東方Project、二ッ岩マミゾウです。
今回は題名の通りのケツ穴一本釣り。
この概念を植え付けてくれた、とある方には感謝の限りです。
マミゾウ書いたのは初めてでしたが、まぁ多分書けてるはず。
では、どうぞ。
「ふむ……中々見つからないものじゃ」
夜も更け、草木も眠る丑三つ時。
里へと続く細道を、一人の少女が否、少女の姿を借りた妖怪が静かに歩いていた。
少女の名は二ッ岩マミゾウ。
由緒ある正統派の妖怪にして、化け狸の長である。
「まったく……正体がわからぬと言うのは化け狸にとって名誉なことじゃが、関係ないことまで我らの仕業にされるのはいかんとせんことか」
ぼやきながら、マミゾウはさらに歩を進める。
事の発端は、里に流れ始めた一つの噂だった。
里と森を繋ぐ細道に、正体不明の妖怪が現れ、人を拐かす。
姿も種族も分からぬその妖怪の正体として、いつの間にか名指しされたのが、化け狸である。
だが、少なくともマミゾウの知る限り、同胞がそのような真似をしているという話は耳にしていなかった。
だからこそ、こうして自ら確かめに来たのだ。
「ふぅむ。だが、儂がここまで探しても何もないと言うことは、少なくとも同胞の仕業ではないと言うことじゃのう」
半刻ほど細道を見て回ったマミゾウは、疲れを滲ませたため息とともに、そう結論を下した。
同胞の仕業であれば、たとえ気まずかろうとも、化け狸の長であるマミゾウに挨拶を欠くなど、まずあり得ない。
それに、仮にすぐには見つけられなかったとしても、半刻もこの道を歩いていれば、マミゾウの存在に気付かぬはずがなかった。
「となると、これは儂の管轄ではないかの……帰るとするか」
ほぼほぼ同胞の仕業ではないと確信したマミゾウは、これ以上調べても仕方がないと判断し、踵を返した。
そして今度こそ帰路に就こうと、一歩踏み出した、その時だった。
(……虫の声が消えた)
外の世界とは違い、幻想郷の森へと続く細道には、常に虫の気配がある。
たとえ草木も眠る丑三つ時であっても、耳を澄ませば、何かしらの音が聞こえてくるはずだ。
それが、今は完全に途絶えている。
明らかに、世界が変わっていた。
「当たり……じゃの」
その異変を即座に察知したマミゾウは、辺りに気を張りながら葉っぱを取り出した。
化けさせる程度の能力に、葉は本来必要ない。
だが、妖怪として、こうした型を挟んだ方が集中が高まる。
一瞬の隙も逃さぬ張り詰めた意識のまま、マミゾウは慎重に細道を進む。
「は……」
だが、今回の異変は……常軌を逸していた。
「あ……?」
なぜなら、全神経を研ぎ澄まし、空を裂く虫の羽音一つすら逃さぬはずのマミゾウの尻穴に、衣服という隔たりすら無意味であるかのように、いつの間にか一本の触手が深く突き刺さっていたのだから。
「な……あ……!?」
それに気付いた瞬間、驚かせることを好み、日常的にそれを行ってきたマミゾウでさえ、言葉を失った。
いつ、入られた。
どうやって、入られた。
そして、なぜ今この瞬間に至るまで、見て確認することでしか気付けなかった。
浮かんでは掴めず、掴もうとすれば霧散する思考が、頭の中を行き交う。
問いだけが増え、答えは一つも形を成さない。
流石のマミゾウであっても、この状況は理解の範疇を完全に超えていた。
「と、とにかく……抜かね……ば!?」
混乱の只中にありながらも、とにかく触手を引き抜こうと思い至り、マミゾウは手を伸ばした。
だが、その指先が触手を掴むことはなかった。
「くおっ!?♡」
次の瞬間、ギュンッと背後へ引き寄せられる感覚に、身体が抗えず持ち上がる。
一瞬、宙に浮いたかと思う間もなく、前屈するような格好で、どさりと座り込まされてしまった。
しかし、マミゾウにさらなる混乱を与えたのは、何かに引っ張られたという事実そのものではなかった。
(な、なぜじゃ……今、儂は感じた……?)
