色々書こうと思った結果、こうなってしまい申し訳ございません。
それでも良ければ、ご覧になってください。
それでは、どうぞ。
前編
「よっと!! ほぉ!! ハァアア!!」
ある日の朝方。
十桜学園近くにある、ジュウソルジャーの訓練用に使う採掘場跡では、ジュウグリーンがジュウトリンガーでの射撃戦を行っていた。
次々と現れる訓練用射撃台からの銃撃を避けながら、その射撃台に着いてる的を狙い打ち続けていた。
「ほっと!! フゥ……んぅ?」
幾つか打ち倒して行き、一息ついたジュウグリーンだったがその直後、地面が揺れたの同時に大きめの銃撃台が姿を現した。
「うん……そろそろ頃合いかな?」
【チャージ!! イーグル!!】
それを見て呟いたジュウグリーンは尽かさず身に付けていたイーグルジュウソルリングをジュウトリンガーの上部に当て、ジュウトリンガーにイーグルのシンジュウの力をチャージさせた。
「ハァアアアア!!」
そのチャージさせたジュウトリンガーの銃口を巨大銃撃台に向けたのと同時に発射。
イーグルの形をした銃撃がいとも簡単に射撃台を破壊した。
「フゥ……やっぱ威力制限付けとくべきだったかなぁ~? 千咲さんに怒られたら色々面倒だからなぁ~。」
「研奈ちゃ~ん!! お疲れぇ!!」
ジュウトリンガーの銃口からでた煙を一息吐いて消した後、呟きながらメットを外したジュウグリーン……研奈を嬉しさ交じりの声で呼んだ、研奈と同じ緑髪で白衣を身に付けた女性は尽かさず研奈を抱きしめた。
「んひゃぁあああ!! ちょ……ママぁ!! まだスーツの変身解いてない!? 気を抜いてる時に抱き付きはNGだって!?」
「あぁごめん!! 大丈夫、色々漏れてない!?」
「分かんないけど……多分愛液はちょい漏れたかも。」
その女性……研奈の母でもあり初代ジュウグリーン、そしてジュウストーン研究の第一人者でもあった鈴森緑子(すずもりみどりこ)に研奈は、ジュウグリーン変身直後にある性欲高上で起こる感度の上昇で抱かれただけで少し感じてしまい、それを指摘された緑子は謝りながら離れ、その際に言った緑子の話に答えながら変身を完全に解く研奈。
「フゥ……」
(前に調べた時よりも、感度が上がってる感じがする。ここ最近の戦闘でジュウソウルが強くなったのと同時に、副作用も強くなってきているって感じかな?)
一息ついた後、眼鏡を上げながら先ほどの感覚を感じながら考えた研奈は、懐にあるイーグルジュウソルリングを置いてあった巨大なデバイスにセットした。
「それにしても……イーグルジュウソルリングを使っての戦闘を経験したいって理由で一人で戦闘訓練なんてねぇ。イーグドリーンでの数分での移動とさっきのチャージ攻撃……それって本当に必要。」
「イーグルジュウソルリングは他と違ってリングでの戦闘で使ったデータは少ないからね。訓練とは言えデータは作っておきたかったの。」
「……リングではか。」
緑子の問いに答えながら、巨大なデバイスの隣に置いてあったパソコンを起動し操作する研奈の言葉に、そつ小さく呟く緑子。
「ママ?」
「んぅ、あぁゴメンね!! ちょっと……昔の事思い出してて……」
「あぁ……それなら、しょうがないか。」
そんな緑子が悲しげな顔をしたのを見て研奈が問い、それに愛想笑いしながら答えた緑子の話に申し訳なさそうな顔を浮かべながらイーグルジュウソルリングを見る研奈は、再びパソコンでの作業に戻った。
「それでさ……今回の訓練でそれ出来そう?」
「他のジュウソルリングはイーグルに比べてちゃんとした戦闘経験もあるしね。後はそのデータとそれぞれの特徴や力を組み合わせればっと……」
話を切り替えるようにして質問した緑子に作業しながら答える研奈は、先ほどイーグルジュウソルリングを設置した巨大なデバイスを見つめた。
巨大なデバイスを見るとイーグルだけでなく、ジュゴン、プテラ、ツル、タイガー、ライオン、トリケラ、カメレオン、カマキリ、パピヨンと、これまでの戦いでジュウソルジャーが使ったホーク以外のジュウソルリングが円を囲むようにして設置されており、その円の中心には女性の掌より少し大きめな獅子の形をしたガントレットがあり、そのガントレットの真ん中には他より大きめなジュウストーンが組み込まれていた。
