エロトラップダンジョンの触手として転生した俺。いつか女神も調教すると誓い、今日もアクメ潮を浴びる。 作:夏之 夾竹桃
『随分とお楽しみだったようで………。』
ヒーラーの少女はあまりの快楽に気を失っている。しばらく起きることはないだろう。にしても、まだ元気なんだ………大絶倫じゃねぇか。かれこれ4~5時間はヤッてたと思うんだけどな。
「まぁ、久しぶりに食べたからね………。」
『それで、そろそろ話してくれてもいいんじゃないですか?リスクってなんです?』
「そうね………端的に言えば、私がこの界隈から追放される可能性。」
『大問題じゃないですか!?』
「言ったでしょ?あってないようなものよ。」
『………それはどういう?』
「ダンジョンマスター………言ってしまえば悪魔達。貪欲で自分のことしか考えない存在。それがもっとも欲するもの………なんだと思う?」
『悪魔が一番欲しがるもの………魂とかですか?』
「ある意味そうかもね。ただもっと解りやすく言うと、悪魔達が望んでいるのは人間になること。」
『人間に………?』
「悪魔達って言うのは神に見放された存在だからね。神に仕える天使よりも神の寵愛を受けれる人間に憧れるのさ。そしてその願いを叶えてくれる存在が私達には居る。」
『神ではなく………?』
「種の、人の『増える』と言う根元………そこには性欲が絡んでくる。それを司っているのがアスモデウス様よ。彼だけは、悪魔を人として転生させることが出来る。要は、このダンジョンは媚びを売るためなのよ。彼がどれ程強くなるか………誰がどれだけ貢献したのか。それにより私達は、人間に生まれ変わることが出来る。」
『それで………どうしてリスクがあってないようなものになるんです?』
「私の本質………それは淫魔であることと同時に生産すること。本来の私の力をもってすれば、こんなの出来レースじゃない?だから、私がこの戦いに挑むってなったときに皆からハンデを課せられた。それが触手以外使用しないこと。結果として私の格も落ちてダンジョンもこんな端的かつ質素な作りな訳だけど………そこに現れたのがイレギュラーである君な訳よ。だから、ルールの範疇で大暴れしたことになるのよね。これ。」
『な、なるほど………大丈夫なんですか?またアスタロトにちょっかいを出されるんじゃ………。』
「大丈夫よ。あなたを使って暴れればいいんだもの。」
果たして、本当にいいのだろうかと疑問が浮かぶも、まぁ、リリスさんの考えだしと言うことで納得する。
『俺を使って暴れるって言っても前回俺、手も足も出ないとかの話じゃなかったんですけど………。』
「まぁ、そこは………あの子を使って何とかしましょう?」
『あの子?』
「ほら、前に【支配】をしたあの子。」
『あぁ………確かにあのあと本来なら隷属させるつもりでしたよ?ただ………今あの子の居場所が解らないんですよね………。』
「解らない………?」
『アスタロトがここに来る前辺りから居場所がつかめなくって………。』
「してやられたわね………。」
恐らくは、アスタロトの隷属になったということだろう………なんとも都合が悪い。
『何か他に対策はなかったでしょうか………。』
「………1つ思ったんだけど、あなた人間よね?」
『え?えぇ、そのはずですけど。どうしたんですか?』
「いや、あまりにも思考が悪魔よりと言うか………機械的じゃない?たまにあなたの狂気に飲まれてしまいそうになることがあるのよ。触手に転生した弊害かしら………?」
『うーん。そう言われてもあんまり、自分じゃ自覚はないんですけどね………。』
「………まぁ、何かしらのショックは受けてそうよね。それはそれとして、アスタロト対策ならもう1つ考えがあるわ。」
『あるんですか?』
「少し格を取り戻したんだもの。当然よ。」