※この作品はR-18です。

獣魂戦隊ジュウソルジャーアナザーストーリー   作:XW

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 お久しぶりです。
 二ヶ月の間別サイトの方で投稿してたり、その後の燃え尽き症候群で書けないでいました。
 今週からなんやかんやで色々復帰します。
 今回は初の幹部との戦闘メインとなっています。
 それでも良ければ、ご覧になって見てください。
 それでは、どうぞ。



第九話 ダルフ襲来!!
Aパート


 

「んはぁ!?」

 

 街の至る所が破壊され、火災も広がる中、ジュウピンクは敵の斬撃を食らって仰向けに倒れてしまう。

 

「んぅ……ハァ……ハァ……ハァ……あぁああ!?」

 

「弱いな……我らを苦しめたジュウソルジャーがここまでとは……いや、貴様が一番弱いだけか?」

 

 倒れながらも、息を整えながら立ち上がろうとしたジュウピンクの、ツインテールで纏めていた髪を引っ張った敵は、ジュウピンクを見下しながら言った後……

 

「フン、だが悪くない女だ……あの方が気に入るのも頷ける。ただ倒すのはもったいない……っ!!」

 

「キャァアア!?」

 

 鼻で笑いながら言った敵は剣を振るいジュウピンクのスーツを斬り裂くと、ジュウピンクは自身の豊満すぎる胸が露になりながら悲鳴を上げ……

 

「せっかくだ……存分に痛めつけて、犯してやるのも悪くないな。」

 

