エロスキルで僕の周りの人が全員NTRれる話 作:やきそばパン
この世には神から授かると言われているスキルがある。聖書には神とともに堕天使を葬った最初の人間が、神からスキルを授かったのが始めらしい。7歳の時にスキルを授かる。これは一生のうちで一度きりの経験である。教会での神楽式で神の思し召し通りにシスターが儀式を行い子供たちにスキルを授ける手助けをする。教会法第三条で定められている由緒正しい神聖な儀式だ。しかし神が適切に子供たちにスキルを授けるが、やはりそれには格差がある。強いスキルを授かる者もいれば、意味があるのか分からないようなスキルを授かる者もいる。スキルを2個授かる者もいる。教会は前世の行いと今世の行いの結果であり、それ故にこの格差を肯定する。しかしそれは記録によれば今から300年前の教王アルクハドラ=マンドローフの時代に教会が言い出したことであり、それ以前にそのような解釈は存在しなかった。また、良いスキルを授かった者には邪者コレアルト=サンドラスやコードネブラ=ソントピア3世のようにその行いが非難され、恨まれた人物もいるように教会のその言説には疑問符を付けざるを得ない。そしてここにあるもう一人の良いスキルに恵まれたが、私がおかしくなった原因の人物をここに記そうと思う。
私の村は人口80人程度の小さな村だった私の家はお父さんとお母さんと私の3人家族だった。お母さんはとても美人で、一人娘の私をいつも可愛がってくれた。お父さんは普段は出稼ぎに行っていたけれど、帰ってきた時に外の世界のいろんな話をしてくれて、それがすごく楽しみだった。
私には子供の頃から仲が良い男の子のハルマがいた。気が弱いけど優しくて、いつも楽しく遊んでた。他にも同年代の男の子が二人いたけどカザトとゴンマはすごく意地悪で、いつもハルマをいじめて泣かせていた。私のものだって勝手に取って壊したし、すごく嫌いだった。二人はこの村の問題児で、カザトが問題を起こしてゴンマはそれについて行った。また二人ともスケベで、お隣の優しいお姉さんの胸とか、お母さんのお尻とかを揉んでいつも怒られていた。私も触られそうになったことがあるけど、うまく躱してなんとか逃れてた。
二人の家もお父さんは出稼ぎに行っていたけど、二人のお母さんのカリヤおばさんとゴニマおばさんに怒られていたが全く反省しなかった。そんな日常がいつまでも続くと思っていた。しかしこの日常はカザトがスキルを授かったことで壊れることとなった。
神楽式でスキルを授かった日のことだ。私たち四人はこの村唯一のシスターのレイナお姉ちゃんに助けられてスキルを授かった。レイナお姉ちゃんはとても優しく、ハルマがいじめられていた際もよく助けてくれて、私も尊敬していた。
私が授かったスキルは水のスキルだった。そこまで強くはなかったが、少なくとも生活において重宝される。
ハルマが授かったスキルは火のスキルだった。主に魔物を退治する時に使えるし、料理の時にも使える。万能とも言えるスキルだった。
ゴンマが授かったスキルは道具を収集するスキルだった。さまざまな道具や液体も収集し持ち運べる。また道具を作ることにも長けているようなスキルだった。収集する際に重さをほとんど無くすことができるため、木を切った後の運ぶ作業や商人となる場合には役立ち、森に囲まれたこの村には役立つだろう。
カザトはスキルに詳しくよくスキルの本を見ていた。しかしスキルを授かった際にどのようなスキルか頭に入ってくるが、驚いた顔をした後すぐに家に帰ってしまった。ゴンマは着いていくか迷っていたが、結局着いていって私たち二人だけになった。
「カナちゃんおめでとう。カナちゃん水のスキルってお母さんと一緒だね。いいスキルだね!前欲しいって言ってなかったけ?」
「ハルマもおめでとう。そう!これでお母さんを楽させてあげて喜ばせるんだ。ハルマも火のスキル欲しかったんでしょ?良かったじゃん。私も嬉しい」
ハルマが喜んでいるのを見て私も胸がぽかぽか暖かくなる。
