※この作品はR-18です。

獣魂戦隊ジュウソルジャーアナザーストーリー   作:XW

13 / 40
 今回はハロウィンが近いってのもあって、色んな意味でハロウィン回です。
 前回よりは短くコンパクトになったかも思いますが、一応パート別で投稿します。
 それでも良ければ、最後まで見て行ってください。
 それでは、どうぞ。



第六話 破廉恥コスプレ警報
Aパート


 

「トリックオア……コスプゥレ~!!」

 

 ある日の昼下がり。

 街中ではまた一体のブルート怪人が暴れ、目の前の女子達に向けてビームを放った。

 

「キャァアア!! 何これ!?」

 

「コスプレ!? でもこれ……」

 

「露出多すぎぃ!!」

 

「ハロハロォ~!! もうすぐハロウィンだから、一足早いコスプレだハロォ~!! それはオイラからのプレゼントハロォ~!!」

 

 そのビームを受けた女子達の服装が、魔女やエルフと言ったキャラクターの仮装……所謂コスプレだったのだが、その殆どって言うか全部露出の激しいものだった。

 

 そんな破廉恥なコスプレをされ、顔を真っ赤にする女子達を見て顔がジャックオランタンのかぼちゃの上に魔女の帽子が被られ、右手はステック状のお菓子、左手は棒付きキャンディーを模した形になっており、背中には吸血鬼を思わせるマントを身に付けていたブルート怪人は笑みを浮かべながら喜んでいた。

 

『獣魂チェンジ!!』

 

「んぅ!? ハロォオオオ!!」

 

 その矢先に九人の女子の声が聞こえ、声がした方を向いたブルート怪人……ハロウィンブルートは九つのシンジュウを現した光による攻撃を受けて倒れ、その後光は声が発せられた方……恋達の方に向かって恋達をジュウソルジャーに変身させた。

 

「痛たたたたた……ハロォ!? お前達は!?」

 

「紅蓮の赤狼!! ジュウレッドォ!!」

 

「愛の不死鳥!! ジュウピンク!!!」

 

「高潔なる海帝……ジュウブルー!!」

 

「神速の女豹!! ジュウイエロー!!」

 

「深緑の賢者……ジュウグリーン!!」

 

「幻影の海姫!! ジュウパープル!!」

 

「橙角の剛牛!! ジュウオレンジ!!」

 

「弾丸の黒狐!! ジュウブラック!!」

 

「金色の騎士馬……ジュウゴールド!!!」

 

「獣魂戦隊!!」

『ジュウソルジャー!!』

 

 立ち上がりながらハロウィンブルートが言った矢先、今回は早めの名乗りを終えるジュウソルジャーだった。

 

「そこまでだ!! そこのハロウィンブルート!!」

 

「女性に破廉恥な服を着せるとは……貴様も今までの奴と同類か!?」

 

「ジュウソルジャー!? ってか何ですぐにオイラがハロウィンブルートだって分かったハロ?」

 

「いや見た目!? 見た目からしてそうだから!?」

 

 ジュウレッドとジュウブルーの発言に驚くのと同時に、自分がすぐにハロウィンブルートだと分かった事に驚いたハロウィンブルートに突っ込むジュウイエロー。

 

「何であんなその……露出多い服着させた?」

 

「だってもうすぐハロウィンハロよぉ? ハロウィンと言えば仮装!? 仮装つまりコスプレ!? だからオイラが自慢のコスプレ衣装をプレゼントしただけハロォ~!!」

 

「いやコスプレするにも限度あるでしょ限度が!?」

 

「どうせアレ……自分の意思とかじゃ脱げないとか、あのコスプレしか着れない系のアレでしょ?」

 

「ハロォ!? 何故バレたハロォ!?」

 

「前に似た能力使う奴居たからね?!」

 

