※この作品はR-18です。

獣魂戦隊ジュウソルジャーアナザーストーリー   作:XW

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 最後のあとがき部分に、次回の予告もありますので、良ければ最後まで見て行ってください。



Bパート

 

「ブルートの……幹部。」

 

「まさか……敵の中ボスが自ら出向くなんてね。」

 

 ダルフの姿を見つつ、警戒しながらジュウパープルとジュウイエローが呟く中、ダルフは首を鳴らした後に口を開いた。

 

「どうも最近の怪人共は不甲斐ないと言うかふざけてるのが多くてな……これなら私自ら早いと思って出たしだいだ。」

 

「あっ、ふざけた怪人ばっかだってのは気づいてたんだ。」

 

「まぁ、私らもそれは気になってはいたけど……」

 

 ダルフの話を聞き、思わず目を逸らしながら呟くジュウオレンジとジュウイエロー。

 

――――

 

「ちょいちょいちょい……マジで自ら出向く人がいるぅ? こちとらもう新しいブルート怪人出撃させたばっかりだよぉ~。」

 

 っと、近くの物陰から見ていたデリィは、少し顔色を悪くしながら呟いた。

 

「……まぁいいか、ダルフ様があのデカ乳戦隊ぶっ倒してくれたらそれはそれで結果オーライだし、今の内にアイツ動かせますか。」

 

 そう呟いた後、デリィはヒソヒソと音をたてないように去って行った。

 

―――――

 

「何だって良い……敵の幹部を倒せば、こちらとて好都合だ!! 一気に叩くぞ!!」

 

「わぁ!! バカぁ!!」

 

「無策で突っ込むな!!」

 

 その後も剣を構えながら立つダルフに対し、立ち上がったのと同時に言ったジュウブルーは剣を構えた後、ジュウブラックとジュウゴールドの静止も聞かぬままダルフに向かって走り刃を振るった。

 

「っ!?」

 

「フン……勢いだけは立派だな。鮫ではなく猪のシンジュウでも宿しているのか?」

 

 だがその斬撃はダルフの右手に掴まれる事で防がれ、それに驚くジュウブルーに対し笑みを浮かべながら言うダルフ。

 

「くぅ!? このぉ……」

 

「フンッ!!」

 

「がぁあああ!?」

 

 ダルフが離したのと同時に再び刃を振るうジュウブルーだったが、振るう際の隙を突かれたのかダルフは剣を横一線に振るい、それを受けたジュウブルーは後ろに思いきり吹っ飛ばされた。

 

「お姉ちゃん!?」

 

「ちょマジで……一撃であの威力はマズイっしょ……」

 

「…………」

 

 それを見てジュウパープルが叫び、ジュウイエローが冷や汗を掻きながら呟く中、ジュウピンクは唖然となっていた。

 

「フン、この程度で気を失ったか? 案外つまら……っ!?」

 

「ワンッ!!」

 

「キィイイ!!」

 

 吹っ飛ばされ、そのまま気を失いかけたジュウブルーを見てダルフが言いかけた直後、再び召喚されたジューフィーJ12とケツァルブーメがダルフに襲い掛かった。

 

「っ……このような雑魚で私を倒せると思うな!?」

 

「あぁ……」

 

「思ってないさ!!」

 

「っ!?」

 

 ジューフィーJ12とケツァルブーメを剣で払いながらダルフが言ったのに答える形で、ジュウブラックは専用のマグナムとジュウトリンガーで、ジュウゴールドは召喚したプテラボウガンで銃撃し、隙を突かれたダルフだったがその銃弾と矢を剣で払った。

 

「そう簡単に食らってくれたら幹部やってないか?」

 

「ならこれは……どうだ!!」

 

 それを見てジュウゴールドが言った後にジュウブラックが答えた直後、ジュウブラックとジュウゴールドが合図を送るとジューフィーJ12はジュウブラックの元へ、ケツァルブーメはジュウゴールドの元へ向かって行くの同時に変形し始め、2連装エネルギーショットガン「ジュウショットガン」に変形したジューフィーJ12はジュウブラックの、大きめなブーメランに変形したケツァルブーメはジュウゴールドの手元に渡った。

