今回も前に投稿したものの続きになってますので、ご了承してくだされば幸いです。
わずかにですがR-18要素も入ってますので、良ければご覧になって見てください。
それでは、どうぞ。
Aパート
「プ、プロフェッサーJって……ブルートを指揮してるってあの……」
「そうだ。私達はそのブルートのトップであるあのエロ爺が、桜間千咲を捕えて犯し、孕ませて生まれた存在だ。二回も言えば納得するだろう。」
「……………」
龍華の発言に対し、心咲が動揺を隠せずにいる中、次に口を開いたのは一緒に居た紫夜だった。
「ちょ、ちょっと待て!? 今お前……私達って言ったな。って事はまさか……」
「っ……」
紫夜の話を聞き、何かを察した心咲が龍華を見つめると……
「……そうだ。桜間心咲、私とお前は同じプロフェッサーJに無様に犯されて産まれたもの同士……血の繋がりもある姉妹って事だ。認めたくないがな。」
その龍華の発言に、心咲だけでなく紫夜も驚愕するしかなかった。
―――――
「あぁ~流石に疲れたウェディング。何と言うか……七ヶ月も逃げたような気もするわウェディング。」
「そう言うメタ発言はあんま言わない方が良いぞ~。」
その頃、デリィに共に川が流れる橋下に逃げていたウェディングブルートが座り込みながら言った事にツッコむデリィ。
「あぁそうなんっでウェディングか? でもあのジュウドラゴンって何者ウェディング?」
「んなもん私が知る訳ないでしょうが~? とにかくちょっと休んだら、また作戦再開しようって!?」
「ウェディンィイイン!?」
ウェディングブルートの問いに対し、デリィが頭を掻きながら言いかけた直後に何処からともなく銃撃が放たれ、それにデリィだけでなくウェディングブルートも驚いた。
「お休みの所悪いが、お前達はここで倒させてもらうぞ。」
「んげぇ!?」
「ギャアアア!? また来たでウェディング!?」
その銃撃を放った人物……ジュウレッド達とは別ルートで来ていたジュウブラックがジュウトリンガーを構えながら、ジュウブルーとジュウグリーンとジュウゴールドと共に立っていたのを見、思わず驚くデリィとウェディングブルート。
「ブラック!? 皆!?」
「おっと!? 皆先に来てた感じ!?」
それから程なくして、ジュウレッドとジュウイエローとジュウオレンジがやって来、デリィとウェディングブルートの前に立った。
「? ピンクとパープルの姿がないが。」
「あぁえっと……ピンクはジュウドラゴンと話したい事があるからって。パープルはその付き添い。」
「……そうか。」
「……………」
やって来たジュウレッド達の中にジュウピンクとジュウパープルの姿がない事を聞いたジュウゴールドにジュウオレンジが答え、それを聞いてジュウブルー頷く中、少し不安げな顔を浮かべるジュウレッドだった。
「んぅううう!? こうなったらお前達全員、私がコーディネートしてやるウェディングゥ!!」
『キシャアアア!!』
そんなジュウソルジャー七人を見つつ、湧き上がる怒りを少し漏らしながら叫んだウェディングブルートの合図と共に、何処からともなくブルート戦闘員が出て来てジュウソルジャーを睨んだ。
「っ!? 今は目の前のブルート怪人退治が最優先かな?」
「あぁ……行くぞ!!」
ブルート戦闘員が出て来たのに気づいたジュウグリーンの言葉を聞いた後、ジュウブラックの掛け声で全員が並んだ。
「紅蓮の赤狼! ジュウレッドォ!!」
「高潔なる海帝……ジュウブルー!!」
「神速の女豹!! ジュウイエロー!!」
「深緑の賢者……ジュウグリーン!!」
「橙角の剛牛!! ジュウオレンジ!!」
「金色の騎士馬……ジュウゴールド!!」
「二人足りないけど……獣魂戦隊!!」
『ジュウソルジャー!!』
っと、ジュウピンクとジュウパープルが居ない状態でも名乗りを終え、ポーズを取りながら全員で声を上げるのだった。
「ズコォ!! 誰か居ない状況でも名乗るんかい!?」
「そんな事どうでも良いウェディング!! 行くでウェディング!!」
『キシャアアア!!』
「行くぞ!!」
『はい!!』
二人ほど足りない状況下でも、名乗るジュウソルジャーを見てズッコケかけるデリィの横でウェディングブルートが叫んだをきっかけにブルート戦闘員はジュウソルジャー七人に向かって走り、それに応戦し始めるジュウソルジャーの七人だった。
――――――
「まだ信じられないって顔してるな。まぁ当然か、何も知らなかった故に、こんな事単刀直入で言われたら……」
「単刀直入に言ったのはお前だろう。」
「それもそうだな……」