元は野生の生き物であり、妖怪であるマミゾウ。
そうした行為や感覚とは、決して無縁ではなく、それなりに経験も重ねてきた。
だからこそ、気付いてしまった。
尻穴を中心に、引っ張られた瞬間に走った甘い痺れの正体が、紛れもなく快楽であったということを。
(っ……! いや、考えておる場合ではない。早く何かを引き抜かねば……!)
そう思い至ると同時に、マミゾウは思考を強引に断ち切り、即座に動き出した。
今、問題なのは、感じてしまったことではない。
尻穴に入り込んだ、正体不明の何者かをどう処理するか、それが最優先だ。
そう判断したのである。
「なっ……!?」
しかし、その状況は、妖怪であるマミゾウですら思わず唖然とするほど、奇怪なものだった。
それは、何者かが彼女に気付かれぬよう衣服の内側へ潜り込んだ、という類の話ではない。
「こ、これは一体……!?」
肉の蔦、いや、触手と呼ぶほかないそれは、マミゾウの衣服を、まるで存在しないかのように透過し、そのまま彼女の尻穴へと突き刺さっていたのだ。
(すり抜ける能力……!? いや思考をしている場合ではないと言うのに! 早く、抜かねば……!)
あまりの事態に、再び思考へ逃げ込みかけた意識を、マミゾウは力任せに断ち切った。
そして片手を伸ばし、まるで自らの尻から生えているかのような触手を、迷いなく掴む。
多少の刺激は覚悟の上だ。
このまま力任せにでも、引き抜いてしまおう。
そう判断したのである。
「くほっ!?♡」
しかし、状況はそんな簡単に解決するものではなかった。
(ぐっ……♡この触手、尻の穴の中で釣り針のようにかえしを作っておる。そのせいで、引き抜こうにも、中で酷く擦れてぇ……♡)
グッと力を込めた瞬間、腸の内側をごりゅっと乱暴に擦り上げられ、ぞわりと甘い痺れが背骨を駆け上がる。
思わず息が詰まり、マミゾウの手から、抗う力が抜け落ちた。
この触手は、ただ突き刺さっているのではない。
中でしっかりとかえしを作り、引き抜こうとする行為そのものを、快楽として返す構造になっている。
まるで、獲物が暴れれば暴れるほど、深く食い込む釣り針のように。
「こ、これは一筋縄では……くひぃ!?♡」
力任せではどうにもならないと悟り、マミゾウは思考で打開策を探ろうとした。
だが、その刹那、不意にクンッ!と触手が上へ引かれ、尻穴の奥を強引に引き上げられ、マミゾウは思わず立ち上がるだけではなく、つま先立ちになって、快楽の悲鳴を上げてしまう。
「くひぃ!?♡ あひぃ!?♡ んおおっ!?♡」
触手は、まるで確かめるように、何度も何度も上へと引き上げられる。
そのたび、かえしが内側を引っ掻き、抉るように尻穴を擦り上げ、マミゾウの喉から快楽の声が溢れ出た。
引かれては、戻され。
戻されては、また引かれる。
同じ動きが執拗に繰り返される中で、マミゾウの混乱の奥に、ひとつの可能性が浮かび上がる。
(ま、まさかこれは……釣りか!?)
この触手の動きは、獲物がきちんとかかっているかを確かめる、釣りの所作に酷く似ていた。
もし、その推測が正しいのなら、次に起こることくらい、嫌でも予想がつく。
「くぅぅぅぅぅぅぅ!!♡♡♡」
引き上げられる刺激を歯を食いしばって耐えながら、マミゾウはつま先立ちの体勢を崩し、地面に伏せるような姿勢へと無理矢理移る。
「くほぉぉ!?♡♡ んぐ、んぐぐぐうゥゥゥ!!♡♡♡」
触手の動きに逆らって身体を動かしている以上、負担が大きくなるのは避けられない。
快楽で緩んだ口からは唾液が零れ、力を込めたせいで鼻も開いた、無様な表情になっているはずだった。
それでも、マミゾウは伏せる。
でなければ、これから起こることに、耐えられない。
「んおぉおおぉぉぉぉ!?♡♡♡」
予想通り、その瞬間は訪れた。
手応えを確かめるような引き上げる動きから一転し、触手は、まるでリールを一気に巻くかのように、マミゾウの身体を背後へと強く引っ張ったのだ。
尻穴の奥を起点に、強烈な牽引が走り、マミゾウの身体がびくりと大きく揺れる。
その可能性を理解していたからこそ、マミゾウは伏せた体勢のまま、地面に手足を食い込ませた。
指先が土を掴み、爪が地面を引っ掻く。
全身で引きに逆らい、歯を食いしばって、その力に耐えていく。
「くほぉおぉぉおぉぉぉ!!?♡♡♡」
腰が意思に反して跳ね上がり、快楽に煽られた腕も脚も、制御を失ったようにぷるぷると痙攣を始める。
腸内をゴリゴリと削り立てる刺激に、着物の秘所にはじわりと愛液が滲み、確実に染みが広がっていった。
それでもマミゾウは歯を食いしばり、どれほど無様な姿を晒そうとも、必死に耐え続ける。
(耐えよ、耐えよ、耐えよ、耐えよ、耐えよぉぉぉ!?)