「これが……ジュウソルジャーのパワーアップアイテム……」
「今でも十分に戦える感じだけど、敵さんもいつも通りって訳でもないしね……ここいらで作っておかないと……」
どうやらガントレットはジュウソルジャーを強化させるためのアイテムらしく、それを見て呟いた緑子に対し、真剣な眼差しでパソコンを撃ち続けながら話す研奈。
「……気持ちは分からなくもないけど、無理だけはしないでね。」
「んぅ……ノープロブレム!! その時はママにも手伝ってもらうから!?」
「フフッ、なら良し!!」
そんな研奈を見て少し悲しげな顔を浮かべながら言った緑子に研奈は笑みを見せながら言い、それを見て笑みを浮かべ返しながら言う緑子。
「んぅ!? とりあえず形は出来た感じかな?」
自身の母親とそんなやり取りをしていた矢先、パソコンからの音とガントレットが光ったのに気づいて呟く研奈。
光ったガントレットは徐々にその光を収めて行き、光が完全に消えるとそこにはピンク、白、赤、緑、黄色、紫と、十個のジュウソルリングの色に彩られて少し可愛らしい色のガントレットになっていた。
「名付けて……キマイラット!! 後は研究室で調整の後、テストかな?!」
「あら、手伝う事なかったかな?」
「そうだね……まぁ後で、美味しいブレックファーストタイムを作ってもらおうかな?」
「アハハハ……了解。」
まだ細かい調整はまだとは言え、完成したパワーアップアイテム「キマイトレット」を手に取りながら言った研奈を見て緑子は言い、それにまたも笑みを浮かべながら言った研奈の言葉に笑顔で答える緑子。
今やジュウストーン研究などは研奈が殆ど行っているとは言え、親子の中はかなり良好らしい。
―――――
「…………………」
その頃ブルート要塞では、ダルフが何時ものように目を瞑っていた。
その様子からして、今は不機嫌な状態なのだろう。
「ありゃ~、ダルフ様ご機嫌斜めまっしぐらって感じだなぁ~。」
「そりゃここ最近はジュウソルジャーに負けっぱなしだものね。不満あるならまた自分でブルート怪人にする人間探せば良いのに。」
「いやぁ探した所で、またアルコールブルートみたいな奴が出来てもアレッスから……多分っスけどダルフ様、J様やヴァイバス様以上に怪人にする人間探すの下手ぁあああ!?」
そんなダルフを見て言ったデリィの言葉にヴァイバスが呟くと、それにデリィが言い返そうとしたのが聞こえたのか、ダルフは得物の剣を振るって斬撃を放ち、それを紙一重で避けるデリィ。
「悪いのは変態な奴らしか選ばない青のジュウストーンだ!! ったく……私が直に行った方が早くジュウソルジャーを殲滅出来るんじゃないのか!?」
「殲滅は駄目よぉ~あの子達を最終的に全員捕えて、自分の女にするのがJ様の目的の一つなんだから……一人でも倒したら反逆と見なされて……いや、それも悪くないかも。」
「いやヴァイバス様はJ様にあんなことやそんな事されたいだけでしょうが!? ってかここ最近の変態怪人ばっか出来るの、J様の変態思考が青のジュウストーンに移ったのが原因なんじゃないのこれぇ!?」
刀を大きく振るいながら言ったダルフに言いながら顎に手を添えて考えたヴァイバスを見、思わずここ最近の事も交えてデリィがツッコんだ直後だった。
「ほぉ……それは面白い発想じゃのうデリィ。」
「え? のわぁ!! J様!!」
デリィの話を聞いて髪を指で添えながら話すプロフェッサーJの姿を見て驚くデリィ。
そんなプロフェッサーJの隣には両肩に大きめのパラポラアンテナ、両腕両足にメガホンが取り付いており、頭が穴あきコインに紐が結んであるような形になっているブルート怪人が立っていた。
「あら、それはまた新しい怪人でしょうか?」
「そうじゃ!! 儂が探してた怪人に相応しい人間がいたものでな……ちょうど手元にあったのと融合させて作ったんのじゃ!!」
「……今度はまともな奴なんでしょうね!? おい貴様……」
ヴァイバスの問いにプロフェッサーJが答える中、ダルフがその新しい怪人を見て言いかけたのと同時に、怪人は両肩のアンテナから出た音波をダルフに当てると……
「貴様の実力を試したい……私と悩殺ダンスに耐えれるか!?」
