※この作品はR-18です。

魂の座 四部 苺の季節   作:伊駒辰葉

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エロシーンなのですが、BL適性のない方は逃げてー!


うっかり飲み込んだ後の顛末 3

 あ。何だか凄く挿れたい。心の底で呟いて立城は片方の腕を水輝の腰に回した。亀頭を口に含み、尿道口を舌先で捏ねながら立城はするりと手を動かした。細い指を水輝の尻の間に入れる。その瞬間、水輝は慌てた声を上げて膝立ちになった。

 

「なっ、なっ、なにすんだ!」

「あ、ごめんなさい」

 

 立城は詫びながら身を起こした。いつの間にか水輝は真っ赤になっている。立城はちらちらと水輝を伺いながら言葉を継いだ。

 

「そ、のね。ええと、僕、水輝に挿れたいって思って」

 

 弱々しい声で言って立城は上目遣いに水輝を見た。駄目だよね、やっぱり。そう小声で訊ねる。すると水輝は明らかに焦った様子で周囲を慌ただしく見回した。

 

「いや、でも、あの」

 

 うろたえる水輝の言葉は意味を為していない。だがそれを立城は拒絶の意と取った。もう一度、ごめんなさいと詫びて立城はベッドを降りようとした。が、そんな立城の腕を水輝が捕らえる。

 

「ま、待て!」

「なに?」

 

 酷くがっかりした気分で立城は小声で言った。すると水輝が離れようとしていた立城を片腕に抱き寄せる。驚きに息を飲む立城を軽々と片腕で抱え、水輝は自分の傍に改めて立城を下ろした。

 

 水輝が咳払いして立城の肩を両手につかむ。立城は訝りに眉を寄せて両肩に乗せられた手を見つめた。それから改めて水輝を見る。水輝の顔は赤いままだ。

 

「いいか! おれはノーマルだ!」

 

 妙にしゃちほこばって水輝が声を荒らげる。立城は更に強く眉を寄せた。

 

「……だから、判っているよ、それは」

 

 立城は呆れた気分でそう告げた。すると水輝がそうだよな、と呟きながら何度も頷く。今さらわざわざ教えてもらわなくても知っている。だから無理をしなくていいと言っているのだ。立城は渋面のままで丁寧にそう説明した。すると水輝があー、と低く呻く。

 

「とにかく僕が我慢すれば済むことだろう? 明日の件はちょっと考えてみる。最悪の場合は君か優一郎くんにお願いすることになるかも知れないけれど」

 

 淡々と説明しながら立城は寄せていた眉を戻し、ため息をついた。宝物庫の鍵の役割は男性体では無理だ。となると女性体に戻るのを待つか、若しくは誰かの力を借りることになる。渚の件は放置して置く訳にもいかないだろう。立城はそう考えを巡らせながら肩に乗っていた水輝の手を解こうとした。

 

 細く小さな肩を水輝が強くつかむ。もう、と呟いて立城は目を上げた。

 

「何なの、一体。僕、会社に戻りたいんだけど」

「……やる」

 

 俯いた水輝がぼそぼそと何事かを言う。立城は首を傾げて水輝の顔を覗き込んだ。

 

「なに?」

「だ、だから」

 

 小声で言って水輝が目を逸らす。立城は唇に指を当て、水輝の方に傾けていた身体を戻した。首を傾げてしばし考えてみる。だが水輝が何を言おうとしているのかよく判らない。立城は考えながら何気なく視線を落とした。立城のペニスは何度も射精したにも関わらず勃起しきっている。情欲は深まったままだし、もしかしたら少々では元には戻らないのかも知れない。そんなことを考えながら立城はちらりと水輝の股間を見た。片膝を立てた水輝の股間でもやはりペニスが勃起している。それを見た立城はあれ、と呟いた。自分のペニスが勃起しているのは判る。だがどうして水輝のものもそのままなのだろう。確かに急に萎えるというのも変な話だが、水輝のペニスは少しも衰えていないのだ。

 

 あー、と低い声で言って水輝が頭をかく。急に肩を解放されて立城は水輝を見つめた。水輝は真っ赤になったまま、そっぽを向いている。

 

「だから! やらせてやるっつってんだ!」

 

 唐突に水輝がそう叫ぶ。立城は何度か瞬きをした後、目を丸くした。水輝が胡座をかいて立城をびしりと指差す。

 

「仕方ねえだろう!」

「……何でそこで威張るの」

 

 どうやら水輝は恥ずかしさに顔を赤くしているらしい。そのことに遅まきながら気づいて立城はくすくすと笑った。笑われたのが気に入らなかったのか、水輝が煩い、と喚く。

 

「言っとくが、おれはノーマルなんだ! 絶対、毛筋ほどにも違わないくらい、間違いなくノーマルだ!」

「はいはい」

 

 判ったよ、と肩を竦めて立城は腰を上げた。膝立ちになって水輝に寄り、手を伸ばして身を屈める。両手に優しく水輝のペニスを包み込み、立城は小さく笑った。

 

「だからこんなにしたままなんだね」

 

 そう呟いて立城は水輝のペニスに軽く口づけた。すると水輝がぶるりと身を震わせる。立城は水輝の手を引いてその場に伏せるように告げた。

 

「こ、こうか?」

 

 ベッドにうつ伏せになった水輝が裏返った声で言いながら立城を見る。立城はくすくすと笑いながら水輝の尻を軽く撫でた。

 

「けつを撫でるな!」

「これじゃ挿れられないでしょ? 君、後背位で抱く時、女性を完全にうつ伏せにしてしまうの?」

 

 随分、器用だね。笑い混じりに付け足しながら立城は首を傾げてみせた。すると水輝が判ったよ、と喚いて膝を立てる。腰を上げた格好になった水輝が組み合わせた腕に頭を乗せて立城を見る。

 

「これでいいんだろうが!」

「何でそこで威張るのかなあ……。もしかして恥ずかしいの?」

 

 困ったように笑いながら立城は水輝の後ろに回った。開いた水輝の足の間に膝立ちになる。立城は小さな手を水輝の尻に乗せて顔を寄せた。淡く色づいた水輝の肛門をじっと覗き込んでふうん、と呟く。

 

「僕はまだいいとして……君、真也と木村さんにも抱かれたんだ?」

「なっ」

 

 慌てた声を上げて水輝が振り返る。だってそうでしょ、と平然と告げて立城は手を動かした。細い指で触れた水輝の肛門は先ほどからひくついている。息を飲んだ水輝に笑みかけて立城は指先を優しく動かした。

 

「大きいの挿れられて気持ちよかった? もしかしたら僕のじゃ物足りないかも知れないね」

 

 そう言いながら立城は水輝を見やった。振り返っていた水輝が真っ赤になって目を吊り上げる。

 

「いいわけねえだろ!? おれはノーマルだって」

「それは何度も聞いたよ」

 

 肩を竦めて返し、立城は顔を戻した。左右の指で尻の肉を分けて肛門に唇をつける。立城は唾液をたっぷりと乗せた舌で水輝の肛門を舐め始めた。途端に水輝が文句を言うのをやめる。シーツに頭を押し付けた水輝の腰が時折、震える。立城は昂奮に開き始めた肛門にするりと舌を差し込んだ。




それにしても優一郎が言った通りになってる件w
(ショタ化した立城に水輝を襲わせようとしていたので)
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