「そ、そう?僕も、その、カナちゃんが喜んでて嬉しいよ。火のスキルって勇者様が持っているスキルだし憧れてたんだ。勇者様は民達の為に戦って戦って、良いことをしてるから、僕もそんな風になれたらって。」
ハルマは顔を赤くして興奮しながら言う。
「勇者様かわいいし、私も憧れてるの。いつか会ってみたいなぁ。会って勇者様みたいになるにはどうしたらいいか聞いてみたい。」
「僕も聞いてみたい。ずっと憧れてました。これからも頑張ってくださいって。一回でも会えたら幸せだな。なってみたいな。」
「私も。…じゃあハルマがなんかあったら勇者様みたいに助けてね。」
ハルマは驚いたような顔をした後、照れながら何回も首を縦に振った。
カザトは2日ほど家に篭っていた。ゴンマもカザトの家に泊まっていた。カザトのお母さんのカリヤおばさんも出てこなかったけど、ゴニマおばさんに任せといてと伝えていたから深くみんなも心配していなかった。その後カリヤおばさんがカザトとゴンマと出てきたけど、朝だからかとても薄着で、村の男の人たちはちらちら見ていた。カリヤおばさんも美人さんだからなおさら注目を浴びた。その後、3人はゴニマおばさんの家に行って泊まった。お母さんも含めて、他の人の家に泊まることが私の村では珍しく密かに少し驚いた。でも村の中で少しの間話題になったが、他の話題と同様に1日も経てばすぐ忘れられていた。
ゴニマおばさんの家にカザトたちが泊まって5日になったころ、私はハルマの家で遊んでいたがお母さんから急に連絡が来た。お母さんはゴニマおばさんともカリヤおばさんとも親しくよくお茶会をしていたが、長引いてしまったのでゴニマおばさんの家に泊まるそうだ。だから私はハルマの家に泊まることとなった。お母さんが他の人の家に泊まるのは初めてだから少し驚いたけど、私も他の人の家に泊まることが数えられるくらいしかなかったからそんなことはすぐに忘れ喜んだ。その状態が2日続いた。
久しぶりに見たお母さんは普段と変わらないように見えた。けどカザトがいつものようにお尻を触り出しても体を捻るだけで強く拒絶しない。私がカザトにやめてと言うとカザトは不気味なほど素直に従った。お母さんは私に一緒に編み物をしてほしいから、ゴニマおばさんの家に一緒に泊まってほしいと頼んできた。なんと今までゴニマおばさんの家でお父さんたちの為のマフラーを作っていたらしい。もうすぐ寒くなるし時間がないので、泊まりがけでやりたいとも言った。私は編み物が得意で好きだったから、違和感を覚えながらもゴニマおばさんの家に泊まることに決めた。
あれ?どうしてるんだっけ?目を覚ました時に私は今まで何をしていたのか思い出せなかった。たしか、ゴニマおばさんたちとお茶をしてて…だめだ、お茶を飲んだところまでしか思い出せない。
「あんっ♡」
不意に声が漏れた。脳がしびれた。そこでようやく私が裸なことがわかった。そしてカザトが私の中に生殖器を入れていた。理解が追いつかなかった。お母さんとゴニマおばさんに助けを求めようとして…気づいた。お母さんとゴニマおばさんもすぐ近くにいた。ただし精液まみれで突っ伏していた。ビクビクと痙攣し、だけど色っぽい息を吐いていた。信じられない気持ちで目を擦っても変わらなかった。そしてカザトは私を突いてきた。
「あんっ♡あーー♡やめっ♡やめてよ♡カザトっ♡カザっっっ♡♡♡」
突然すごい快楽が襲ってきた。これが俗に言うイったということなのかと現実逃避しているとカザトにお尻を叩かれた。
「ふぅーー。気持ちよかった。カナも気持ちよかっただろ?」
私は信じられないものを見る気持ちでカザトを見た。初めてをカザトに奪われた喪失感や悲しみ。お母さんたちのこと。現実を理解したくなかった。カザトはそんな私のことを気にしないでいないかのように話を続ける。