 っと、ジュウゴールドの問いにハロウィンブルートが答え、それを聞いて言い返したジュウイエローとジュウパープルの言葉にハロウィンブルートが驚いた後、それに突っ込んだジュウオレンジが斧を持ちながら走ったの同時に、他のジュウソルジャーもハロウィンブルートに向かって走った。

 

「ハァアア!!」

 

「だぁああ!!」

 

「よっと!?」

 

「ハロォオオオ!!」

 

 ジュウレッドのアームにある爪、ジュウオレンジの斧、ジュウゴールドのレイピアによる攻撃を食らい、後方へと下がるハロウィンブルート。

 

「そこだぁ!!」

 

「貰ったぁ!!」

 

 それに追い打ちをかけるかの如く、ジュウブルーとジュウパープルが刃をハロウィンブルートの頭部に向けて振るうのだが……

 

「なっ!?」

 

「固い!?」

 

 二人の刃はハロウィンブルートの頭部にダメージを与える事が出来ず、その固さに驚きながら後ろに下がるジュウブルーとジュウパープル。

 

「ハロォハロォ~!! オイラのジャックオランタンは、そん所そこらのとは固さが違うハロォ!! そんな刀じゃ傷一つすら着けれないハロォ~!!」

 

「っ!? だったら……柔らかくなるまで温めるまで!!」

 

 そう笑みを浮かべながら頭部のジャックオランタンを指さして言ったハロウィンブルートの言葉を聞き、温めて柔らかく出来ると考えたジュウグリーンはライオンジュウソルリングを使おうとした矢先……

 

「んぅ? 何かするつもりだろうが、そうはさせないハロォ~!!」

 

『わぁあああ!?』

 

 ジュウグリーンの動きに気づいたハロウィンブルートはマントを振るとお菓子型の爆弾が放たれ、それを食らったジュウグリーンとジュウレッド達は思わず地面に倒れてしまう。

 

「そして尽かさず……トリックオアコスプゥレ~!!」

 

『っ!?』

 

 その隙を見逃すまいと、ハロウィンブルートは先程のジャックオランタンから放たれた光線をジュウソルジャー全員に浴びせ、光が消えた後にあったのは……

 

「んぅ……んんぅ!? ぬぅえええ!? 何これ!? セーラー系……でもサイズが!?」

 

「やぁああああ!? 何で私豚さん!?」

 

「ちょまっ……なんだこの破廉恥にもほどある格好は!?」

 

「わぁあああちょ!? これアレでしょ!? 一時期有名になった!?」

 

「えぇ~……私コスプレするなら戦隊サイドのが良いんだけどぉ~!?」

 

「えっちょ!? 何これ人魚!?」

 

「わぁああああ!? ちょっとこれ、殆ど隠せてないじゃん!?」

 

「スカートが短すぎて……し、尻が……」

 

「おい……何だこの悪ふざけが具現化したかのような鎧は!?」

 

 ハロウィンブルートの光線を受けて変身が解け、同時に露出とかが激しい破廉恥なコスプレ衣装を着た恋達の姿があった。

 世に言うセーラ戦士的なコスプレなのだが下乳や両肩と脇が丸見えな恋。

 

 ブタ耳カチューシャ、豚のしっぽ付きパンツと言った、露出多めの豚のコスプレを着せられた心咲。

 

 一部だけ見れば巫女服のコスプレなのだが、全体的に露出も多くて一部シースルーで隠すべきところが隠せておらず一番破廉恥な瑞波。

 

 こちらも一見バニースーツのコスプレなのだが、隠す場所と出る場所が逆になってる世に言う逆バニーガール姿の美杏。

 

 こちらもまれにある特撮に良そうな女幹部のコスプレだが、世間一般的なのより露出の激しい研奈。

 

 魚の尾のようなものもあり人魚のコスプレを着たのだが……こちらも露出が多くブラ部分が貝になってる紫夜。

 

 帽子の形を見てカウガールのコスプレなのだが……牛柄極小ビキニ姿なのもあってカウガール感が弱く見える橙香。

 

