エロシーンはちょっとずつありますが、機械なので生身をご所望の方はご注意を。
「それで今日のご用件はなんですの?」
要は首を傾げて優一郎を見つめた。あの大型ロボットの件なら既にテストは完了している。後は絵美佳と約束をした日を待つだけだ。
「ペニスの実体化の訓練のほうはどうですか? 順調だと聞いていますけど」
「そのことですのね」
要はにっこりと笑って優一郎の部屋の奥をさし示した。座っても宜しくて? そう訊ねると優一郎が頷く。要は早速、部屋の奥に設えられた応接セットに向かった。ソファの前に立ってショーツをずらし、スカートをたくし上げて座る。そんな要の傍らに優一郎が歩み寄った。
「ごめんなさいね。まだ、力をこめると下半身が安定しませんの」
そう言いながら要は意識を集中した。開脚された要の股間に淡い銀色の光が灯る。それが要の機体にこめられた新しい力だ。要は以前、譲り受けた銀色のあの弓を丸い宝珠の形にした後に機体に埋め込まれたのだ。
「ん」
微かに呻いて要は開いた膝を強くつかんだ。自然と足が震えてくる。下腹部に熱が集中し、疼きとなる。
「充分です。さすがですね。こんな短時間にここまで習得するとは」
要の股間を覗き込みながら優一郎が告げる。要はだが、そんな優一郎に笑みかける余裕はなかった。股間全体を覆っていた銀色の光がゆっくりと収縮する。やがて要の恥丘に光は集約された。自然と要の唇から甘い息が零れる。要の陰部からはとろりとした愛液が漏れ始めていた。
「要さん、女性器ユニットの調整が必要みたいですね」
優一郎がにっこりと笑う。前に回った優一郎が要のショーツを完全に抜き取る。腿を大きく左右に開く形に押され、要は掠れた声で喘いだ。銀色の光はごく僅かずつ形を成している。光は根元からゆっくりとペニスの形を作り始めていた。
「いったん、膣の動作は停止させていただきます」
そう言って優一郎が要の陰部に触れる。その瞬間、要は声を上げて仰け反った。快感を受けて震える要の股間で渦巻いていた銀色の光がじわじわとペニスの形を成す。そのスピードは優一郎が触れたことにより、ほんの僅か速くなった。だが要はそれを自覚することも出来ないまま、懸命にペニスをイメージした。
優一郎が静かに要の大陰唇の部品を外す。その後、優一郎は膣口脇のスイッチをずらした。するとそれを境にぴたりと要の膣の感覚は閉ざされた。
「ご、ごめんなさ、い。お手数、おかけ、して」
喘ぎの合間に告げて要は潤んだ目を優一郎に向けた。
「いいえ。それでは今回の任務のために用意した特殊スティックを挿入しますね」
笑顔で答えて優一郎が外していた部品を戻す。それから優一郎は立ち上がってメンテナンス台の方へと遠ざかった。要は荒い息を吐きながら自分の股間を見下ろした。まだペニスは三分の一ほどしか形になっていない。だがそれでもいつもよりかなりハイペースだ。いつもならこの三倍は時間を要している。
優一郎が要の傍に戻ってくる。その手につかまれたものを見止め、要は少しだけ首を傾げた。
「何ですの? それは」
優一郎が握っていたのは銀色のスティックだった。これまで要が目にしたことのないものだ。
「純銀製のスティックです。要さんを手助けするために、これに力と制御則をインプットし、挿入します」
そう言ってから優一郎が天井を仰ぐ。何事かを呟いたと思った後、優一郎の髪は根元から美しい銀色に染まり変わった。仰天して息を飲む要を余所に、優一郎は今度は手の中のスティックに目を落とした。すると優一郎の身体が淡い銀色の光に包まれる。その光は手に握られたスティックに向かって流れていった。まるで吸引機のようにスティックが優一郎の光を吸い取ってしまう。
「だっ、大丈夫ですの!?」
要は集中することも忘れ、慌てて優一郎に声をかけた。
「大丈夫です。それでは挿入します。無心、を心がけてください」
そう答えた時にはもう、優一郎の髪の色は元通りになっていた。要は瞬きを数度ほどしてから判りましたわ、と頷いた。
優一郎が要の前に回る。要はかつて修行で瞑想した時のことを思い出し、心を落ち着けた。すうっと意識が静かになる。それまで感じていた快楽を完全に記憶の彼方へと放って、要は目を閉じた。要の前に膝をついた優一郎が手にした銀色のスティックを静かに要の膣内に挿入する。
「もういいですよ。雑念を呼び戻してください」
そう言って優一郎が笑う。要はあら、と声を漏らして目を開けた。優一郎が触れていることすらまるで判らなかった。要は改めて自分の股間を見下ろした。
よし、と気合を入れて再び意識を集中する。そうすると放り捨てたはずの快楽はあっけなく戻ってきた。感覚がない筈なのに、女性器が熱くなっている気がする。要は荒い息を吐きながら膝をつかむ手に力をこめた。
じりじりと銀色の光が昇っていく。要の恥丘には銀色のペニスが出来つつあった。それと共に膣に差し込まれた銀色のスティックが淡い光を放つ。
「な、なんだか、頭が、溶けそう……」
官能のままに呟いて要はうっとりと目を潤ませた。
「その感覚を、白銀さんにぶつけてください」
「白銀……」
要はにこやかな笑みと共にもたらされた名前を口の中で呟いた。その途端に下腹部の疼きが酷くなる。要は力なく首を振りながら腰をひくつかせた。
「あっ、何か、何かが昇って……あ、なに、これ」
陶酔した面持ちで要は背を反らした。経験のない快感がこみ上げてくる。銀色の光が小さな渦を巻く。要の感じるままに光は一気にスピードを増した。力強く屹立した男茎を形作り、次いで亀頭を形成し始める。要は切羽詰った声を上げて思わず股間に手を回そうとした。これまでに行った訓練ではこんな感覚はなかった。
機械っていってもあんまり書けてません(泣)