今回も書くタイミングが見つからなかったり、タイミングなどが出来なかったりで遅れました。
また今回はかなり雑目な感じになってますので、それでも良ければ見て言ってください。
それでは、どうぞ。
Aパート
「ご命令通り、ジュウドラゴンの血を摂取して来ました。」
「うむ……」
ブルートの本拠地であるブルート要塞。
そこでダルフはプロフェッサーJに先の戦いでジュウドラゴン……龍華の血が付いた剣を渡した。
「それで……奴の血なんて調べてどうするつもりなのでしょうか?」
「ヌッホッホホホ!! まぁちと気になる事があってのぉ……この血はその為に必要なのじゃ。」
不屈そうな顔を浮かべながら聞いたダルフに対し、不敵な笑みを浮かべながら答えたプロフェッサーJは、その血の付いた剣を持って自身の研究室へ姿を消した。
「J様が何考えてるか分からない事なんて、今日に始まった事じゃないでしょ~。私達は今まで通りにすればいいのだから?」
「……今まで通り、ふざけたブルート怪人を作って暴れさせるって事か?」
「そうよぉ~現に私もう新しい怪人作って、デリィちゃんと一緒に向かったとこ……はっくしょん!?」
「んぅお!?」
そんなプロフェッサーJの背中を見て目を細めたダルフにヴァイバスが話しかけ、その話に問うたダルフに対し、ヴァイバスが答えかけた直後、大きなくしゃみをしたのを見て驚くダルフ。
「あらごめんなさい……ズズッ、ちょっと新しい怪人の粉がその……」
「………また変態な怪人、いやそれ以上に面倒な奴か。」
謝りながら鼻に何処からともなく出て来たハンカチで鼻をすするヴァイバスを見、そう嘆くダルフだった。
――――――
「それで……紫夜は今はどうしてる?」
《訓練室でエミルと実践訓練中だ。紫夜の戦い方にしろ、アイツの方が練習相手に向いてるらしいしな。》
「だな……まぁお前の場合精神論多めの、他から見たらバカみたいな訓練しそうだしな。」
《どういう事だおい。》
「自分の胸に聞け。」
その頃街中では、ジュウソルフォンで狐珀が瑞波と電話しており、その電話越しで言った瑞波の話に言った狐珀の発言に瑞波はツッコみ、それにそう言い返す狐珀。
《……まぁ正直、私は人に何かを教えるのは不器用な所もあるしな。部活でもよく紫藤先生に怒られてるしな。》
「……そうかい。まぁ自覚してるって事は、成長してるって事にしとくよ。」
っと、少し落ち込み気味に言った瑞波の話を聞き、ほんの少し笑みを浮かべながら呟く狐珀。
《それで、そっちの方はどうだ?》
「あぁ、まだ姿は見れてない状況だな。研奈から貰った新しいサポートロボ二体も使って捜索してるが……でも目撃情報は聞けたからそこら辺を調べてみるつもりだ。」
《そうか……すまない、こんな仕事を任せてしまって。》
「こう言う地味で汚れっぽい仕事は、私みたいなのがお似合いなんでな。まぁ安心しろ、お前見たいに無茶はしない。」
《それは余計だ!?》
その後に聞いた瑞波の問いに対して狐珀は言い、それを聞いて謝った瑞波は狐珀の返答を聞いた後に少し怒りながら電話を切るのだった。
「……龍華の目撃したって言う話を聞いて来て見れば……あの廃墟、十九人年前の先代ジュウソルジャーとブルートとの戦いで全壊して、そのまま放置された場所か。まぁ隠れ住むにはちょうど良いか。」
電話が切れたのを確認しジュウソルフォンをしまった狐珀は、目の前にある廃墟を見て呟いた。
どうやら狐珀はジュウドラゴン……龍華が普段どこに居るのか探っているらしく、その際に得た目撃情報でその廃墟近くに来ていた。
「んぅ? どうやら見つけたらしいな。」