「いや何言い出してんですかあんたぁ!?」
そう言って自身の乳房と膣を露にさせながら腰を振るダルフを見、その変態な行動に思わずツッコむデリィ。
「何を言っている!? 我らブルート同士の戦いは、悩殺ダンスやらでどれだけ絶頂に耐えれるか競い合うものだろう!?」
「いやそんなルール聞いた事無いっスから!? 何、ストレス溜まり過ぎて頭イカれたっスかぁ?!」
腰を淫らに動かしながら言ったダルフの言動も可笑しいと思い、またも声を上げながらデリィがツッコんでると……
「ヌッホッホッホッホッホ……上手く行きそうじゃのぉ。ほれ、名残惜しいが解いてやれ。」
「了解さい!! 解除~。」
「………っ!! わ、私は一体何を……!? き、貴様、私に何をした!?」
笑みを浮かべながら言ったプロフェッサーJの話を聞いた怪人は、再びアンテナからの音波をダルフに浴びさせると、ダルフは目を覚ましたかのように先ほどまでの自分の行動や姿を思い出した後、原因であろう目の前の怪人に胸を隠しながら怒鳴り上げた。
「今のは……催眠でしょうか?」
「そうじゃ!! こやつの名は文字通り催眠ブルート!! 奴の放った催眠は、如何なる女も自分の思うように出来るのじゃ!!」
「ダルフ様もこうも簡単に催眠をかけれたって事は、ジュウソルジャーの女共を催眠にかけるなんてお茶の子さいさいですさい!!」
先ほどまでの光景を見、何かを察したヴァイバスの問いにプロフェッサーJが答えた後、ブルート怪人……催眠ブルートは余裕の態度を出しながら話した。
「……あのぉ、因みに催眠にかけた奴にする命令ってのは?」
「もちろん俺やプロフェッサーJ様が好む、あんな事やこんな事と言ったエロエロな奴に決まってるさい!! 当然、女にしかかけないさい!!」
「でしょうね~薄々分かってたけど、そんな気がした~!!」
っと、恐る恐る聞いたデリィの問いに催眠ブルートはハッキリと答えたのを聞き、少し落胆しながら呟くデリィ。
「……またもこんなイヤらしい怪人を作ったのはともかく、先ほど私を催眠にかけた報いは受けてもらうぞ!!」
「おっと!! そこで止まるさい!!」
「っ!?」
衣服を着直し、先ほど自分に催眠をかけた事に怒るダルフは催眠ブルートに斬りかかるが、催眠ブルートは両腕のメガホンを向けながら声を上げ、それをメガホン越しに聞いてしまったダルフはその場に止まってしまった。
「ちなみに俺の催眠波は肩だけでなく、このメガホンからも声でのとして発生できるさい。それにここからは音波攻撃も出せて、催眠が効かない、効きづらい奴はこれで痛めつけてからかける事も出来るさいよ。」
「うわぁ~、何か思ったより強そうな奴~。」
「強そうじゃないさい……強いさいよぉ!!」
「あぁ、そうなのね。」
っと、周りを動き回りながら言った催眠ブルートの言葉を聞いてデリィは呟き、それを聞いて堂々と言った催眠ブルートについ頷くデリィ。
「こやつの催眠能力でジュウソルジャーを思うままにし、最終的には全員儂の女に堕としてやろう!! 今からどんな事しようかと思うと……ヌヒョヒョヒョヒョヒョヒョ!!」
「流石プロフェッサーJ様、既に作戦成功した後の事を妄想してらっしゃるさい!! あっ、もう体動いて良いさいよぉ~。」
「んぅあぁ!! ハァ……ハァ……ハァ……くぅ、」
そう不気味な笑みを浮かべながら言ったプロフェッサーJを見て感心する催眠ブルートは、忘れていたダルフの催眠を解除させ、身体が動くようになったダルフは息を整えながら催眠ブルートを睨んだ。
「………J様の変態思考が青のジュウストーンにうつった自分の考え、あながち間違いじゃないかもッス。」
「まぁ、私はそれでも構わないけどねぇ~。」
そんな光景を見て唖然となりながら言ったデリィに対し、そう髪を弄りながら呟くヴァイバスだった。
―――――
『……………………』
新たなブルート怪人の出現、その報を聞いた恋達はすぐさま現場に急行したが、そこで見た光景に全員唖然となっていた。
「あぁあああ!? ダメェ!? またイッ!?」
「お、オマ●ッ!? オマ●コ気持ちよクゥウウウ!?」
「だぁああらめぇ!? も゛っつどぉ!? も゛っとイギだぁああい!?」
((な、何じゃこの地獄絵図はぁああああ!?)
