったドレスを汚すのは嫌だった。
「(誰もいない土地だから、服を全部脱いだって構わないわ。)」
アマーリエは惜しげもなくその裸身を陽の光の下に曝け出す。今日の浮かれた気分には、肌に触れる開拓地の空気が涼しく感じられ心地よかった。
ヴェルの服はアマーリエが脱がせたい。アマーリエは進んでヴェルの衣服を脱がせ始める、大人しくアマーリエのされるがままに服を脱ぐヴェルは、幼い子供の頃の様子と重なる。
「(でもヴェル君は、もうすっかり大人だもんね)」
屹立するヴェルの男性器を手でさすり、うっとりと眺めてからアマーリエはヴェルの男性器を咥える。まだ少年の気配を残すヴェルの身体はとても滑らかで清潔で愛おしい。
アマーリエの刺激に、ヴェルが喘ぎ声を漏らす。
「(軽いご挨拶のつもりが、刺激が強すぎたかしら?)」
今日のヴェルはどこか、いつもより感じ易い。
「(どうしてだろう?)」
不思議に思うアマーリエはヴェルを見上げる。見られている理由に気づいたのだろう、ヴェルが顔を赤ながら告白する。
「今日のアマーリエ義姉さんは、陽の光を受けてとても眩しく輝いてるから、まるで伝説の中のお姫様みたいで。俺、もう夢中になってて、簡単にイっちゃいそうです。」
後半は恥ずかしさのあまり消え入りそうな小声になる。ヴェルの言葉にアマーリエはキュンとするが、内心はそれ以上に慌てた。
こんなすぐにヴェルに絶頂に達してしまわれると自分が困るのだ。だってヴェルをこの身体に迎え入れなければ、欲情に火照ったこの身体の収まりがつかない。
内心の喜びが全身から溢れる事で、アマーリエはさらに魅力を増していた。そして陽の光の下に全て曝け出している事で、いつもよりずっとヴェルには魅力的で眩しく映っている事にアマーリエは気づいていない。
王都の陸橋で愛し合った時も屋外ではあったが、誰からも見られないように陽の光を避けていた。だからヴェルが初めて見る光り輝くアマーリエの肌、しかも喜びに満ちた今日の様子が合わさって、ヴェルにはとても眩く見えているのだ。そう、伝説のお姫様と崇めたくなるほどに。
「ううん、ヴェル君こそが伝説で語らられる英雄その人なんだよ。」
そう本心を述べたアマーリエはごろんと寝転がる。
「それでは主様、今日も『あてがい女』を可愛がってくださいませ。」
そう言ってアマーリエはヴェルのことを流し目で誘う。欲望を刺激されたヴェルは、アマーリエに覆い被さる。ヴェルもこの興奮をアマーリエの中で解き放ちたいと、そう強く願っていた。
アマーリエの準備は出来ている。秘所はもう十分以上に濡れていた。指で素早く確認すると、ヴェルの刺激に感じ易いアマーリエは耐えかねて身をよじらせる。荒ぶるヴェルの男性器が、アマーリエの膣内に侵入を果たす。
今日もようやくこの瞬間に辿りついた、そう重なる2人の想い。今日あった全ての出来事は、この甘美な瞬間に繋がるためのステップでしかない。
アマーリエにとってヴェルに挿入される瞬間は特別だ。ヴェルの男性器の様子に、愛され欲っされていると深く感じる。
ヴェルもヴェルの男性器を包み込むアマーリエの膣の感触に絶頂に達する寸前だった。ここまで我慢したのはアマーリエの膣内に辿り着きたいというヴェルの意地でしかない。
アマーリエへの挿入という目的を果たした今、ヴェルはいつ暴発してもおかしくなかった。大体、今日のアマーリエの中は刺激が強すぎる。もうヴェルには我慢が出来なかった。
「アマーリエ義姉さん、もうごめん、イクよ。」
暴発気味にヴェルが射精をする。
「あーん、ヴェル君、ダメ、まだいっちゃイヤ。」
イヤイヤをするアマーリエの膣内に、容赦なくヴェルの精子が注ぎ込まれる。その熱を感じながら、遅れてようやくアマーリエも絶頂を迎えていた。ヒクヒクとヴェルの男性器を包み込むアマーリエの女性器が、先に絶頂に達して感じ易いヴェルの男性器を咥え、痛ぶり、吸い尽くす。微かに痛みさえ感じながら、ヴェルはアマーリエの体内の暴風を受け止めていた。
