※この作品はR-18です。

もう1人のプレイヤー   作:ハーブマン

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玉座に現れし者

アインズ「ゴホン。入室を許可する。入りたまえ」

 

???「失礼します」

 

 

頭から足までの大きな真っ黒のマントを羽織った、アインズと同じほどの大きな体躯をした者が扉から入ってきた。

ちなみにアインズはこの時、念の為にシットマクスで顔を隠し、いつもの黒いローブとは違う服装で出迎えている

 

アルベド「おい。貴様、魔導王陛下の御前ですよ。膝を屈しなさい!!」

 

???「えっ?!あぁ、すみません」

 

アインズ「アルベド!!!」

 

アルベド「はっ!はい!アインズ様!」

 

アインズ「勝手な真似をするな。彼は客人だぞ。もういい、お前は下がっていろ」

(おいおいおい、やめてくれよぉ。せっかく来てくれた人に嫌な印象を与えちゃダメだろぉ。)

 

アルベド「しかし!御身お一人では!…いえ、申し訳ありません。失礼いたします」

 

アインズ「うむ。」

 

アルベドは怒られたことにより寂しげで、悲しげな表情をしながら退出して行った。

 

アインズ(ふぅ、よし!この部屋には防音魔法もかけているし、外に声が漏れる心配もない。まずは相手がプレイヤーなのかを確認しなきゃだよな。プレイヤーだと確信が得られるまでは王らしい態度で接しなければ!)

 

アインズ「よく来てくれた。長旅だったのかな?」

 

???「あぁ、はい。まぁ、かなり遠いところから来ました」

 

アインズ「それはそれは、大変だっただろう…ところで、ここに来た要件とは?」

 

???「はい。えぇーっと…その、アインズ・ウール・ゴウンって…あのーギルドっていうか…えぇーっと、なんて言ったらいいんだろうな」

 

アインズ(あちらも、こちらがプレイヤーだと確証を得られている訳では無いから、下手に言い出せないんだな。無理もない。彼が知っているアインズ・ウール・ゴウンはギルドの名であり、個人の名ではないのだからな。よし、彼が来るまでに考えたプレイヤー判別質問!さっそくやってみるか)

 

アインズ「あぁ、そうだ。君に質問があるんだが、『ナインズ・オウン・ゴール』と言うものを知っているかな?」

 

『ナインズ・オウン・ゴール』 これはギルド アインズ・ウール・ゴウンが出来る前の名前である。この名を知っているものは極小数だが、この名を知っているのならユグドラシルプレイヤーであることが確定する。

 

アインズ(どうだ?!知ってるか?いや、さすがに知らないかな…アインズ・ウール・ゴウンの名は轟いていたけど、ナインズ・オウン・ゴールの名を知るものは少ない。さて、次の質問は…)

 

???「しっ、知ってます!あの!やっぱりあなたって!」

 

アインズ「えっ?!知ってる?!ってことは!」

 

アインズ&???「ユグドラシルプレイヤーですか!?!」

 

ディアー「えっ!あ、はい!ユグドラシルプレイヤー、ギルド・『天空の森』副ギルドマスター!ユーザー名はディアーと申します!」

 

アインズ「あっ、ギルド・『アインズ・ウール・ゴウン』のギルドマスター モモンガと申します。現在は改名してアインズを名乗っています」

(あぁ!急に自己紹介されたからサラリーマン時代の癖で反射的に挨拶しちゃった!癖って怖いな…)

 

ディアー「あの!えー…『アインズ・ウール・ゴウン』ってあの『アインズ・ウール・ゴウン』ですよね…?ワールドアイテムの保有数がギルド1位であり、ワールドディザスターのウルベルトさんや、ワールドチャンピオンのたっち・みーさんが所属していて、強力なギルド拠点で1300人のプレイヤー、傭兵NPCを撃退したとされる、あの『アインズ・ウール・ゴウン』ですよね?!」

 

アインズ「え?あぁ、よくご存知で…」

 

ディアー「僕、大ファンなんですよ!実はユグドラシルを始めたのもアインズ・ウール・ゴウンがきっかけで、いつか絶対にお会いしたいと思ってたんです!」

 

アインズ「えぇ?!そ、そうなんですぁー?て、照れるなぁーんふふ」

 

ディアー「そうなんですよ!あ、それの印に!」

 

ディアーがマントを脱ぐ。そして現れたのは体は大男で鹿の頭をした異業種だった。装備品はマジックキャスターのものみたいだ。藍色のローブに黒いブーツ、ゴリラのような指にはめられた見慣れない指輪のアイテムを1つ装備しているようだ。

 

ディアー「異業種を選択してるんです!いつか、アインズ・ウール・ゴウンの方々と肩を並べて戦いたいと思っていたので…」

 

アインズ「そうなんですか?いやぁーそう言われると嬉しいですねぇ」

 

表情は変わらないが明らかにテンションが上がっている。ギルドや仲間、ナザリック地下大墳墓のことまで褒められて嬉しくないわけが無いのだ。それに加え、自分達に憧れてゲームを始めたなんて言われたら、それはもう嬉しさは天元突破する。

 

アインズ「あぁ、そうだ!この世界に転移してからのことや、転移する前の事を聞かせて貰えませんか?」

 

ディアー「あ、分かりました。少し長くなってしまうのですが…」

 

 

続く

 




かなり長くなってしまってすみません。途中、かなり読みにくくなってしまったと思います。次からはこのようなことが無いよう注意します<(_ _)>
Byハーブマン
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