「こないだ授かったスキルが夜のスキルでさ。知ってると思うけど、このスキル女に強いんだわ。まずはお母さんを犯して。その後にゴニマおばさんだろ?そしてお前のお母さんを犯したんだよ。エロかったぞ!みんな俺の言いなりになって尻も胸も揉み放題。我慢できなくなれば入れれば良いし最高だよ。だからお前もエロいし美人だし欲しいなって思って。だから俺の女になってくんない?」
絶句した。カザトの口から語られたことは私には衝撃的すぎた。でもこの時の私には勇気があった。今までカザトにはずっと手を焼かされてきたけどなんとかできていたという自負もあった。
「嫌よ!意味わかんない。何言ってるの?変態!早く私を解放して!そしてお母さん達を返して!」
私は力の限り叫んだ。そしてスキルを使ってこの場から逃げようとした。私はこの時はまだ知らなかったのだ。
「あ?うるせぇよ。お前いつも俺に突っかかりやがって!どういうつもりだ、あぁ?まあいいさ!女はな、こうすれば良いんだよ!」
私は一瞬何をされたか分からなかった。カザトがどんなスキルを使ったのか分からなかった。しかしすぐに分かった。身体が日照り子宮がキュンとなるのを感じた。スキルを発動させようとしていたことも何もかも忘れ、ただ目の前のカザトの大きなものに目を奪われていた。
それからは私が私でないようだった。抵抗は口ばかりになり知らぬ間に犯されていた。腰も振って嬌声も上げ、さしずめ獣のようであった。お母さん達はいなくなっていて、ご飯と飲み物が部屋の前に置かれるだけになった。そこからは五日間休みなく犯された。カザトはスキルの力だと誇っていたが、相手をする余裕などなかった。
1日目は耐えていた。
「あんたぁ♡良い加減にあっ♡しなさ♡あっ♡あっ♡あっ♡んんんっっ♡はぁ」
「そんな格好で言われてもなぁ。全然怖くもないしなぁ。ほらイけよ。」
2日目も耐えていた。
「あっ♡やめて♡ほんと無理だから♡嫌い♡やめてよ♡」
「カナここ弱いね。気持ちいい?嫌ってる相手にイかされるって気持ちいいの?ビッチなんじゃないの?」
3日目何もされなかった。昨日も一昨日も一日中イかされていて、かつカザトのスキルで子宮が疼いて仕方なかった。さらにカザトのアレはずっと出しっぱなしだった。手マンでイかされそうになってはやめ、イかされそうになってはまたやめるの繰り返しだった。おかしくなりそうだったけど、なんとか耐えた。
「ハルマもバカだな。こんなエロい女が近くにいるんだから犯せばいいのに。バカでどうしようもないからいじめられるんだよ。正直邪魔で鬱陶しいわ」
ハルマを馬鹿にされて許せなかった。そもそもいじめた張本人が何を言ってるんだと思った。
「ハルマはバカじゃない!あんたこそバカでどうしようもないでしょ。ハルマに謝って!」
私はそう言ったらカザトは嘲け笑った。
「はぁ?何口答えしてんの?いちいちうるさいんだよ。はぁ、めんどくさ。ハルマバカじゃん。お前は俺の女なんだから、黙って素直に頷けよ!使えねぇな。」
私がカザトをそれでも睨めつけていると、カザトはいたずらを思いついたかのような表情をして私に向かって何か呪文を唱えた。
「うるせえから、ちょっと黙ってろ。」
カザトが何か言っていたが、私には聞こえてなかった。ものすごく子宮が疼きすぐにでもカザトのアレに飛びつきたかった。でもなんとか自制した。けどカザトが近づいてきてアレで私の顔を叩いてきた。独特な匂いがして私は自分を抑えきれなかった。私はそれを咥えてしまった。罪悪感は無かった。頭が働いていなかった。有ったのは浅ましい雌としての自分だけだった。
気づけば朝だった。昨日のことは思い出したくないが、どうやら疼きは収まったらしい。今まで拒否してきたキスを昨日初めてしてしまった。私のファーストキスだった。これが4日目の朝の、特段に憂鬱なことを除いて、ここ数日の朝だった。
4日目にカザトは部屋に戻ってきた。私は出られずカザトは出れる。ここの空間は水のスキルが妨害される簡易の結界が貼ってあるようだった。カザトが貼れるとは思えなかった。つまりそういうことだ。シスターも堕ちていたのだ。思い返すとシスターがずっと教会におらず、街に出てくるとの張り紙だけがあった。しかしずっと村にいたのだ。初日からずっと考えていたが急に分かった。シスターが嘘をつくはずがないと、カザトに堕とされている筈はないと否定し続けたが悲しいことにこれしか答えが無かった。憂鬱な朝だった。