 

「ハッ!!」

 

「ぬぅ!?」

 

 ジュウショットガンとジュウトリンガーの二銃で銃撃するジュウブラックに対し、少し驚きながらも刃で銃弾を弾くダルフだったが……

 

「ハァアアア!!」

 

「ぬぉおおお!?」

 

 高くジャンプしたジュウゴールドがブーメラン状態のケツァルブーメを投げ、それを剣で防いだダルフは思わずバランスを崩してしまい……

 

「グリーン!!」

 

「おうさ!!」

 

『っ!?』

 

 その隙を突いてかジュウオレンジは得物のアックスを、ジュウグリーンは先程召喚したタイガーロッドを手にしダルフの左右を挟んでそのまま

得物を大きく振るい、それを両手でギリギリで防ぐダルフ。」

 

『くぅ!?』

 

「この私を……甘く見るなぁ!!」

 

 それを見て歯を食いしばったジュウオレンジとジュウグリーンに対し、ダルフは叫びながら衝撃波で二人を弾き飛ばしたその直後だった。

 

「甘くなんて……見てませんよぉ!!」

 

「っ!?」

 

 叫んだジュウレッドの声を聞き、思わず目を見開いたダルフは声のした方……上空を見上げるとそこには狼のオーラを纏ったジュウレッドの姿がいて、

 

「ウルフェング……クラッシュゥウウウ!!」

 

「んぅううう!? ぬぅはぁあああ!!」

 

 必殺キックを叫びながらジュウレッドは放ち、それを剣で防いだダルフだったがキックの威力の方が強いのか、ダルフは後ろに押された後に思わず地面に膝を着けてしまった。

 

「ハァ……ハァ……ど、どうですか?」

 

「これで倒れてくれる幹部だったら、それはそれで嬉しいんだが……」

 

「そうは問屋が許さないってのは、ある意味こう言う事だな。」

 

 息を整えながら聞いたジュウレッドの問いにジュウブラックとジュウゴールドが言ったのと同時に、ダルフはその場に立ち上がった。

 

「フン……全力を出していないとは言え、私に膝を付かせるとは……ジュウレッド、やはり厄介だな。」

 

「ッ……やっぱ全力出してない感じでしたか。」

 

「まさに幹部って感じだな。」

 

 体に着いた埃をはらいながら言ったダルフの言葉に呟きながら、額に汗を掻きつつ構えるジュウグリーンとジュウオレンジ。

 

(見た所……ジュウレッドはとうぜんとしてゴールドとブラック、後ここまでの戦いを見た限り、あのグリーンが奴らにアイテムを作って渡してるようらしい。……この四人は、野放しにしたら面倒か。)

「なら……少しばかし本気を出すとしよう!!」

 

『っ!?』

 

 っと、ジュウレッドとジュウゴールドとジュウブラックとジュウグリーンを見て考えたダルフは直後、全身からオーラを放ちながら叫び、それに思わず驚くジュウソルジャーの面々。

 

「んぅううう……ハァアアアア!!」

 

『わぁああああ!!』

 

 すこしばかし力を解放させたダルフは、その力の証明であるオーラを刃に纏わせそのオーラを纏った斬撃を放ち、それを食らったジュウソルジャーは爆発と共に悲鳴を上げた。

 

―――――

 

「あの野郎……二十年前と見た目も力も変わってねぇじゃねぇか!? おいどうする、一旦退却させた方が……」

 

「……………」

 

 戦いの様子をモニターで見ていた海香が隣に居る千咲に問うのだが、当の千咲は顔色を悪くしながら固まっていた。

 

「お、おい千咲!? どうしたんだ? 千咲ぃ!?」

 