 黒い婦警姿なのだが……こちらはスカートが短すぎて尻が丸見えだったりへそも丸見えな、所謂ミ●スカポリス姿の狐珀。

 

 そして騎士甲冑なのだが……露出も多く女性的に隠すべき所しか隠せてない、所謂ビキニアーマー姿のエミル。

 と言った形で破廉恥過ぎるコスプレを着せられ、恋達は顔を真っ赤にしながら悲鳴を上げた。

 

「ハロォハロォハロォ~!! 皆よく似合ってるハロォ~!!」

 

「いやこんなイヤらしいコスプレで喜んでるのお前だけだから!?」

 

「早く元に戻せ早く!!」

 

「イヤだハロォ~!!」

 

 そんな恋達を見て大いに喜ぶハロウィンブルートに対し紫夜と狐珀は言うのだが、それを断ったハロウィンブルートはそのまま逃げようと走り出した。

 

「あぁ言っとくけど、物陰とか建物に隠れようとしても無理ハロよぉ~!! 強制的に外に出される仕組みになってるハロからねぇ~!! そいじゃ!!」

 

「わぁああちょ!?」

 

「逃げるなぁあああ!?」

 

 逃げ際にそう言った後、素早く逃げ去ったハロウィンブルートに手を伸ばすエミルと瑞波だったが、ハロウィンブルートが早いのもあるがこの格好のまま走るには流石にと思ってしまい、追いかける事も出来なかった。

 

『……………』

 

 そして残ったのは先に被害を受けた女性達と、破廉恥にもほどがあるコスプレをした恋達だけだった。

 

―――――

 

「ヌッハッハッハッハッハッ!! いやぁまさか早くも、ジュウソルジャーを、しかも全員あのようなコスプレ姿にするとはのぉ!?」

 

【それもこれもプロフェッサーJ様のお陰ですハロォ!! オイラの能力に手を加えたくれたお陰で、オイラの光線浴びてコスプレを着せされた女皆、建物や物影に隠れないようにしてくれたハロからねぇ!!】

 

「以前のスク水ブルートは物陰とか建物に隠れる者もいたからのぉ~。ただそんなズルはしないようにしたまでじゃ!!」

 

【よっ!! 流石プロフェッサーJ様!!】

 

 ブルートを指揮するプロフェッサーJが居住まう要塞らしき城中心。

 そこに通信したハロウィンブルートを褒め称えるプロフェッサーJに対して照れながらもプロフェッサーJをヨイショするハロウィンブルート。

 どうやらハロウィンブルートの光線を受けて破廉恥コスプレにされた女性達が建物などに身を隠す事を防ぐようになったのは、プロフェッサーJがスク水ブルートある欠点を見て調整したかららしい。

 

「あら? 今回の怪人はJ様がお作りになったのね?」

 

「もうすぐハロウィンだからって言って、女共の破廉恥コスプレ姿が見たいって理由で、近い性癖を持つ人間を怪人にしたらしい……くだらん。」

 

「まったくですよねぇ~、ハロウィンぐらい休みたいのに~。」

 

 そんなプロフェッサーJを見ながら聞いたヴァイバスに少し苛立ちながらダルフは言い、その近くでジャックオランタン型の鞄に入れたお菓子を食べるデリィだったが……

 

「…………貴様はここで何してる?」

 

「んぅ? いやどうせ今回の奴と一緒に居たら巻き添えくらいそうですし、今回はここで待機って……」

 

 デリィを見つめながら聞いたダルフに対し、棒付きキャンディーを舐めながら答えかけたデリィに対しダルフは……

 

「巻き込まれるのは貴様の不注意のせいだぁ!? さっさと現場へと迎え!!」

 

「ギャアアアア!?」

 

 デリィの背中を蹴り飛ばしながらダルフは叫び、その蹴りを食らって悲鳴を上げたデリィはすぐさまハロウィンブルートの元へと向かった。

 

――――――

 

「はっくしょん!! あぁ寒い~!!」

 

