いい加減にしろ!
第一話、仮面ペニッシャー
仕事も波に乗り、順風満帆な人生を送っていた隼人はある日、悪の組織『
なぜ一般市民にすぎない隼人が、
それは、彼の職業に秘密があった。
隼人は────AV男優だったのだ。
持ち前の巨根と絶倫の精力を武器に、『とにかく大きいヤスムラ』という芸名で数多のAVに出演する、売れっ子のAV男優だった。
そして、そんな隼人の出演する企画物AVのひとつ『メスガキ悶絶地獄 ~生意気なパイパン小○生を巨根がメス堕ちさせるまで~』をたまたま見た
「うはっwwwこいつチンコでか杉wwwもはやチンコ怪人やんwww
せや、ほんまにチンコ魔改造して、うちの組織で使ったろwwwww」
と、その場のノリと勢いで部下に指示を出した結果、本当に隼人を拉致して改造手術を施してしまったのだ。
幸いなことに、隼人は脳改造手術を受ける前に魔改造されたチンコを棍棒のごとく振り回して
だが、すでにチンコと肉体は遺伝子レベルで完膚なきまでに改造されており、もはや隼人が以前の生活に戻ることは叶わなくなってしまっていたのだ。
改造前の隼人のチンコは、勃起時の長さが26センチ、竿の太さが直径4.5センチという、確かに巨大ではあるが、まだ常識の範囲内には収まるものであった。
しかし改造された隼人のチンコは、勃起時の長さが
そのうえ性的に興奮すると、チンコの表面から触れた相手を性的に狂わせる粘液まで分泌するようになってしまっていた。
とてもじゃないが、こんなチンコでAV男優を続けることは出来なかった。
デカすぎて相手女優の負担が大きいというのもあるが、分泌される粘液は明らかに違法な成分を含んでいそうだし、そもそも撮影のたびに相手女優を狂わせていたのでは話にならない。
直面した現実に絶望し、隼人は地に膝をついた。
AV男優は、隼人にとって天職だったのだ。
最初は有り余る性欲の解消と、人並み外れてデカいチンコの使い道を考えた末に、軽い気持ちで始めただけの仕事だった。
しかし、根が真面目で勤勉な隼人は、共に仕事をした多くの監督や女優に気に入られ、また隼人もそういった人たちとの交流を楽しむようになり、いつしかAV男優という職業にやり甲斐と誇りを見い出していたのだ。
それが、あっけなく奪われてしまった。
こんな体で……いや、こんなチンコで、これから何をすればいいのか、どう生きていけばいいのか。
先行きの見えぬ未来に、隼人は
────しかし隼人は、たとえ絶望の淵に立っていようとも、それで全てを諦め、人生を投げ捨てるような男ではなかった。
力強く拳を地面に叩きつけ、顔を上げた隼人の目には、強い光が宿っていた。
「……
隼人は自分をチンコ怪人に改造し、人生をめちゃくちゃにした
人生を奪われた復讐だけではない。
このまま
それを、許すわけにはいかなかった。
「覚悟しろ、
────『チンコ怪人ペニッシャー』
それが、
考えついた科学者は殺していい。
隼人は吹きすさぶ強風でチンコをぶらぶらと揺らしながら、
いずれヤツらは、そして世界は知るだろう。
触手のように最大5mまで伸びる強靭なチンコと、そのチンコに秘められた特殊能力を武器に悪を蹴散らす、決してテレビ放送出来ない正義のヒーローの姿を。
その名はペニッシャー……いや、『仮面ペニッシャー』────
……これは哀しみを仮面で覆い隠し、悪を倒すヒーローとして立ち上がった、一人の男の物語である。
この作品の更新はさほど多くないでしょう。
ま、私の気分と読者の評価次第ではあるけど。