そんな中、狐珀はこっちに向かって来るものを見て言い、向かって来たもの……掌より少し大きめのピンク色のヘラクレスのロボットと、これまた掌より少し大きめな全身ピンクのヘビ型ロボは狐珀に近づいて頷いた。
「流石研奈の新作って所か……じゃあ早い所案内頼む。」
そのピンクのヘラクレスのロボ……「侍戦隊シンケンジャー」兜折神をモチーフにした「ヘラクレオリガミ」とピンクのヘビ型ロボ……「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のビュンマルをモチーフにした「スネー丸」を見て言った狐珀は、そのヘラクレオリガミとスネー丸に案内を任せその後を追うのだった。
―――――
「ぶぅはくしょん!? ばぁっくしょん!? あぁ~くしゃみと鼻水が止まらねぇ~。」
同時刻、とある公園ではデリィが大きなくしゃみを繰り返し、その際に出た鼻水を涙目でティッシュペーパーで取りながら鼻をかんでいた。
「フンフ~ン!! どうしたでフンかデリィ様? そんなにくしゃみして、風邪でも引いたフンか?」
「風邪の方がまだマシだよばっくょん!? オメェの花粉のせいで絶賛花粉症中なんだよっ、ばぁっくしょん!?」
「あ、それはゴメンフン。」
そんなデリィに話しかけた……両肩に花粉の木が生えており、目も花粉の粉を大きくしたような形になっていたブルート怪人……花粉ブルートに対し、デリィは大きなくしゃみをしながら言い返し、それを聞いて謝る花粉ブルート。
既にこの公園は花粉ブルートが巻き散らかした花粉だらけになっており、デリィだけでなく近くにいたブルート戦闘員達も花粉症になったのかかなり苦しそうだった。
「それでばくしょん!? 花粉ブルートばぁっくしょん!? やる事覚えてるだろうばぁああくしょん!?」
「もちろんフ~ン!! オイラの花粉でこの街の女達だけじゃない、ジュウソルジャーの女達も花粉症にさせて、鼻水ダダ洩れな顔を写真に残すんだフ~ン!!」
「しゃ、写真はいいけどまぁやる事は覚えてるから良いか……じゃあ行くぞばぁっくしょん!?」
っと、デリィの話を聞いてまたも花粉を出しながら花粉ブルートは答え、それを聞いてとりあえず納得したデリィは移動しようとしたものの、花粉症によるくしゃみのせいでロクに動けないでいた。
――――――
「この近くに龍華が……コンビニ?」
その頃狐珀は、ヘラクレオリガミとスネー丸に案内されて廃墟近くにあったコンビニ近くに来ていた。
「……とりあえずここら辺を調べてみるか。お疲れ、お前達は休んでろ。」
周囲を見ながら狐珀がヘラクレオリガミとスネー丸に言うと、ヘラクレオリガミとスネー丸は光に包まれて消え……リング表面に黒色のヘラクレスオオカブトのレリーフと背面に「侍戦隊シンケンジャー」シンケンピンクのマスクが彫られたレリーフがある「ヘラクレスジュウソルリング」と、リング表面に黒色のヘビのレリーフと背面に「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のモモニンジャーのマスクが彫られたレリーフがある「スネークジュウソルリング」に戻ったのと同時に狐珀の手元に来たのを確認した後、狐珀が歩こうとした直後だった。
『ギャアアア!!』
「おぉお!?」
近くのコンビニからコンビニ強盗らしき二人組が悲鳴を上げながら飛び出して来てすぐに気を失い、それを見て狐珀が驚いてると……
「ったく……今日が給料日だったってのに、くだらん事するな。」
っと、コンビニ店員の制服を着ていた龍華が自分が懲らしめたコンビニ強盗二人を見て言った後、溜息交じりで店に置いてたフランクフルトを二本ほど手に取り、専用の袋に入れた。
