※この作品はR-18です。

獣魂戦隊ジュウソルジャーアナザーストーリー   作:XW

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 今回も最後の方に次回の予告があります。
 よければそちらも見て行ってください。



Bパート

 

「んぅ……んぅ……プハァ~!! やっぱ眠気覚ましの一杯は最高酒なぁ!!」

 

「いや……いくらアルコール全体の怪人だって言っても酒飲みすぎだって!? ダルフ様がご機嫌斜めになるのも納得だよもぉ~。」

 

 とある公園の近くで眠りから覚めた矢先に酒を一気飲みしたアルコールブルートを見て、思わず呆れながら呟くデリィ。

 

「あぁ酒臭~……」

 

「見つけたよ!!」

 

「んぅ? げぇ見つかった!!」

 

 今だ健在な酒臭さにぼやいた直後、恋達に見つかったデリィは驚きながら、今だ酔いが覚めてない心咲を除いた恋達を見つめた。

 

「プハァ!! また貴様ら酒か!? 良いぜ、此処で全員、俺様の酒を飲ませてやる酒ぇ!!」

 

「だから私達全員、未成年飲酒するつもり何てさらさらない!!」

 

「一気に行くぞ!!」

 

 残った酒を一気飲みしたアルコールブルートの言葉に狐珀が言い返した後、エミルの掛け声と共に八人はジュウソルフォンを口元に近づけた。

 

『獣魂チェンジ!!』

 

【チェンジ!! ジュウソルジャー!!】

 

 ジュウソルフォンに向けて叫んだ後にそれぞれジュウソルウォッチに掲げ、そこから八人のそれぞれのシンジュウを現した光が……今度は上空に向かって飛んで叫び、そのまま降りた光を肉体に纏った恋達はジュウソルジャーへと変身完了した。

 

「紅蓮の赤狼!! ジュウレッドォ!!」

 

「高潔なる海帝……ジュウブルー!!」

 

「神速の女豹!! ジュウイエロー!!」

 

「深緑の賢者……ジュウグリーン!!」

 

「幻影の海姫!! ジュウパープル!!!」」

 

「橙角の剛牛!! ジュウオレンジ!!!」

 

「弾丸の黒狐!! ジュウブラック!!」

 

「金色の騎士馬……ジュウゴールド!!」

 

「獣魂戦隊!!」

『ジュウソルジャー!!』

 

 ジュウピンク抜きバージョンの名乗りが終わった後、それぞれポーズを取りながら声を上げるジュウソルジャーだった。

 

――――――

 

「んぅ……愛の不死鳥……ジュウピンクZzzzz」

 

 その頃アルテミスの休憩室では、寝言をぼやきながら呟く心咲が今だ眠っていた。

 

―――――

 

「フンッ!! どうカッコつけても、俺様を倒す事など無理だ酒ぇ!!」

 

「それはどうかな?」

 

「数で攻める戦法だ!!」

 

【コール!! プテラ!!】

 

【コール!! ホーク!!】

 

 場所は戻り、豪語したアルコールブルートに向けて言い返しながらジュウグリーンはプテラボウガン、ジュウブラックはジュウトリンガーを召喚して撃ち続けるが、それら全てをアルコールブルートはフラつきつつも避けた。

 

「ハァアア!!」

 

「よっと!!」

 

「だぁあああ!!」

 

『うぉおおお!!』

 

「酒っと!! どうしたどうした酒ぇ!! 酔っぱらい怪人一体倒せない程、弱い戦隊酒かぁ?」

 

 その隙を突いてジュウレッドとジュウイエローとジュウオレンジがキックやパンチを食らわし、ジュウブルーとジュウパープルが斬撃を振るが、それら全てを避けながら挑発するアルコールブルート。

 

「……っ!! 今だ!!」

 

【コール!! タイガー!!】

 

 その直後、アルコールブルートが背中のビールサーバーのような機械を見せたのに気づいたジュウゴールドが、尽かさずリング表面に金色の虎のレイリーフと背面に白色の「百獣戦隊ガオレンジャー」のガオホワイトのマスクのレリーフが彫られたジュウソルリングを着け、尽かさずそのリング……「タイガージュウソルリング」をジュウソルフォンに掲げると、ジュウゴールドの右手にはガオホワイト専用武器の「タイガーバトン」を強大化せた棒状武器、「タイガーロッド」が召喚され、

