今日は久方ぶりの休日ということで誰にも起こしに来させず、自然に目が覚めるまで惰眠を貪る日にした。
一時的に意識が上昇したとしても、微睡みの中に居るのであれば再び夢の世界に旅立つ。
そんなことを繰り返して二度寝、三度寝をする。
そして三回目の意識の浮上でようやく目が覚めた頃には、既に日は高く昇っていて半日ほど過ぎていた。
「あー……」
ベッドから起き上がり背伸びをする。寝ぼけ眼で部屋を見渡すといつもよりやたら広く感じた。
(そうか、今は一人だったな)
普段はこの部屋にいるだけで常に誰かしらいたので違和感を感じなかったが、いざ一人で過ごすとなると少し寂しさを感じた。
そんな感傷に浸りながら着替えると寝ぐせを携えながら廊下へと出た。
「ふあぁ…ん~」
あくびをしながら自室を出て階段を下り、食堂に向かう。そこにいる誰かに言って朝食を用意してもらうつもりで顔を出すと一人だけではあるが後姿が見えた。
こちらが来たことに気づいたのか振り返り挨拶をしてくる。
「お目覚めですかご主人様」
そこに居たメイドに朝食の準備を命じて椅子に座って待つこと数分、テーブルの上に料理が並ぶ。
「いただきます」
手を合わせてから食事に手を付ける。今日のメニューはトーストにハムエッグ、サラダといったシンプルなものだ。
朝食に手をつけると黙々と食べ進める。十数分程度で食べ終えると皿を下げさせて紅茶を入れてもらう。それを飲みながらまったりと食後のティータイムを過ごすことにした。
「ふう…」
紅茶を飲んで一息つくと今日の予定を考える。
せっかくの休みなのでどこかに出かけるというのもいいかもしれないと思った。だが、生憎昼まで寝たせいで半日無駄にしてしまったので今更どこかへ行くというのも億劫だ。
(たまにはゆっくり過ごすのも悪くないよな)
ぼんやりと考え事をしながら窓から外を見る。相変わらず天気が良く、暖かな陽気に包まれていた。
(ああいうところで日向ぼっこでもしてれば気持ちいいだろうな)
ならばと今日は中庭にでも出てまったりと読書でもしようと決めた。そうと決まれば早速行動に移ることにしよう。
ひとまず部屋に戻り読む本を物色する。部屋に戻ると本棚の中から適当に数冊選んで手に取ると再び階下へと向かう。
途中通りかかった使用人に飲み物を持ってくるように言うとそのまま中庭に向かった。
「さて、どこに座ろうか……」
中庭に出て辺りを見回す。そこには手入れされた芝生があり、花壇の花々が咲き誇っている。中央では噴水が設置されておりそこから水が流れ出していた。
いまいちいい場所が見つからず少し悩んだが、ふとあることを思いつく。メイドを探して見つけると命令を出す。
「ちょっと君、ハンモックを用意してくれないかな」
「かしこまりました」
近くにいたメイドに声をかけると彼女はすぐにハンモックを取りに行く。戻ってくるとものの数分でハンモックが用意された。その仕事の早さに舌を巻く。
「ありがとう」
礼を言うと早速ハンモックに乗り込む。揺れる感覚が心地よく、思わず眠気が襲ってきた。だがここで眠るわけにもいかないので我慢をして本を開く。
ハンモックが風に吹かれてゆったりと揺れる。ほのかな振動に和みながら持ってきた本を取り出し読書をする。
最近ではめっきりと仕事が忙しくなったのでこういった落ち着く時間は貴重だ。
自分が望んだことなのだから後悔はないが、やはりたまにはこうしてゆっくりと過ごしたいと思う時もある。
風を感じながらのんびりするというのはなかなか良いものだと改めて実感した。
ペラリ、ペラリとページを捲りゆっくりと読み進めていく。
「主様、お紅茶をお持ちしました」
不意に横から声をかけられたので振りくと、艶やかな黒髪をお団子状にまとめた丸眼鏡のメイドが立っていた。
その手にはティーセットを乗せたトレイを持っている。
立っていたのはメイド長を任せているセレスティアだった。特徴的な丸眼鏡や髪型でどこか野暮ったい雰囲気をまとっているが、眼鏡を外して髪を解くと一気に印象が変わり、絶世の美女へと早変わりする。ドレスなどを着せればきっとどこかの令嬢に見間違うに違いない。
「おお、ありがとう。そこに置いておいて」
「はい」
返事をするとメイドはゆったりとした手つきで近くのテーブルに置いた。
そしてポットを手に取りカップに注いでいく。
離れていても、紅茶の良い香りが鼻腔をくすぐる。どうやら今日はアッサムらしい。
ハンモックから降りると席につく。
ミルクを入れずにストレートのまま飲むことにする。
一口含むと爽やかな味わいが広がり喉を潤していく。美味しい紅茶だった。
「セレスティアも一緒に飲もう」
「はい」
そう言って隣の席に腰かけるとセレスティアは同じようにカップに注いだ。
「んっ…ふぅ…美味しいです」
