スカーレット・エル・ヴァンディミオン、神月かりん、リリです。
またも久々に書いた多作品ヒロインのお祭り作品。
今回はメインにスカーレットを置いて、他はサブって感じです。
題名通りの竿役、題名通りの内容ですので苦手な方はブラウザバック推奨。
では、どうぞ。
「さぁ今宵もやってまいりました。淫魔王アクラが送る愛と快楽の宴」
「淫欲の宴のお時間でございまぁす!」
二人の黒髪の少年が、鏡写しのように同じ顔で高らかに開会を宣言した瞬間、会場全体から歓声と熱狂が爆ぜるように湧き上がった。
ここは、どの世界にも属さず、しかしどの世界にも通じている狭間の領域。
その中に築かれた祭典の会場は、無数の異世界から招かれた観客たちで埋め尽くされていた。
選ばれし幸運な者だけが参加を許される、狂気と享楽に満ちた特別な宴。
その異様な熱気は、開幕の一声だけで早くも最高潮へ向かって膨れ上がっていた。
「本日の番組タイトルはズバリ!」
「世界で一番エロいのだーれだ大会!」
「ワーッ! ワーッ!」
全てをバカにしたようなタイトルコールに合わせて、わざとらしい海外コメディドラマめいた歓声が会場に響き渡る。
その歓声を上げているのもまた、観客席に紛れた黒髪の少年たち。
いや、淫魔王と呼ばれる淫魔アクラの分身であった。
この空間そのものが、彼が快楽を見世物にして遊ぶために作り上げた遊技場なのだ。
「皆様もう見たくて仕方ないんですねー!」
「では、さっそく舞台に移りましょう」
「ヒア・ウィー・ゴー!」
司会者であるアクラたちの合図と共に、巨大なモニターから世界そのものが溢れ出す。
光と色が渦を巻き、宴の観客たちの視界には、いくつものリングや道場めいた空間が次々と映し出されていった。
まるで夢の中を切り取ったような、突拍子もなく歪な世界。
だが、これが初参加ではない観客たちにとって、そんな異常さはどうでもよかった。
大事なのはただ一つ。
今宵、このイベントに引きずり出される獲物が誰なのか。
それだけなのだから。
「流石に少し気が重い……とは思ったんですがね」
リングから出られないことを確認した女は、改めて正面に立つアクラへ向き直った。
整った顔立ちに浮かぶのは怯えではなく、今にも相手を殴り倒さんばかりの冷たい闘気だった。
彼女の名は、スカーレット・エル・ヴァンディミオン。
パリスタン王国の公爵令嬢でありながら、その本性は、キレれば即座に悪人を殴り飛ばす暴力の化身、狂犬姫と呼ばれる女である。
むろん今宵、彼女にとっての悪人とは、アクラに他ならなかった。
「んーわかりやすい殺意。もしかして、あれ、見てたの?」
そんな闘気を真正面からぶつけられても、アクラは少しも怯えず、へらへらと笑っていた。
そこにあるのは、スカーレットに対する闘志でも恐怖でもない。
ただ相手の怒りすら余興の一つとして眺める、底の見えない余裕だけだった。
むしろ彼は小馬鹿にするようにリングの外を指差し、その仕草一つでスカーレットの闘気をさらに膨れ上がらせる。
なぜなら、その指の先では、彼女が殺意を抱くのも当然と言えるほど、あまりに凄惨な事態が起こっているのだから。
「んおぉおおぉおぉぉおおおっ!!?♡♡♡」
スカーレットのいるリングとは別のリング。
そこでは一人の女が、触手の群れによって無残に蹂躙されていた。
リングロープに力の入らない身体を預け、今にも崩れ落ちそうなほど膝を震わせている女の名はリリ。
格闘令嬢と呼ばれ、我流のストリートファイトスタイルで名を馳せた一流のファイターである。