触手の牽引は凄まじく、一度でも踏ん張りを失えば、あとは一気に引き摺られるだけだ。
滑り出した瞬間に終わる。
その予感が、恐怖と快楽の両方となって、身体の奥で脈打っていた。
「ふおぉおぉぉぉ!?♡♡♡ ふぎゅう!?♡」
そんな状況の中、不意に、マミゾウの視界が真っ白に弾けた。
何が起きたのかを理解するより早く、脳天を撃ち抜くような衝撃が走り、視界がチカチカと明滅する。
踏ん張っていたはずの手足から一気に力が抜け、前のめりに崩れ落ちた身体は、無様に顔面から地面へと叩きつけられてしまった。
(しょ、触手が、どりるのように回ってぇぇえ!?♡♡♡)
意識が白く飛びかける中で、それでもマミゾウは異変の正体を理解した。
かえしとなって食い込んだ部分はそのままに、触手の中程だけが、ドリルのように高速回転していたのだ。
逃げ場のない腸内を内側から掻き乱すその動きに、内壁は無遠慮に擦り潰され、快楽が強制的に積み上げられる。
耐える隙もなく、マミゾウの身体はその刺激に屈し、思考が追いつくより先に、快楽の奔流に飲み込まれて絶頂してしまっていた。
「くほぉ!?♡♡♡」
言わば、釣りにおける電気ショッカーを食らってしまったかのように、マミゾウの身体から一切の力が抜け落ちる。
その完全な脱力状態のまま、再び強く引かれたことで、身体はふわりと持ち上げられ、手足は地面を掴むことすら出来なくなってしまった。
そうなれば、もはや為す術はない。
「あひいぃいぃぃ!??♡♡♡」
惨めな叫び声を上げながら、月夜の中でマミゾウの身体が引っ張られていく。
完全に力を失った四肢は、宙を掻くだけで何ひとつ掴めず、指先も足先も、意味を持たない動きしか出来ない。
地面は確かに下にあるのに、そこへ戻る手段が存在しない。
自分の意思で姿勢を整えることすら叶わず、ただ引かれる力に従って、無様に揺さぶられながら運ばれていく。
長として培ってきた矜持も胆力も、この状況の前では何の意味も持たない。
月夜に晒されたまま、為す術なく運ばれていく己の姿を自覚してしまい、マミゾウは悔しさと羞恥に零れ落ちる涙を止められなかった。
(こ、れ……♡ど、こまで……♡)
一分も経っていない気もすれば、数刻が過ぎ去ったようにも感じられる。
惨めな快楽に精神も肉体もすり減らされたマミゾウには、釣り上げられてからどれほどの時間が経過したのか、もはや判断する術がなかった。
意識はすでに朦朧とし始め、まともな思考力はほとんど残されていない。
ただ、この地獄のような時間が終わってくれることだけを願い、僅かに残った気力を振り絞って、意識を失わないよう必死に耐えながら、震える瞳で虚空を見つめ続けるしかないのだ。
「んお゛っ!?♡♡♡」
不意に、身体を包み込んでいた風圧が消えた。
引かれ続けていた感覚が断ち切られたことで、宙に預けられていた身体が一瞬だけ制止される。
その反動で、かえしが腸内にぐいっと深く食い込み、逃げ場のない内側を抉るような快楽が走り、マミゾウの口から下品な喘ぎ声が零れ落ちる。
「おぉ、いやいやこりゃまた……大物が釣れたもんだ」
(こ、え……?)
続けて耳に届いたのは、マミゾウの聞き覚えのない、やや高い声質の若い少年のような声だった。
軽い調子で響くその声に、背筋に冷たいものを這わせる。
この状況でそんな言葉が発せられる以上、普通の少年であるはずがないことだけは、はっきりと理解出来てしまったのだ。
(子供……いや、淫魔……か……!)