カザトは入ってきた時にパンツなど履いてなかった。
「なんかさぁ。萎えてきたんだよね。お前反抗的だしさ。だから今日は趣向を変えて、お前が動けよ。俺は見てて時々動くからさ。ほら。」
カザトはベッドに座りながら言った。自分から入れろということか。私は無言でカザトを睨んだ。
「あ?そう言う態度取るんだ。ふぅん。じゃあ昨日と同じ感じでいく?俺はそれでも良いけど……嫌なら早くしろよ」
私は昨日のようになるのは嫌だった。私は渋々ながら受け入れた。もう既に自分が濡れていて、子宮が疼いているのは気付かないふりをした。
自分で動いているとカザトが私をイかせないように微妙に腰を動かしていることに気づいた。気持ちいいことには変わりなく、イきたいのにイけない。もどかしい気持ちでいると急にカザトが動いた。
「まって♡イく♡イく♡イっちゃうから♡」
なすすべなくイかされ頭が回らなくなってきた。カザトは突然立つと私を一度下ろしてきた。そのまま直立した姿勢で待っている。つまり自分から入れろと言うことだ。カザトに命令されているから私は仕方なく、本当に仕方なく自分から入れた。
「動け」
カザトは短くそう言った。カザトの命令だから仕方ない。そう自分に言い聞かせて動いた。とても恥ずかしかった。カザトが座ってる時は腰を動かすだけでよかった。けど今回はカザトは立っているからお尻をカザトに打ちつけるように動かなければならなかった。カザトはその時小さく嘲笑ったような気がしたが、そんなこと気に留めなかった。私はカザトに夢中で気持ちのいいところを打ち付け、イった。もう一度やるよう目で言われまた打ちつけていると、今度はカザトが腰を動かし気持ちのいいところに当たらないようにしていた。だから私は夢中で気持ちのいいところに当て続けた。無我夢中だった。カザトは私が頑張って打ち付ければギリギリ気持ちのいいところに当たるようにした。私はそれにも気づかずただ快楽を貪った。
「気持ちぃ♡気持ちいよぉ♡あんっ♡あああ♡
あ♡あ♡ああっっっ♡」
完全に快楽に支配されていたためだったのだろう。
「あーあ。チンコ汚くなっちゃったわ。お前のせいだからお前が舐めて綺麗にしろよ」
私はカザトのが目の前に出されると素直にお掃除を始めた。それも丁寧に。この頃には逆らおうという意思はなく、ただ快楽に溺れてしまっていた。その後も体位を変えて自分で入れさせられた。私に恥じらいが無くなったわけではなかった。恥ずかしかったがそれよりも快楽を与えられたかった。寝バックの時など自分が腰を多く振ったため恥ずかしかったし、駅弁の時はカザトに抱きついていたため恥ずかしかった。さらにキスなども数え切れないぐらいしてしまった。それも自分から。カザトは舌を出してくるだけ。でもカザトはキスが上手くて気持ちよくしてくれるのが分かっているから、キスに応じてしまう。何時間ももしかたら十何時間もしていたが、カザトは気持ちいいところに当たるのを避けるようにずっと腰を微妙に動かしていた。私も時間が経ち、快楽に従順になるにつれて、それを不満に思う気持ちが高まっていった。それでも快楽に呑まれ、いつの間にか気絶してしまっていた。