だが、今の彼女にその呼び名はあまりにも相応しくなかった。
「おし、おしり捲れっ!?♡♡ んぉおおぉおぉおっ!?♡♡♡」
リング上を蠢く触手たちの中でも一際太い一本が、リリのケツ穴の奥深くまで潜り込み、逃げ場のない腸内を滅茶苦茶に掻き回していた。
だが、そんな状況でもこの世界では痛みや苦しみにはならない。
与えられるのは、理性を押し流すほど狂おしい快楽だけだ。
その証拠に、悍ましいほどアナルをほじられているリリの足元には、彼女の秘所から溢れた愛液が水溜まりのように広がってしまっていた。
「ほらほら、膝を崩したらまた最初からだよ。きちんと耐えなきゃね〜リリ、ちゃん♪」
「んひぃいぃぃぃいっ!?♡♡♡ おひりらめっ♡こんなの耐えられ、まへっ♡♡んおぉおおぉおっ!?♡♡♡♡」
触手にアナルを激しくピストンされるリリの背中には、彼女の対戦相手であるアクラが悠々と腰掛けていた。
成人男性顔負けの長身を持つリリの身体は、座り心地の良い椅子だとでも言わんばかりに扱われ、アクラの小さな身体を背中に乗せたまま、惨めに膝を震わせている。
しかし、それを振り落とす余裕など、今のリリにはもはや残されていない。
奥を抉る触手が腰を跳ねさせるたび、鍛えた背筋はびくびくと情けなく波打ち、踏ん張るはずの膝からは力が抜け、ロープに預けた上半身だけが、かろうじて彼女をリング上へ留めていた。
頭一つ以上小さかったアクラを舐めてしまった彼女は、格闘令嬢としての誇りごと身体を椅子扱いされながら、ケツアナアクメに堕ちているしかないのだ。
「……ふん」
だが、それがリリ自身の油断から招いた結果だとしても、控え室と呼ばれた空間から一部始終を見せられていたスカーレットの気分が良くなるはずもなかった。
まして彼女が見せられていたのは、リリの敗北だけではない。
他にも、アクラより身長の低い令嬢が気を操られ、抵抗の意思ごと奪われて犯される様子など、多数の犠牲者が見世物にされる姿を嫌というほど焼き付けられていたのだ。
その全てが、スカーレットの中で怒りとして沈殿していく。
熱く喚く怒号ではない。獲物を噛み砕く寸前の獣が牙を剥くような、冷たく研ぎ澄まされた闘気となって、その身から静かに噴き出していた。
「ハハッ、随分やる気に満ちてるね。いいよ、ほらかかって来なよ」
対するアクラは、その冷たい闘気を真正面から受けても、相変わらず軽薄な態度を崩さなかった。
恐れるどころか、むしろ待ち望んでいた玩具がようやく動き出したとでも言うように、片手を上げて指先をちょいちょいと曲げ、挑発的にスカーレットを手招きする。
その仕草には、これから始まる戦いへの緊張など欠片もない。
ただ、自分の用意したショーがいよいよ盛り上がることを楽しむ、子供じみた無邪気さだけが滲んでいた。
「……っ!」
しかし、完全にスイッチの入ったスカーレットは、そんな挑発に眉ひとつ動かさなかった。
次の瞬間、リングを蹴る音が鋭く響き、彼女の身体が一直線にアクラへと飛びかかる。
ルールも、ゲームも、相手の思惑も関係ない。
あとは悪人を殴り仕留めるだけだ。
だけな、はずだった。
***
「んおぉおおぉおおぉぉっ!?♡♡♡」
結論から言うならば、スカーレットはあまりにもあっさりとアクラに敗北してしまった。
このゲームに参加している女たちには、初めからアクラによって淫紋が刻まれている。
つまり、彼がその気になれば、彼女たちがどれほど強固な戦意を燃やしていようと関係ない。
