寝取ります。
でもフリーの未亡人だからセーフ。
────ギシリ
数年ぶりに感じる二人分の重さに、ベッドが軋んだ音を立てた。
ギシリ、ギシッ、ギシッ、ギシッ……
その音は一度きりでは終わらず、繰り返し繰り返し、一定の間隔で何度も鳴り続けた。
寝室に響くのは、ベッドの軋む音だけではない。
パンッ、パンッという肉のぶつかる音。
グジュッ、ヌボッという空気と水が攪拌されるような音。
そして────
「あーっ! すごいっ! あっ、あっ、こんなっ、こんなの、こんなすごいのっ、知らないっ!」
────貞淑な未亡人であったはずの藤崎葵が上げる、あまりにも淫らな
葵は、かつて夫と愛し合ったベッドの上で、貫かれていた。
夫のモノよりも長く、夫のモノよりも太く、夫のモノよりも硬く、夫のモノよりも熱く、夫のモノよりも
「すごいっ! あぁっ、隼人くんっ! 隼人くんっ!」
熱を帯びた声で、葵が自らを貫く
その雄は、かつては甘え方を知らぬ小さな男の子で。
かつては自分の気持ちを伝えられぬ不器用な少年で。
かつては葵を陰日向に支えてくれる、優しくて頼りになる青年で。
そしてつい先頃までは、その身に突如として降りかかった不幸に苦悩する、打ちひしがれた男だった。
だが今や一匹の雄と化したその男は、逞しい肉体で葵を組み伏せ、腕ほどもある凶悪な肉棒によって彼女の支配者となっていた。
「あっ、ひぃっ、あっ、あっ……あぁっ、あっ!」
肉襞が引きずり出されるほどに引き抜かれ、子宮が潰れるほどに突き込まれる。
それは
だがそれこそが、葵の求めていたものだった。
誰にも告げず、誰にも知られず、自分さえも
それは心の奥に蓋をしても抑えきれず、隙間からじわじわと滲み出てくるほど強い性への渇望だ。
「あっ、あんっ、すごい、隼人くんっ、すごいぃっ…………もっとぉっ! もっと、強く……っ!」
溜りに溜まった鬱憤を晴らすかのように、葵はさらなる性の暴力を、隼人に求めた。
それに応えて、隼人の動きが激しさを増す。
並の女性では壊れてしまうような突き上げを受け止めながら、葵の中に一瞬だけ、今は亡き夫とのセックスがフラッシュバックした。
……葵の夫は、優しい人だった。
柔らかな微笑みと声で愛を囁き、ベッドではお姫様のように大事に扱ってくれた。
それは確かに、葵の心を暖かなもので満たしていた。
────だが、彼女の肉欲を満たしてはくれなかった。
葵の心は優しさと愛情を望んだが、葵の肉体は被虐と快楽を望んでいた。
荒々しく組み敷かれ、強引に犯され、無責任に中出しされ、やめてと言っても絶対にやめてくれないような男を望んでいたのだ。
そして今、葵は満たされていた。
葵の『女』は満たされていた。
隼人の常人離れした巨大な肉棒は、葵の
……いや、もうすでに、奪われ尽くしてしまっていた。
葵の中に、夫の感触は残っていなかった。
葵の膣は、子宮は、完全に隼人の肉棒で上書きされてしまったのだ。
忘れてしまった夫に限らず、この先たとえ誰に抱かれたとしても、隼人の感触が消えることはないだろう。
そう確信できてしまうくらい、たった一度のセックスで、葵は隼人のモノになっていた。
「……っ、は、あっ、隼人くん……出るのっ? …………あぁ……あぁっ……出してっ……お願い、
自らの中で隼人の肉棒が膨らみ、それが射精の前兆だと察したときも、葵は迷うことなく
避妊することなど、頭の片隅にも浮かばなかった。
出されたい、出して欲しい、熱くてドロドロした精液で子宮の中まで犯して欲しい。
一番奥まで突っ込んで、子宮口を先端でこじ開けて、逃げ場のない精液を溢れるくらい注ぎ込んで欲しい。
射精の勢いでイカせて欲しい。
イキたい、イキたい、イキたい、イキたい……っ!!
葵の頭にあるのはそれだけだった。
「お゛っ、ぐっ……あ゛ぁ゛……っ! あ゛っ、あ゛っ!」
隼人が、葵に覆い被さるような形でスパートを始めた。
体重を乗せられた肉棒はこれまでにないほど深く突き刺さり、呼吸が困難になるほど葵の内臓を圧迫した。
その苦しさの中で、葵は何かが自分の内側から押し寄せて来ているのを感じていた。
絶頂は、すでに何度もしている。
しかしそれは、これまでのものとは比べものにならないほど大きかった。
恐怖すら感じるほどの、巨大な快楽の波。
それを押し止める術は葵にはなく、また、止めるつもりもなかった。
ただ隼人の動きに身を委ねながら、葵は、その時を待った。
────そして、来た。
「う゛ッ……ア゛ッ………ァァアアアアアアアアーーーーーーーッ!!!!」
隼人が葵の最奥で射精するのと同時に訪れた、その大きすぎる絶頂の波は、葵の残り少ない理性を残らず
背を仰け反らせ、髪を振り乱しながら、葵が獣のような声を上げる。
口の端からは涎が垂れ、腰や尻はビクビクと痙攣し、両脚は天井に向かってピンと伸び、足の指先はツリそうなほど大きく開かれていた。
その波は、なかなか収まってくれなかった。
浅く引いては、すぐさま先ほどよりも強い波が押し寄せた。
隼人の射精が終わらないからだ。
すでに常人の10倍はあろうかという量を射精しながらも、まだ出し続けている。
ようやくそれが終わったのは、長すぎる絶頂に葵が壊れてしまう、一歩手前のことだった。
ずるり、と巨大な肉棒が引き抜かれる感覚に、葵はもう一度かるく絶頂した。
そして全てが引き抜かれたとき、葵はまるで出産直後のような脱力と達成感を感じながら、緩やかに意識を閉ざしていった。
彼女の開ききった膣口からは、摘まんで持ち上げられそうなほど粘度の高い精液が、次から次へと、止めどなく溢れ出していた。