「うん、そうだね」
「このお紅茶はマリーが淹れたものなんです」
「そうなんだ」
「はい。どうやらまた腕を上げたようです」
嬉しそうに微笑むともう一口紅茶を味わう。
メイド長として他のメイドたちの面倒を見ている彼女にとって、メイドたちの成長は嬉しいことらしい。
それからも他愛のない話をしつつ穏やかな時間を一時間程過ごした。時折紅茶を飲みつつ、会話に花を咲かせて、まったりと過ごす。
「……」
「……」
お互い言葉を交わすことなく、ただ静かに時間が過ぎていった。
「……そろそろ私は失礼します」
「はい待った」
紅茶を飲み終えたセレスティアは仕事に戻ろうとする。
立ち去ろうとするセレスティアを捕まえると抱き寄せて、対面する形で膝に座らせる。
「あの…そろそろお仕事に戻らないといけないのですが…」
仕事に戻ろうとセレスティアが腕の中で藻掻くが、ぎゅっと抱きしめてそれを許さない。主である俺にはそれ以上強く抵抗できなかったのか、しばらくすると大人しくなって動かなくなった。
「セレスティアも最近忙しそうだったしたまにはこうやってゆっくり休もうか」
「いえ…休息はキチンと取っているので大丈夫なのですが…」
「そう?その割には顔色が少し悪いようだけど」
「そのようなことは…」
「ならいいけど」
セレスティアの顔をじっと見つめる。本人はそう言っているがやはり少し顔色が悪いのでこのまま休ませるか。
「んっ」
セレスティアの顔を見ていたら思わずキスをしてしまった。突然唇を奪われた彼女は驚いた表情を浮かべるがすぐに目を閉じ受け入れてくれた。
そのまま舌を差し込み彼女の口内を堪能する。
「んんっ……ちゅぷっ……れろぉ……んぁ」
「んぐっ……」
濃厚に絡み合う。お互いに息苦しさを覚えながらも夢中になって貪り合った。
「ああっ……」
やがてどちらからともなく離れる。そして一度息を吸うと再度唇を重ねる。
今度は舌を入れず唇同士を合わせるだけの軽いキスを繰り返す。それを何度も繰り返し、時間にして凡そ五分程経ったところでようやく離れた。
「ふう……」
「はあ、はあ、はあ」
セレスティアは荒い呼吸を繰り返している。その姿が妙に艶めかしかった。
俺はイスから降りるとセレスティアの手を引いて近くにあるベンチまで連れていった。二人で並んで座るとセレスティアの服に手をかけ胸を露出させる。
「あのっ…」
どこか困ったような目でこちらに抗議の視線を向けてくるが無視して胸に吸い付いた。
「ひゃうっ!?」
乳首を舐めるとセレスティアの身体が大きく跳ねた。構わず口に含んで甘噛みをする。
「あ、あの。こちらは外ですのでこういったことは…」
「いいじゃないか。それに周りには誰もいないよ」
辺りを見回すが人の気配はない。
「ですが……」
屋敷の中では構わず奉仕をしてくれるが、どうやら敷地内とはいえ外では抵抗感があるようだ。だがその態度は逆効果でより俺のやる気を出させる。
「大丈夫だって」
セレスティアの言葉を流して胸を責めるのを再開する。
「んっ……くぅ……あんっ……ふぅ……ああ」
声を抑えようとしているのだろうが、どうしても漏れてしまうらしく、必死に手で口を塞いでいた。だがそれでも我慢できないようで指の間から喘ぎ声が出てしまっている。
そんな姿が可愛くてつい苛めたくなってしまう。
「んんっ!」
片方の手でスカートを捲り上げ下着の中に手を突っ込むと秘所を弄った。
既にそこは湿っており、セレスティアも興奮しているようだった。
「セレスティア、もう濡れてるね」
「んっ、言わないでください……はしたなくて申し訳ありません」
「いや別に謝ることじゃないけど…」
むしろ嬉しいくらいだ。
そのまま愛撫を続けるとセレスティアは身を捩って快感から逃れようとする。逃すまいと腰を押さえつけ、さらに激しく動かすととうとう限界を迎えたようだった。
「ああっ!ダメぇ……イっちゃいますぅ……」
ビクビクと痙攣し絶頂を迎えるセレスティア。力が抜けたのか俺にもたれかかってきた。
「申し訳ありません。私だけ気持ちよくなってしまって」
「気にしないでいいよ。それよりもっとして欲しい?」「はい……お願いします」
セレスティアは恥ずかしそうにしながらもコクリと首肯する。
「わかった。じゃあ次はこっちだね」
セレスティアを立たせるとズボンを脱いで肉棒を取り出す。
「あの……こんなところで……」
「嫌なら止めるけど」
「いえ、そういうわけではありませんが……」
セレスティアが躊躇っていると、早くしろとばかりに鈴口から先走り汁が出てきた。
「わかりました。失礼します」
観念したのかセレスティアは俺の前にしゃがみこむと、ゆっくりと口を開いて亀頭をくわえ込んだ。
「んむっ……」
「うおっ……」
温かく湿った粘膜に包まれる感覚に思わず声が出る。