拳を握り、闘気を漲らせ、悪人を殴り仕留めようと踏み込んだ瞬間でさえ、その身体はすでにアクラの掌の上でしかないのだ。
だが、アクラはそれをズルなどとは欠片も思っていない。
なぜなら、このゲームの名前は世界で一番エロいのだーれだ大会。
戦いなど、初めから勝敗を決めるためのものではない。
強気な女たちが、自分の意思と誇りを掲げたまま、どこまで滑稽に崩れていくかを盛り上げるためのスパイスでしかないのだから。
(くっ……♡アレをされてから……か、身体が言うことを聞かない……♡)
スカーレットの頭に浮かぶのは、自らが負けてしまったあの瞬間だった。
アクラの動きは非常に素早い。
いや、速いというよりもすばしっこく、真正面から捕まえようとするほど指の間をすり抜けるような厄介さがあった。
スカーレットほどの実力者であっても、その動きを正確に捉えるのは困難だっただろう。
だが、それ以前の問題として、アクラにまともな戦いをする気など初めからなかった。
(あんな……♡ことで……♡)
アクラは拳を交えるためにリングへ立っていたのではない。
攻撃が当たらないことに焦れたスカーレットが、加護で時間を加速させるその瞬間を、ただ笑って待っていただけなのだ。
「くほぉおおぉおおぉっ!?♡♡♡」
「ぼんやりしてる暇はないよー?」
それは、スカーレットが加護で時間を加速させた瞬間、アクラがその加護を反転させ、逆に彼女の動きを停止させた時にも受けた責め苦だった。
両手の人差し指をぴたりと揃え、無防備になったケツ穴へ容赦なく突き刺す。
つまり、ただのカンチョーだ。
だが、そんなくだらない責めでしかないはずなのに、スカーレットの身体はあの時と同じように跳ね、喉からは淫らで惨めな叫び声が勝手に溢れてしまった。
「く、ひぃ……♡」
突き刺された指が引き抜かれる瞬間にも、スカーレットの喉から甘い声が漏れてしまう。
ケツ穴に残った刺激がじんじんと尾を引き、踏ん張ろうとした膝は意志に反してがくりと崩れかけた。
耐えなければならない。
そう分かっているのに、力の抜けた身体は言うことを聞かず、スカーレットは先ほどのリリと同じように、リングロープへ上半身を預けるしかなかった。
それがどれほど惨めな姿か、自分が一番よく分かっているが、今のスカーレットにはそうする以外に、リングの上へ立ち続ける方法がなかった。
「お〜! 偉い偉い。今度はきちんと立っていられたね!」
「くっ……♡ぅぅ……♡」
先ほどの失態を思い出させるアクラの言葉に、スカーレットの表情へ屈辱と羞恥が滲む。
最初にカンチョーを受けた際、彼女はあまりにも突然の衝撃と快感に耐えきれず、その場で無様に倒れ込んでしまったのだ。
華麗なドレスを纏った公爵令嬢が、カンチョーされたケツを突き出すような姿勢でリングへ崩れ落ちる。
その姿には、気高い令嬢としての威厳など欠片もなく、無様さと淫猥さだけがこれでもかと溢れていた。
そして、その醜態はアクラだけでなく、会場を埋める観客たちまでも大いに楽しませた。
その記憶が、スカーレットの中に消えない恥辱として深く根付いていた。
「たださぁ……そんな格好だと、どうなるか……わかるよねぇ?」
「っ……!?♡」
アクラの妖しい笑みと共に、リングの床面から触手がヌルリヌルリ♡とその姿を覗かせる。
それだけで、これから何をされるのか察したスカーレットの心臓がドクンと大きく脈打った。
ロープへ上半身を預け、崩れそうな膝を必死に支えている今の彼女は、逃げるにも迎撃するにもあまりに無防備。
