※この作品はR-18です。

もう1人のプレイヤー   作:ハーブマン

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王国殲滅 戦争 その8 リク・アガネイア戦 序章

同刻 ナザリック 地下大墳墓にて

 

アインズはアインズの姿に化けたパンドラズアクターと交代し、ナザリックの玉座の間にて待機していた。

 

アインズ「パンドラズアクターよ。何か異常はあるか?」

 

アインズが伝言(メッセージ)にてパンドラズアクターに状況を確認する。

 

パンドラ「いえ、現在異常は見られません。ここまで音沙汰が無いということは…」

 

アインズはパンドラズアクターの次のセリフを予測し、言葉を続ける。

 

アインズ「あぁ、恐らくは今回の采配をしているディアーさんを止めに行ったか。ならば、我々のすることは分かっているな?」

 

パンドラ「はっ!直ちにコキュートス殿に王国内に進行していただき、アインズ様の舞台を整えていただく。そして、天空の森の皆様方には撤退していただくよう連絡する…ですね?」

 

アインズは鼻を鳴らすように笑ってみせ、軽く笑みを浮かべながら答えた。

 

アインズ「その通りだ。計画通りに頼む」

 

パンドラ「はっ!我が創造主たるウゥゥゥゥッナウィンズ様の御心のままに」

 

アインズは頭を抱え、過去の自分を呪いつつ伝言を切った。

そして、後でパンドラズアクターに話し方を少し改めることを命じようと心に誓った。

 

 

そして、場面はディアーへと移る

 

ディアーは天幕から離れ、わざと人気のない森の奥へと入っていった。

 

ディアー(距離を取りつつ、上空からこちらの様子を見ているのが1人。そして、息を潜め後を付けてきているのが1人…上の1人がかなり大胆に行動していることから、こちらが気づいていることにも気づいているはず。)

 

ディアーは隣のウォスクを見て、考えをめぐらせる。

 

ディアー(何を狙っている?考えられるのは幾つかあるが、1人が息を潜めているということは、陽動か?いや、後ろと同時に攻撃を仕掛ける挟み撃ちか?…情報が足りない。まぁ、やってみれば分かること)

 

ディアーに伝言が入った。ディアーは敵に動きを悟られぬよう、耳を触るようにして伝言に対応する。

 

ディアー(レンから?どうしたんだ?何かあったかのか?)

 

レン「ディアー様なら気づいてると思うけど、さっき言ったのとは別に息を潜めてる奴が一匹。どうする?私なら奴を後ろから奇襲することも可能。今からでも追いかけた方がいい?」

 

レンが先程、敵の数を1人しか言わなかったのは、明らかに息を潜めてる奴にディアー達が気づいていることを勘づかれないようにする為、敢えて口には出していなかったのだ。

 

レン「ディアー様は今話せないと思うから、YESなら愛してる、NOなら大好きで答えて」

 

ディアー(いや、バレるくない?)

 

レン「…沈黙?…私達の間に言葉は要らないってこと…?そ、そうだね。えへへっ、ごめんね。大丈夫。ディアー様の気持ちは伝わった。私もディアー様のこと、心の底から想ってるよ…じゃあ、切るね。また…連絡するね」

 

ディアーは頭を抱え、過去の自分の呪いながら伝言を切った。結局、どっちか分からない。奇襲に来るのか来ないのかハッキリしていない。

「想ってるってどっちだよ?!愛してるの方?それとも大好きの方?どっちなの?!」

などと思いながら目的地を目指し歩く。

 

次回、開戦




なんか、区切りが良かったので一旦ここで切ります。次回からディアーVSリク・アガネイア戦がバチバチに始まると思うのでお楽しみに!
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