次回はもう少し他の面々の戦闘部分も、短いながらも書けるよう気を付けます。
「ったく……揃いも揃って危ないバイトなんて、金欲しかったらまじめに働け。」
っと、バイト先を襲って来た危ないバイトの男達を倒した後、倒されて気を失った男達の上に座ったエプロン姿の龍華は呆れ気味に言った。
「しかしこいつら懲らしめるのに店の中かなり荒らしな……これはここのバイトもクビだな……んぅ?」
そう商品などが倒れた店内を見てため息交じりに龍華が言った直後、目の前に大きめのブラが釣り糸に釣られて行く光景を見た後、
「待ってぇええええ!?」
「ちょ、心咲!? 皆見てる!? 皆見てるって!?」
「………何やってんだアイツら。」
そのブラを顔を真っ赤にし、胸部分を抑えながら追いかける心咲と、そんな心咲を追いかける紫夜を見て、呆れ気味に呟く龍華だった。
――――――
「おぉおおお~!! 見てくれデリィ様!? これはかなりの大物だフィッシング!?」
「おぉおお!? これは確かに大物だな……今までのが雑魚サイズだって分かるくらいデカいなおい!?」
その心咲のブラを釣った張本人である釣り竿ブルートは、釣った心咲信らの大きさを見て歓喜しながら近くにいたデリィに見せ、それを見たデリィもこれまで釣り竿ブルートが釣った色んなブラと比較しながら思わず驚いた。
「にしてもこのデカブラ……使ってる胸もかなりのデカ乳だぞ? もしかしなくても……」
「あぁああああー!!」
そう心咲のブラを伸ばしたデリィがジト目になりながら言った直後、自身のブラを追いかけて来た心咲と、そんな心咲を追いかけて来た紫夜が釣り竿ブルートとデリィの前に立った。
「んげぇお前ら!? あっ……もしかしなくてもこのデカブラ!? オメェのかデカ乳ピンク!?」
「んぅうう!? 確かに……これほどまで巨大なブラを使っているとなれば、確かにその胸が大きいのも頷けるでフィッシング!!」
「デカブラとか巨大なブラとか言ってないで、早く私のそれ返してぇ~!!」
「えっと……ついでにお前が盗んだって言うか釣ったって言うか……とにかく他のブラも返せぇ!!」
心咲と紫夜を見て驚いたデリィは直後、心咲のブラを見て言った事に釣り竿ブルートも頷き、その会話を聞いて顔を真っ赤にしながら心咲はツッコみ、それに慌てながらも続く形で言う紫夜。
「せっかく釣り上げた獲物を、みすみす手放すわけにはいかないフィッシング!? 儂の辞書にキャッチ&リリースはないでフィッシングゥ!!」
『キシャアアア!!』
心咲と紫夜の発言に対し言い返した釣り竿ブルートが声を上げたのと同時にブルート戦闘員達が姿を現わし、そのまま心咲と紫夜に向かって走り出した。
「っ!? 獣魂チェンジ!!」
【チェンジ!! ジュウソルジャー!!】
それに一瞬驚いた紫夜はすぐさまジュウソルフォンを口元に近づけて叫び、そのまま自身のジュウソルウォッチにかざしてジュウパープルに変身。
得物の剣を振るって襲い掛かるブルート戦闘員を斬り倒して行った。
「……獣魂チェンっ、」
それを見て、遅れて変身しようとした心咲だったが、途中で叫ぶのをやめ、自身のジュウソルフォンとジュウソルウォッチを見つめた。
(私は……私はブルートのトップの娘、敵の娘、そんな私が……私に、ジュウソルジャーとして戦う資格なんて、)
「キシャアアア!!」
「っ!?」
そう見つめながら心咲が考えていた直後、一体のブルート戦闘員が心咲に襲い掛かって来、それに気づいた心咲が目を瞑った直後……
「だぁああああ!!」
「キシャアぁ!?」