そんな自分の姿を理解した瞬間、スカーレットの頬に屈辱の熱が差す。
恐怖ではない。屈服でもない。
それなのに、身体だけが先に続きを想像し、奥底から甘く疼いてしまう。
スカーレットは、そんな自分が腹立たしくて仕方なかった。
「……ふっ、好きにすれば良い」
だからこそ、スカーレットは逆に一度、身体から力を抜いた。
このまま真正面から抗っていても、アクラを倒すことなど出来ない。
だが、それは彼女が諦めたという意味ではなかった。
「だが、私を堕とすことが出来ると思わぬことだ」
言葉だけは強気に、そして公爵令嬢としての不遜さだけは決して崩さぬように意識しながら、スカーレットはそう宣言した。
アクラに隙が生まれるとしたら、それはスカーレットを堕落させようと責め立てる瞬間。
特に、彼女が本当に堕ちかけたとアクラが確信し、勝利の余裕を見せるその一瞬こそが、反撃できる唯一のタイミングだった。
屈辱も、快楽も、無防備な姿勢すら飲み込んだ上で、スカーレットはそこを突くつもりなのだ。
「ハハハッ! 出来ると、いい……ね!」
そして……。
「くふぉおおぉおぉおっ!?♡♡♡」
「んおっ、ほっ、おぉおぉおっ!?♡♡♡」
会場は異様な興奮と熱気に包まれ、淫らな嬌声と悲鳴が入り混じる乱痴気騒ぎの舞台と化していた。
淫紋によって発情しきった女たちは、アクラの思うがままに弄ばれ、快感を植えつけられ、抗う間もなく絶頂へと押し上げられていく。
もはやここは戦いの場ではない。
誇り高く挑んだ女たちが、自らの声と身体で観客を沸かせる、悪趣味な見世物小屋になっていた。
そして今、ステージ上に並べられた三人は、その中でもアクラが特に気に入った女たち。
その一人として、スカーレットの姿もそこにあった。
「くひっ♡くほぉおおおぉぉぉっ!♡♡♡」
ステージの上で四つん這いに拘束され、捲れ上がったスカートから形の良いケツを晒しているスカーレットの姿は、まさしく獣のようであり、淑女にあるまじき有り様だった。
高貴な公爵令嬢としての気品も、狂犬姫としての鋭い闘気も、今はそのみっともない姿勢の中へ押し込められている。
だが、どれほど惨めな格好で喘ぎ散らしていても、それを咎める者はいない。
それどころか、観客たちはそんな彼女の有り様を指差し、笑い、気高い令嬢が獣のように晒される姿を容赦なく嘲っていた。
「ほらほら、きちんと喘がないとあっちの子みたいにお尻の穴ちんぽでほじられちゃうよ?」
「おほっ♡おほぉおおおぉぉぉっ!?♡♡♡」
嘲笑混じりのアクラの声に応えるように、会場内へ野太く下品な嬌声が響き渡った。
その声を上げているのは、参加者の一人、神月かりんだ。
彼女もまた全身を触手で絡め取られ、ステージの上に仰向けの大の字で拘束されていた。
ただし、他の二人とは違う。
かりんのアナルには、分身したアクラの一人の肉棒が深々と突き入れられており、誇り高い令嬢であるはずの彼女は、腰を跳ねさせながら下品な声を上げさせられていた。
「あひぃいぃっ!♥♥♥ イクっ!♥♥ アナルアクメキメますぅうぅうっ!♥♥♥」
触手によって宙へ持ち上げられた両足をびくびくと痙攣させ、だらしなく舌を突き出したまま、かりんは自ら絶頂を高らかに宣言していた。
アクラに挿入を許してしまったことで、かりんの精神は急速に堕落してしまったのだ。
アナルを奥まで犯されるたびに誇りも羞恥も快楽で塗り潰され、今では自分がどれほど野太く下品な嬌声を響かせているのかさえ気にしていない。
「イクイクイクゥゥゥゥ!!♥♥♥ イクゥゥゥゥゥゥ!!♥♥♥」