「もう。でも、ヴェル君は若いんだからこういう日があっても仕方がないよね。」
いい子いい子、とアマーリエがヴェルの頭を撫でて慰める。やり過ぎだろうか。でも大丈夫、今日もちゃんとアマーリエも絶頂に達する事ができた。ヴェル君がいかせてくれた。
「今日はアマーリエ義姉さんが綺麗で興奮しちゃってて。」
「もう、ヴェル君は本当に私を喜ばせるのが上手いのね。」
アマーリエはヴェルにキスをする。
「(ヴェル君の目には、私の姿はどう映っているのかしら?)」
ヴェルに買ってもらった下着やドレス、宝石を身につけるとアマーリエは綺麗になれると思う。自信がつく。王都でも人の欲望に満ちた視線を感じている。
でもそれだって所詮は少しいい女止まりな気がする。ところがヴェル君はその一段上の、絶世の美女に近い扱いをしてくれる。今日の素振りを見る限り、どうもそれは本心のようだ。
「(やはりヴェル君の私を見る目が特別なのかな。もう信じちゃって、いいよね。)
ふわふわした幸福な気分のまま、アマーリエはヴェルの男性器のお掃除を開始した。
2人で昼食を取る前、アマーリエはヴェルに頼み込んで瞬間移動で小屋に送ってもらった。膣内に解き放たれてヴェルの精子はトイレに流し、風呂で綺麗なお湯を出して体を軽く洗う。下着も取り替え、素早く身なりを整えた。
ヴェルがアマーリエを余りにも躊躇なく愛してくれるからこそ、アマーリエも自身の身体を清潔に保つ事にとても気を使う。
「(それに綺麗にしておけば、今日も後一回はヴェル君に抱いて貰えるかもしれないもの。)」
汚れはすっかり綺麗に洗い流したのに、アマーリエの身体の中心は再び濡れ始めていた。
再び開拓地に瞬間移動し、木陰に敷布を敷き直すと、ヴェルとアマーリエは用意したお弁当を広げた。
「美味しそうですね、アマーリエ義姉さん。」
「喜んでもらえそうで良かったわ、ヴェル君。いっぱい食べてね。」
口いっぱいに頬張りながらヴェルが喜ぶ。
「美味しいです、アマーリエ義姉さんはやっぱり料理が上手なんですね。」
ヴェルが独立する前、一緒に生活していた頃のバウマイスター家の食卓は貧しかった。パンもスープも味が薄く、おかわりもない。マテ茶はお湯のようだった。
アマーリエは嫁入り前に料理を一通り仕込まれていたが、必要とされる料理のスキルは『いかに少ない食材で大勢を食べさせるか』に偏っており、嫁入り後にちゃんと料理をした記憶など数える程しかない。それも大抵は、ヴェルの狩ってきた獲物を皆に分配する時だった。
「昔は料理の腕を振う機会なんてほとんど無かったものね。だから食材がいっぱいある日は、料理するのも楽しかったわ。」
アマーリエが回想する。クルトが生きている間はずっとその状況が続いていた。ヴェルがアマーリエの料理の腕を記憶してなくても仕方がないと思う。
「食卓に肉が出る日は、『肉美味しい』と思いながら食べていましたからね。あれは料理を楽しむって雰囲気じゃなかった。」
ヴェルも同意する。パウルの領地に移り住んでから、アマーリエ達の食生活は劇的に改善した。開拓にはよく食べる事が必要という意識が広まったし、王都で兵士勤めをしていたパウルと新たに家臣となった同僚達は元々しっかり食べる生活に慣れていた。
何より開発にあたってはヴェルからも資金の優遇を受けていたので、支援を受けた開発は順調に進み、無理な節約も必要なく領内の栄養状態は全体的に良かった。
「これもヴェル君のお陰ね、今は美味しい物をしっかり食べられているもの。」
アマーリエは微笑む。今回もヴェルの為にちゃんとした料理を用意できていた。鰻の煮凝りをはじめ、肉に卵やチーズ、玉ねぎやニンニクなど精がつく食材が多いのは、ヴェルに愛される事を期待するアマーリエの気持ちが少し入ってしまっている。
でも、それくらいの事は多めに見てほしい。だってアマーリエはヴェルの『あてがい女』なのだ。ヴェルの精力を回復させるのも、その務めの内と言えるだろう。ヴェルに可愛がられる期待をして、何が悪いのだろう。
「すっかり満腹しました」
