※この作品はR-18です。

魂の座 四部 苺の季節   作:伊駒辰葉

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SMちっくではあるのですが……えーと……。
機械がちゃんと書けていないんです!(泣)
本当にすみません。

エロシーンといえばエロシーンです、たぶん。


TSなんだかGLなんだかftnrなんだか全部か 3

「まあ。随分と熱心に遊んでいたんですのね。すごい淫臭ですわ」

 

 くすくすと笑って要は白銀の膝に通してある棒を握った。だが拘束具で足が固定されているために、棒だけを引き抜くことが出来ない。要は仕方なく白銀の腿とふくらはぎに着けられた拘束具を外しにかかった。

 

「手伝いを呼んだほうが良さそうですね」

 

 そう言って優一郎が白衣のポケットから通信機を取り上げる。二、三の会話をした後、優一郎は通信機をポケットに戻した。ほどなく部屋に見知らぬ少女が現れる。きっとメイドなのだろう。そう理解して要はその少女に手伝うよう言った。

 

「それでは行きましょう。お前たちは眠っていいよ。いくらなんでも疲れただろう?」

 

 優一郎が足元の犬の頭を撫でながら優しい笑みを浮かべる。すると犬達はそれぞれが優一郎の足に頭を擦り付け、床に横たわった。邪魔にならないように配慮しているのか、犬達は部屋の隅で固まって眠り始めたようだ。要はそのことを確認してから白銀に目を戻した。

 

 足の拘束を解かれた白銀がうっとりとした目をして腿を擦り合わせている。あら困った子ね、と笑いながら要は無造作にベッドに垂れ下がっていた鎖を引いた。

 

「ぐ」

 

 白銀が苦しげに顔をしかめて身体を起こす。要はまるでペットを引くような気軽さで白銀の鎖を引いた。首輪を引かれてよろけた白銀がベッドから落ちる。外した拘束具を箱の中にしまいこんでいた少女が慌てた声を上げて落ちた白銀を起こした。

 

「そういえばあなた。まだ、お名前を訊いていなかったわ。わたくしは如月要と言うの。良かったらお名前を教えて頂ける?」

 

 白銀を支える少女に要は笑みかけた。すると少女が慌てたように立ち上がり、要にお辞儀する。

 

「申し訳ありません。あたし、石井梨恵と申します」

 

 そう告げた梨恵に要はえへん、と咳払いした。

 

「時に石井さん。あなたは優一郎さまのなに?」

 

 にっこりと笑って要は一歩だけ梨恵に近付いた。笑顔のままで首を傾げる。

 

「あたしは、優一郎様、そして要さまをはじめとする上位ヒューマノイドにお仕えするメイドであり、玩具です。なんなりとお申し付けください」

 

 それを聞いて要はあら、と口許に手をあてがった。それから小さく笑う。梨恵はそんな要を不思議そうな面持ちで見ている。要は再び内腿を擦ろうとしていた白銀の鎖を容赦なく引きながら言った。

 

「わたくし、てっきりライバルが増えたのかと思いましたわっ」

 

 そう言って要は天井を仰いで高く笑った。ひとしきり笑ってから改めて白銀の鎖を引く。

 

「ライバルだなんて。そんな恐れ多い!」

 

 焦ったように首を振る梨恵にどうして、と要は笑みかけた。

 

「何故? 人の心を射止めるのはその人の心でしょう? 身体の作りなど大した問題ではありませんし」

 

 ころころと笑いながら要は白銀の鎖を引いてドアに向かって歩き出した。白銀は苦悶の表情を浮かべつつ、何とか歩いている。頼りない足取りの白銀の後を梨恵がおずおずとついて歩く。

 

「あたしは、その、一人の方にお仕えするというのが苦手なんです。皆様に全力でお仕えしたいと考えています。もちろん要様にも!」

 

 力説する梨恵を要は微笑を浮かべて振り返った。困ったように笑う優一郎が静かにドアを開ける。

 

「あら、そうですの? それは嬉しいですわ」

 

 笑顔で答えて要は部屋を出た。よろける白銀を、要が何か言う前に梨恵が支える。身体に触れられるたびに白銀は敏感に反応を示す。そんな様子をくすくすと笑いながら要は鎖の余った部分を巻き取った。これでは連れ歩くには少し長すぎる。

 

 それにしても白銀は随分前と様子が変わってしまった。今の白銀はまるで発情期の獣のようだ。潤んだ目で懇願するように要を見つめては、甘いため息をついている。もしかしたら理性などとうの昔に消えてしまっているのかも知れない。

 

「多輝も相当怒ったみたいだね。抱いていいと言ったのに」

 

 困ったように笑いながら優一郎が告げる。まあ、と要は笑ってみせた。

 

「白銀は何をしでかしたんですの?」

 

 そう言いながら要は鎖を一度、強く引っ張った。すると白銀が呻きながら足早に要に近付く。その足取りは頼りなく、下手をするとすぐに転んでしまいそうだ。その様を見ているだけで要の背にぞくりとしたものが這う。

 

 ふと隣に目を移すと梨恵が俯いているのが見えた。悲しそうな顔になった梨恵と白銀とを見比べ、要はなるほどと呟いた。どうやら白銀はこの梨恵に対して何かをしてしまったらしい。それが多輝の癪に触ったのだろう。

 

「梨恵さんだけではなく、宇田川さんも誹謗したそうですからね」

 

 優一郎が言いながらにこやかに笑む。それを受けて要も小さく笑った。

 

「それは逆鱗を踏んでしまいましたわね。多輝は彼女を愛しているのでしょう?」

 

 多輝の態度を見ているだけでそれははっきりと判る。男性の時の多輝は由梨佳をあらゆるところに連れまわしては乱交しているらしい。が、多輝はその際に常に由梨佳を伴っている。多輝はわざと由梨佳に別の女と交わる自分を見せているのだろう。




要は本当に暴れ馬なので、書いていて明後日の方向に行くことがよくあります……。
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