 っと、敵……ダルフはジュウピンク……若かりし頃の桜間千咲を見下ろしながら言うのだった。

 

~~~~~

 

「っ!?」

 

 そのような過去を夢で見、思わず目が覚めてしまった千咲は思い切り上半身をベットから起こし、息を荒く吐いてしまっていた。

 

「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ………な、なんで今になってあんなのを……」

 

 息を整えつつ、額に掻いた汗を拭いながら呟いた千咲は、ふと自室の机の上に飾っているフォトフレームを見つめた。

 そこには二十年前の、初代ジュウソルジャーだったメンバーの集合写真も飾ってあった。

 

「………………」

 

 そんな思い出のある写真を見ながらも、複雑な顔を浮かべる千咲だった。

 

――――――

 

「♪~」

 

 授業も終わり放課後の十桜学園。

 その生徒会室では会計である研奈が鼻歌を歌いながらジュウソルリングを磨いていた。

 

「研奈、ジュウソルリングのメンテも大事なのは分かるが、生徒会の仕事もちゃんとやってくれないと、進級しないぞ。」

 

「心配せずとも、もうある程度纏めてますよ会長さん。ってか進級って言っても、うちらそこらへんは何とか方式で今のままじゃないの?」

 

「そう言うメタ発言止めない?」

 

 そんな研奈を見ながらパソコンを打っていた生徒会長の瑞波に研奈は答え、その返答を聞いてツッコむ雑務の美杏。

 

「よぉーす!! 皆お疲れさん!!」

 

「紫藤先生、お疲れ様です。」

 

 っと、十桜学園の体育教師を担当している海香が笑みを浮かべながら生徒会室に入って来、書記の紫夜が挨拶する中、海香は研奈が磨き終わったジュウソルリングの一つを手にした。

 

「これ、まだ使ってない奴?」

 

「YES、キマイラットに組み合わせたの以外にもジュウストーンはいっぱいありますしね。多いに越した事はないですよ。」

 

「今エミルと狐珀さんも、新しいジュウソルリングのテストを行ってて、恋も付き添いで行ってます。」

 

 海香が手にしたのが戦闘ではまだ使われないジュウソルリングである事を研奈が答え、続く形で美杏と同じ雑務の橙香が答えた。

 どうやらキマイラットの件以来、恋達も自らジュウソルリングのテスターを名乗り出るようになり、研奈も渋々それに了承している日々が続いていた。

 

「ふぅ~ん、しっかし便利なもんだな。私の頃なんかこんなアイテム無しだったから。」

 

「あぁ、やっぱり海香さんやママが現役だった時はキツかったんですか?」

 

「いやキツいって訳じゃないけどさ、私らの頃はジュウソルフォンとかジュウソルウォッチとか、アレ抑えれる装置もなかったから、耐えるのが正直しんどかった。」

 

「それ……言って良いヤツですか?」

 

「ここには私しかいないから良いの?! まぁ黄美子辺りが聞いたら弛んでるって叱って来そうだけど。」

 

「あぁありそう……」

 

 そんな話を聞き、昔を思い出しながら言った海香は心咲の問いに答えながら話し、その話に対し問うた橙香に苦虫を嚙んだような顔を浮かべながら言った海香の話に頷く美杏。

 

「でも一番大変だったのは千咲だったかな? アイツ私らの中じゃ戦闘に関しては弱い方なのに、回復支援ってのもあって常に狙われるわで、まぁ狙われるに関しては別の意味もありそうだけどな。」

 

「そ、そうなんですか……」

 

「アレ? 心咲っち、千咲さんから話聞いてないの?」

 

「まぁ、自分の嫌な昔話なんて……好きで話す人なんていないだろうし。」

 

 海香の話を聞いて俯く心咲を見て美杏が聞き、それに対し言いながら書類を纏める紫夜。

 

「まぁ、そんだけオメェらが恵まれてるってわけだけど、だからって慢心するんじゃねぇぞ? 敵も次どう動くか……」

 

 っと、海香が腕を組んで豊満な胸を上に寄せながら言いかけた直後だった。

 

『っ!?』

 

 生徒会室に居る面々のジュウソルフォンが大きく鳴り出し、それを聞いて目を見開いた心咲と瑞波と美杏と研奈と紫夜と橙香は急ぎ向った。

 

―――――

 

『キシャアア!!』

 

 街中では既に、ブルート戦闘員が人々を襲いながら暴れていた。

 唯一いつものと違いがあるとしたら、今回はブルート怪人がいない事ぐらいだ。

 

「ワンッ!!」

 

「キィイイ!!」

 

『っ!?』

 

 それでもなおブルート戦闘員が暴れ続ける中、全身ピンクのロボット犬と全身黄色の翼竜ロボが現れたのと同時に、人々を襲うブルート戦闘員を何人か攻撃した。

 

「皆さん!? 今の内に!?」

 

「良し、戦闘員ぐらいなら牽制以上の働きも出来そうだ。」

 

「研奈様々って所かな?」

 