吊り下げられたままではあったが、声の主へと視線が通り、マミゾウはその正体を瞬時に見抜いた。
黒い髪に黒い瞳、全身を覆う真っ黒なローブ。その口元には、年若い外見にまるで似つかわしくない邪悪な笑みが浮かんでいる。
彼の正体は、淫魔だ。
「立場も中々そうだけど、身体が良いね。食べてるものが良いのか、全体的にムッチリしてる」
「っ……♡」
釣り上げた獲物を品定めするように、淫魔は遠慮なく視線を走らせる。
その声はどこまでも楽しげで、隠す気もない。
意識は辛うじて保っているものの、四肢を持ち上げることすら叶わないマミゾウは、その不躾な視線を避けることも出来ず、じわりと頬を染めた。
外の世界にも出入りするマミゾウの身体は、全体的に肉付きが良く、艶のある造りをしている。
それを、こうして真正面から言葉にされ、値踏みされるように見られてしまえば、さすがに無関心ではいられないのだ。
「良し、キャッチにしよう。よっと」
「ぁ……? ふごっ!?」
淫魔がパンッと手を叩き、意味の分からない言葉を投げた、その直後だった。
マミゾウの視界が、前触れもなく真っ暗に塗り潰される。
「はい、セット完了〜」
(な、なんじゃここは……!? なにをされておる……!?)
何が起きたのか、マミゾウにはまるで分からない。
だが、ことを起こした淫魔の側からは、すべてが見えていた。
マミゾウは、淫魔が取り出した大きな魚籠のような器具に、尻だけを外へ突き出したまま、逆さ向きにすっぽりと飲み込まれていたのだ。
「おっと、きちんと回収しないと……ね!」
「ンオォォォォォォォ!!?♡♡♡」
その一言と同時に、地獄が始まりを告げた。
淫魔が、マミゾウの尻穴に深く入り込んだ触手を、躊躇なく引き抜き始めたのだ。
当然、そこに配慮など欠片もない。
勢いよく引き抜かれていく触手が、かえしを立てたまま腸内をゴリゴリと削り上げ、逃げ場のない内側を徹底的に蹂躙する。
抗う術も与えられずマミゾウは押し寄せる凄まじい快楽に晒され、絶叫を上げてしまった。
(ぬおぉおおおぉぉ!?♡♡ 尻穴が捲れ上がるぅぅぅ!?♡♡♡)
地獄のケツアナ快楽に、マミゾウは残された最後の力を振り絞り、魚籠の中で必死にもがく。
だが、閉じ込められた魚籠はわずかに揺れるだけで、倒れる気配すら見せない。
それどころか、いつの間にか衣服のなくなった丸出しのムチムチ♡とした尻肉が、揺さぶられるたびに大きく震え、抵抗の動きそのものが卑猥で無様な光景を際立たせてしまう。
抗うための動作は何ひとつ状況を変えられず、ただ晒された卑猥な身体を強調する結果にしかならなかった。
「ンホォオオォォォォ!?♡♡♡ ン゛ァ!?♡♡♡」
そうしてしばらくの間、激しく尻穴を嬲られ続けた末、かえしが完全に引き抜かれた、その瞬間。
マミゾウの身体はついに限界を迎える。
「イ゛グヴゥゥゥゥゥゥ!!?♡♡♡」
魚籠からかろうじて外へ突き出ていた秘所から、ぷしゃあああ♡と勢いよく潮が吹きこぼれ、辺り一面へと撒き散らされた。
ガクガクと制御を失った身体を激しく震わせ、剥き出しの尻肉を跳ねさせながら、何度も何度も潮を噴き上げる。
そんなマミゾウの姿は、実に無様極まりない有様だった。
「いいのが釣れた釣れた。今夜はたぬき鍋かな? なんてね。ハハハッ!」
(……♡♡♡)
やがて、ぽっかりと開いたままのケツ穴は閉じることもなく、尻そのものが小さく震えるだけの状態になる。
そのまま尻を収めた魚籠を、淫魔は軽々と持ち上げ、何事もなかったかのように夜道を歩き出した。
向かう先に救いがあるのか、それともさらなる地獄が待っているのか。
それすら考える思考を持たない、ただの尻になった化け狸の長は、尻穴や秘所をヒクヒク♡とさせながら、運ばれていくだけだった。