何せ現場では瞳から光を喪った女性が半裸になるか全裸になり、外でも構わずにオナニーを激しくしており、それを見て顔を真っ赤にしながら驚く九人だった。
「さいさぁ~い!! ようやく現れたさいジュウソルジャーの女共!! ここ最近はかなり調子良いだろうがそれも今日までさい!!」
「うん……言ってる事はちょいカッコいいと思うけどさ、君がやった事で台無しだからね色々と!?」
そんな恋達を見つけた催眠ブルートがブルート戦闘員を連れて堂々と姿を現しながら言い、それに対して周りを見ながら呟くデリィ。
「……この女性達の異常さと言い、お前の見た目と言い……まさか貴様、催眠関連か!?」
「さいぃい!? ぐぅ、こうもすぐバレるとは……奴らをおびき出す為に何人か気を失うまでオナニーしてろって催眠をしたのが仇だったか!?」
「それもあるが貴様の見た目、どう見ても音波とかで人を操る系の怪人なの丸わかりだ!?」
「顔も催眠遊びする際に使うアレだし!?」
「………ふと思ったけど、うちらの怪人って見た目で敵の特徴丸わかりな所あるよな。」
そんな催眠ブルートを見てエミルが周囲の女性達も見ながら言った事に催眠ブルートは驚いたのに狐珀と美杏はツッコみ、そのツッコミを聞いて呟くデリィ。
「フン、まぁ良いさい!! 貴様らを俺の催眠で意のままにした後に捕え、我が主献上する事に違いないからさい!! 行くぞお前達!!」
『キシャアア!!』
催眠ブルートは少し悔しがりながらもすぐに開き直り、ブルート戦闘員共に前に出た。
「アイツの両肩には気を付けた方が良いね。恐らく奴さんはあれから催眠波をかけたんだと思う。」
「ならそれを浴びないようにした方が良いって事か……気を付けろよ瑞波。」
「何で私だ!?」
「あぁ、一番催眠掛かりそうだから。」
「うぅ……否定しづらい。後心咲もかかり易そうだから気をつけて。」
「かかり易そうって何!?」
催眠ブルートを見て言った研奈の言葉に呟いた狐珀に瑞波がツッコみ、その会話を聞いて言った橙香と目を少し逸らしながら言った紫夜の言葉に涙目でツッコむ心咲。
「あぁもう!! とにかく変身しよ!!」
「あぁ、行くぞ!!」
「はい!!」
『獣魂チェンジ!!』
そんな中で美杏が言った事にエミルが答えたのに続く形で恋が頷いた後、恋達はそれぞれのジュウソルフォンを口元に近づけたのと同時に叫んだ。
【チェンジ!! ジュウソルジャー!!】
叫んだ後、それぞれのジュウソルウォッチに掲げると九人のシンジュウを現した光が現れ、そのまま恋達の元へ向かって恋達もその肉体に纏ってジュウソルジャーへと変身した。
「紅蓮の赤狼!! ジュウレッドォ!!」
「愛の不死鳥!! ジュウピンク!!」
「高潔なる海帝……ジュウブルー!!」
「神速の女豹!! ジュウイエロー!!」
「深緑の賢者……ジュウグリーン!!」
「幻影の海姫!! ジュウパープル!!」
「橙角の剛牛!! ジュウオレンジ!!」
「弾丸の黒狐!! ジュウブラック!!」
「金色の騎士馬……ジュウゴールド!!」
「獣魂戦隊!!」
『ジュウソルジャー!!』
それぞれの名乗りを終え、今回は何の問題もなくポーズを取りながら声を上げるジュウソルジャーだった。
「ピンクとパープルは周りの人達を何とか避難してやってくれ!! オレンジとイエローとゴールドは戦闘員を頼む!! 怪人は私達に任せてくれ!!」
『はい!!』
「了解しました!!」
「OK!!」
「こっちが終わったらすぐ駆け付ける……行くぞ!!」
ジュウブラックの指示を聞いてジュウピンクとジュウパープルは急いで周りの女性達の避難に向かい、ジュウイエローとジュウオレンジとジュウゴールドは戦闘員の対処。
そしてジュウレッドとジュウブルーとジュウグリーンとジュウブラックは催眠ブルートに向かって走り出した。