ピンクのロボット犬……「特捜戦隊デカレンジャー」のマーフィーK9をモチーフにしたサポートロボ「ジューフィーJ12」と全身黄色の翼竜ロボ……「爆竜戦隊アバレンジャー」の爆竜プテラノドンをモチーフにしたサポートロボ「ケツァルブーメ」がブルート戦闘員を人々から離してる隙に恋が逃がし、遅れて来たエミルと狐珀がサポートロボ二体を見て呟いた。

 

「狐珀!! エミル!! 恋!!」

 

「おっ、サポート組、上手く使えてそうだね。」

 

「あぁ、体の負担も少ないし、あっちの方も問題なく使えそうだ。」

 

 そんな中で遅れて瑞波と研奈達が来る中、研奈の言葉に答えながら狐珀はエミルと共に、こっちに来たジューフィーJ12とケツァルブーメが光に包まれて消えたのを確認しながら……リング表面に黒色の犬のレリーフと背面に「特捜戦隊デカレンジャー」のデカピンクのマスクが彫られたレリーフがある「ドッグジュウソルリング」と、リング表面に黒色のケツァルコアトルスのレリーフと背面に「爆竜戦隊アバレンジャー」のアバレイエローのマスクが彫られたレリーフがある「ケツァルコアトルジュウソルリング」を手にしながら答えた。

 

「ってか、今回は戦闘員だけ?」

 

「単に暴れてるだけ……って思うのは危険だが、とにかく奴らを止めるぞ!!」

 

「はい!!」

 

 ブルート戦闘員を見て美杏が言った事にエミルが答えながら言い、それに恋が頷いたのをきっかけに、恋達は右手に持つジュウソルフォンを口持ちに近づけ……

 

『獣魂チェンジ!!』

 

【チェンジ!! ジュウソルジャー!!】

 

 叫んだ後にそれぞれのジュウソルウォッチにかざした後、ジュウソルウォッチから九人それぞれのシンジュウを現した光が出現。

 そのまま恋達の元へ向かった光を肉体に纏った恋達は、ジュウソルジャーへと変身完了した。

 

「紅蓮の赤狼!! ジュウレッドォ!!」

 

「愛の不死鳥!!! ジュウピンク!!」

 

「高潔なる海帝……ジュウブルー!!」

 

「神速の女豹!!ジュウイエロー!!」

 

「深緑の賢者……ジュウグリーン!!」

 

「幻影の海姫!! ジュウパープル!!」

 

「橙角の剛牛!! ジュウオレンジ!!」

 

「弾丸の黒狐!!! ジュウブラック!!」

 

「金色の騎士馬……ジュウゴールド!!」

 

「獣魂戦隊!!」

『ジュウソルジャー!!』

 

 っと、いつも通りに全員分の名乗りを終え、ポーズを取りながら善人で声を上げた後、襲い掛かろうとするブルート戦闘員を睨んで構えた直後だった。

 

「ハァアア!!」

 

『わぁああああ!?』

 

『ギシャアア!!』

 

 突如としてブルート戦闘員の背後から謎の斬撃が放たれ、その斬撃はブルート戦闘員を巻き込みながらジュウソルジャーに直撃した。

 

―――――

 

「どうしたの!?」

 

「分かんねぇ!? 突然謎の斬撃が戦闘員ごとアイツらを襲って!!」

 

「っ!?」

 

 戦いの状況をモニターで映していたアルテミスのオペレーションルームでは、遅れて来た千咲の問いに海香が冷や汗を答え、それを聞いた千咲は目を見開きながら驚き、すぐさまモニターを見つめた。

 

「そんな……まさか……」

 

っと、千咲は顔色を悪くしながら呟き、これから来る事を予感していた。

 

―――――

 

「痛っつぅ~、皆大丈夫!?」

 

「えぇはい……何とか。」

 

「にしても、さっきのは一体?」

 

「戦闘員を斬ったとはいえ私達を襲ったのを見るに、敵である事は確かだが……」

 

 斬撃を食らった後、頭を抱えながら立ち上がったジュウグリーンの問いに立ち上がりながらジュウレッドが答え、他のメンバーも立ち上がる中でジュウオレンジの問いにジュウブラックが顎に手を添えながら答える直後だった。

 

「フン、あの程度では倒れんか……まぁ、そうでなければ面白くない。」

 

『っ!?』

 

 斬撃が襲い掛かった場所から声が聞こえ、ジュウソルジャーの面々が声のした方を向くとそこから、一人の女性が近づいて来た。

 

「アイツは……もしかしなくても。」

 

「あぁ、データにあったあの……」

 

 その女性……露出の多い鎧を身に纏い、Jカップはあるであろう胸を揺らしながら近づく金髪褐色の女を睨みながら、ジュウゴールドとジュウブラックは呟きつつ構えると……

 

「私の名はダルフ。ブルート幹部の一人にして、貴様らに引導を渡すものだ!!」

 

 ブルート幹部……ダルフは得物の剣を振るいながら、ジュウソルジャーに向けて言い放った。

 




 千咲の過去に関しては、この小説オリジナルの部分が出ると思いますので、ご了承くだされば幸いです。
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