食べ終えたヴェルがアマーリエの膝を枕に寝転がる。ヴェルがごく自然にアマーリエに甘えてくれている。2人の間に信頼関係があるからだろう。こうしてヴェルと自然に触れ合っている時間がアマーリエには愛おしい。
ヴェルはアマーリエにとって歳の離れた弟のようであり、面倒を見て上げなければならない子供のようでもあり、『あてがい女』として奉仕しなければならない主様でもある。そして対等に愛を交わし、互いの身体に欲望を抱き合う相手でもあった。
「(私、ヴェル君にすっかり溺れちゃったな。)」
もうお互いに相手の色々な面を見てしまっている。その上で惹かれ合うのは、アマーリエが心の底からヴェルを愛しているおり、ヴェルもまたアマーリエを愛してくれているのだろうと思う。
「ヴェル君、お疲れでしょう。ちゃんと見ていて上げるから、少しお昼寝したらどうかしら?」
満腹感、そしてアマーリエの膣内への射精後の疲労感がヴェルの眠気を誘う。
「はい、そうしますね。」
もうとても眠いのだろう。アマーリエの顔を見上げて満足気に微笑むと、ヴェルはすぐに微かなイビキを立てて眠り始まる。その睡眠は深いようだ。アマーリエがヴェルの髪の毛を撫でても、ヴェルは気づきもしない。昼下がりのゆったりとした時間が二人の間を幸福に流れていった。
気がつくとヴェルの眠気に誘われてアマーリエもウトウトと眠りかけていた。ふと目を覚ますと、アマーリエの顔の下では膝枕されたヴェルがパッチリ目を覚ましている。
「あら、ヴェル君よく眠れたかしら?」
「はい。」
今はむしろアマーリエの方が少し眠い。まだ眠気が冷めない。このままヴェルを抱きしめて深く眠りに入りたい。アマーリエは少し寝ぼけていた。
「ヴェル君、お姉さんとこのままちょっと眠りましょう。」
胸でヴェルの顔を抱き抱え、アマーリエは横になる。
「アマーリエ義姉さん、俺はもうアマーリエ義姉さんの匂いに包まれてギンギンに興奮しちゃいましたよ。」
「あら、そうなんだ。嬉しい。」
アマーリエはどこか夢見心地のまま、ヴェルの興奮を受け入れる。
「それでは主様の為に、『あてがい女』は服を脱がないといけないわね。」
眠くてフニャフニャしたままのアマーリエは、ヴェルに服を脱がせてもらう。
「あら、ヴェル君にもう裸にされてしまったわ。」
「アマーリエ義姉さん、横たわっていても胸が大きいですよね」
ヴェルが油断したままのアマーリエの胸にしゃぶりつき、愛撫する。
「うふふ、お姉さんはくすぐったいわヴェル君」
ちょっと夢の中で少女の頃に戻ったような感覚のアマーリエが笑い声を上げる。初めて出会った頃の小さな男の子に、胸を弄られてるような奇妙な感覚。錯覚なのだが、その懐かしい感覚は妙に嬉しい。
「ヴェル君、お姉さんに悪戯したらダメじゃない。やり返しちゃうわよ。」
アマーリエはヴェルの脇をくすぐろうとするがヴェルにかわされてしまう。
「アマーリエ義姉さん、よく濡れていますね。」
「(あら、そうだったかしら?)」
ちょっと気恥ずかしいわ、とアマーリエは思う。気がつけばアマーリエの身体はヴェルの指と舌の愛撫を受け入れてすっかり潤っていた。いつの間にヴェルに下着を脱がされていたのだろう。
寝かされたアマーリエはヴェルに足を広げられ観察される。
「(ヴェル君はどうしてこう、変態的な所があるんだろうな。)」
横たわるアマーリエはぼんやりと考える。いつもなら羞恥心が先に来て、見られないようにと身構え抵抗してしまうが、今日は眠いから意識が朧げだ。アマーリエはヴェルに抵抗する事など思いつきもしなかった。
「(私の身体をヴェル君に見てもらったって、別に問題ないじゃない。だって相手は愛しいヴェル君なんだもの。)」
ヴェルはその欲望の命ずるまま、陽の下にアマーリエの秘所を余す事なく曝け出す。
「もう我慢できない、挿入しますね。」
「きゃん」
ヴェルの力強い男性器を、アマーリエは喜んで受け入れた。先ほどは何も失敗なんかしませんでしたよ、とそう言わんばかりに、硬い硬いヴェルの男性器がアマーリエの膣内を暴れ回る。先走りをその身に纏い、アマーリエの愛液を溢れさせる。