むしろかりんは、絶頂の瞬間を観客へ聞かせつけるように腰を跳ねさせていた。
ケツを高々と突き上げ、触手に吊られた足先をぴくぴくと震わせながら、令嬢としての体面を投げ捨てた痴態を晒し続けている。
その姿は、スカーレットにとってただの脅しではなかった。
少しでも喘ぎを怠れば、次は自分も同じようにアナルを犯され、観客の前でさらに無様な嬌声を晒すことになる。
かりんの崩れきった姿は、スカーレットの未来をそのまま形にした、あまりにも分かりやすく、目を逸らせない予告だった。
「くほっ♡ほおおぉおぉおっ!?♡♡♡」
「そうそう、良い声だよ。スカーレットちゃん♪」
(こんな声……♡♡♡)
だが、なによりスカーレットに屈辱を与えていたのは、従いたくなどないのに、アクラの望むまま喘ぎ声を上げてしまう自分自身の有り様だった。
噛み殺そうとしても喉は甘く震え、触手にアナルをほじくられるたび、声は勝手に淫らな響きを帯びてしまう。
しかも、それだけではない。
かりんの痴態を見せつけられたせいで、触手がアナルの奥をほじくるたびに、どこかで肉棒を期待するように子宮が疼いてしまう。
スカーレットを本当に苛立たせているのは、アクラの嘲笑でも観客の視線でもない。
まだ心は屈していないはずなのに、身体だけが先に淫乱な未来を受け入れようとしている、そのどうしようもない裏切りだった。
「おねが、おねがい、しますぅぅぅ!!♥♥♥ ちんぽっ♥ちんぽくださいぃぃぃぃ!!♥♥♥」
そんな中、スカーレットの未来がまた一つ、目の前に映し出された。
一緒に耐えていたはずのリリが、遂にアクラから与えられる快楽に心を打ち砕かれてしまったのだ。
四つん這いで突き上げられた腰を震わせ、蕩け切った表情で浅ましく媚びを売る。
そこに、格闘令嬢と呼ばれた一流のファイターの面影はもうない。
プライドも闘志も放り捨て、自分から肉棒を求めて声を張り上げるその光景は、スカーレットですら目を背けたくなるほど、憐れで惨めな有り様だった。
「はいは〜い! 素直に言えたリリちゃんにはおまんこにもちんぽをあげよう」
「あ、ありがとうございま、んほおおぉおぉぉぉおおぉ!!!??♥♥♥」
アクラの言葉と同時に、リリの腟内とケツ穴にそれぞれ現れたアクラたちの肉棒が、待っていたとばかりに激しいピストンを開始した。
二穴を同時に犯される快楽は、かりんが受けている責めの比ではない。ケツ穴をほじられ続けていた身体に、さらに腟奥を貫く肉棒の快感まで叩き込まれ、リリの理性は一瞬で白く弾け飛んだ。
四つん這いのまま腰を跳ねさせ、喉を震わせ、下品な嬌声を撒き散らしながら絶頂へ押し上げられていく。その姿はどう見ても惨めで、格闘令嬢としての誇りなど欠片も残っていないはずだった。
だが、リリの蕩け切った顔に浮かんでいたのは苦痛でも絶望でもない。
プライドを捨て、媚びを売り、自分から肉棒を求めた先で与えられる圧倒的な快楽に、彼女は心の底から歓喜しているように見えた。
(ちが、ちがう……♡)
それが、スカーレットの胸をひどく掻き乱す。
憐れむべき姿のはずなのに。
軽蔑すべき醜態のはずなのに。
あれほど無様に堕ちたリリの喘ぎが、まるで救いを得た者の声のように聞こえてしまう。
その光景は目を背けたいほど醜悪で、それなのに、スカーレットの身体の奥をどうしようもなく揺さぶってしまった。
「くひぃいいぃぃぃぃ!?♡♡♡」
そんなスカーレットの肉体を屈服させるように、またも仕掛けが起動する。