同時刻、龍華の言葉を聞いて唖然となっていた心咲と紫夜を見て龍華が言い、それにそう言い返した紫夜に頷く龍華。
「なら……詳しく話してやる。って言っても、私も聞いた話からだけどな。」
『……………』
そう言って龍華は、心咲と紫夜に向けて事の詳細を話し始めた。
「お前の母、桜間千咲は十九年前、ブルート……正確には幹部のダルフとの戦いに敗北し、捕らわれた。」
「ママが……あのダルフに。」
「でも、それならダルフを見て気分を悪くした理由にも繋がるかも……昔のトラウマが蘇ってそれで……」
最初に言いだした言葉を聞いて心咲が少し驚き、紫夜も顎に手を添えながら頷く中、龍華は話を続けた。
「ダルフと戦った事あるお前達なら分かると思うが、奴の性格は傲慢だ……けど、それだけではないらしい。」
「そ、それだけじゃないって……」
「奴は……ダルフはどうやら、捕えた奴を犯したりするのが好きらしい。それに……男性も女性も関係ない。」
『っ!?』
龍華の発言に、何度目か分からない驚愕を露にする心咲と紫夜。
「気分を害したって事は、相当トラウマものだったらしいな。まぁ私も、発見時には酷い有様だったと聞いたから、大方予想もつく。」
「それで……ママはどうなったの?」
そんな心咲と紫夜を見て腕を組みながら言った龍華に対し、心咲は恐る恐る問うた。
「言ったろ? プロフェッサーJが犯したって、ダルフがアレコレしている内に、プロフェッサーJが乱入……後は、分かるよな。」
「……………」
龍華の発言に、額から汗を掻き、顔色も悪くなり始める心咲。
その脳裏には、若き頃の自身の母が、ダルフに痛めつけられ、そのダルフだけでなくプロフェッサーJに犯される光景が、妄想ではあるが過っていた。
「っで、お前が父親と思っていた桜間太陽とジュウブルーの父親、それに協力していたジュウブルーの母親が見つけるまでの一年間、桜間千咲は飽きられる事無く、あのエロ爺に犯しに犯され……捕まってから一年後、ようやく見つけた二人の目に映ったのは……」
『……………』
「犯しに犯され精神が壊れかけた桜間千咲と、その桜間千咲が産んだであろう赤ん坊の姿で、更に桜間千咲の腹には、また別の生命が誕生していた……っとさ。官能小説でもここまで酷い結末はないだろう。」
「………………」
それに追い打ちを受けるようにか、龍華が話した言葉を聞き、心咲は返す言葉も見つからず、その場に座り込んでしまった。
「……で、でもそれと、心咲をジュウソルジャーを解任した方が良いって話と、どう繋がるんだ!?」
「……こいつが今もなお生きているって事は、あの後桜間千咲は降ろさずにコイツを産み、そして育てた事になるだろう。でも無理やり犯されて孕んだ娘……ハッキリ言ってロクな思いもしなかったんだろう。」
「…………」
「さらに言えば敗北した挙句に捕らわれ、犯された女の娘だ。コイツにはそんな女の残念遺伝子が流れている。無論……私にもな。」
同じように話を聞いて戸惑いながらも、心咲の代わりに問うた紫夜の問いに答えた龍華の話に、ただ聞くしかなかった心咲。
「そんな女を仲間に入れてたら、その内大きな損害を得ることになる。例えば……こいつも母親同様、敵に負けて犯されたりとかな。」
「っ!?」
そんな心咲を見下しながら言った龍華の発言に、思わず体を震わせる心咲に対し、龍華は言い続けた。
「けど私は、コイツのように敵の攻撃に当たって戦闘不能になるヘマはしない。そうならないように小さい頃から鍛えられたからな。何より……こいつと言った半面教師もいたしな。」
「っ………」
龍華の発言に対し、心咲の心は耐えきれなかったのか、目尻から涙が流れだした。
「ハァ……そろそろ良いか? 私もあのオカマブルートを倒しに行かないといけなっ……」
そんな心咲を見て呆れ気味にため息を吐いた龍華が、ジュウドラゴンのメットを被りながらウェディングブルートを追おうとした直後……
「っ!?」
ジュウパープルのメットをいつの間にか被った紫夜が龍華……ジュウドラゴンに向けて拳を振るい、それを掌で受けるジュウドラゴン。
「……お前、話を聞こうとしたのはソイツだろう?」
「あぁ……正直これは、私の八つ当たりとかが大半を占めた怒りだ……でも、これだけはハッキリ言う。」
拳を受けた手をはらいながら言ったジュウドラゴンに対し、紫夜もといジュウパープルは拳を握りしながら言った後……
「心咲を泣かせた事を謝るまで……この怒りを収まる気も、抑える気も全くない。」
ジュウドラゴンを睨みながら、そう答えるジュウパープルだった。
少し因縁に無理がある感がありましたら、申し訳ございません。