朝、目が覚めるとカザトはおらず一人きりだった。私の状態は昨日のまま。これを見て私はふと思う。お母さんやゴニマおばさんと同じじゃないかと。精液まみれで突っ伏している。自嘲的な笑みが溢れる。精液も溢れる。私は何か大切なものを取り溢していると思った。それが何かと考える前にカザトが入ってきた。カザトのを見た途端に子宮が疼いてきた。カザトがスキルを使っている素振りはなかった。つまり私自身のことだった。カザトのから精液が溢れてきた。私が気絶してから時間が経っているからその精液は私じゃない誰かに出したものなのだろう。ずるい、ずるい。私は自分が考えていることに気づき愕然とした。その反省をする前にカザトは私のお尻を無遠慮に揉んできた。股から汁が溢れてくる。カザトのが私のお尻に当てられているからだ。否応なしに意識してしまう。入れられずにカザトのものでお尻を叩かれる。こんなので私は自分が疼きびしょびしょになっていくのを感じた。私は知らずのうちにカザトのを物欲しそうな目で見ていることに気づいた。見るとカザトはニヤニヤしていた。バツが悪くなり目を離すとカザトは宣言した。
「今日でお前を堕とすよ。今までスキルを使ってなかったけど、全力で堕とす。」
私は今までもスキルを使ってたじゃないかと思った。それは次の瞬間に間違いだったと気づいた。急に自分の頭に痺れがくると、子宮が今ままで以上に疼いた。カザトのから目が離せなかった。カザトはおもむろに私の中に入れた。私は今までカザトが全力で自分を堕とそうとしてきたのだと思っていた。それは浅はかな間違いだった。だって今までの比じゃないほど気持ちよかった。これは人に身に余るものだった。今までの人生が色褪せていくのが感じられた。それほどまでに凄かった。ラストスパートをかけられた。これはやばいと思った。今出されたら確実に終わる。私がカザトに屈してしまう。やばいと思いつつも私は腰を振ることしかできなかった。
「や♡めて♡ほん♡あぁぁん♡と♡あぁん♡におわっっっ♡ちゃう♡やめ♡やめ♡ああああああっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
今までの2倍、いや3倍でも足りないかもしれない。たくさん中に注ぎ込まれて、これ以上ないほど幸福感を感じさせられて、ダメだった。もう無理だと思った。これを味わったらもう戻れない。本当に濃かった。これが女の喜びなんだと思った。カザトのを掃除している時に気づいた。精液は美味しいのだと。
それからカザトと何度もした。カザトのことは相変わらず性格は最悪でハルマをいじめるから嫌いだ。でもこの五日間で分かったことはカザトは性格は最悪だけど最高だと言うことだ♡♡嫌いだけど、犯される時は好きになる。現に中に入れられている時に可愛いと言われると嬉しいし、掃除している時に上手くなったと髪を撫でながら言われると嬉しい。こんな最悪なやつだけど、犯す時は最高なのだ。これが初恋は嫌だとは思わないし、思いたくもないが、中に出される時のようなときめきは初めてだった。
それから初めて部屋の外に出て驚いたのはお母さんとゴニマおばさんとカリヤおばさんの普段通りの振る舞いだ。カザトが全裸で歩いているにも関わらず誰も注意しない。あまつさえそれを物欲しそうに見ている。シスターのレイナお姉ちゃんもだ。みんな全裸だった。ゴンマもいて、全裸の私を見るとじろじろと不躾に観察してきた。ゴンマはニヤと笑いこれ見よがしにお母さんを手マンし始めた。ゴニマおばさんもカリヤおばさんもレイナお姉ちゃんもみんな気にしていなかった。これが日常らしかった。お母さんは抵抗せずに嬌声を上げた。私が知っているお母さんならすぐに手を掴み叱っていた。分かってはいたがショック……とはならなかった。むしろお母さんでも堕ちるんだから、自分が堕ちるのも仕方ないと思った。あれを耐えられる女性なんていないと思った。
私が五日ぶりに家から出た時、村が変わっているようには見えなかった。変わったのは自分だった。ハルマとも会ったが正直罪悪感があった。あんなにハルマをいじめたカザトに堕とされた自分が恥ずかしかった。けどカザトが与える快楽の前では無力だった。
「おい、ハルマ。お前最近うるせぇし金貸せよ。わかったな」
そう言ってカザトはハルマを急に殴った。ハルマは抵抗したが、カザトの方が力強かった。ゴンマも加勢して、ハルマは財布を奪われてしまった。私はと言うとハルマの死角になっているところでフェラさせられていた。ハルマを助けたかったが今出ていくわけにはいかなかった。そのままカザトに犯されて気持ちよくなって果ててしまった。罪悪感を感じる暇もなくスキルのせいで子宮が疼き、抵抗など出来なかった。