アクラの一部であるアナルをほじくる触手が奥でぬるりと脈打ち、濃厚な媚薬である疑似精液を時折射精するように注入してきたのだ。
精液のような熱さや粘度こそない。
だが、流し込まれた瞬間、腹の奥から痺れるような疼きが一気に広がり、普通では届かない場所まで、ケツ穴から肉棒を欲しがるような卑しい疼きが染み込んでくる。
それは、アナルを責められているはずなのに、子宮の奥まで甘く震わせるほど悪質な媚薬。
かりんも、リリも、この疑似精液を何度も流し込まれ、身体の芯から理性を溶かされていったのだ。
そして今、その同じものがスカーレットの中にも注がれている。
あの二人のようにはならない。
そう強く思っているはずなのに、注入されるたびにケツ穴はきゅうっと締まり、奥の疼きは肉棒を求めるように膨れ上がっていくばかりだ。
「んおっ♡んおっ♡お゛お゛ぉぉぉっ!♡♡♡」
「あれ〜? スカーレットちゃんも何か言いたいのかな? 良いよ良いよ。言っちゃえ言っちゃえ」
「んおぉぉおぉぉぉおぉ!?♡♡♡」
否定しろ。拒め。叫べ。
残された理性は必死に命令を繰り返し、快楽に押し流されそうになる己をかろうじて保とうとしていた。
ほんの一瞬でいい。
快楽が弱まり、声を取り戻せるだけの空白が生まれるその瞬間に、この調子に乗った淫魔へ否定を突き付けてやるのだと。
崩れかけた意識の奥で、スカーレットはその一点だけを必死に握り締めていた。
「ほら、言いなよ」
そして、一瞬だけ快楽に空白が出来た。
「ぁ……」
ピタリと止まった触手。
ニヤニヤと笑う背中の淫魔。
快楽が引き、スカーレットの喉にわずかな自由が戻った絶好のタイミング。
その瞬間、スカーレットの口が紡いだのは。
「ちんぽっ!♥ 私にもちんぽくださいぃぃぃぃぃ!!♥♥♥」
屈服の言葉だった。
***
「さぁ大変名残惜しいですが、本日も淫欲の宴のお別れの時間がやってきてしまいました」
「悲しいですが、仕方ないですね」
そんな風に白々しく言いながらも、アクラたちの顔には相変わらず楽しげな笑みが浮かんでいた。
番組という体裁が終わるだけで、ゲームはまだまだ終わらない。
観客へ向けた挨拶も、軽薄な司会口調も、全ては茶番でしかない。
「んほおおぉおぉぉぉおぉおぉおぉっ!?♥♥♥」
その証拠に、ステージ上では無数に増えたアクラたちに貪られるメスたちの絶叫が、なおも途切れることなく響き渡っていた。
「んじゅるっ♥んおっ♥んぶちゅぅぅぅ♥♥♥」
与えられる快楽に縋るように声を漏らし、四つん這いでケツを無様に振るもの。
肉棒にしゃぶりつき、もっと快楽をと浅ましくおねだりするもの。
そして、ステージの外でも今頃淫らに喚き散らしているものがいるだろう。
ここにはもう、格闘家としての誇りも、令嬢としての気品も存在しない。
あるのはただ、主人に少しでも気に入ってもらい、もっと深く貪られ、もっと強い快楽を与えられたいと願う、堕ちきったメスたちの欲望だけだ。
「ちんぽしゅごいちんぽしゅごいちんぽしゅごいぃぃぃぃぃ!!♥♥♥」
そこで一際大きく声を上げるメスが、誰だったのかは、もう本人にもわからない。
だが、もうそれで良いのだろう。
「ほらほら、中出し受け取りなよ!」
「んおぉぉぉおぉぉ!♥♥♥ いきゅうぅぅぅぅぅ!!♥♥♥ なかだし、いぎゅうぅぅぅぅ!!♥♥♥」
熱と快楽に塗り潰された喉が、ただ与えられるものを求めて叫ぶ。
身体の奥から支配する快感だけが絶対で、主人の声に従ってもっと貪られることだけが、今の彼女たちに残された喜びだ。
だってこんなにも気持ちいいのだから。