「ごめんなさい……勝手に龍華と戦った挙句、ジュウソルリングを幾つか奪われて……」
「そう深く頭まで下げなくていい。反省してるってだけでも十分だ。」
「それに……話が話なら、仕方ないかもしれんな。」
数分後、アルテミスのオペレーションルームにて事の詳細を話した後、謝る紫夜に対し、頭を掻きながら言った狐珀とそれに続くエミル。
「まさか……あの龍華が心咲の事実上の姉とはね。」
「しかも、心咲ちんもあの龍華って子も、ブルートのラスボスジジイに犯されて孕んだ娘って……どう言う頭したらそうなるのよ。」
その近くでは龍華や心咲の事で橙香と美杏が呟いており、正直紫夜と龍華が戦ったり、ジュウソルリングが幾つか奪われた事よりも、それが一番大きかったらしい。
「……心咲ちゃんの産まれに関しては、私もママ達も先代レッド、桜間太陽と千咲さんの娘と疑ってなかったし、あの事件に関しても、知っての通り詳しい事は……」
「まぁ、こんな悲劇に近い事……話す側からしても聞く側にしても辛いかもしれんしな。」
『………………』
研奈と瑞波が話した後、しばらく沈黙するしかなかった紫夜達。
そんな中……
「っ………」
「っ!! 恋ちん!?」
「もう大丈夫なの!?」
「あぁはい……ちょっと休んで、鎮静剤も三つほど飲んだら……でも、」
「……心咲はまだ落ち込んだまま、か。」
「まぁ、今回の事で一番傷付いているのは、心咲ちゃんだろうしね。」
「………………」
少し髪が乱れた状態でやって来た恋に気づいて驚く美杏は橙香と共に恋に駆け寄りながら聞き、それに答えながら俯く恋の話を聞いて狐珀と研奈は呟き、紫夜も俯くしかなかった。
―――――
「んはぁ!! はぐぅ……んひぃ!! ひゅほぉ!! あぐぅう!?」
同時刻、龍華が住まうマンションの一室では、龍華がひたすら自身を慰めていた。
服を脱ぎ捨てて置いてあるベッドに寝転び、Oカップはある胸を右手で揉みながら、左手で膣に指を何度も抜き差しし、愛液を飛び散らせながら感じている龍華は、感じながら喘ぎ声を漏らしていた。
「んひぃ!! んふぅ……んぅうう!! んあ゛ぁああ!!」
戦う前や戦っている時と同一人物とは思えない声を上げながら、龍華は絶頂を迎え、同時に愛液を大きく噴出させたのだった。
「ハァ……ハァ……ハァ……や、やっとか。」
その絶頂でようやく副作用が鎮静化したのか、息を整えながら言った龍華は、近くに置いてあったタオルで自身の汗を拭った。
「フゥ、つくづく面倒な副作用だ……んぅ?」
拭った後、愛液で汚れた部屋を掃除しようとした龍華は、ジュウドラゴンに通信が入ったのに気づいてその通信を開いた。
「何の用だ、Dr・ミス?」
《あら? 誰なのか疑わずに聞くのね?》
「……こんな時に私に通信入れる奴なんて、貴様しかないだろう?」
龍華の発言に対し、通信相手であるDr・ミスは聞くと、それに少し目を逸らしながら答える龍華。
《それもそうね……っで、どうだった? 今のジュウレッドは?》
「……荒さはあるが強い。あんたが言ってた事もあながち間違いじゃない……が、」
《あなたの嫌いなタイプ、って事でしょ?》
「……………」
その返答を聞いたDr・ミスはジュウレッド……恋の事を聞き、それに答えた龍華の話を聞いてDr・ミスは通信越しに言い、それを聞いて目を逸らす龍華は、
「っ……とにかく、戦闘記録に関してはジュウドラブレスから知ってるだろう!? アイツらが使っているリングも使えたし、データとしては十分だと思うが。」
《……そうね。けど、少しだけ厄介なのが一つ。》
「……なんだ?」
話を逸らす形で言った龍華に対し、Dr・ミスは少しだけ頷きながらもそう言い、それを聞いて龍華が問うと……
《あなたがあいつらのリングを使った事であんたの協力者……私の事に気づくものが居るかもしれないって事。》
「………それはすまなかったな。」
そう答えるDr・ミスの話を聞き、目を逸らしながら謝る龍華だった。
―――――
「まぁ、遅かれ早かれ気づかれるとは思ってたわ。でもまぁ、一応気を付けることね。」
何処かにある古びた研究室。
その一室に一人座っている白の短髪で白衣を着た女性……Dr・ミスはパソコン越しでしていた龍華の通信を、そう話した後に切った。
「……………」
通信を切った後、Qカップはあるであろう胸を揺らしながら椅子にもたれたDr・ミスは、机の横に置いてある写真立てを見つめた。
そこには若かりし頃の自分と一人の男性、そして瑞波を幼くしたかのような赤ん坊の姿があった。
―――――
《紫夜ちゃんのようすはどう?》
「道場の方で素振りしてる。今回の事が余程答えたのか、鍛え直しているって所か。」
《そう……まぁ紫夜ちゃんの事だし、瑞波より無茶はしないでしょ。》
「悪かったな。私が何かあったら無茶なトレーニングとかする女で。」
月明かりが照らされる夜。
自身の家に帰っていた瑞波は研奈からの電話に出ており、その研奈に言われた事にツッコんでいた。
「……なぁ研奈。龍華が私達のジュウソルリングを使っていたことに関して、どう思う?」
《ジュウソルリングを使う際に出る武器や能力は、リング自体にインプットされてるから、使おうとする技術やジュウソウルを持つ者が居れば使える可能性はあるにはあるけど……》
「そうする事が出来る技術を持つ者は限られている……って事か。」
《うん、あの龍華って子にジュウドラブレスを渡したりして協力してる奴の正体……瑞波、多分君が一番知ってる人だと思う。》
「……………」
っと、瑞波の問いに対して研奈は電話越しに答え、それを聞いて少しだけ目を瞑る瑞波。
《まぁ、詳しい事はママ達も協力してくれるらしいからさ、とりあえず君はゆっくり休みなさい!!》
「あぁ……お前もな。」
そう言った研奈に答えた後、瑞波はジュウソルフォンの電話を切った。
「……………」
「どうしたの? お姉ちゃん?」
その後、壁にもたれながら天井を見つめた瑞波に対し、タオルで汗を拭いながら来た紫夜が話しかけて来た。
「紫夜……素振りは良いのか?」
「うん……それでお姉ちゃん、後で相談良いかな? トレーニング内容の見直しとかしたいから……」
「あぁ、私で良いなら別に……」
紫夜に気づいた瑞波の問いに紫夜は答えながら言い、それに頷いた瑞波が言いかけた直後、玄関の方でインターホンが鳴った。
「んぅ?」
「誰だろう? こんな時間に?」
そのインターホンに気づいた瑞波と紫夜はそう言った後に玄関に向かって玄関口を開くと、そこには見知った顔の姿があった。
「お、お前……」
「心咲……どうしたの?」
そこに居たのは心咲で、浮かない顔を浮かべる心咲と近くにある大きな荷物を見た瑞波と紫夜が問うと……
「………今日、泊めてくれない……かな?」
『………え?』
心咲の発言に、少し戸惑う瑞波と紫夜だった。
まだ色々と雑な部分はあると思いますが、今後ともよろしくお願いしてくだされば幸いです。
失礼いたしました。