ある日カザトにハルマと遊んでくるように言われた。そんなこと言われずとも遊ぶので不思議に思ったが深くは考えていなかった。むしろ自由になったと思っていた。それが間違いだと気づいたのはハルマが私の家に泊まることになったと知った時だ。私は直感的にハルマのお母さんのハナコおばさんはカザトに犯されているのだと思った。その日々が三日続き、久しぶりにハナコおばさんを見た時にはもうダメだと思った。私がなったから分かる。あれは雌の顔だ。
「えっ!?嘘…だよね?」
私は突然の声に反応する。後ろから聞こえたのはハルマの声だった。意味がわからなかった。ここはゴニマおばさんの家の中で、私は今裸でカザトの上に跨っている。ゴニマおばさんだって倒れてるし、ハナコおばさんだって倒れてゴンマに触られている。
「えっ?なんでハルマがっ♡やめっ♡やめ♡イクっイっっ♡♡」
「俺が呼んだんだ。ハルマも混ざってみるか?楽しいぞ。ほら、お前の母さんだっているじゃないか。せっかく呼んでやったんだから感謝しろよな」
そう言ってニヤニヤしている。私の中からカザトのを抜き、私のお尻を叩いた。いや、拭いたと言った方が正しいかもしれない。中に出された私は避妊のスキルで安心で、ハルマを助けてあげたいが、今は無理♡多分私はあの時のゴニマおばはんのようにだらしなく舌を出して、雌の顔になっているのだろう。あ。目の前に精液がついたカザトのが出される。だめ。ハルマの見てる前だからだめ。そう思いながらも止められずカザトのを咥える。あ、と小さな漏れるような声が聞こえる。それは悲鳴だった。でももう私は戻れなかった。私は丁寧に掃除する。やめてよ、と聞こえる。ハルマに目を向けて、そこでやめる。順位をつけちゃだめだと思った。ハルマの膨らんだ部分を見て思った。小さくはなかった。けどカザトのには、カザトのスキルもないから多分ハルマとカザトとではカザトの方が気持ちいい。もしハルマとシて失望したら?カザトのスキルがない。そんなことで失望するなんて間違っている。そんなことは分かっていても、その声を正す声が聞こえたとしてもそれはこの快楽を味わってないからだと断言できた。やばい。頭がぼーっとしてきた。カザトのものが欲しくてたまらない。でもハルマの前でそんなことはできなかった。ハルマさえこの場にいなければもっと私は気持ちよくなれるのに。そんな思考をしてしまったと思うと同時に強い快楽が私を襲った。カザトが私の中に入れたのだ。そして強く突いてきた。無理♡無理♡イク瞬間になってカザトは動きを止め、抜く素振りをしてきた。小声で言う
「おい。ハルマ、邪魔なんだよ。俺も恥ずかしくて上手く動けないし。正直萎えてきた。だから、さ」
もう一度大きく突かれる。
「ハルマ追い出してくんね?」
そもそもハルマを呼んだのはカザトでしょ。とか恥ずかしいとか嘘でしょとかいろいろ言いたいことはあった。カザトがスキルで子宮を疼かせる。カザトのせいだからと言い訳をした。これ以上耐えるのは無理だと言い訳をした。カザトが抜こうとする。私は入れられながら上半身をハルマに向き直って言う。
「ごめんハルマ。ちょっと外に出てくれる?」
ハルマはこの世の終わりのような表情をした後呆然と外に出ていった。胸が苦しくなったが、それは一瞬ですぐに快楽が襲ってきた。弱いところを突かれて大声を上げてイク。あっ、この建物は防音されているけど、この部屋は防音じゃなかったな、と今更ながらに思う。ハルマはどこまで聞いていたのだろう。
あの後ハルマは私を避けるようになった。私も気まずさから避けるようになった。村の人たちは喧嘩でもしたのだと自分で納得させたようだった。村の人たちの奥さん、娘はどんどんカザトの餌食となった。全員で48名がカザトの毒牙にかかったが、誰も逃れることは出来なかった。私はそのことで自分を納得させた。これは仕方ないのだと。さすがに村長達は怪しいと思い始めていたが、お母さんやハナコおぼさん、ゴニマおばさんで誘惑し、大人の男の人達に弱みを作った。それをカザトが握ることで力を強めていった。最後には教会で乱交をするまでになりモラルは崩壊していった。これがあの後2年のことである。