『ハァアアア!!』
「おっと!? 止まるさい!!」
『っ!?』
ジュウレッドが爪を、ジュウブルーが剣を振るいながら近づいてるのを見、催眠ブルートは両腕のメガホン越しに声を上げ、それを食らって動きを封じられてしまうジュウレッドとジュウブルー。
「っ!? あの両腕のメガホン……アレは声での催眠に使う為のか!?」
「それぞれ違うタイプの催眠を使うって感じかな……だったら!?」
【コール!! プテラ!!】
二人より少し遅れて向かっていたジュウブラックが驚きながら言った後、続く形で言ったジュウグリーンはプテラジュウソルリングを身に付けてすぐにジュウソルフォンに掲げ、右手にプテラボウガンが召喚されると……
「二人共、ごめんなさいね!!」
『えっ!? わぁちょ!?』
そのボウガンの矢をジュウレッドとジュウブルーの足元に撃ち、その際に起こった爆発でジュウレッドとジュウブルーは驚きながら転んでしまった。
「簡単な催眠なら衝撃を与えれば解けるかなって思ったけど……どうやら成功だったみたいだね!!」
「痛つつつつ……やるならやるって最初に言ってくれ!?」
「でも……お陰で動けるようになりました!!」
【コール! トリケラトプス!!】
ジュウグリーンの話を聞いてジュウブルーがツッコんだ後、ジュウレッドは礼を言いながらトリケラジュウソルリングを身に付けるのと同時にジュウソルフォンに掲げてドリケシールドランスを召喚した。
「とにかくまずは、あのデカいアンテナを!?」
「あぁ!! 破壊するぞ!!」
「むむっ!? そうはさせんさっ、」
「こっちの台詞だ!!」
「ハァアアア!!」
ドリケシールドランスを手にしたジュウレッドの言葉に頷きながらジュウブルーは得物の剣を握り、それを見て再び動きを封じようとした催眠ブルートに向けて銃撃を放つジュウグリーンとジュウブラック。
「さいぃいい!?」
「っ!! 今だレッド!!」
「はい!!」
『ハァアアア!!』
銃撃を受けてよろけてしまった催眠ブルートを見てジュウブルーが叫び、それに頷きながらジュウレッドはジュウブルーと共に催眠ブルートの両肩のパラポラアンテナを破壊しようと得物を振るった。
『っ!?』
「なぁ!?」
「うそぉ!!」
だがジュウブルーの剣での斬撃も、ジュウレッドのドリケシールドランスによる攻撃も催眠ブルートのアンテナを破壊する事は出来ず、それを見て着地しながらジュウレッドとジュウブルーは驚き、同じく見ていたジュウブラックとジュウグリーンも驚きを隠せないでいた。
「さぁいさいさいさい~!! 俺様のこのアンテナは特殊合金で改造されてるんさい!! お前達の攻撃じゃ破壊する事も出来ないさぁ~い!!」
「よっと!! ハァア!? そんなんあり!?」
「じゃあアレどうすんのぉ!?」
驚きを隠せないでいたジュウソルジャーに余裕を見せながら言い、それを聞きながら戦闘員を倒していたジュウオレンジとジュウイエローも驚ろきを隠せないでいた。
「隙あり!!」
『っ!? わぁあああ!?』
そうこうしてると催眠ブルートはメガホンから攻撃音波を放ち、それを食らって倒れてしまうジュウレッドとジュウブルーとジュウグリーンとジュウブラック。
「くぅうう……」
「さいさい……さて、まずは催眠かかりそうなジュウブルー、お前さんからさい!!」
「んぅう……やれるものならやって見ろ、貴様の催眠に掛かる程……私は軟ではない!!」
っと、立ち上がろうとしたジュウブルーに向けて両肩のパラポラアンテナを向けながら言った催眠ブルートに対し、ジュウブルーは催眠ブルートを睨みながら言うが………
「フン、そう言いはる女の方が……一番かかりやすいさいよ!!」
「っ!?」
催眠ブルートはそう言ったのと同時にアンテナから催眠波を放ち、それをまともに食らってしまうジュウブルー。