ジュウパープルが心咲の前に立ち、襲い掛かろうとしたブルート戦闘員を斬り倒した。
「フゥ……大丈夫、心咲?」
「う、うん……ゴメンね。」
「……………」
剣をはらいながら一息吐いたジュウパープルの問いに、心咲が目を逸らいながら答えると、そんな心咲に対してジュウパープルはメットを外し、紫夜の顔を見せた。
「心咲……多分、多分だけどさ、龍華から聞いた話を聞いて、自分にジュウソルジャーとして戦う資格があるのかって思ったでしょ?」
「っ!?」
紫夜に先ほど思っていた事を見抜かれ、思わず目を見開く心咲に対し紫夜は話し続けた。
「………確かにあんな話を聞いて、自分に皆を助ける資格があるのか不安になる事もあるかもしれない。けど……それでも自分の本当の想いに目を背けないでくれ!?」
「し、紫夜……」
「例え誰かが何て言おうと……世界が心咲の敵なろうと……少なくとも私は、私はずっと!! お前の味方だ!!」
「っ//////!?」
っと、紫夜は少しだけ顔を赤らめながら言い、それに思わず頬を赤らめる心咲。
「私も……自分想いを信じて戦う。だから……だから心咲も、自分の想いに背を向けずに戦って!!」
紫夜はジュウパープルのメットを再び被って言った後、得物剣を振るいながら走り出した。
「……………」
(そうだ……自分が敵の娘だとか、戦う資格があるのかとか、今は関係ない!? 私は……私を裏切らない為にも!?)
「この平和を愛する心で、私は戦う!! 獣魂チェンジ!!」
【チェンジ!! ジュウソルジャー!!】
心咲はジュウソルフォンとジュウソルウォッチを見つめた後に目を瞑り、そう思い立ったのと同時に叫んだ直後、ジュウソルフォンを口持ちに近づけて叫んだ後、自身のジュウソルウォッチにかざした。
心咲のジュウソルウォッチから心咲のシンジュウを模した光が出現し、それを全身で受け止めた心咲はその光を肉体に纏い、ジュウピンクへと変身完了するのだった。
「私は……私は愛の不死鳥!! ジュウピンク!! この平和を愛する心と共に、私は戦う!!」
【コール!! ホーク!!】
ジュウピンクは名乗ったのと同時にそう言った後、ホークジュウソルリングでジュウトリンガーを召喚し、そのまま立ち塞がるブルート戦闘員を撃ち倒して行った。
「っ!! ……それでこそだ!!」
そんなジュウピンクを見て笑みを浮かべながら、ジュウパープルも襲い掛かるブルート戦闘員達を斬り倒して行った。
「ヒィイイイ!? これもしかしなくてもヤバい感じフィッシング!?」
「うぅう~他のデカ乳ジュウソルジャーの奴らが来る前に、ここは退散するしか、」
その光景を見て釣り竿ブルートが思わず怯えながら言った事に対し、デリィも冷や汗を掻きながら言った直後……
「ハァアアア!!」
「フィッシン~!?」
何処からともなく現れたジュウレッドのキックを食らって釣り竿ブルートは倒れ、そのキックしたジュウレッドが着地した場所にはジュウブルーにジュウグリーン、他のジュウソルジャーの面々もいた。
「レッド!? 皆!?」
「すまない、遅くなった!?」
「あちこちで女性のブラが取られる話やブルート反応を見て来て見れば……釣り職人に謝るべきだろ貴様。」
「んぅううう!?」
ジュウレッド達を見て声を上げたジュウピンクにジュウブラックが謝る隣でジュウゴールドは目を細めながら釣り竿ブルートを見て言い、それをきいて悔し声を漏らしながら立ち上がる釣り竿ブルート。
「じゃあ、時間も勿体ないから短縮版で!!」
「は、はい!! 獣魂戦隊!!」
『ジュウソルジャー!!』