カザトはその後街に出た。私は見た目も良く、出るところも出ててエロい、とのカザトの理由でついていくことになった。最後までハルマと話せなかったことは気がかりだった。でもこれもカザトの与える快楽の前では些事と化してしまった。
私がこの考えを変えるきっかけになったのは幼い頃の憧れだった。勇者様だ。美しく凛々しい。そして民のことを思い、優しく頼りになるはずの勇者様が私の隣で私と同じようにカザトに喘がされているのを見た時だ。私は信じられなかった。カザトは冒険者となり、女を侍らせ、問題ばかり起こす典型的な悪い冒険者だった。領主が民を搾取するのを助け、不正に手を貸す典型的な悪者。勇者様はそんな悪者を倒すのではないのか。なぜ獣のように喘ぎ、腰を振っているのだろう。勇者様が中に出され、お尻でカザトので叩かれ拭かされているのを私は見ていた。浅ましくキスをねだり、体を好きに触らせていた。
私は勇者様を見て、幼い頃の憧れを見て、自分はとんでもない間違いをしているのでないかと気づいた。カザトに犯された時、快楽を与えられた時にしたハルマへの裏切りは仕方がないものではなかった。あの時私は仕方ないと思うのではなく、カザトに抵抗するべきだったのだ。勇者様が犯されているのを見て、私はこんなのは間違っていると思った。私は間違っていると思いながら全てカザトの言う通りになっていた。絶対的な快楽を与えてくれる存在に。
カザトが私に入れようとしてくる。勇者様を見る。私の憧れは今枕に顔を埋めて、色っぽい息を吐きながら、精液を膣から流しながら悪を許容している。快楽に溺れている。私は勇者様を見て自分を恥じた。ハルマの絶望が少し見えた気がした。
「いや、やめて」
短いけどはっきりとした拒絶。
「こんなのおかしいよ。なんで?勇者様なんで?カザトは不正をする悪だよ?なんで許されてるの」
私は言った。カザトに、勇者様に、そして過去の自分に。カザトは驚いてこちらを見る。まさか拒絶されるとは思わなかったのだろう。勇者様は荒い息を吐いて、まだ快楽に溺れている。ぴくぴくと身体を動かし、下から見える白い液がそれを物語る。とてもきれいな曲線美、お尻も胸もだが、この世で一番美しいのは勇者様との声も多い。そんな彼女がカザトなんかに裸を見られて、身体を許すことがあってたまるか。私のそんな態度にカザトを何か言おうとし。スキルを使った。子宮が疼いた。カザトのが存在感を放ち、私のお尻に手を置く。そしてーーー
朝だった。昨晩のことを思い出す。私はあの後カザトに犯された。最初は抵抗した。だけど一回中に出されたらダメだった。抵抗するとかそういう問題ではなかった。意思がなかったとかそんな軽々しい問題ではない。あのスキルは魔物だ。女を虜にして従わせる魔物だ。私だけじゃない。多分誰もが一度味わったら分かる。あれを前に抵抗してはダメだ。カザトと勇者様はいない。でも微かに喘ぎ声がする。一昨日連れ込んだ美人でお淑やかな人妻と勇者様の声がする。そうか、あっちはあの人妻が寝ていた。勇者様の一際大きな声がした後、人妻も大きな声を出した。イッたのが丸わかりだ。そして私も濡れてきてしまった。もうダメだ。これ以上ここにいては、いつか本当におかしくなってしまう。ここを出よう。