「あぁしまった!! よりにもよって!?」
「くぅ……早く奴を何とかしないと?!」
それを見てジュウグリーンが嘆いた隣で、ジュウブラックが得物の銃を構えながら立ち上がった直後……
「ブラックぅ!!」
「えっ!? わぁああちょ!?」
ジュウブルーは突然ジュウブラックに向かって飛びかかり、そのままジュウブラックを押し倒した。
「ちょ……ブルー!! お前何をぅうう!? お前……何を、どこさわってぇええ!?」
「ハァ……ハァ……ハァ……わ、分からない。分からないが今、無性にお前と交わりたいと思ってが、我慢できないんだ!?」
「だからってそんなんひゃぁああ!? た、頼むからそれ以上あぁあああ!?」
押し倒したジュウブルーはそのままジュウブラックの胸や膣部分を触り出し、それに感じながら言ったジュウブラックに対してジュウブルーは息を荒く吐きながら言い、それにツッコミながらもまた感じてしまうジュウブラック。
「わぁああ!? ブルーが催眠かかってブラックとレズってるうぅうう!?」
「ちょっとぉおお!? お姉ちゃぁああん!?」
「あぁもう!! 本当にかかるバカがいるか!?」
それを見てジュウイエローとジュウパープルが声を上げ、ジュウゴールドもツッコみながら催眠ブルートの方に行こうとしたものの、戦闘員が今だいたせいで行けずじまいでいた。
「さぁいさいさいさいさい!! チョロイもんさい!! 本格的な催眠はアジトに戻ってやるから、今はそこでレズってろさい!!」
「くぅ!? あの催眠をとくには……」
「あそこまでガチな催眠を解くには、あのアンテナを壊すか怪人ぶっ倒すしかないけど……それもちょい厳しそうだな……っ!?」
ジュウブルートジュウブラックのレズ交わりを見て笑いながら言った催眠ブルートを見て聞いたジュウレッドの問いに対し、頭を捻りながら呟くジュウグリーンはその直後、ある事を思い出した。
「………もしかしたら、アレなら……」
「アレって?」
「まだテストすんでないけど……まぁこれも悪くないか!?」
呟いたジュウグリーンの言葉にジュウレッドが首を傾ける中、ジュウグリーンは言いながら立ち上がった後、ジュウソルフォンを口元に近づけた。
「キマイラット!!」
【キマイラセットォ!!】
そのままジュウグリーンが叫んだのと同時に、手元にキマイラットが召喚され、それをジュウグリーンはジュウソルウォッチに接続する形で装着した。
「フゥ……重獣魂チェンジ!!」
【スーパーコール!! キマイラ!!】
ジュウグリーンはその後再びジュウソルフォンに向けて叫んだ後、そのままジュウソルフォンをキマイラットに向けて掲げると電子音が鳴り、それと同時にキマイラットからイーグル、ジュゴン、プテラ、ツル、タイガー、ライオン、トリケラ、カメレオン、カマキリ、パピヨンのシンジュウを現した光が現したかと思えばその光は一つになり、十体の要素を含んだキマイラの姿となると、その光はジュウグリーンに向かって飛びかかったのと同時にアーマーへと変化。
ジュウグリーンの肉体に装着されて行った。
「ハァアアア!!」
「さいぃいいい!?」
「ぬぇえええ!? これは!?」
『っ!?』
声を上げながら残った光を払ったジュウグリーンの姿を見、催眠ブルートとデリィだけでなく、ジュウブルーを除いた七人のジュウソルジャーも驚いた。
そこにいたジュウグリーンの肉体には、背中にイーグル、右肩にプテラ、左肩にツル、右腕にトリケラ、左腕にカメレオンとパピヨン、右脚にはカマキリ、左脚にタイガーとジュゴン、そして胸部にライオンの頭部を模したアーマーが装着されていたからだ。
後編は近いうちに投稿するよう頑張りますので、良ければお待ちしてくだされば幸いです。
失礼いたしました。