 

「ハァアアア!!」

 

「酒ぇえええ!?」

 

 そのタイガーロッドを持ちながら地面を力強く蹴って一気にアルコールブルートに近づいたの同時にタイガーロッド先端で突いてビールサーバーのような機械を破壊、それを食らったアルコールブルートは思わず叫びながら倒れてしまう。

 

「んぅううう……ぬぅ!! ギャアアア!! 俺様の大事なサーバーが!! 酒がぁあああ!!」

 

 起き上がりながら背中を見たアルコールブルートは、背中のサーバーが破壊されたのと同時に、ジョッキに入っていただろう酒も零れた事悲鳴を上げた。

 

「やはりな……お前のそのジョッキは肉体と融合してて一体化しており、そのジョッキに繋がってるチューブは背中のサーバーから酒が無尽蔵に注がれるってカラクリか?」

 

「だからいくらお前が飲んでも、幾ら女性達に飲ませても、いつの間にか注がれたって事か。」

 

 っと、よく見ればジョッキの底に繋がっているチューブがさっき破壊したサーバーと繋がっているのを指摘しながらジュウゴールドが言い、それに付け足す形で呟くジュウグリーンだった。

 

「そ、そんな……バレてた酒だなんて……あぁ、それとサーバー壊されたショックで酔いがっ!! あ゛ぁああああ!!」

 

「あっ、急に痛み出した。」

 

「サーバー破壊されたダメージが遅れてやって来た感じだな。酔いが覚めて。」

 

 カラクリもバレ、サーバーが破壊されたショックで思わず酔いが覚めてしまったアルコールブルートは、背中のサーバーが破壊された痛みがようやくやって来たのに悲鳴を上げ、それを見て呟くジュウオレンジとジュウブラック。

 

「んじゃ……酔い覚ましにこれも食らって見な!!」

 

「酒ぇええええ!!」

 

 そんなアルコールブルートを見てニヤリと笑ったジュウグリーンは自身の胸を叩き、そこから出る振動波を食らって混乱状態に陥ったアルコールブルートに対し……

 

「ドラミング……ブレイクゥ!!」

 

「酒ぇ゛ぇええええ!!」

 

 強烈なアッパーを放って上空に飛ばし、食らったアルコールブルートはそのまま地面に叩きつけられるかと思えば……

 

「トドメは私が!! っ!!」

 

 ジュウゴールドはタイガーロッドを締まった後に得物のレイピアを手にし、再び地面を力強く蹴ってレイピアを構えながらアルコールブルートに近づき……

 

「ホース・ザ……スピアー!!」

 

「酒ぇ゛ぇえええ!! え゛ぇえええ!!」

 

 勢いに乗せてのレイピアでの突きを何度も食らわせ、それ全てを食らったアルコールブルートは今度こそ地面に叩きつけられた。

 

「さ……酒は飲んでも、、飲まれるな……酒ぇええええ!?」

 

 っと、アルコールブルートは少しだけ身体を起こしながら言った後、これまでと同じように爆散した。

 

「あぁ~!! またやられたぁ!! ここは……逃げるが勝ち!! ほら逃げるよ!!」

 

 その光景を見たデリィが嘆いた後、今回戦闘に参加しなかったブルート戦闘員達と共にこの場から一目散に逃げて行った。

 

――――――

 

「あ~らら、あなたが作ったブルートもと倒されちゃったね。」

 

「フンッ!! 所詮ただの酒飲み怪人だっただけだ。」

 

 同時刻、戦いの様子をブルート要塞のモニターで見ていたヴァイバスは隣で苛立つダルフに聞き、それにそっぽ向きながら答えるダルフ。

 

「そう怒らないの。なんだかんだ言うけど、あなただって男を跪つかせたり女を犯すのは好きでしょ?」

 

「それとこれとは話は別だ!? 第一私は、あんなふざけた能力で捕えた奴をどうこうする気はまずない。」

 