「店長、退職金はこれで。今までありがとうございました~。」
「あぁちょっ、ちょっと待って!? 勝手に辞めないで!? もう少し!? もう少し用心棒として働いて!? せめて今日の分の給料も受け取ってぇ~!!」
「………………」
その袋を手にして言った龍華を店長が追いかけ、それを見て思わず唖然となる狐珀だった。
――――――
「三ヶ月……今までだと長く働けた方か?」
コンビニと廃墟の真ん中ぐらいにある公園にて、コンビニで頂いたフランクフルトなどを頬張りつつ、とりあえず受け取った給料を見て呟いていた。
「お前みたいな奴でも、まじめにバイトするんだな。」
「っ……お前は、」
っと、そんな龍華を見ながら狐珀が背後から話しかけ、それに気づいた龍華は少し驚いた後に振り向いて狐珀を見た。
「なんだ? さっきの光景見てたのか?」
「最後らへんだけな。お前が普段どこに居るのか探ってたらあそこの廃墟と、あのコンビニを見つけてな。」
「人様の隠れ家探るって……平和を護る女性戦士とは思えんな。」
「あぁ……お前が自分達と同じ力を持ってなければ、探ろうとも思わんさ。」
「………それもそうか。」
龍華の問いに狐珀は答え、その返答を聞いて少し小馬鹿気味に言った龍華は、それに対しての狐珀の返答を聞いて頷いた後、近くにあった自動販売機で缶のブラックコーヒーを買った。
「それでなんだ? 毎回バイト先変えてるのか?」
「……ブルート退治ばかりしてたら生活も出来ないからな。殺気みたいな場所で働いて生活費稼いでるって所だ。まっ、さっき見たいなトラブルがあったら自分で辞めるか、クビにされるのがオチだけどな。」
「そうか……お前はお前で大変って事か?」
そんな龍華に対して今度は狐珀の方から質問し、それに対して答えた龍華の話を聞いて頷く狐珀。
「フゥ……っで、本題はなんだ? 私を捕まえにでも来たのか?」
「あいにく私は瑞波見たいに自分だけでやるような無茶もしないし、今回はお前の居場所などを探りに来ただけだ。」
「それはそれでどうなんだ?」
「こう言う汚れっぽい仕事は、私見たいなのがお似合いなんだよ。」
缶コーヒーを飲んで一息吐いた後に聞いた龍華に対し狐珀は答え、その答えに対しツッコんだ龍華に少しだけ笑みを浮かべながら言う狐珀は……
「でもまぁ……あえて何かしら得ようとするなら、お前の協力者の事かな?」
「……流石に気づくか。」
「あぁ、お前のそのブレス、私達のジュウソルリングも使えたまでの技術……いくらなんでもお前だけじゃ無理だ。だとすると……」
「私にこのブレスを渡したりした協力者がいるって事か。まぁ、気づける奴には気づけて当然か。」
そう龍華に対して言った事に龍華は言い、その言葉に対して言った狐珀に対して今度はジュウドラブレスを見せながら頷く龍華だった。
「ハァ……まぁ私に協力者がいる事に関しては正解だし、多分その正体に関しても……何人かは気づいてるんだろう?」
「…………」
っと、溜息交じりで言った龍華に対し、狐珀は何も言わずに黙っていた直後だった。
『っ!?』
狐珀のジュウソルフォンと、龍華のジュウドラブレスが大きく鳴ったのに二人が気づき、互いに見合った。
「ブルートか……どうする?」
「お前が行った後にでも行く。一緒に居たら誤解する奴も居るだろう。」
「そりゃどうも……」
狐珀の問いに対して龍華は答え、それにそう言った狐珀はすぐさまブルート怪人が暴れているであろう場所へ向かった。
「……さて、私はこれ食った後にでも行くか。」
っと、食いかけのフランクフルトを見ながら言った後、そのまま食事を再開する龍華だった。
今回は色んな意味で時期に間に合った怪人ですかね。