 海香が千咲の肩に触れながら叫ぶ声すらも聞こえない千咲の脳裏にはある過去が過っていた。

 

~~~~~

 

「あぁあああ!? あくぅ!? あかぁ?! も、もうだっやぁあああ!?」

 

 薄暗い廃工場の中、その中でかつてのジュウピンク……若かりし頃の千咲は悲鳴を上げていた。

 

 上から下げられた鎖に両腕を拘束され、両足にも重しがついて動けない状態の千咲の体はスーツはボロボロで、今ほどではないにせよ豊満な胸や丸みの帯びた尻、そして膣部分が丸見えで、肌も傷だらけになっていた。

 

「止めるわけないだろう……散々我らの邪魔をして来た報いは当然受けてもらんとな。何より……」

 

「あぁああ!?」

 

 その原因となっていたダルフは、千咲をあざ笑いながら鞭を指でなぞりながら言った後、千咲の胸を鷲掴みにすると……

 

「貴様のような女を捕えいたぶり、犯すことは……私の娯楽でもあるからな。」

 

「お、犯すって……まさか……」

 

 不敵な笑みを浮かべながら言ったダルフを見、恐ろしい予感をしてしまった千咲が言った直後だった。

 

「っ? どうやら……あのお方も混ざりたいらしい。」

 

「っ!?」

 

 背後の気配を感じ、振り向いたダルフが言った後、遅れて見た千咲はやって来た者の姿を見て目を見開いた。

 

 そしてやって来た者……まだ半身がサイボーグ化してないプロフェッサーJは不敵に笑みを浮かべた。

 

~~~~~

 

「…………フンッ。」

 

 時は戻り、千咲と同じ事を思い出していたダルフは、攻撃を受けて倒れてるジュウピンクを見、思わず笑みを浮かべていた。

 

「ッ……こうなったら、キマイラット!!」

 

「っ!? ちょ、ちょいレッド!?」

 

 そんな中、痛みに堪えながら立ち上がったジュウレッドがジュウソルフォンを近づけて叫んだのを見て、ジュウグリーンが驚く中、ジュウレッドの手元にキマイラットが召喚された。

 

「……奴に対抗するにはこれしかないですし、さっきの攻撃を見る限り、私が使うのが良いでしょ?」

 

「それはそうなんだけど君の場合、副作用の方が怖くてね……思い出して!? 最初に変身した時とは段違いかもしれないんだ!?」

 

「それは私も思いましたけど……躊躇は止めました!! それに何かあったら、グリーンが何とかしてくれるんでしょ?」

 

「ッ……あぁもう仕方ない!! どの道このままじゃ全滅だしね!?」

 

 キマイラットを見ながら言ったジュウレッドに対しジュウグリーンが言う中、ジュウレッドの言葉を聞いたジュウグリーンは少し頬を赤くしした後、頬を掻きながら使う事を許可した。

 

【キマイラセットォ!!】

 

「フゥ……重獣魂チェンジ!!」

 

【スーパーコール!! キマイラ!!】

 

 キマイラットをジュウソルウォッチに接続した後、一息吐いたジュウレッドはジュウソルフォンに向けて叫び、その勢いのままジュウソルフォンをキマイラットに向けてかざすと、キマイラットから十体のシンジュウを現した光が出て来てすぐに一体のキマイラとなり、キマイラの姿をした光はジュウレッドに向かって飛びかかったのと同時にアーマーへと変化、そのままジュウレッドに装着された。

 

「うぉおおおお!!」

 

「ぬぅ!?」

 

『っ!?』

 

 キマイラアーマーへと重獣魂チェンジしたジュウレッドは雄たけびを上げ、それを見てダルフは構え、他のジュウソルジャーの面々は思わず目を見開いた。

 

「フゥ………ハァアアア!!」

 

 息を整えた後、ジュウレッドは右腕のトリケラのアーマーからドリケシールドランスを展開しながら、ダルフに向かって走るのだった。

 

 




次回
 激しさを増すジュウソルジャーと幹部ダルフの戦い!!
 だがそんな戦いに水を差すブルート怪人の罠により、ジュウソルジャーはあの部屋に閉じ込められてしまった!?
 部屋から脱出する為、ジュウソルジャーは決した決断は……

次回第十話
「アレしないと出られない部屋に閉じ込められて……」
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