「へえ……じゃあどうやるの?」

 

 去ろうとしたダルフに対し言ったヴァイバスにダルフは答え、それを聞いてヴァイバスが問うと……

 

「決まってるだろう? 圧倒的な力で倒し捕えてから犯す……それこそが私の娯楽だ。」

 

「………ハァ、まぁあなたらしいって言えばらしいけどね。」

 

 ダルフが去り際に不気味な笑みを浮かべながら言ったのを聞き、少し呆れ気味に呟くヴァイバスだった。

 

―――――

 

「ハァ……しっかし、今回も色々と面倒な怪人だったね。」

 

「正直言うと、今後もあんな感じのが現れると思うと、流石に疲れる。」

 

「まぁ……そこはぼやくだけ無駄って事かな?」

 

 アルテミスのオペレーションルームに戻った後、今回や今での怪人を改めて思い出しながらため息交じりで橙香と瑞波が言った後、同じようにため息交じりで言う美杏。

 

「街中で酔っぱらってた女性達も、次第に酔いが覚めて正気に戻って来たらしい。」

 

「まぁ、酔っていた時の事を覚えているかどうかは話しは別になりますけど……」

 

 先ほど聞いた話を報告した狐珀の話を聞き、頭を掻きながら呟く紫夜。

 

「それにしても……今回はエミルさんが敵の弱点らしき所を見抜いてくれたお陰ですね。ありがとうございます!!」

 

「私は当然のことをしたまでだ。それに礼を言うなら……私の話を聞いて作戦を提案してくれたこいつにも言ってくれ。」

 

 その後、鎮静剤を飲みながら礼を言った恋にエミルは親指で研奈を指しながら答えた。

 

「まぁね。でもエミルが良い所を見抜いたから、今回の作戦も上手く行ったのは事実だし。まったく……どっかの厳格鮫ちゃんと違って堅物だけど視野広くて助かるよ!!」

 

「悪かったな厳格過ぎて視野狭くて。」

 

 研奈が微笑みながら言った事に瑞波がツッコんだ後、エミルは続けざまに話し続けた。

 

「その作戦も、お前がこれ託してくれたお陰で成功したんだろう? 流石はジュウソルジャーアイテム開発の天才様だな。」

 

「おっ? 嬉しい事言ってくれるじゃん!!」

 

「のわぁあああ!! だからって場所考えずに胸揉もうとするな!!」

 

 エミルがタイガージュウソルリングを見せながら言った事に本気に嬉しいのか、研奈は面白半分でエミルの胸を揉もうと近づき、それを避けながら顔を真っ赤にしてツッコむエミルだった。

 

「アハハハ……んぅ?」

 

「……………」

 

 それを見て恋も思わず笑っていると、向こうの出入口から俯きながら心咲がやって来たのに気づいた。

 

「心咲!! 良かった……酔い覚めたの?」

 

「う、うん……紫夜。」

 

「え、何?」

 

「さっきはその……酔ったとは言え、キスして……ゴメン……」

 

((あ、これ酔ってた時の事覚えてたパターンだ。))

 

 心咲に駆け寄った恋の問いに答えた心咲が紫夜に謝ったのを見て、エミル達は心中でそう思った。

 

「あぁ……大丈夫。その……アレは心咲が悪いんじゃないし。全部あのブルート怪人が……」

 

「んぅ!?」

 

『んぅ?』

 

 心咲の話を聞き、少し顔を赤くしながら紫夜が言いかけた直後、顔色を青くしながら口を抑えた心咲を見て恋達が首を傾げた直後……

 

「オエ゛ェエエエ~!!」

 

『ギャアアアア!!』

 

 酔ったせいなのか心咲が思い切り吐いてしまい、その光景を見て悲鳴を上げる恋達。

 その後、将来何があってもお酒は飲まないと誓う心咲だった。

 




次回
 ハロウィンと言えば仮装!!
 でも仮装もといコスプレするにも限度ってのもある。
 そんなのも考えない新たなブルート怪人に、ジュウソルジャーは色んな意味で大ピンチ!!

次回第六話
「破廉恥コスプレされ警報」
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