その後、ジュウグリーンの話を聞いたジュウレッドは一瞬戸惑いながらも、文字通り名乗り短縮版を言い初め、最後の部分は全員で声を上げるのだった。
「んぅおお!? 本当に短縮版でビックリした!?」
「何ぃ!? 全員のブラを吊り上げるだけフィッシング!! お前達ぃ!?」
『キシャアアア!!』
短縮版名乗りを聞いて思わず驚くデリィと、それにも臆せずに叫んだ釣り竿ブルートの言葉を聞いてブルート戦闘員達はジュウソルジャーに襲い掛かり、それに応戦し始めるジュウソルジャーの九人。
「よっと!! ピンクこれ!!」
「えっ!? おっと……これは?」
そのブルート戦闘員達を殴り倒しながらジュウグリーンは、ジュウピンクに向けてある物を投げ渡した。
それは表面に黒色のアノマロカリスのレリーフと背面にピンク色の「未来戦隊タイムレンジャー」のタイムピンクのマスクが彫られたレリーフがあるジュウソルリング……「アノマロカリスジュウソルリング」だった。
「なんか色々吹っ切れた感じだったからさ、それの祝いも兼ねてかな!? それ使ってアイツぶっ倒しちゃって!!」
「………はい!!」
【コール!! アノマロカリス!!】
ジュウグリーンの言葉を聞いたジュウピンクは意気揚々に答えた後、ジュウトリンガーをしまった後にアノマロカリスジュウソルリングを着けて、ジュウソルフォンに掲げる。
するとジュウピンクの右腕にタイムレンジャーのロボであるタイムロボのクロノシールドをもしたピンクの盾先端にタイムピンク専用アローベクターを模したピンクの刃が付いた「アノマロクローシールド」が召喚された。
「えぇええい!? お前はさっき大物ブラ釣りあげたから、こうなったら身ぐるみ全部釣り上げてやるフィッシングゥ!!」
そんなジュウピンクを見て言った釣り竿ブルートは、ジュウピンクに向けて右手の釣り竿を振るって針を放ったが……
「ハァア!!」
「フィッシィ!?」
ジュウピンクはアロマノシールドクローの盾部分でその針を防ぎ、それを見て釣り竿ブルートが驚く中……
「そう何度も自分の服、釣られてたまるもんですか!?」
ジュウピンクはそう言った後に空高く飛び、同時にアノマロシールドクローを上げると……
「そんな悪戯に使う釣り竿は……こうです!!」
「フィシィイイイン!?」
ジュウピンクは叫びながら急降下し、その勢いのままアノマロシールドクローの刃を振るって釣り竿ブルートの釣り竿を斬り裂いた。
「あぁああああ~!! 儂の大事な釣り竿がぁ~!!」
「っ!? 今だ!! キマイラット!!」
【キマイラセットォ!!】
釣り竿が破壊されたのを見てショックを受ける釣り竿ブルートに気づいたジュウパープルは、尽かさずキマイラットを召喚してすぐにジュウソルウォッチに接続し……
「重獣魂チェンジ!!」
【スーパーコール!! キマイラ!!】
ジュウパープルはジュウソルフォンに向けて叫んだ後、ジュウソルフォンをキマイラットに掲げた後、キマイラットから十体のシンジュウを模した光が出て来てすぐに一体のキマイラとなり、キマイラの姿をした光はジュウパープルに向かって飛びかかるののと同時にアーマーに変化してジュウパープルに装着された。
「ジュウパープル……キマイラアーマー!!」
「あぁヤバいの来た!? どうする釣り竿ブルート!?」
「どうするも何も、釣り竿壊れたし……逃げるフィッシングゥ!?」
キマイラアーマーを装着完了したジュウパープルを見てデリィが慌てながら問い、それに涙声で言う釣り竿ブルートだったが……
「逃がすか!?」
【コール!! ケツァルコアトルス!!】
「キィイイ!!」