セレスティアはそのまま頭を動かすと俺のモノを刺激を与えてきた。最初は拙かった動きも徐々に慣れていき、やがてスムーズになっていった。
「んちゅっ、じゅるるるるっ」
時折聞こえる水音がなんとも言えない気分になる。
しばらくするとセレスティアの動きが激しくなり射精感が高まっていく。
「出るっ……!」
セレスティアの口内に精液を放つ。彼女は一瞬驚いた表情を浮かべたがすぐにそれを飲み干すと、ごちそうさまでしたと小さく呟いた。
「あの……これでよろしいでしょうか?」
「うん、ありがとう」
お返しに今度は俺の方からキスをしてあげる。舌を差し込み彼女のそれと絡め合う。しばらくしてから離すと唾液の橋がかかった。それを拭うとセレスティアにベンチの背に手をつくように指示をする。それによってお尻をこちらに突き出すような形になる。
「セレスティア、いくよ」
「はい。いつでもどうぞ」
俺はセレスティアのショーツをずらして秘所を出す。露わになった秘裂からは透明な蜜が垂れており、それが太腿まで伝っていた。そこに肉棒をあてがい一気に挿入した。
「ああっ!」
セレスティアの背中が反り返る。膣内は熱くトロけていて、それでいてキツイ締め付けをしてくるので油断したらすぐ果ててしまいそうだ。
「大丈夫かい?」
「は、はい。問題ありません」
心配して声を掛けるとそんな返事が帰ってきたので遠慮なく動くことにする。腰を打ち付ける度にセレスティアの声が漏れた。
「あんっ、ああっ、あぁ」
パンッという音とセレスティアの喘ぎが中庭に響く。
「んっ、くぅっ、んんっ」
後ろからなので顔は見えないがきっと快楽に蕩けた顔をしているに違いない。そう考えるとより興奮してきたのでペースを上げていった。
「ひゃあんっ、激しすぎますぅっ」
セレスティアが悲鳴を上げる。だがそれは痛みではなく快感によるものだということはすぐにわかった。
「くぅっ……そろそろ出すよ」
「んっ、来て下さいっ!」
ラストスパートをかけると、程なくして限界が訪れた。
「ぐっ……!」
「ああーっ!」
セレスティアの中で射精すると同時に彼女も絶頂を迎えたようだった。
「ふう……」
一息ついてから肉棒を引き抜くと、栓を失ったせいかそこから白い液体が流れ出した。
「ふっ、んっ」
セレスティアは力尽きてその場にへたり込む。荒い呼吸を繰り返しながら肩を上下させていた。
そこでふとあることを思い付く。
セレスティアにメイド服を全て脱いでもらいベンチに座ってもらう。
「あ、あの……何をなさるつもりですか?」
「座ったまま膝を抱えて、おまんこを見せてくれないかな」
「えっ!?」
セレスティアは戸惑いながらも言う通りにしてくれる。
俺の命令でベンチの上にM字開脚の状態で座り、両手でそれぞれ左右の太股を抱える。秘所は丸見えになり、ヒクつく穴からは白濁液が溢れていた。
「こんな格好……恥ずかしいです」
屋外で全裸のまま秘部を見せつけるという羞恥プレイに頬を染めるセレスティア。
そんなセレスティアの秘所に指を入れて、中身を掻き出す。
「やっ、んんっ……」
俺の指に反応してセレスティアが艶っぽい声をあげる。
「ほら、まだこんなに残ってる」
中に入っていた精液を見せると、セレスティアはさらに赤くなった。羞恥心によるものか、普段よりもしおらしい態度になっている気がした。しばらくすると全ての精液を掻き出し終えた。
指を抜き取るとセレスティアの顔の前にやる。
指に精液が絡み付き、指と指の間で糸を引いてる。
「舐めて綺麗にしてよ」
彼女は一瞬戸惑ったがすぐに舌を出してチロっと舐めた。
それからペロペロと丹念に掃除していく。
最後にチュパっと吸い付いて口を離した。
「これでよろしいでしょうか?」
「うん、ありがとう」
お礼に頭を撫でてからキスをしてあげる。
「シャワー浴びるために、一旦戻ろうか」
「はい」
セレスティアの手を取って立ち上がらせる。そして屋敷の中へと戻っていった。
シャワーを浴びてスッキリすると再び中庭に戻って読書を再開する。
「おっと、そういえば」
紅茶が僅かに残っているのを思いだし、一息に飲み干す。
口内に渋い味が広がり、思わず渋い顔をしてしまう。放置していたせいで渋味が出てしまったようだ。
「ははっ」
その味に思わず笑ってしまった。
まったり休日を過ごす筈が盛ってセックスして、挙げ句の果てには渋い紅茶を飲む羽目になるとは……。
「まあいいか」
今日は良い日だ。
仕事のある日は一から十までスケジュールを決めて行動している。なら、休みの日くらいは行き当たりばったりで過ごすのもいいだろう。
俺は開き直るとハンモックに揺られながら、再び本を読み始めた。
活動報告にてリクエスト募集を行っていますので、リクエスト等ある方は是非コメントを下さい