あれから6日後にチャンスが回ってきた。買い出しだ。私はあれからとても従順に過ごした。あれから乱交には出来るだけ参加した。全てはこの油断を誘うためだ。昨日は激しかった。最後なのだ。少しくらいいいじゃないかと自分を納得させた。これぐらいしなきゃ逃げられなかった。もうあの快楽を受けることができないと思うと涙が出てくる。それぐらいあの快楽は強烈だった。あの人妻は気付いていた節があるが見逃してくれたようだった。人妻の夫は優しく生真面目そうな官僚だった。でも彼女は裏切った。最後に見たのは間違いなく情欲に溺れた目だった。中出しされた精液を羨ましげに見られているのに気付いていたから。彼女と出会ったのは夫の同僚の妻を奪った現場を目撃された時だった。彼女は激しく怒り、カザトに抗議したが、スキルを使われこのザマだ。ミイラ取りがミイラになった。ご近所では美人で評判な人だった。もうそんな人も見慣れてしまったが。どちらにせよ、彼女はスキルによって人生を変えられた。彼女の選択でもあり、不可抗力でもあった。私は不可抗力ではなくしたいと思う。
私の生涯について語るのはここまでとしよう。まだ私30歳になったばかりだし、これからも何かあったら書き足すつもりだ。あれから1年が経ちカザトたちから出来るだけ遠くに逃げたこともあってまだ見つかっていない。多分見つかったらもう私は逃げられない。カザトに強く監視されるだろうし、徹底的に上下関係を教え込まれるだろう。そして恐らく私はそれに抗えない。カザト達から逃げて分かった。私は道中であった人と関係をもったり、そのようなヤるためだけのサークルに入ったり、ナンパもしたりした。カザトに犯された私は身体の疼きを止められなかった。これだけのことをやってもまだカザトに与えられる快楽以上を与えられたことなどなく、欲求を解放したりするがいつも欲求不満状態だ。もう私はダメなのかもしれない。
あれから村には一度も戻っていない。最後に見た時はお母さんは村の共有物だった。お父さんが帰ってきた時だけお父さんのもの。お父さんがいない時はみんなで……。私も昔共有物だったから分かるが、あれは断れない。なぜなら私は共有物だからと大義名分を得て、気持ちいいことをする。お母さんはそこから抜け出せただろうか?
今度私は村を見に行こうと思う。ハルマに会って許されるとは思えないが謝りたい。そしてお母さん達を説得しよう。悪い事に気づいてと言いたい。多分村の人たちは私のことを共有物だとして扱ってくるだろう。私はそれを拒否するだろう。そして私はこう言うのだ。私は個人であり、独立しており、そして自由であると。
あとがき この本は合衆国建国のカバト・ビ・コルト・オボリヤス大統領の姉であるジャスト・ビ・カナマリア・ルスの直筆の日記を清書し、初めて世に出すものである。コルト大統領の出自は長らく不明であり、母親については一定のコンセンサスが専門家で取れていたものの、父親について多くの人物像が浮かび上がってきたことについて納得をさせる資料である。コルト大統領が珍しくもこの時代に個人の確立と自由を唱えた思想背景が読み取れる。また宗教について弾圧的に動いた背景も推察できる。実際にカナマリア氏の日記には31歳の帰村時にコルトの存在を知り動揺した旨が日記に記されている。これについては2冊目にて記している。コルト大統領の一期目には秘書として働いていたことが公文書として記録に残っている。
近年の研究よりカナマリア氏がコルト大統領の姉である旨が記されていたコルト大統領の手紙が発見されて以来の大きな史学的進歩だと著者は確信している。当時の時代について新たな発見があると共に、カナマリア氏の繊細な心情が描かれており文学的な影響についての研究も待たれる。一部ではサガラ派や自然主義派に対する影響についての議論が進んでいる。
全3巻での構成であり、それだけで膨大な量であることが窺えるが、後半になるにつれて政策や当時の政権の内幕、教会の支配脱却を促しタラ・ダンタ氏とのつながりも記されている。
これは歴史的な価値を持つと同時に現在まで続くスキル差別問題や、スキル規制問題に大きな影響を与えるだろう。世界宗教の一つであり彼女が創設したクラタナ教が姦淫のみを厳しく罰して、他に対してはほとんど自由であるという異色の宗教を作った理由も推察できる。さまざまな新しい事実が発覚した。2巻でもよりすごい発見ができることが約束されている。