いつだってヴェルは2回目は長持ちする。アマーリエは抵抗する余地なくすっかりヴェルに征服されてしまう。アマーリエの女性器がヴェルの男性器を包み押し留めようとしても、ヴェルの腰の動きはアマーリエを絶頂に導くまで止まらない。
「う、うん。気持ちいいの、ヴェル君。」
切なくアマーリエが喘ぎ声を上げる。元々最初から気持ち良いのだ。ただただ快感の荒波に流されて、官能の海にアマーリエは沈められる。
アマーリエの顔が歪む。見られたくないアヘ顔をヴェルに晒す。でも心からヴェルを信頼する今は、嫌だけれどそれ以上に大事なものがアマーリエにはある。
ヴェルをちゃんと膣内でいかせて上げたい。ヴェルと一緒に絶頂に達したい。何度も絶頂に達しながら、アマーリエはひたすら快感に耐え続けた。
ヴェルももうフラフラだった。アマーリエの興奮に当てられ、昂った官能は全てアマーリエにぶつけている。ずっとヴェルにキュッとまとわりつくアマーリエの女性器。降りてくるアマーリエの子宮、先端が窄まり、アマーリエの膣内は熱く強いようでいて柔らかい、絶妙な絞り具合を示す。咥えられていると、すぐ絶頂に達しそうになる。
「(早くイキたい。でも、後もうちょっとだけアマーリエ義姉さんの乱れる姿を見ていたい。)」
快感に晒されながら、ヴェルは腰を振り続けた。何度も脳天からを搾り取られそうな快感の果てに、ついにヴェルが絶頂に至った。先に何度も絶頂に導かれたアマーリエは、ついにヴェルを絶頂に導いた事を敏感に感じ取った。
「いってね、ヴェル君。一緒に、一緒にいってね。」
「うん、アマーリエ義姉さん。俺ももうこれで限界だから、イク、イクよ。」
「うん、ヴェル君嬉しい。来て来て、いっぱい来て。」
アマーリエの膣内にヴェルの熱い精子が注ぎ込まれる。ほう、と二人は熱い息を吐いた。どうしてこうなったのだろう、そう2人は不思議に思う。今日は2人ともなんだかおかしかったのではないか。
「ヴェル君、とっても頑張ってくれたんだね。」
アマーリエは、目の前ヴェルの頭をいい子いい子すると、その大きな胸にヴェルの頭を抱き抱える。アマーリエの膣内にヴェルの男性器を挿入したまま、2人はしばし抱き合っていた。
アマーリエの体内の興奮が鎮まると、小さくなったヴェルの男性器が排出される。アマーリエには一仕事終えたヴェルの男性器が愛しい。屹立した状態も好きだが、一仕事を終えて手のひらサイズに縮む時は、可愛らしくて愛しいなと思う。いっぱい頑張ったご褒美を上げたくなる。
ヴェルの男性器を清めるのはアマーリエの役目、『あてがい女』としてのご奉仕だった。口に頬張り、音を立てて吸いたてる。舌を使って丹念に舐め取り、先端まで舐めて上げて、尿道口を吸いたてる。キュポンっと音を立て、アマーリエの唇からヴェルの男性器が飛び出すと、アマーリエの喉がゴクリと動き、吸い取ったヴェルの精子を嚥下する。射精して敏感になったヴェルの味わうアマーリエのご奉仕。気持ち良いが、ちょっと痛みも伴う。でも癖になるアマーリエの特技。
「今日も気持ち良かったね、ヴェル君」
ヴェルの顔色を伺い反応を確かめながら、アマーリエがヴェルの胸に齧り付いて甘える。そうした仕草は本当に少女らしく可憐で、2人も子供がいるとは信じられない。ふとした拍子に抱きつかれると、押しつけられるアマーリの胸の弾力、その胸の柔らかさがいつもヴェルを虜にした。
「主様、今日も『あてがい女』のご奉仕にはご満足頂けましたか?」
「はい、今日もアマーリエ義姉さんは最高でした。」
ヴェルの返事はいつも同じだ。いつだって最高としか返さない。でもアマーリエには、それがヴェルの最大級の賛辞なのだともう分かっていた。
毎日書き上げると「同じヒロインでもう書くネタがないだろう」などと思いますが、翌日になるとサクサク書けてしまいます。
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