「冬じゃないにせよこんな時期にほぼほぼ全裸だからねぇ……このままじゃ全員そろって風邪ひいちゃうって。」

 

 物陰ではないにせよ、人気がない公園。

 そこにあるベンチに座りながら大きくくしゃみした美杏の隣で自身の身体を抱いて震えながら言う橙香。

 確かに涼しくなった今の季節的に、今の美杏達の破廉恥コスプレ姿は精神的にも肉体的にもキツイものがあった。

 

「んぅ~……近くのコンビニで温かい食べ物と飲み物買ってきましたぁ~。」

 

「まったく……何で私と恋が買い出し担当なんだ?」

 

「仕方ないだろう? 私達がこんな格好で出歩いたら変態と間違えられるだろうし、露出が弱いお前達が適任だろう。」

 

「全然適任じゃないんだが!? 歩く途中下半身見られまくったんだが!?」

 

「私も下乳を……うぅ、」

 

 そんな中、近くのコンビニから買い出しを終えた恋と狐珀が顔を真っ赤にしながら帰って来、狐珀の問いに対しエミルがビキニアーマーと一緒に持たされたおもちゃの剣で地面を軽く突きながら言い、その返答に対して更に顔を真っ赤にしながらスカートを伸ばそうとしながら狐珀はツッコみ、その隣で下乳を隠しながら呟く恋。

 

「お前達全員まだマシな方だろうが!? 私に至ってはこれだぞ!? 殆ど全裸みたいなもんだぞ!?」

 

「あぁそれ、さっき知り合いのエロゲ好きの子に調べてもらったんだけど……所謂寝取られエロゲ―の巫女が最終的に着せられる衣装だね。」

 

「なんでそんなコスプレを着せられたんだ私はぁあああ!?」

 

「私に怒鳴らないでよ。私のだって調べたら特撮系AVに出て来る女幹部のコスプレだからさぁ~。」

 

 っと、乳首や膣部分を覆ってる布がシースルしようのせいで陥没乳首も膣も丸見えで、下手したら全裸より恥ずかしい姿の瑞波は顔を恋や狐珀以上に顔を真っ赤にしながら叫んだ後、研奈が言った事を聞いて更に真っ赤にしながら声を上げたのに対し、研奈は目を逸らしながら言い返した。

 

「私なんて豚……豚さんですよぉ。うぅ……私、そんなに太って見えるかなぁ~?」

 

「こ、心咲、そんなに落ち込まないで。ホラ、前聞いた話じゃ豚の体積の大半は水だって聞くし……体重はそこまでじゃ。」

 

「うぅ~、精一杯のフォローありがとう。」

 

 近くで涙を流しながら落ち込んでいる心咲を慰めようと紫夜は言い、それにまだ涙を流しながら答える心咲。

 

「どちらにせよ、このままじゃ全員変態コスプレ集団に間違えられるのも時間の問題だな。」

 

「あぁ……早くあのハロウィンブルートを倒さないといけないんだが……如何せんこのままじゃな……」

 

「多分変身も封じられてると思いますしね……せめて武器だけでもあれば……

 

 そんなこんなで、この状況から抜け出す為にもハロウィンブルートを倒すべきと考えるエミルや狐珀だったが、恋の言う通りこのままじゃ変身も恐らく不可能で戦う事すらままならない状況なのは変りなかった。

 

「武器……武器ね。」

 

「んぅ? どうしたんですか?」

 

「いやねぇ……もしかしたらッて思ってさ……」

 

 そんな中、恋の言葉を聞いて何かに気づいた研奈が顎に手を添えながら言ったを見て紫夜が聞くと、研奈は答えながら主に心咲や狐珀が使うホークジュウソルリングを見せながら答えた。

 

 




 因みに瑞波と心咲と美杏の破廉恥コスプレ姿は原作を調べて参考にし、恋のは原作で瑞波が着てたのを参考って言うか元にしました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。