それをさせまいとジュウブルーはケツァルコアトルスジュウソルリングでケツァルブーメを召喚してすぐにブーメラン状態に変形して手元に持つと……
「ハァアアア!!」
「フィシィイイン!?」
「わぁあああ!?」
ジュウブルーはそのケツァルブーメを投げ、それを食らった釣り竿ブルートとデリィはその場に倒れてしまった。
「今だ!!」
「了解!!」
それを見てジュウブルーが言った事に頷いたジュウパープルは足元を強く蹴った後に自身の刃にエネルギーを溜め……
「スーパードルフィン・スラッシュ!!」
「フィシィ!! フィシシ!! フィッシィイイ!!」
フラフラと立ち上がった釣り竿ブルートに対し通常より早く攪乱させながら、同時に無数の斬撃で釣り竿ブルートを斬り裂いて行き、トドメの斬撃を食らった釣り竿ブルートは思い切りぶっ飛んだ後……
「釣……釣り糸の扱いにはご注意……フィッシィイイイン!!」
ちょっと立ち上がった後にそう言い、そのまま再び倒れて爆散するのだった。
「痛たたたたた……えっ!? アイツやられたの!? ヤバッ!!」
遅れて立ち上がったデリィは釣り竿ブルートが倒れたのに気づき、その後すぐにブルート戦闘員達も倒されていた事にも気づいたのと同時にこの場から逃げ去るのだった。
「フゥ……んぅ?」
「………ニィ!!」
「……んぅ。」
キマイラアーマーが解除されたのと同時にメットを外した紫夜はふと心咲の方を見ると、心咲が指でVサインしながら満面の笑みを浮かべたのに対し、紫夜も指でVサインをしながら笑みを返すのだった。
――――――
「………余計な事を。」
そんな光景を物影から見ていた龍華もといジュウドラゴンは、紫夜を見てそう呟いた後にこの場から去って行くのだった。
―――――
「そっか……自分がプロフェッサーJが千咲さんを犯して産まれた娘、敵のトップの娘だから、自分に平和を愛する事が許されるのかって思ったのか?」
「うん……心配かけてごめん。」
十桜学園の屋上にて、恋から貰った鎮静剤を飲みながら心咲の話を聞いた紫夜は言い、話を聞いて貰った心咲は頭を下げて謝った。
「いや……気にしないで、って言っても心咲の事だから気にするんだろうな……だから、これだけ言わせて。」
「えっ?」
「例え心咲が、心咲が敵のトップの娘だろうと私達は……私は気にしない。それで世界がお前を傷つける事になっても……私は、私だけはお前の、心咲の味方だ。」
「っ…………」
そんな心咲に対して言った紫夜の言葉に、思わず頬を真っ赤にする心咲。
「そ、そう……じゃ、じゃあ私!! 用事思い出したから先帰るね!?」
「お、おぉ……」
っと、髪で顔を隠しながら言った心咲は去って行き、一人残った紫夜は……
「………ヤバい、流石にかっこつけ過ぎたかも。」
さっき自分が言った言葉を思い出し、恥ずかしさで顔を真っ赤にしていた。
―――――
「…………………」
その頃屋上から階段で降り、近くの廊下を歩いていた心咲は道中で足を止めると、
(どうしよう……さっきの紫夜の言葉と顔が忘れれなくて……それ処か、紫夜の事考えると……む、胸が//////!?)
先ほどの紫夜の言葉と顔を思い出しつつ、紫夜の事を考えてる内に顔は更に真っ赤になり、胸の振動も上がる一方だった。
これ書いている内にジュウパープル……紫夜が主役になって来た感じが強くてすみません。
こんな感じで良ければ、よろしくお願いいたします。
また何かあれば活動報告かメッセージなどでコメントしてくだされば幸いです。
次回はある作品を使ってのクロスオーバーもやって見ようかなって考えてますので、今後ともよろしくしてくだされば幸いです。
失礼致しました。